2012オホーツクサイクリング(その12)
さて、2日目の走行が始まりました。
まずは33km先の、網走市「オホーツク総合振興局」を目指します。
常呂~網走間は、きゅーぴーさんと一緒の走行です。
きゅーぴーさん、わざわざ後ろの私のグループまで下がってくださいました。
ありがとうございます。
ブロンプトン2台で、ロードにも負けない熱い走りを見せましょう!
常呂の市街地の走行。
去年は雨にも関わらず、沿道にたくさん人がいて、えらく感激したものですが、今年は穏やかな天気でよかったです。
「リラックマ~」の声援に、できる限り手を振って応えます。
でもって、最初のちょっとキツメの坂を上ってからは、サイクリングロード(網走常呂自転車道)に入ります。
ここからは車の走らない自転車天国となります。
左手に能取湖を見ながら走ります。
札幌圏のサイクリングロードで、これだけ景色のいいところはないよなあ。
サイクリングロードだから、沿道の応援はないだろうと思って油断していたら、トンネルの上に応援団が。
オホーツクの人々のサイクリストを応援する姿には、本当に頭が下がります。
今、冷静になって写真見てみると、ほとんどの人がよそ見しているような気がするが、まあ、そんなことはどうでもいい。
毎年使いまわしていると思われる横断幕の準備、ありがとう。
能取湖を過ぎると、今度は林の中の走行で森林浴。
去年は雨の中でちょっとブルーになったサイクリングロードだったけど、今年は最高だわ。
眺めは最高だったのだが、私の走りはイマイチ。
いや、体調はたっぷり睡眠をとったおかげで、前日よりはかなり改善されたんだけど、自転車のギアの調子が悪く、トップギアが使えない状態だったのですね。
そんなわけで、サイクリングロードでは抜かされまくりのブロンプトン2台でありました。
きゅーぴーさん、物足りない走りでゴメンね。
このサイクリングロードは昔の国鉄勇網線を利用したもので、その名残のSLが展示されています。
あら、こんなところにも右端に「がんばれ」と書かれたうちわを持って、応援してくれていた人がいたのね。
応援ありがとうございます。
このSLのあるところは「卯原内(うはらない)交通公園」というところでして、旧卯原内駅を利用して作られた施設であります。
トイレも完備しているので、今思えばここでトイレ休憩を取っておけばよかった。
オホサイはリラックマだったり、でかふもまりさだったり、いろんな人がいるわけだが、この人も相当インパクトがあった。
ちょっとそこまで出前ってカッコで、しかもママチャリで212km走るんだから信じられん!
この方、実際に飲食店を経営されているようで、宣伝効果は抜群だったのではないでしょうか。
惜しむらくは、店の名前がわからず、本ブログ上でこの店の宣伝ができないことなのですが。
わざわざ店を休みにして、212kmの距離を宣伝活動で走った白衣のおじさんに座布団一枚!
網走市内に入ってからは、右手に網走湖を見ながらの走りとなります。
これまたいい眺めよ。坂の上から見下ろす湖はいいよなあ。
30km近く続いたサイクリングロードを抜け、網走市街に入ります。
さようなら、網走常呂自転車道。
札幌にはない、すばらしいサイクリングロードだったよ。
この道は自転車乗りなら、走る価値はあると思う。
ずーっと郊外の道を走っていたものだから、片側2車線の道なんて見ると「うぉー、大都会!」って思ってしまうんだわ。
うん、網走は都会です。東横インもあるし。
ちなみに上の写真に写っている方も、3段変速のブロンプトンで参加の方です。
(212kmコースでのブロンプトンでの参加は、私ときゅーぴーさんとこの方の3台でしたね。)
かなり足を痛められている様子で、できればきゅーぴーさんも含めブロンプトン3台で一緒にオホーツク振興局まで走りたかったのですが、我々は失礼してお先に行かさせていただきます。
残り約45km、キツイと思いますが、頑張ってください!!
同じブロンプトン乗りとして、心より応援しております。
で、歩道をちんたら走っていると
トラさん、頑張れよー!
の声が
いや、ワシ、虎じゃなくて熊だっちゅーの。
阪神キライやから、虎のカッコなんて死んでもせえへんし。
更には、某指導員さんからは
タヌキ、ガンバレ!!
と
ドラえもんをタヌキと言うのはわからなくもないが、リラックマをタヌキと言っちゃあおしまいよ。
腰が抜けそうになった応援、ありがとうございます。
これでリラックマはますますリラックスできたのであった。
きゅーぴーさんと共に、オホーツク振興局到着。
ここまでの走行距離、170.8km。
ここではパンとジュースがもらえます。
いや、パン2個もいらねえよと思いつつ、ついつい食ってしまうんだな。
でもって、トイレが長蛇の列だった。
くー、失敗した。
途中の卯原内交通公園をトイレスポットにした方がよかったですね。
トイレは走行中に公衆トイレがあったら、そこで自主休憩をして済ませたほうがよろしいと思います。
東京農大のチアリーディング部の演技が今年もありましたね。
人数は3人と少なかったですが、アクロバティックな演技で、いやーこんなことようできるなあと。
OTKさんがさりげなく動画を撮影していますので、チアリーディング部の演技はHECCのブログからご覧になってください。
私が気になったのは、チアリーディングよりも、「つくつくオホーツクん」であった。
この人、振興局にも登場してきたのね。
ビミョーに、足のラインの横から、中の人が履いているジャージの線が見えたりして、夢ぶち壊しの部分もあったのであるが、オホーツクんのぎこちなく歩く姿は我々に大きな癒しを与えてくれる。
「来年のオホサイの仮装はこれか!」とも思ったが、さすがにこのかぶりモノ着て自転車は漕げないなあ。
手ぇないし、ハンドル握れんわ!
庁舎内には、木彫りのオホーツクんもあります。
3つの頭は上から「天の力」「地の力」「人の力」を表していて、3つ合わせて「オホーツク力」となるそうだ。
何じゃ?「オホーツク力」って?
庁舎を出て、この日はセブンイレブンジャージを着たあおちゃんさんとしばし談笑。
くーっ、やっぱりGIOSのロードバイクはいいよなあ。
オホーツクにはGIOSブルーがよう似合うで。
談笑の間、「そう言えばブロンプトンのギアを調整しなきゃいかん」ということを思い出し、ちょっと中途半端なところで話を打ち切り、ブロンプトンの整備に入ります。
あおちゃんさん、失礼いたしました。
そうして、ブロンプトンのギアを調整し、3段ともスコンスコン入ることを確認してから、小清水への走行に移るのであった。
(つづく)
by gossy54200 | 2012-07-26 00:53 | ブロンプトン