2011北海道マラソン(その7)

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初めての北海道マラソン。

今年の元旦に、冗談半分で「北海道マラソンに出てやるぜ」とうっかりブログに書いてしまい
店員Aさんにすっかり本気にされてしまって、引っ込みがつかなくなって始めたこの挑戦。

当初は来年の北海道マラソンを目指す方向で進んでいたのだが
気がつけば、4月の伊達ハーフであっさり参加資格を得てしまい
「ええい!せっかくだから今年どんなものか出るだけ出てやろうじゃないか。ダメなら来年がある」
と、浪人覚悟で東大に願書を出す受験生のつもりで
道内最大のマラソンイベント「北海道マラソン」に申し込みをしてしまったのであった。

6月に、8年ぶりに千歳でフルマラソンを走ったときは
「マジでこんな挑戦やめとけばよかった」と心底思った。
学生時代に運動経験の全くない奴がフルマラソンなんて、一体何を勘違いしているのかと激しく後悔した。
(以前のブログにもちらっと書きましたが、私は学校行事で「運動会」が一番嫌いな行事でした)

それでも、根がマジメな私は、一度決めたことは最後までやろうと思った。
また、極度の貧乏症の私としては
「ここで棄権すると、参加費の8000円がもったいない」ということも大きな原動力になった。

そして、8000円の元をしっかり取り、この北海道マラソンを最後にマラソンは引退し
また、普通の目立たない自転車乗りに戻ろうと決意した。

7月、8月と天気のいい日にも
自転車に乗らずに黙々と走っている自分は、自分の好きなことを抑えているという意味で
何か間違えているのではないかと思った。

8月の走行距離はついに200kmを超えた。
一日、20km、30kmの走行も苦にならなくなってきた。
あえて、暑い時間帯を選んで走り、暑さ対策もそれなりにやった。
「何とかやれるんじゃないか」という自信はついた。

そして、8月28日、ついに真夏の北海道マラソンを走りきった。

走りきった結果、わかったことがひとつある。

「フルマラソンは全然楽しくない」

という歴然たる事実である。

しかし、同時に思うのである。

「フルマラソンは楽しくないからこそ面白い」

「はっ、何言ってんだお前?全然矛盾してるだろ?」と思われるかもしれない。
でも、確かにその通りなのだ。
多分これは、実際に走ったものでないとわからない感覚だと思う。
フルマラソンは決してfunnyではないがinterestingなものだと思う。
(何かエラソーに語ってますね、今日の俺)
このinterstingなものを大事にしたいなあと、ちょびっとだけ思ったのであった。

まあ、せっかくスマートな体型も手に入れたことだし
気が済むまで、もうちょっと自転車なりランなりで走る人生を送りますわ。



ここからは思いついたことの雑記。

・とりあえず、フルマラソン引退宣言は撤回する。
・大会直後は「次はサブフォー」の気持ちが強かったですね。千歳に比べて30分ぐらいタイムを縮めたわけだから、「来年の道マラは4時間切れるんじゃないか?」と。
・でも、かっぱちゃんの登場により、かなり気持ちが変わった。「みんなに楽しんでもらいたい」という気持ち。これってすげー大事なことだと思う。タイムなんかよりもよっぽど大事だよ。それで自分も楽しむことができれば最高だ。
・とは言え、私は基本引っ込み思案で目立つことがキライな人である。無理してコスプレ部門に走るようなことは多分しないと思う。
・それでも、観衆や他のランナーのみなさんに楽しんでもらうような方向性は目指していきたいですね。「帽子の上にぬいぐるみをつける」とかまず自分のできる範囲からやってみようかなと。
・その他にも、応援にはしっかり手を振って笑顔で応える。水を出してくれた人には「ありがとう」を言う。ゴミはコース上に捨てない。序盤のごちゃごちゃ状態で無理な割り込みはしない。極限状態の疲労の中でも、人としての基本的なことをしっかりやっていきたい。
・でも、せっかくマラソンやってるなら一回は4時間切りたいなあ。来年は洞爺湖か別海でサブフォーを目指し、道マラはエンジョイする方向で行こうかなあと。
・もう今年はランはいいやと思っていたのだが、10月の北海道ロードレース(ハーフ)にエントリーしてみようかなあ。あまり走力落としたくないし。ここでコスプレで走る練習でもするか(やる気なのか?)。
・薄底シューズ、すげえいい。千歳で感じたような、足に重りをつけているような感覚はなかった。ただ、テーピングは足の甲までしっかりやっといた方がいいな。
・今回は補給、暑さ対策がバッチリだった。サプリ系は自転車でも使えるな。昨年の経験を踏まえアドバイスいただいた店員Aさん、ありがとうございました。
・おかげさまで「リスフラン関節」は絶好調になりました。
・ところで、美瑛ではどんな仮装をしましょうか?>おかず汁粉さん


このブログを読んでくださった皆様をはじめ、様々な方々の応援のおかげで
真夏の過酷な「北海道マラソン」で無事42.195kmを完走することができました。
ここに深く感謝申し上げます。

今回の記事を読んで、一人でも多くの方が
「よーし、俺も来年は北海道マラソンに挑戦して、アンパンマンに対抗するぜ!」とか
「参加は無理だけど、沿道でバイキンマンになって応援するぜ!」
などと勘違いしていただければ、これ以上幸いなことはありません。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2011-09-06 01:26 | ランニング | Comments(4)  

Commented by 店員A at 2011-09-06 06:05 x
周到な準備の模様がよくわかりました。私も月間200k以上は走ったはずなんですが、片手落ちであったことがよくわかりました。
私も頑張らねばなぁ、、。
だれか足軽の恰好で走ってくれませんかね。
Commented by かっぱちゃん at 2011-09-06 15:21 x
河川敷を走る小規模なマラソンはなかなか面白くないかもしれませんが、北海道マラソンのような街中を駆け巡るマラソンは楽しいです。

ぜひ来年も出場してください!
サブ4、イケますよ!

ちょっとしたちっちゃなぬいぐるみ
をキャップにつけてみては?
それだけでもいっぱい応援してもらえるし、パワーになります!

僕、仮装してなかったら、応援なくて、リタイアしちゃいそうです(笑)

今後もブログ拝見させていただきます!

僕はgossyさんのブログから、パワーをもらいました!

ありがとうございました!
Commented by gossy54200 at 2011-09-06 23:58
>店員Aさん

Aさんのアドバイスがあってこその結果だと思っています。
本当にありがとうございます。
道マラは、普通の条件でフル5時間走れる走力があれば
あとは戦略の部分が大きいのかなあと思いました。

足軽だったら、被り物よりは走りやすいかもしれませんねw
さすがに足袋では走る気になれませんが…
Commented by gossy54200 at 2011-09-07 00:05
>かっぱちゃん

いえいえ、こちらこそ温かいコメントいただきありがとうございました。

確かに街中を駆け抜けるマラソン大会は、テンションが上がりますね。
誰もいない山の中を走る千歳とは全然モチベーションが違いました。
応援の力ってホントに大事ですね。

今後は自転車でも目立つ方向で検討していきます(笑)。

私も最近かっぱちゃんのブログを拝見するのが日課になりつつあります。
アンパンマンで完走するには、あれぐらいの走行距離が必要なのですね。
東京マラソン当選&目立つことを期待しております。

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