タイオガコクーンを使うために夕張に行った話(その5)

その4のつづき

ここからはタイオガコクーンを使った感想がメインになります。

パッキング作業はペダルを外したが、やはり後輪をうまく袋に収められず、10分近くかかった。
風が強くて袋がバタついたこともあったが、ハンドルとフォークを入れるのにかなり手こずった。
前後輪外すタイプに比べると確かにラクなのだが、
一度ブロンプトンを経験してしまうと、非常にめんどくさく、かつデカすぎて持ち運びが不便すぎるなあと感じた。

さて、私ははっきり言って石勝線をナメていた。
日曜の昼間にこんなローカル線に乗ろうなどという奴はせいぜい5人ぐらい・・・
いや、ひょっとしたらオレ一人の専用列車になるかもしれないな、などと甘い考えを持っていたのだが、
最初、10人ぐらいの乗客がいた。
途中、清水沢や新夕張や追分で結構人の乗り降りがあって、最終的には20人ぐらいになった。

最初はロングシートで4人分の席をぶんどって、悠々と座っていたわけだが、
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追分で高校生の集団が結構乗ってきたので、デッキに避難し、自転車を手で押さえながら立っていた。
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追分-南千歳間は一駅しかないのに
よくわからない信号所で特急列車通過待ちのため何分も停まったり、やたら時間がかかっていらいらした。
その間、私は立ったままじっと我慢大会のように倒れそうになる自転車を押さえていたのであった。

結局一駅進むだけで20分以上かかり、
これ以上は乗ってられないと言うことで南千歳で乗り換えることにした。
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さようなら一両編成のディーゼルカー。
あと一駅で終点だったのであるが、これ以上はとてもガマンできなかったよ。
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んで、快速エアポートに乗り換えです。
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エアポートでもやはり自転車はデッキに置いて、倒れないように押さえながら立っていた。
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それでも各駅停車のディーゼルカーに比べたら、快速の電車の楽なことよ。
15分ぐらいで北広島に着いた。
札幌まで乗っていてもよかったのだが、もうちょっと自転車に乗っていたかったのだ。
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やたらデカくて重い自転車を運びながら階段を上る。
私は優雅にサイクリングをしたかったわけであって、駅でヒーコラ筋トレなんかしたくないぞ
と思いながら改札口で、夕張からの料金を精算した(1600円)。

駅を出たところにちょうどいい広場があったので、自転車を組み立てることにする。
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さて、ここで問題が発生した。
前輪をはめたはいいが、車輪を回してみるとディスクブレーキからカラカラ音がする。
円盤部分とパッドが干渉しているのだろう。
ここは六角レンチを使って、微調整をする必要がある。
ちょっと面倒だが、ここを避けては自転車の達人にはなれない。
この程度の困難は喜んで立ち向かっていくべきなのだ。

と、ディスクブレーキの調整に対して集中力がマックスに高まってきたのであるが、ここで
六角レンチを忘れた
という重大な事実に気づいた。

あまりの自分の準備の悪さにボーゼンとした。あー、オレの馬鹿馬鹿馬鹿。

そういえば、この辺にスポーツ自転車を売っている店があったから、そこで六角を調達してもいいか
などと思ったが、もったいないので30kmぐらいならカラカラ音をガマンするという選択肢をとることにした。

ホントはたんぽぽのタイヤキを食って優雅にエルフィンロードを突っ走ろうなどと思っていたのだが、
自分への罰として、タイヤキ抜きで走っていくことにした。
「オレの自転車はちゃんと整備していませんよ」ということを周りにアピールするがのごとく、
カラカラカラカラ・・・・・、あー、やかましくてたまらんっちゅーの!

黄色のブロンプトンに乗った、ピンクの服を来たおしゃれなおねーちゃんがいて、30秒ぐらい見とれていた。
やっぱ、ブロンプトンっておしゃれ自転車だな。
私はファッション性よりも機能性を重視してブロンプトンを買った訳だが、
正直、ビジュアル的に考えて、俺にブロンプトンって似合っているのだろうか?
と、大いに疑問に思ったりしたわけであった。

あと、ロードに乗ったかっこいい女性ローディーがいたが、
彼女がヘルメットとサングラスを外した瞬間に春うららな夢が崩れてしまった。
この勝負は5回コールドゲームで、ブロンプトンのおねーちゃんの勝ち。

などと勝手なことを思いながら、札幌市内に入り白石サイクリングロードへ突入。
誰がなんと言おうが札幌で一番桜がキレイなところは白サイで決まりだ。異論は認めない。
もう一週間早く来たかったなあ。
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北8条西1丁目で、FR900の走行距離が4000kmになった。
イチローも私に負けないようにとっとと4000本安打を打ってほしい。
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4000kmを記念したところで、今回の日記を終わる。

≪今回の感想≫
・今回のように激しい坂のない100km程度の走行では、ブロンプトン輪行の方が圧倒的によい。
・コクーンの使用は、150km以上進んでもう帰れないなどの限界状況のときにとどめるべきである。
・コクーン使用時は列車を慎重に選ぼう。基本的にデッキで立っていることを覚悟しよう。
・ディスクブレーキは輪行に不向きだ。
・結局ディスクブレーキは、家に帰ってから六角なしで調整できた。
・やっぱりブロンプトンは輪行には最高の自転車だ。
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by gossy54200 | 2010-05-27 21:44 | MTB | Comments(4)  

Commented by waltz_t at 2010-05-27 22:04
うーむ、なるほど。
これほどタメになるインプレも珍しいです。
因数分解は教えるけど一坪がタタミ何畳の大きさなのか教えないようなインプレが多い中、実に有効な話です。

なにはともあれ、お疲れ様でした。
しかしこれがMTBでの最後の輪行になるとしたらちょっと残念な気も・・・・
(またやりますよね?)
Commented by gossy54200 at 2010-05-27 22:49
MTB輪行はもちろんまたやるつもりです!
ロングツーリングの中で特急列車で使うのがいいのかなあとか思っています。
(最後尾の席を確保して、縦置きしてリクライニングを倒せばうまく固定できそうな気がします)

ただ、ディスクブレーキの扱いにもう少し慣れておく必要がありそうです。
Commented by ゆげ@sottail_log at 2010-05-27 23:41 x
>正直、ビジュアル的に考えて、俺にブロンプトンって似合っているのだろうか?

OCR、FR900、ブロンプトンとそれぞれに乗ってる姿を見ていますが、客観的に観てブロンプトンが一番しっくりきてるけどな。
ウチのブログで書いた、一緒に中空知に行った話その1の最後の写真にもひそかに小さくごし氏の姿が映ってますが・・・
Commented by gossy54200 at 2010-05-28 23:30
黄色のブロンプトンに乗ったおねーちゃんは
まるで自転車雑誌から飛び出てきたかのような、おしゃれ系ブロンプトン乗りであったので
泥臭くガマン大会のようにブロンプトンを酷使している自分はどうよ?
と思ったわけでありますが、まあそういうブロ乗りがいてもよしということで納得することにしましょう。

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