ちょっと歩くスキーなど
とは言え、今回の目的はサイクルサーキットではありません。
自転車に乗ったり、走ったりと、毎週同じようなことばっかりしているので
少し目先を変えて、歩くスキーなるものに挑戦することにしました。
石川遼もゴルフのオフトレにやっているようだし、マネしてみよう。
レンタル料は200円。
おお、健康づくりセンターやつどーむよりも安いではないか。
受付のおねーさんにいろいろ説明を受けて、スキーを借りた。
長さは183cm、ストックは140cmだ。
私が普段ゲレンデスキーで使っているストックは、120cmなのだが
こんなに長いストックで大丈夫なのか?
コース図です。一周2.5kmあります。
さて、行きますか。
ちょっと写真ではわかりにくいが、左側のイラストの人がアフロへアーだったのが気になった。
なぜアフロ?
では、スキーを履きましょう。
ん?
あのー、スキーの履き方がわからないんですけど・・・
ゲレンデスキーとは全然形状の違う金具なので、どうやってはめればよいか検討もつかない。
とは言え、受付に行って聞き直すのも恥ずかしいので、テキトーに金具と戦ってみることにした。
3分ぐらいで、スキーはカチャッと靴にフィットした。
ふふ、クロカンスキー恐るるに足らずと思ったが、もう一回履けと言われても、うまく履ける自信がない。
まあ、でも、一度履いてしまえばこっちのものだ。
さあ、前へ進みましょう。
げ、進まん。
荻原兄弟とかを見てると、簡単にスイスイと進んでいるように見えるが
スキーが後ろに滑って、全然前に進まんぞ。
滑らせようとすると、うまく進まないので
歩くようにパタンパタンとスキーを前に出すと、スムーズに前に進むようになった。
前に進むようになったが、それこそ歩くのとほとんど変わらないスピードなので、あんまりおもしろくないぞ。
歩くスキーは、足だけを進めるでなくて
ストックをついてぐいっと漕ぐようにしていくので、上半身も結構疲れる。
(ストックはやはり長いぐらいでちょうどよかった)
うん、これは結構いい全身運動だ。
コースカッターがきちんとついていて、歩きやすいようにはなっています。
標識もきちんとついているので、道に迷うこともないでしょう。
ガリバーが「助けてくれ」と叫んでいたので、無視して先に進むことにした。
私はキミと違って忙しいのだ。
そり遊びをする親子連れが多かったですね。
そりをスノーモービルにつないで、引っ張ってもらってます。
もう、子どもは大喜び。こういうところでの家族サービスもいいものだね。
そり遊びの一角はにぎわっていたが、歩くスキーコースはほとんど人がいなかった。
途中からは、私一人だけになって、コースひとり占め状態。
利尻島のサイクリングロードを思い出すような、人のいなさっぷりだった。
正直、スピードが出なくてつまらんし、でもって、その割には体力使ってしんどいしということで
すぐやめようと思ったのだが、せっかく金払ったのに、すぐやめるのは勿体ないなあと
足が動かなくなる限界まで、公園内をぐるぐる回った。
途中でコースを外れて、去年の花見会場、琴似発寒川の河川敷をすらこら歩く。
今は雪に覆われているが、あと三ヶ月もすれば、花見の季節になるのだなあ。
結局2時間半ぐらいかけて、コースを4周した。
スキーを脱いだ瞬間、足の力がガクッと抜けて、立っているのがやっとであった。
(ついでに言うと、スキーを脱ぐときも、どうやって脱げばいいのか手間取った)
よし、200円分の元は十分にとったぞ(貧乏性)。
歩くスキーは、ゲレンデスキーに比べ非常に安く、健康的なのであるが
本格的な趣味にするには、いまいち面白みに欠けるなあ。
それでも、自転車や走るときとは、また違う筋肉を使い、いいトレーニングになりそうなので
年に2~3回ぐらいはやってもいいかなあと思いつつ、今回の日記を終わる。
by gossy54200 | 2011-01-30 20:30 | 日記