最近読んだ本 まとめ
文章上達で肝心なことを、一行でまとめると
「読み手を意識しながらも、楽しく、たくさん書くこと」だそうで
なーんだ、私がいつもやっていることではないか。
・森永卓郎「<非婚>のすすめ」
岡田斗司夫「フロン」を読んだ人には、この本は必要ないかも。
(元々「フロン」はこの本を参考にして書いているからなあ)
データから経済的に非婚が得であるということを説いているが
うーん、これってただの数字遊びじゃない?
税制や社会保険なんて、今後どう変わるかなんてわからないし。
ただ、15年ぐらい前に、こういう内容の本を出す森永氏の先見性はさすがであると思う。
・齋藤孝「現代語訳 論語」
教訓めいたことがキライな私が、なんでこんな本を読もうと思ったんだ?
・金哲彦「3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから」
3ヶ月でフルマラソンを4時間以内に走れる練習メニューが書かれていて
「おお、これなら自分にもできるんじゃないか!」と、ちょっと思えてしまったが
現実問題として、意志薄弱な私に、こんなことはできるわけがないのだよなあ。
(英語ができるようになるには、毎日「ラジオ英会話」を聞けというのと同じようなことだ)
・荻原浩「コールドゲーム」
いじめられっ子の復讐物語。
これはコワイ。とにかくコワイ。ひたすらコワイ。
ついつい、中学時代いじめで不登校になってしまった同級生のことを思い出してしまう。
特に私はいじめに加担していたというわけではないのだが
やだねぇ、「傍観者」の自分が責められているような感じで。
物語は、いじめた側の中心人物の視点で書かれているが
「いじめられた子には、完全に復讐を果たしてほしかったなあ・・・」と
いじめられっ子の方に、感情移入しちゃいますね。
読後感は、東野圭吾の「さまよう刃」みたいな感じ。
その他にも積読されている本が、結構あるのにも関わらず
最近、やたら分厚い本を人から借りてしまい
本を読むことが、ただのノルマになってきているように思いつつ、今回の日記を終わる。
by gossy54200 | 2011-01-20 00:34 | 読書