TOEIC600点化計画(その1)
「俺はTOEICを受けるぜ!んでもって600点は取ってやるぜベイベー!」
みたいなことをこのブログに書き込んでみたのだが
あれから私はちょっとは勉強しているのだろうか。
順調に三日坊主どころが一日坊主コースをたどっているのではないだろうか。
我ながら非常に気になるところなので
この一ヶ月の振り返りと、今後の展望を語ってみることにした。
TOEICについて、「TOEICとは何か?」ということから語り始めると
いつまでたっても本編にたどり着かないので
ここから先はある程度TOEICについて知っている人を対象にお話することにします。
ということで、恐らくこのブログの読者の90%ぐらいであろう
TOEICに興味のない方とは、この辺でお別れすることにします。ごきげんよう、さようなら。
また、自転車記事のときにお会いしましょう。
さて、TOEICのお話です。
まずは目標が600点ということで、安易に「600点」と書かれている本に手を出してみた。
Amazonのレビューでは高評価なのだが、どうも私には合わん。
暗記ブックはゴリ押し暗記を要求するような内容だし
練習問題の解説も、結論だけという感じでしっくり来ないものがある。
これという教材を徹底的にやり込むということは確かに大事なことであると思うが
「合わない」と思ったものは、とっとと撤退することが肝心である。
さようなら、600点本。
ブックオフで第二の人生を歩んでくれ。
で、今度は挫折しないように、コンパクトで薄い本を選んでみた。
これも安易なタイトルの本であったが、こっちの本は大当りであった。
何よりも著者のTEX加藤氏の文章が面白い。
勉強のつもりで買ったのに、何度か吹き出すようなところがあり
完全に期待を裏切られ、どうしてくれるんだ!TEX加藤さん!責任を取れ!と大いに満足したのであった。
(TEX加藤さんのブログ「TOEICオタクのブログ」も面白いです。特に読書案内がよい)
TOEICのテクニックから、一般的な英語の勉強の仕方まで内容満載の本である。
ただ、TOEICについて何も知らない人が600点を目指すための入門書としては、最高なのであるが
これだけではいかんせん量が少なすぎるので、あくまでもこれは傾向をつかむ用で
やりこむための教材が別に必要だと思うのであった。
で、一冊通したところ思ったことは
1.文法(Part5、Part6)は思ったよりなんとかなる(答えを見ればなぜそうなるかわかるレベル)
2.リスニングのPart1、Part2までは、まだ半分は聞き取れる。
3.リスニングのPart3、Part4はまるでチンプンカンプン。何を言ってるのかさっぱりわからん。
4.長文読解(Part7)は1つ1つはそんなに難しくないと思うが、いかんせん量が多すぎる。
5.何はともあれ単語が全然わからん。
ということで、ここ1ヶ月単語をシコシコ覚えていくことに取り組んできました。
ネット上で評判のよい、神崎氏の本をチョイス。
作りはひたすら990の単語と例文が並んでいるという、面白みのない作りであるが
どれもTOEICに頻出の無駄のない単語集という評判を信じて
ひたすらCDを聞きながら音読する日々を続けている。
TEX加藤氏も言っていたが、TOEICに限らず、英語上達の道は音読あるのみなのである。
ただ、こういう「基礎トレーニング」みたいな勉強は飽きるので、練習問題で刺激を加えます。
言わずとしれたTOEIC当局が作成した問題集。
リスニングは本番と同じ人が担当しているらしく、本番にもっとも近い内容であると言えよう。
問題集の中で、先に挙げた単語帳と同じ単語が出てくると
「おお、これ勉強したやつとおんなじだぁ。勉強しておいてよかったぁ」と
ひたすら苦痛な単語暗記のモチベーションが上がるという効果もある。
(まあ、神崎氏の本は「公式本」を編集した本なので、問題集にたくさん出てくるのは当たり前なんだが)
本来なら、この公式本を穴があくまで繰り返し、CDは1249回ぐらいは聞き込み
問題の文章は837回ぐらいは音読して、1月末のTOEICに備えるべきなのであろうが
私にはそんなことを悠長にやっている暇はない。
それに公式本は解説がイマイチだしなあということで
ちょっと古い本になるが、これから1ヶ月ちょっとで仕上げられそうな以下の本に手を出してみることにする。
実はこの本は、3年ぐらい前に発作的にTOEICを受験したとき(このときのスコアは450ぐらい)
勉強しようと購入した本であったのだが
完全に「積ん読」状態で、何一つ手をつけていない状態なのであった。
チラ見した感じでは、解説がものすごく丁寧なので、これならやり遂げることができるんじゃないだろうか。
と、3年ぐらい前にも思ったような気がしたが
とにかく今回は、人が変わったかのように、死ぬ気になって、不退転の決意で臨みたいと
所信表明を述べる次第なのであった。
まあ、飽きっぽい私のことだからいろいろと方針は変わることであろうと思われるが
とりあえずは、TOEIC600点計画に向けて
ちょこっとは準備が進んでいるということを報告したところで、今回の日記を終わる。
by gossy54200 | 2011-12-07 23:14 | TOEIC