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コーチャンフォーで立ち読みした本

仕事が延びたり、車のタイヤ交換をしてもらったりしたり、何もせずに1日がつぶれてしまった。
そんな土曜日。
まあ天気も悪いし、どうでもいいんだけど。

夕方からコーチャンフォーに行って立ち読み。

「間違う力」高野秀行

謎の怪獣を発見するために海外の奥地に行くなど
普通の人にとってはどうでもいいことを極めて大真面目に取り組むところが、この人の好きなところだ。
しかも、その真剣な目的とはうらはらに、毎回のようにどういうわけかひどい目に遭ってしまう様子は
ある意味ウケを狙った行為でないだけに、大いに笑いを誘ってしまうのであった。
そんな高野さんの人生指南書であるから、これが面白くないわけがない。

目次より、オンリーワンになるための10か条を抜粋
1.他人のやらないことは無意味でもやる
2.長期スパンで物事を考えない
3.合理的に奇跡を狙う
4.他人の非常識な言い分を聞く
5.身近にあるものを無理やりでも利用する
6.怪しい人にはついていく
7.過ぎたるは及ばざるよりずっといい
8.楽をするためには努力を惜しまない
9.奇襲に頼る
10.一流より二流をめざす

目次からして怪しさ満載で、すでに「間違って」いる。
特に6の「怪しい人にはついていく」なんて、幼稚園児や小学生は絶対にマネをしてはいけない。

しかし、読み進めていくと、この10か条は極めて理にかなったものであることがわかり
高野氏にとっては、大真面目な主張である。
(もちろん大多数の人たちにとっては、ふざけているとしか思えないが・・・)

とどのつまりは、公序良俗に反しない限り
「自分にとってこれが当たり前だと思ったことをやれ」ということだろう。
例えそれが世間一般の常識とは、180度ずれていようとも・・・・・・。

あとがきにあった「正しいことより楽しいことをしよう」というのが、この本の主張のすべてですね。
そういえば、斎藤一人さんの「変な人の書いたツイてる話」にも同じようなことが書いてあったな。
私も今後とも大いに「間違った」方向に邁進していきたいものである。

「マラソンは毎日走っても完走できない」小出義雄

毎日、なんとなくたらたら走っても、それは楽な練習で力はつかない。
練習に目的を持って、きちんと負荷をかけて練習することが大事であると。
まあ、そりゃあそうだよな。
いつまでも、九九を暗記するような勉強をしていても、永遠に二桁の掛け算ができないのと同じ理屈だ。

たらたらと毎回10キロを漠然と走るのではなくて
平日はスピードを上げて5キロ、週末はスローペースで30キロとかメリハリをつけた練習をして
千歳では結果を出したいものだ。

「イングリッシュ・モンスターの最強英語術」菊池健彦

著者は引きこもり生活から、英語を死ぬほど勉強してTOEIC990点を取った人。
英語の勉強法については、オーソドックスなものであったが
発音法の記述は秀逸。
「r」の音は桑田圭祐、「l」の音は山瀬まみをイメージしろなど、極めてわかりやすい例えで説明している。
英語の発音に悩む人にはヒントになるかもしれない。

それにしても、このブログでも「オレは英語の勉強をやるぜ」と宣言したような気がしたのだが
あまり思うように進んでいないのであった。
マラソンで、レースに申し込んで、強制的に走らなければならない状況に自らを追い込んだように
英語も、TOEICや英検の試験に申し込んで、強制的に勉強する環境を作った方がいいのかもな。

日記の内容とは関係がないが
明日は午後から天気が回復するのかと、Yahooの天気予報を見て喜んだのであったが
気象庁の天気予報を見ると、昼も雨が降る時間があるのかあと落胆したところで、今回の日記を終わる。

by gossy54200 | 2011-04-23 23:48 | 読書  

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