その1
スポーツサイクルフェスティバルレポートの続きです。
ミズタニ自転車からはBD-1。
今回はBromptonはなかったのですよね。

まあ、もっさりした乗り味のBromptonよりも、シャキシャキした走行感のBD-1の方が、こういったチョイ乗りの走行会ではアピールしやすいんだろうなあ。
BD-1については、去年もひと通り試乗したが(そのときの模様はこちら)、今回は内装11段変速のAlfine(定価220,500円)に試乗。

ギア比の設定がワイドでいいですね。
これなら小樽の地獄坂でも、余裕で足をつかずに対応できそうだ。
輪行を絡めた、峠道を含むツーリングではいいですね。これ。
とは言え、自転車について贅沢になったのか、どうもBD-1にはトキメクものが感じられないのだよなあ。
一度Bromptonのよさを知ってしまうと、ギアが多いとか、そういうことでは心動かないよね。
「だって畳むとブロンより場所とるし、かと言って、走りでもブロンに比べてものすごく速いとか楽とかそんなことないし」
なんて思うと、あえてBD-1を買い足そうという理由はない。
昔はブロンよりもBD-1に憧れていたんだけどね。
(当時は、「何で3段変速しかないのにブロンはこんなアホみたいに高いんだ?どーせママチャリに毛はえたぐらいの走行能力しかないくせに」とブロンを誤解していた)
年を取ると嗜好も変わってくるものだ。
と言うか、ブロンに対する満足度が高すぎるのだよな。
もう、折りたたみ自転車でブロン以外の相棒は考えられないのである。
お次はコソさんも試乗したFUJIのコメットR(定価75,600円)。

クロモリのミニベロロードですね。
乗り心地は、やはりアルミのファーナ号と比べるとソフトな感じ。
クラシックな感じの外観は気に入っているが、ダブルレバーってこんなに扱いにくいのね。
慣れれば問題ないんだろうけど、STIレバーしか知らない私にとって、これはちょっとなあ…と。
最初に新しいものから入ると、古いものが扱えなくなりますね。
「スポーツサイクルファスティバル」と銘打っておきながら、なぜか存在するママチャリ。

ママチャリと言っても、電動アシストがついているわけだが。

私はこの手の電動自転車は邪道と思い続け、まるで興味がなかったのである。
「あんなものは年寄りが乗るもので、いい若い者が乗るものではない」と。
ところが、最近、実家の母親が「電動自転車に興味がある」と言うことで、「おお、うちの母親もついに年寄りの仲間入りか」と心底ガッカリした。
……などということはなく、やはり母親のために電動自転車はどんな自転車か調査するのがせめての息子の役割だろうと、心を入れ替えて電動自転車に取り組むことにしたのであった。
今までバカにして悪かった電動自転車。
これから謙虚な気持ちで試乗させていただきます。
そんなわけで、まずはYAMAHAのPAS CITY L8(定価134,000円)
YAMAHAが自転車を作っていることを、この日初めて知った。
内装8段変速です。グリップシフトですね。

パワーの調節や、速度表示とかはハンドルの左側についています。

さっきまで乗ってきたロードとかに比べると、めちゃくちゃ重いぞ、この自転車(28.9kg)。
両足がペタンとつくサドルの高さや、ピンと真っ直ぐに背中を立てたポジションに違和感を感じながら、スタート。
あれ、誰よ?俺の背中押してるの?
と、勘違いするぐらいに、スタートはスムーズ。
全然30kgぐらいの重さは感じない。
ちょっとペダルを踏むだけで、グインと自転車は進んでいく。
でもって、コーナーでスピードを落として、また加速するときも「グイン」と電動の力を感じる。
おお、これはゴーカートみたいで面白い。
残念ながらコースは平地だけだったので、登坂能力はわからないが、これならちょっとした坂道でもお茶の子さいさいで上れるな。
逆にスピードを出し過ぎないように気をつけなければならんなと思うぐらいだ。
(多分、スピード出しすぎを防ぐために速度計がついていると思われる)
1充電あたりで約30~40kmぐらい走れるので、ちょっとした買い物にはこれでお釣りが来るぐらい十分だ。
充電回数は約700~900回ということで、仮に1日あたりの走行距離を5kmと仮定すると、一充電あたり約7日使用できると言うことで、900回では約6000日。
少なくとも10年以上は余裕で持つ計算になるな。
Panasonicの電動自転車もあったので試乗してみました。
リチウムビビ・DX(定価109,000円)。重量は27.0kg。

変速は内装3段。

でもって、YAMAHAの自転車同様、ハンドルの左側にパワー調整などのコンソールがついている。

では、走りましょう。
うわ、誰だ?めっちゃ強く俺の背中押す奴は?
電動アシストの具合はYAMAHAに比べると、Panasonicの方が圧倒的に強い。
さすがは電器メーカーだ(あんまり関係ないか)。
YAMAHAに比べて、変速は3段とショボイが、これだけアシストが効いていれば3段で十分だ。
っつーか、アシスト付きでYAMAHAの8段は多すぎるんじゃね?と思うぐらいだ。
(ただ、1充電あたりの走行距離はYAMAHAに比べると若干短い)
わざとコーナーでめちゃくちゃスピードを落として、グイーンと加速する様子を心ゆくまで楽しんだ。
Panasonicには他にも「走りながら充電できる」なんてモデルの試乗車もあったなあ。
これだと平地モードで100km以上持つらしい。
バカにしていた電動自転車だが、これはこれですげー便利だなあ。
ちょっとスピードの出ないスクーターとして十分使えるよ、これ。
ただ、これで人の多い歩道を走るのは危険だと思う。
重量が重い分、事故ったときのダメージはでかそうだし。
≪結論≫
電動自転車は便利だが、コイツを安全に走らせる交通インフラの整備(自転車専用レーンを充実させるなど)がないと、歩行者とのトラブルが問題になるんじゃないかなあ。
車道を走れというのが正論と言えば正論なんだが、スポーツ自転車と違って、こういう自転車に乗るのは足腰の弱ってきた高齢者が多いということを考えると、車がビュンビュン走る車道走行を強いるのもどうよ?って気がするし。
まあ、とどのつまりは、電動自転車は「歩道を時速10km/hちょっとぐらいで、足に力を入れなくても進む乗り物」っていう認識で使いましょうということなのでしょうかね。
一応、20km/hぐらいで速度調整はされるようになっているが、それでも20km/hっつったら、結構なスピードよ。
重さはママチャリの1.5倍ぐらいあるわけだから、ママチャリと同じスピードでも、歩行者に衝突したときに与えるダメージはかなり大きくなるわけだしね。
こういう自転車が増えてくると、ますます自転車専用レーンの充実が必要になってくるだろうね。
と、最後に電動自転車についての考察を入れたところで、サイフェスレポは終了。
時間を割いて、電動自転車の裏事情を教えてくださったYAMAHAの担当者の方、ありがとうございました。
スポーツサイクルフェスティバルレポートの続きです。
ミズタニ自転車からはBD-1。
今回はBromptonはなかったのですよね。

まあ、もっさりした乗り味のBromptonよりも、シャキシャキした走行感のBD-1の方が、こういったチョイ乗りの走行会ではアピールしやすいんだろうなあ。
BD-1については、去年もひと通り試乗したが(そのときの模様はこちら)、今回は内装11段変速のAlfine(定価220,500円)に試乗。

ギア比の設定がワイドでいいですね。
これなら小樽の地獄坂でも、余裕で足をつかずに対応できそうだ。
輪行を絡めた、峠道を含むツーリングではいいですね。これ。
とは言え、自転車について贅沢になったのか、どうもBD-1にはトキメクものが感じられないのだよなあ。
一度Bromptonのよさを知ってしまうと、ギアが多いとか、そういうことでは心動かないよね。
「だって畳むとブロンより場所とるし、かと言って、走りでもブロンに比べてものすごく速いとか楽とかそんなことないし」
なんて思うと、あえてBD-1を買い足そうという理由はない。
昔はブロンよりもBD-1に憧れていたんだけどね。
(当時は、「何で3段変速しかないのにブロンはこんなアホみたいに高いんだ?どーせママチャリに毛はえたぐらいの走行能力しかないくせに」とブロンを誤解していた)
年を取ると嗜好も変わってくるものだ。
と言うか、ブロンに対する満足度が高すぎるのだよな。
もう、折りたたみ自転車でブロン以外の相棒は考えられないのである。
お次はコソさんも試乗したFUJIのコメットR(定価75,600円)。

クロモリのミニベロロードですね。
乗り心地は、やはりアルミのファーナ号と比べるとソフトな感じ。
クラシックな感じの外観は気に入っているが、ダブルレバーってこんなに扱いにくいのね。
慣れれば問題ないんだろうけど、STIレバーしか知らない私にとって、これはちょっとなあ…と。
最初に新しいものから入ると、古いものが扱えなくなりますね。
「スポーツサイクルファスティバル」と銘打っておきながら、なぜか存在するママチャリ。

ママチャリと言っても、電動アシストがついているわけだが。

私はこの手の電動自転車は邪道と思い続け、まるで興味がなかったのである。
「あんなものは年寄りが乗るもので、いい若い者が乗るものではない」と。
ところが、最近、実家の母親が「電動自転車に興味がある」と言うことで、「おお、うちの母親もついに年寄りの仲間入りか」と心底ガッカリした。
……などということはなく、やはり母親のために電動自転車はどんな自転車か調査するのがせめての息子の役割だろうと、心を入れ替えて電動自転車に取り組むことにしたのであった。
今までバカにして悪かった電動自転車。
これから謙虚な気持ちで試乗させていただきます。
そんなわけで、まずはYAMAHAのPAS CITY L8(定価134,000円)
YAMAHAが自転車を作っていることを、この日初めて知った。
内装8段変速です。グリップシフトですね。

パワーの調節や、速度表示とかはハンドルの左側についています。

さっきまで乗ってきたロードとかに比べると、めちゃくちゃ重いぞ、この自転車(28.9kg)。
両足がペタンとつくサドルの高さや、ピンと真っ直ぐに背中を立てたポジションに違和感を感じながら、スタート。
あれ、誰よ?俺の背中押してるの?
と、勘違いするぐらいに、スタートはスムーズ。
全然30kgぐらいの重さは感じない。
ちょっとペダルを踏むだけで、グインと自転車は進んでいく。
でもって、コーナーでスピードを落として、また加速するときも「グイン」と電動の力を感じる。
おお、これはゴーカートみたいで面白い。
残念ながらコースは平地だけだったので、登坂能力はわからないが、これならちょっとした坂道でもお茶の子さいさいで上れるな。
逆にスピードを出し過ぎないように気をつけなければならんなと思うぐらいだ。
(多分、スピード出しすぎを防ぐために速度計がついていると思われる)
1充電あたりで約30~40kmぐらい走れるので、ちょっとした買い物にはこれでお釣りが来るぐらい十分だ。
充電回数は約700~900回ということで、仮に1日あたりの走行距離を5kmと仮定すると、一充電あたり約7日使用できると言うことで、900回では約6000日。
少なくとも10年以上は余裕で持つ計算になるな。
Panasonicの電動自転車もあったので試乗してみました。
リチウムビビ・DX(定価109,000円)。重量は27.0kg。

変速は内装3段。

でもって、YAMAHAの自転車同様、ハンドルの左側にパワー調整などのコンソールがついている。

では、走りましょう。
うわ、誰だ?めっちゃ強く俺の背中押す奴は?
電動アシストの具合はYAMAHAに比べると、Panasonicの方が圧倒的に強い。
さすがは電器メーカーだ(あんまり関係ないか)。
YAMAHAに比べて、変速は3段とショボイが、これだけアシストが効いていれば3段で十分だ。
っつーか、アシスト付きでYAMAHAの8段は多すぎるんじゃね?と思うぐらいだ。
(ただ、1充電あたりの走行距離はYAMAHAに比べると若干短い)
わざとコーナーでめちゃくちゃスピードを落として、グイーンと加速する様子を心ゆくまで楽しんだ。
Panasonicには他にも「走りながら充電できる」なんてモデルの試乗車もあったなあ。
これだと平地モードで100km以上持つらしい。
バカにしていた電動自転車だが、これはこれですげー便利だなあ。
ちょっとスピードの出ないスクーターとして十分使えるよ、これ。
ただ、これで人の多い歩道を走るのは危険だと思う。
重量が重い分、事故ったときのダメージはでかそうだし。
≪結論≫
電動自転車は便利だが、コイツを安全に走らせる交通インフラの整備(自転車専用レーンを充実させるなど)がないと、歩行者とのトラブルが問題になるんじゃないかなあ。
車道を走れというのが正論と言えば正論なんだが、スポーツ自転車と違って、こういう自転車に乗るのは足腰の弱ってきた高齢者が多いということを考えると、車がビュンビュン走る車道走行を強いるのもどうよ?って気がするし。
まあ、とどのつまりは、電動自転車は「歩道を時速10km/hちょっとぐらいで、足に力を入れなくても進む乗り物」っていう認識で使いましょうということなのでしょうかね。
一応、20km/hぐらいで速度調整はされるようになっているが、それでも20km/hっつったら、結構なスピードよ。
重さはママチャリの1.5倍ぐらいあるわけだから、ママチャリと同じスピードでも、歩行者に衝突したときに与えるダメージはかなり大きくなるわけだしね。
こういう自転車が増えてくると、ますます自転車専用レーンの充実が必要になってくるだろうね。
と、最後に電動自転車についての考察を入れたところで、サイフェスレポは終了。
時間を割いて、電動自転車の裏事情を教えてくださったYAMAHAの担当者の方、ありがとうございました。
# by gossy54200 | 2012-05-24 00:42 | 自転車 | Trackback | Comments(1)






































