三本杉岩を目指して走る

せたな出張4日目。

前日、猛吹雪の中、道道740号線でひどい目に逢った私は
リベンジをすべく、せたなのシンボル三本杉岩を目指して走ることにした。

ホテルのある北檜山からは片道約6.5kmで、往復約13km。
近すぎず遠すぎずということで、ジョギングするのには手ごろなのではないかと思った。



では、行きましょう。
国道229号線を北西にちんたら進みます。

風車がどどんと迫ってくる風景は圧巻である。
a0156548_19554680.jpg

しかし、残念ながら、この日は風が弱かったために、風車は1mmも回っていなかった。
とは言え、風が弱いということは、走る側からすると好都合なのであった。

いやあ、いいよなあ、こうして出先でよくわからないところをタラタラ走るのは。
自分の細胞が入れ替わるような、新鮮な気分がするよ。
どんな観光地に行くよりも、こういう行為に私は「旅情」を感じるんだよなあ。

のんびりと50分ぐらいかけて、三本杉岩到着。
いやー、天気がよくて、よかったよかった。
a0156548_204368.jpg

三本杉岩というと、夏のせたなを代表する風景なのであるが
(夏の間は、夜になると岩がライトアップされる)
冬は冬で、また味わいがあっていいものだ。

適当にせたなの海岸線をパシパシ撮る。冬晴れの日本海もいいものだ。
a0156548_20123829.jpg

a0156548_2013362.jpg

長万部から走っているバスの終点、上三本杉。
a0156548_2073756.jpg

雪にうずもれて、まるっきり利用されいないんだろうなあと思わせるところが、狂おしいほどいとおしい。
手前にある、首ちょんぱになっているバス停が涙を誘うではないか。
ああ、やっぱりバスの終点はいい。

残念ながら、バスは出発したばかりで
次のバスまでは2時間ぐらいあるので、そのまま走って北檜山まで帰ることにした。

さて、腹も減ったし、おやつでも買おうか。
a0156548_20192634.jpg

せたなのお菓子といえば、以前にもこのブログで紹介した「岩シュー」を抜きに語れない。
「岩シュー」は非常に人気があるので、早めに行かないと売り切れてしまうのであるが
ちょうどこの日は幸運にも、最後の1個の岩シューをゲットすることができた(130円)。
a0156548_2027922.jpg

「岩シュー」はサクサクしたクッキーシューが命なのである。
賞味期限はたったの一時間(それゆえお土産に買うことはできない)。
一時間を過ぎたらサクサク感がなくなってしまい、すべてが台無しになるのである。
買ったらすみやかに食べることが、なによりも大事である。

とはいえ、こんな道の真ん中で岩シューを食べるよりも
ジョギング後の自分へのご褒美に、ホテルで食べたほうがいいだろうということで
ウインドブレーカーのポケットに岩シューを入れて、ジョギングを再開することにした。
大丈夫だ、一時間以内にはホテルに到着できる。

ホテルに到着。
ここまで1時間半以上走って、もうへとへとだ。
ああ、今日もいい汗をかいたなあ。
さあ、消費したカロリーを補うべく、岩シューをとっとと食べるのだ!
a0156548_20403045.jpg

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

なんですか?この元シュークリームと思われる謎の物体は?

岩シューはウインドブレーカーのポケットの中で、中のクリームが学級崩壊を起こしていたのであった。

クリームは飛び散ってしまったが、だからと言って味が変わるわけではない。
さあ、気を取り直して、岩シューを食べるのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・。

こ、こんなの、岩シューじゃない。

皮がサクサクじゃなくて、しとしと状態だよお。
全然おいしくないよお。
なんだよ、賞味期限一時間って言ってたじゃないかよ。
40分ぐらいで、もう賞味期限切れかよ。
(おそらく、ウインドブレーカーのポケットの中で蒸れてしまったのが敗因と思われる)

しくしくしくしくしく・・・・・・。

大のいいおっさんが、たかがシュークリームごときで泣くなという意見もあろうが
これのために、わざわざせたなまで来たのに・・・。
最後の最後ですべて台無しになってしまった、今回の出張ランなのであった。

「岩シュー」はどんなことがあっても
買ってからすぐに食べるべしということを学習したところで、今回の日記を終わる。
[PR]

by gossy54200 | 2011-02-13 21:04 | ランニング | Comments(0)  

<< せたなの休日 ただバスに乗るためだけに終点ま... >>