ブロンプトン退院
「ブロンプトンが直った」
という連絡があったので、仕事終了後ブロンプトンを迎えに行った。
異音の原因は、店員氏曰く
「接続部のサスペンションが砂とかで汚れてうんたらかんたらだから」
ということだ(基本的に私は人の話をちゃんと聞かない人間です)。
で、そこの部分を掃除して、ゴムにも対応できるような油を差したということだ。
多分、原因となったのは部分は下の写真の矢印で合っていると思う。
店の駐車場で治療の完了したブロンプトンにまたがった。
おお、異音は全くしない。
店員氏に3回ぐらいお礼を言い、お金を払おうとしたら
「いいえ、お金は一銭もいただきません」
と、笑ゥせぇるすまんの喪黒福造のようにさわやかな笑顔を残しながら、店員氏は去っていった。
ホーッ、ホッ、ホッ、ホッ。
いい店だ。今度から極力秀岳荘でチャリ部品を買うようにしよう。
早速、家に帰って、近所をぶらぶらすることにした。
とりあえず新川サイクリングロードを北上することにしよう。
漕ぎ始めはすこぶる快適だったのだが、5分ぐらいしたらまた例の異音が聞こえてきた。
「gossyさん、あなたは約束を破りましたね。あれほどすぐに乗ってはいけないと言ったじゃないですか」
という喪黒福造の声が天からドーン!と聞こえてきたが、
冷静に考えると、店員氏に「すぐ乗っちゃいけません」などと一言も言われていないわけで、
多分空耳だろうと、天からの声を無視して、ぎこぎこ進む。
進んでいくうちに、異音は弱くなってきた。
よかった、よかった。
きっと、まだ差した油がなじんでいないのだろう。
なんとなく川辺で一枚。
ああ、平和だなあ。のどかだなあ。
天狗橋という橋があって、橋の名前の由来が書かれているプレートがあった。
何か伝説めいたすごい由来があるのではないかと思ったが、
読んでみると、この橋を建設したときの棟梁の鼻が高かったからというしょーもない理由だった。
こんなどうでもいい話のために税金使ってプレートなんて作るんじゃねえ!
更に北上していくと、まだ雪が残っていて行き止まりになっていた。
行き止まりか。残念ながら仕方がない。
続きはまた雪が溶けてから行くことにして、今日のところはここで引き返そう。
コーチャンフォー新川店に行って、自転車雑誌を立ち読み。
自転車にiPhoneのGPSってちょっといいかなあと思ったりしたが、多分気のせいであろう。
(雑誌を買うと余計なものが欲しくなるので、基本自転車雑誌は買わないようにしてる)
ついでに、ひろさちや氏の本を立ち読み。
結構いいかも。Amazonで古本安く売ってたら大人買いしよう。
私に今必要なのは「頑張らない、自己中心的な考え方」だ。
そんなわけで、今年も自分の本能の赴くままに自転車に乗って、
何の役にも立たないツーリング日記を書き連ねていきたいと思うのであった。
by gossy54200 | 2010-04-03 18:47 | ブロンプトン