真駒内マウンテンバイク120分耐久レース(その4)

ここまでの内容
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120分に渡る長~い長い、とてつもなく長~~~~~い戦いは終わった。
そこには満足感とか達成感とかそういったものはなく
ただひたすら「俺、こんなとこで何やってるんだろ」感が残るのみであった。

ふらふらする足で、掲示板のところまでテクテク歩き
掲示板を眺めると、1時間経過時点の順位が貼ってあった。
それによると私の順位は、総合で60台中で40位台後半ぐらい
男子ソロの部で34台中30位であった(LAP12周)。

そうか、そうか、とりあえずぶっちぎりのビリではなくてよかったよ。
でも、後半で完全にペースが落ちたから、きっとこっからがっつり下がってるんだろうなあ。

ドキドキしながら、総合順位が貼り出されるのを待った。
いや、うそですね。ドキドキする余裕なんてなかったです。
ただただ疲労感で、ボーゼンとしながら結果発表を待ってました。

待つこと数分、レース結果が貼り出された。

結果 総合順位 54位/60

    ソロ男子の部 32位/34

    LAP 24周


やっぱり前半に比べると、順位は落ちていましたね。
最後の方は1周するたびに、10台ぐらいの自転車に抜かされたような気がしたもんな。
ちなみにトップの方は35周と、私の1.5倍ぐらい走っています。

まるで胸を張れる結果ではないが
gossy(ゴッシー)にちなんで54位というところが、私らしくてよかったのではないだろうか。
ソロの部の32位という結果も、下から数えると3位で立派な銅メダルである。
下からだろうが上からだろうが、どちらも一生懸命頑張ったことには変わりはない。
これはもう3位入賞と同じぐらいの価値があるのではないだろうか。

有森裕子がアトランタオリンピックで銅メダルをとったとき
「自分で自分をほめたい」と言った気持ちがよーくわかる。
私も自分の心の中に銅メダルを与え、自分を褒め称えてやりたい気分だった・・・・・・。



って、そんなわけねーだろ、バカヤロー!

おいおい、こんなに頑張ったのに、ビリから3位かよ。
やはり、レースの壁は厚かった。
こんなレースに自分のような人間がでるのは間違いだったのだ。

ちなみにこのときのmixiボイスの書き込み。
「120分耐久終了。もう立ってられない。しばらくチャリは見たくない。」
あー、相当やられてましたね、私(肉体的にも精神的にも)。

なんだか、すっかり打ちひしがれた。
閉会式に出る気力もなく、トボトボとマウンテンバイクを遠く離れた駐車場まで漕ぎ
(その1に書いたように、私は思いっきり会場を勘違いしていたので、ものすごく遠くに車を停めていた)
チャリを解体して、車に積んで、何とも言えない無力感と共に帰路についたのであった。
あー、貴重な休日をこんなことに使うんじゃなかったよ。
おとなしく、家で寝てればよかった。

家に帰った。
どうも、もやもや感が残る。
誰かにこの何とも言えないもやもや感をぶつけたい。
できれば、自転車のことを知っている人に私の話を聞いてほしいと、発作的に思ったのであった。

気がつけば、重い足を引きずり、白石方面に車を走らせていた。
きっと秀岳荘白石店の店員Aさんなら、この気持ちがわかってくれるんじゃないだろうか。

秀岳荘白石店に着いた。
店員Aさんはいつものごとく、満面の笑顔で私を迎え入れてくれた。

私はいかにレースがつらくてつらくてつらくてつらくて・・・、とにかくつらかったかということを伝えようとしたが
店員Aさんが「いやぁ、私も本当は出たかったんですよ」と
いかに、この雪中MTBレースが面白いかということを語りだしたので
120分間、怪我もマシントラブルもなく走りきった私が、実はものすごく幸せ者なのではないかと思った。
そうだよな。当初の目的はあくまでマイペースで完走することだったもんな。
順位なんかどうでもよかったんだよ。

やっぱりAさんは自転車が大好きなんだなあ。
なんだか熱く楽しく語っているAさんを見ていると、こっちまで楽しくなってきたよ。
気がつけば、「いやー参加してよかったです。来年も参加したい」と宣言してしまった自分がいたのであった。
(むむ、これは正月の「北海道マラソン」宣言と同じパターンではないか)

でも、来年はできればソロはやだなあ。チームで参加したい。

秀岳荘からの帰り、自分へのご褒美として、いつもの「モエレ健康センター」に行った。
さすがに日曜だけあって、いつもより少し混んでいた。
大広間で、よくわからん演歌歌手が「俺の人生俺のもの」という、ジャイアニズムを感じる歌を歌っていたが
ジャイアンと違って、やっぱり歌はめちゃくちゃうまかった。
ああ、いつもながらいい風呂だったよ。

最後になりましたが
今回のレースの主催者の皆様、参加者の皆様、コースサイドで応援してくださった皆様
そして、このブログをご覧になって、激励、ねぎらいコメントをくださった皆様
コメントはなくても、巨人の星の明子姉さんのように、影ながらそっと応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。心から感謝いたします。

挑戦シリーズ(シリーズ化するのか?)第2弾は
4月17日(日) 「春一番伊達ハーフマラソン」の予定です。
本ブログの読者の皆様においては、次なる挑戦に対して、生暖かい目で見守っていただければと思います。

最後に今回の大会のローカルニュースダイジェストの動画を貼り貼りしつつ(私もほんの一瞬出ています)
この辺で、満員の真駒内セキスイハイムスタジアムからの中継を終わります。
それではみなさん、ごきげんよう、さようなら。また来年。



(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2011-03-10 00:38 | MTB | Comments(8)  

Commented by 店員A at 2011-03-10 10:35 x
いやはや荘でしたか、、、そんなこととは露知らず、、、お客さんの立場に立った接客応対を心がけねばなりませんね、、失礼致しました。しかし、Gossyさんは、その打ちひしがれ感にこそ立ち向かっていかれる御仁であることを私はよく存じているつもりです。挑戦シリーズも頑張ってくださいね。私も膝が完治すれば打ちひしがれに行かねば、、。
Commented by ゆげ2号 at 2011-03-10 11:20 x
ほんとにほんとにお疲れ様でした~。
たいへん申し訳ないのですが、ごし氏が苦しみ、のたうちまわり、うちひしがれるほどに、読んでる方はおもしろくて仕方ありません。
先日の新聞で、直木賞を取った作品についての記事に「私小説は、主人公が悲惨であればあるほど、読者をひきつける」みたいなことが書いてありました。
それで言うなら、ごし氏のブログはもう片足、純文学につっこんでるのかもしれませんね。G文学とでもいいましょうか。
くれぐれもケガだけはなさらぬよう気をつけて、挑戦シリーズ!続けてくださいませ。
私も週末、がんばります~。
Commented by waltz_t at 2011-03-10 21:31
ソロで出場するような方たちは相当なつわもの揃いだったと思われるので、立派な成績だったと思いますよ。
順位のことなんかさほど気にしてないでしょうが、おそらく次回は相当な躍進をするのではないか?と想像します。

しかし冬季MTB耐久、マラソン、ママチャリ耐久、あとゴスペルもと、ゴシさんも色々忙しくなってきましたね。
体に気をつけて。
Commented by gossy54200 at 2011-03-10 22:27
>店員Aさん

いえいえ、日曜はAさんとのお話で150倍の元気をいただきましたよ。
楽しいひと時を過ごさせていただきました。

Aさんの膝が完治し、共に打ちひしがれるような経験をする日が来ることを願っています。
Commented by gossy54200 at 2011-03-10 22:32
>ゆげ2号さん

おお、純文学なんてそんな大層なものではございません。
ただただ、自分の本能のおもむくままに好きなことを書いているだけでありまして・・・
ってゆーか、俺ってそんなに悲惨なのか?(笑)

まあ、それはさておき、あの苦痛のことはすっかり忘れ
「今度は夏場のMTB4時間耐久がおもしろいんじゃないか(もちろんソロで)」
などと、更なる惨劇に向けて、読者をぐいぐいと引きつけていきたいと思います。
Commented by gossy54200 at 2011-03-10 22:39
>コソさん

だんだんと私も深いところまで足を突っ込みかけてきましたね。
とは言え、やることが本格的になっても、私の基本スタンスである
「自転車に乗ったときに発見した、どうでもいいことに対する感動」
というものを大切にしていきたいと思います。

今年はより熱く、アクティブに、でもって時にはちょっとシニカルで冷めた視点から、自転車ライフを楽しんでいきたいと思っています。
Commented by おかず汁粉 at 2011-03-11 00:46 x
耐久レースお疲れ様でした^^
とても詳しく載せていただいたので「そうだそうだー」と心の中で相槌を打ちながら読ませていただきましたよー。
ホント気合の入り方がハンパじゃなかったでしたね。参戦された方数人のブログを覗いてみたのですが、殆どがクラブ(チーム)に入っていたり数々のレースに出ている猛者ばかりでした。
その中で心折れずに完走できたのですから大健闘ですよ・・・と、私も自分に言い聞かせました。もちろん反省点は沢山あるのですが・・・(^^;
でも走りきってみれば楽しかったなぁ~という爽快感が残ったので、次年度も頑張ってみようかなと思った次第です。
目標が出来ると生活にもハリが出ますしね~(腰にも若干張りが・・・イテテ)。
私も秀岳荘の店員さん方には大変お世話になっております。
当初一人ぼっちで来たので、秀岳荘のチーム(店員NさんとOさん)に強引について回っていました。次年度はきっとAさんも復活すると思うので賑やかになりそうですね^^(もう、ごしさんを参加させるつもり満々の私です)。
Commented by gossy54200 at 2011-03-11 21:35
おかず汁粉さん。訪問&コメントありがとうございます。

自転車レースの中でもこういう耐久レースは、割合敷居が低いかなあ・・・って思っていたのですが、全然そんなことなかったですね。
でも、いい経験になりました。楽しかったです。
こういうイベントがあると、冬道をMTBで走らせるモチベーションが上がってきますね。
(それどころが、夏場の4時間耐久にも興味を持つようになったここ2~3日の私だったりします)

結局のところ、次年度も参加する気はバリバリなのですが、できれば誰か(何も知らない素人)を巻き込んで(騙して?)チームを作りたいなあなどと、ちょっと弱気なことを思っております。

次年度はもっと心に余裕を持って、賑やかにワイワイ楽しみたいですね。

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