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うまクラジングル

三日前の記事でちょっと話題にした某ラジオ番組こと「うまいっしょクラブ」。

高校時代の私は、この番組が大大大大好きで
番組が始まる10時45分になると、ラジオの前で正座して
明石アナの軽妙なトークと、ハガキ職人の繰り出すおもしろネタに、ゲラゲラゲラ笑っていたのであった。

そう、高校時代「鉄仮面」と一部の女子に影で呼ばれたぐらい、無表情でニヒルだった私が
唯一、心を許して、表情をゆるめることができたのが「うまクラ」の時間なのであった。

15分間のこの番組。
コーナーとコーナーの間に流れるジングル(番組の節目に挿入される短い音楽)も
しょーもない音楽ばっかりでゲラゲラ笑えるものであり
(Oh!コッペ節もジングルに採用されていた)
ジングルを聴きながら、番組後半はどんな爆笑ネタがあるかと期待をふくらませていたものであった。

そんな思い出深いジングルを数曲紹介する。

まずは、野沢直子「極悪アルプス一万尺」

ハイジの制作者から苦情がくるんじゃないかというぐらいの、エキセントリックな歌詞がグーだ。
ちなみにこの曲が収録されているアルバム「はなぢ」は、こんな曲ばっかりで
当時の野沢直子のイかれたパワーが全開しているおすすめの一枚である。

次に、アントニオ古賀「クスリ・ルンバ」

コーヒールンバの音楽に合わせて、ひたすら薬の名前を連呼するシュールさがグーだ。
個人的には「ベンザっ!」と、脱力感あふれるように言い切っているところがお気に入り。

最後に、仮面ライダーアマゾン挿入歌「俺は立花藤兵衛だ」

番組の中では、歌詞が
「誰が何と言っても俺は、俺は藤兵衛、立花藤兵衛だぁ~、立花藤兵衛、立花藤兵衛、立花藤兵衛だぁ~」
と、仮面ライダーの部分はカットされ
選挙カーで名前を連呼する候補者のように編集されていて
「誰なんじゃ?立花藤兵衛?」と、疑問に思ったものだ。

当時は死ぬほど面白かった「うまクラ」も、今の感性で改めて聞いてみると
「なんで当時の俺はこんなものを生きがいにしていたのだろうか」ときっと思ってしまうのだろうなあ。

大人になるということはちょっと寂しいなあと思ったところで、今回の日記を終わる。

by gossy54200 | 2011-07-28 22:39 | 日記  

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