2012北海道マラソン(その4 15km地点まで)

8月26日(日)9時8分10秒
ようやくスタートラインをまたぎ、私の北海道マラソンは始まりました。

まずは駅前通を南下して、中島公園に向かいます。
かっぱちゃんの近くで走っていたワタクシ。
沿道からは「アンパンマーン、アンパンマーン」の大声援。

おお、すげえ、さすがかっぱちゃん。
余裕しゃくしゃくの表情で(というか被り物で表情は見えないわけだが、そこはまあ雰囲気だ)、声援に手を振って応え、袋の中のぬいぐるみを子供たちに渡します。

いやあ、すげえなあ。
さすが、かっぱちゃんだなあ。
と、喜ばしく感じたのであるが、ここでひとつ問題があった。
それは……

私の存在が空気以下の存在であるということだった。

せっかく帽子にメロンパンナちゃんぬいぐるみを装着しながら走っているというのに、沿道からはメロンパンナの「メ」の字も出てきやしねえ。
当初の予定では、できるだけかっぱちゃんとの走行を楽しむ予定でいたが、作戦変更だ。
私の存在をアピールするために、あえてかっぱちゃんとは離れて走る作戦を取ることにした。
一旦、さようなら、かっぱちゃん。
私は私なりに目立つ作戦を取ることにいたします。

かっぱちゃんと離れてからは、ようやく私の存在が認められるようになったのか、沿道から「メロンパンナちゃーん」という声援も混じるようになる。
ふふふ、作戦成功、笑顔で手を振りながら、選挙活動のごとく声援に応えます。
万が一、私が選挙に出ることがあったら、選挙カーなんか使わずに、マラソンで選挙活動をしていきたいものだ。
こっちの方が地球にも優しいし、絶対に票が伸びると思うんだけどなあ。

さて、徐々に沿道からの声援も増えつつあったが、ここで新たな問題が発生した。
それは……

小便が漏れそうだということだ。

何ということだ!
スタート20分前にトイレに行ったばっかりなのに、まだ出るのかよ!
スタート1kmも経たないうちに、トイレ問題が最大の問題として私の身に降りかかってきたのであった。

1km通過です。
ラップタイムは6分6秒。
最初は6分30秒ペースでいいやと思っていたのだが、思ったより周りのハイペースに乗せられてるな。
いや、そんなことはどうでもいい。
まずは一刻も早くトイレを探すことだ。

1.2km地点ぐらいにトイレがありましたね。
早速、そこに滑り込みます。
こんなところで早くもトイレなんかに行くマヌケなやつは、私ぐらいだろうと思っていたが、5人ぐらいが列を作っていましたね。
おまいら、事前にちゃんとトイレに行かんかい!
スタート前に水ガブ飲みしてんじゃねえよ!

「まったくスタート前の調整がなっとらん奴が多くて困ったもんだ」と激怒しながら用を足して、コースに戻った。
既にコース上には最後尾カーが見えていたりして、「これ、もしかして足切り近い?」なんて思っちゃいましたね。
人はかなりまだらになっていたし。

ちょっとスピードを上げましょう。
2km通過のラップタイムは7分28秒。
トイレロスを考えたらキロ6分ちょっとペースでしょうか。
というか、2km通過地点で、既にスタートから21分45秒と、5kmの足切りタイム45分が見えてきましたね。
これひょっとしてヤバイのか?俺?
かっぱちゃんの姿は、もう全く見えないし。

これはいかんなあと、気持ちペースアップします。
3km通過のラップタイムは5分53秒と、6分切ってますね。
人もまたうじゃうじゃしてきたし、多分足切りは大丈夫だろう。
また、キロ6分強ペースに戻しましょう。

幌平橋→中の島通→白石・藻岩通と進んで、平岸街道に入ります。
ここでちょうど5km。
5km通過タイムは40分9秒。
足切りまで5分余裕がありますね。
後はマイペースで行っても、しばらくは足切りの不安はなさそうです。

最初の給水。
予想通りの大混雑ですね。
今年も私は給水所を無視して、マイボトル作戦で走っています。
ボトルのOS-1を500mおきぐらいにチビチビ飲みながら、水分を補給していきます。
で、塩飴も舐めとかないとな。

7km地点辺りでしょうか。
沿道を見ると、よく知った顔が。

おお、我が母、我が姉、我が妹ではないか!
残念ながら父親の姿はないが、きっと父も天から私のマヌケな格好を生暖かい目で見守ってくれていることだろう。

ごしファミリーの力により、ぐぐんとパワーアップ。
5km過ぎた辺りから、体が温まったのか、足がスムーズに出るようになりましたね。
むしろ、「抑えながら行かなきゃ」と少しブレーキをかけながら走っていました。

8km辺りから石狩街道に入ります。
でもって、創成トンネルが難関として立ちはだかります。
去年は、トンネル内のもあーっとした空気にかなりやられたんですよね。

トンネルに入ります。

去年は油断して入ったせいか、もあっとした空気が私の肉体と精神に大ダメージを与えたが、今年は「こういうもんだ」と覚悟して入ったせいか、思ったよりもあっとした感じがなく、これなら十分耐えられる。
よしよし、トンネル行けるなあと思ったところで、9km地点の看板が見えたが、ここでラップを測るとキロ3分54秒と明らかにタイムがおかしい。
看板の設置場所、間違えているだろう。

さて、トンネルを抜けると、そこに……

いました、かっぱちゃんが!

はぁ、ようやく追いついた。
かっぱちゃんを見ると、携帯をいじって何かをしています。
きっと走りながらブログの更新をしているのでしょう。
すげー、こんなの絶対マネできん。
(かっぱちゃんは、レース中にブログを48回更新しています。これは世界新記録としてギネスブックに申請してもいいのではないでしょうか)

ペースが上がった私は、ここでかっぱちゃんの前を走ることにします。
なぜなら、かっぱちゃんと一緒だと、私が目立たないからである。
お先しまーす、かっぱちゃん。

去年もそうでしたが、10kmを過ぎた辺りから気持ちよくなってきますね。
このままどこまでも走り続けられそうな。
10km通過タイムは1時間10分21秒。
あと、これを4回ちょっとやればいいわけでしょ。
フルマラソン楽勝じゃん。
10km地点でアミノバイタルプロをぐいっと。

石狩街道から北24条通に入ります。
おっと、ここでMTBに乗ったsiro_pugさんがいるではありませんか!
1万人以上の参加者の中から、よくぞ私のことを発見してくださいました。
ありがとうございます。

北24条通に入っても、応援の波は途切れないですね。
去年はまるで特徴のないランナーだったので、私宛の応援は皆無に等しかったのですが、今年はあちこちから、「メロンパンナちゃーん」との声援を受け、大きなエネルギーになります。
特に小さな子供からの声援がうれしかったですね。
キミ達の中から、将来の仮装ランナーが出ることを願う。

24条通から、ほんの一瞬新川通に入って、それから琴似・栄町通に入ります。
琴似・栄町通に入ったところで15km地点でしたね。
15km通過タイムは、1時間41分6秒。
15km地点でパワージェルをぐいっと。

琴似・栄町通からは普段の私の練習コースなので、気分的にラクになりましたね。
やっと自分の家に帰ってきたような感じです。

で、15km地点をちょっと過ぎた辺りのところで、今年もいました、ゴスペル仲間のAD氏が。

今年は事前に連絡を取ってなかったので、正直、いないかなと思っていたので、非常にありがかったです。
去年同様AD氏から水を受け取り、パワーをもらって、「魔の新川通」に向けて英気を養うのでありました。
ちょうどボトルの水が空になりつつあったところだったので、ここでの水分ゲットは非常に助かりました。
今年もありがとう!AD氏!
今度、機会があったら店にも遊びに行くよ。
(その今度はいつになるかさっぱりわからんが)

いろいろな人から力をもらいながら、まだまだ、私の北海道マラソンは続くのであった。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-08-30 23:05 | ランニング | Comments(4)  

Commented by なかじ at 2012-08-31 01:01 x
なるほど、トイレにピットインされてましたか。5kmまでに2度追い越された理由がわかりました(笑)
前夜にブログで拝見してたメロンパンナちゃんが目立っていたので、すぐにわかったんですよね。どこかの大会で見かけたらお声かけますね。
Commented by かっぱちゃん at 2012-08-31 09:01 x
すすきの過ぎたあたりからgossyさん居なくなったと思ったら(真ん前以外は見えていない)、ユーストリーム等には映し出されていない「便所のドラマ」があったのですね。大便によるまさかの足きりにならなくて良かったです。
ご家族も応援にこられて、うらやましいです。
知り合いの応援はもちろんですけど、見ず知らずの応援はパワーになりますね。
例えハゲたオヤジであろうが。
トレッドミルでアンパンマンで走れと言われても、数分でリタイアしそうです。
つづき楽しみにしてます。
Commented by gossy54200 at 2012-09-01 16:12
>なかじさん

スタートから膀胱がパンパンの状態で
「トイレはどこじゃー、トイレまだかー」
と、心の中で叫びながら走っていました。
次出るときも、見つけやすいように目立つ格好で走ろうと思いますので、お声をかけていただけるとうれしく思います。
Commented by gossy54200 at 2012-09-01 16:17
>かっぱちゃん

そうです、さりげなくトイレに逃げ込んでいました。
トイレから出たときは、ほとんど一番後ろで、ある意味人がいなくて気持ちいいと言えば気持ちよかったです。

家族をはじめ知っている人の応援は励みになりますが、見ず知らずの人の応援もパワーになりますね。
北海道マラソンを応援してくださるみなさんには頭が下がりっぱなしです。

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