しあわせコースで不幸せになった話

夏だ~。

夏といえば海だ~。

ということで、今回は厚田方面を目指します。
んで、北海道の自転車系のブログをいろいろ見てみると、
厚田に「しあわせコース」なる林道、激坂コースがあるということで、
海とは全然関係ないが、ちょっくらしあわせになってこようと思います。

さあ、出かけるぞ!とテンション高く出発しようと思ったら、いきなり前輪がパンクしている
なんで?
前回、朝里峠行ったときはなんともなかったぞ。

とはいえ、現実にパンクしているものは仕方がない。
ここは斎藤一人流に
「いやあ、出発前にパンクに気づくなんて俺はツイてるよ。これが出先だったらとんでもないことになってたよ」
と自分をだまし、パンク修理に取り組むことにする。

手早く前輪を外し、チューブを抜いて、風呂場の洗面器に水を張って、
チューブを入れ、携帯空気入れでしゅこんしゅこん空気を入れる。

「ゲ、バルブの根元のゴムが破けてる!」

これはチューブの経年劣化という奴であろう。
修理のしようがないので、チューブはゴミ箱にポイして、新しいチューブを入れて一件落着。

一件落着だったのであるが、ここで困った問題が起こる。
もう替えのチューブないじゃん

万一出先でパンクしたら、チューブ交換というワザが使えず、
今日のように修理不能のパンクが発生したら手も足も出ない。

これは今日出かけるなということか?
でも、こんな天気のいい日に出かけないのはもったいない。
こんなときはどうするか?

答えは簡単だ。
パンクしたら、そのとき考えればよい

ということで、予定より30分遅れで出発です。

国道231号線を北上して厚田方面に向かいます。

望来(もうらいと読みます)坂上から日本海がどどんと見えてくる。
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何度も見た光景なのであるが、これを見るたびに
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!
と織田裕二のモノマネをしている山本高広の気分になるのである。

セイコマ望来店で補給。
腹が減っていたためか、大量に買い込む。

確か、なんとか霊園に入る道を右に曲がれって書いてあったから、これを右に曲がればいいだろう。
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わかりにくい写真ですが、右に曲がると戸田墓地だよという看板があります。

んで、右に曲がってちょっと行くと、戸田墓地記念公園。
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墓地でメシを食うのもなんだが、他に適当な休憩場所を思いつかないため、ここで食うことにする。
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食い物を買ったはいいが、一人でこんなに食えるのか?腹が減っているときにやりがちな失敗である。
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とりあえず、おにぎり、羊羹、ウィダーインゼリーっぽい奴を食べて、残りはあとで食うことにしよう。

先に進みます。
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あれ?看板に厚田方面の表示がない。
これってもしかして道間違えた?
でも、ロードでびゅんびゅん走っている人がいるから、多分この道で合っているんだろう。

ということで、ロードの人の後についていった。
いや、厳密に言えば一瞬ついていって、すぐに後姿が見えなくなったのであるが。

チームの集団走行の人がいた。
すさまじいスピードでびゅんびゅん私を抜かしていく。

なんとなく、ロードの人の真似をして適当に30kmぐらい走り回っていたが、
30km走ってわかったことは
「やっぱりオレは道を間違えていた」
ということであった。

私が間違えた道は、ロードレースに出るような人がよく練習している定番コースだったのですね。
ついつい自転車の集団を見て「これだ!」と勘違いしてしまったわけです。
それにしても30kmも走る前に、自分の間違いに気づけよ!

そもそも間違いの原因となったのは
実はこの辺は、戸田墓地の他にも札幌霊園というのが存在していたのですね
札幌霊園の方に行くのが正解だったのです
こーゆーのは事前にきちんと調べておきましょう。

しかし、30kmも迷ったおかげで、メシを買いすぎた作戦は吉と出たのであった。
いろいろ食べながら、札幌霊園の方に向かって、右に曲がります。
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でもって、ここは道なりにまっすぐ行きます。
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そうすると5kmぐらい何もない細い道を進んでいき、
「本当にこんなところに林道なんてあるのだろうか?」
と不安になるのですが、不安が頂点に達した辺りで、目的の林道に到着します。
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いきなり8~10%の上りで、カウンターパンチを受けます。
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うわー、こりゃあキツイぜ!と面食らったのであるが、距離は意外となく、
その後は、平坦だったり下り坂だったり楽チンであった。
ふふふ、大したことないぜしあわせコース。

ちょっと油断をしたら、最後に絶望のどん底に突き落とされた。
なんですか?13%の上り坂って?
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この道は坂もさることながら、道は細いし、誰もいないし、
たまーに車が通ったら道が狭いからおっかないし、熊も出そうだし、ということで
一人で行っても辛くて怖いだけでしあわせでも何でもないということである。
こういう道は私のようにお友達のいない人は行ってはいけません。
多分もう一人では二度と行かない。

林道は終わって道道11号厚田月形線に入ります。
ここもゆるいながらも上りが延々と続くのですね。

ちょうどこの時間帯は、太陽がかんかん照りになっていて、
軽ーく熱中症っぽくなっていた。
とにかく、前に進む足取りが重い。
ボトルの水はぬるま湯になっていて、しかも残量がほとんどない。

こんな山中ではコンビニはおろか自動販売機もない。
これはピンチだ。どうする?どうするオレ?

これも答えは簡単だ。
倒れるまで前に進むだけだ
※ 現実問題として、倒れる前にしっかり補給するなり、木陰で休むなりしなさい。

下りに入ってなんとか持ち直し、浜益と当別への分かれ道。
当然、札幌に戻るには当別の方に行くのであるが、ふと浜益方面に目をやると・・・。
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自販機キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

ちょっとぐらい遠回りしてもいい。浜益方面に向かうのだ。
小銭を入れて、ミネラルウォーターを買う。
「くー、冷てー、うまい!」
110円のミネラルウォーター最高じゃ!

ミネラルウォーターパワーで、熱中症的症状はおさまったが、
さすがに走行距離が100kmを超えてくると、あー、尻が痛いだの、足が痛いだの、手のひらが痛いだの
いろいろな問題が発生した。
まあ、こういうのは命にかかわるような問題でないので、抹殺することにする。

当別ダム建設現場。
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当別の市街地に近づいていき、5時間ぶりにコンビニと再会する。
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厚田、浜益方面から当別にチャリで向かうときに最初に出現する神コンビニだ。
久々のコンビニに喜び、利用する自転車乗りが多いのか、やたら自転車置き場が立派なコンビニである。

自転車乗りにとっては神コンビニであるのだが、なんと明後日で閉店である。ガーン。
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とはいえ、数百メートル先にローソンが新しくできていたから大きな問題はないであろう。

基本、自転車に乗るときは和菓子系を好むのだが、
こんな暑い日に和菓子なんて言ってられない。
アイスだ。アイス。
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「うめー、62円の超デカチョコバー、最高じゃけん」
なぜか知らないが広島風に喜びを表現してみた。

さっきのミネラルウォーターといい、
自転車乗りというのはつくづく小さなことに大きな幸せを感じることのできる生き物である。

アイスパワーで、この後30km鬼漕ぎし、今回のサイクリング終了。

走行距離 145km
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by gossy54200 | 2010-06-27 21:38 | MTB | Comments(2)  

Commented by waltz_t at 2010-06-27 22:11
MTBでその走行距離は凄いですね。
購入MTBはフルサスを考えていますが、夏場のことを考えたらリジットもありなのかなぁと思えてきました。
Commented by gossy54200 at 2010-06-28 20:02
予定では100kmぐらいですむと思ったのですが
高岡で道に迷ったために苦行になってしまいました(苦笑)。

MTBは山遊びするならフルサス。
山へは行かんというのであればリジットでいいのではないかと思います。
見た目を無視した、実用一辺倒の意見ではありますが・・・。

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