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燃えよ剣

ちまたでは坂本竜馬がはやっているようなので、あえて、新撰組に目を向けることにした。

「竜馬がゆく」で新撰組は思想もくそもないただのヤクザみたいなことが書かれていたので、
新撰組関係のものは毛嫌いしていたが、
ブックオフで安く売っていたので、ついつい新撰組を知るためのバイブル「燃えよ剣」を買ってしまった。

読んだ。
夢中で読んだ。

見直したぞ!土方歳三!

そうだ!武士に政治的思想などはいらん!
戦争の意義とかそんなものは考えずに、目の前の敵を蹴散らす。
それだけでいいではないか!
男として迷わずに、自分自身に忠実であることが大事なのだ。

もう後半の二股口での戦いは鳥肌ものだった。
そうかそうか、函館にはこんなドラマがあったのか。
函館には何度か行ったことがあるが、
もう一度行きたくなる魅力がこの本・・・いや、歳さんにはあるのであった。

そんなわけで
函館に行って、そっから二股口(今の渡島中山峠)をブロンプトンで超えて、
江差に行って歳さんが北海道に渡った軍艦開陽丸を見て、
そんでもって新撰組とは関係ないが、ついでにフェリーで渡って奥尻島をブロンプトンで一周して、
締めにはこれまた新撰組とは関係なく、廃止が噂される江差線に乗って帰るという
俺だけにとって超ゼイタクな旅をそのうちやってみたいと思うのであった。


by gossy54200 | 2010-04-30 19:28 | 読書  

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