2012北海道マラソン(その5 30km地点まで)

AD氏からもらった水をボトルにつめて、再び走行に入ります。
ペースは快調でしたね。
この辺りでは、30kmまでキロ6分ちょっとペースでガマンして、30kmからスピードを上げようとか、取らぬタヌキの皮算用をしておりました。
ええ、結局、そんな計算は絵に描いた餅になってしまったわけですが。

コースは新琴似一番通に入ります。
2km以上直線が続きますね。
天候は相変わらず曇りで、ちょっともあっと来る感じはあったかもしれませんが、去年のカンカン照りの焼け付くような暑さに比べたら、はるかにマシかなと。

17km地点ぐらいだったでしょうか。
反対車線にパトカーが走っていて、「ああ、先頭はもうこんなとこまで来てるのか」と。
パトカーに続き、ゼッケン1番のランナーが笑顔でさわやかに、そんでもって猛スピードで走っています。
おお、これは公務員ランナーの川内やないか!

思わず

川内ガンバレ!

と、絶叫してしまいましたね。
(「いや、頑張るのはおまえだろ」と、心の中で自分にツッコミを入れてましたが)

我々の方を軽く見ながら、笑顔で走る川内選手、かっこよかったなあ。
ちょっとファンになったわ。
時間帯が変わって、今年から全国TV中継がなくなった北海道マラソン。
有力選手がほとんど出てこない中で、あえて真夏のタフな条件のこのレースを選んだ川内選手に拍手です。

しばらく行くと、緑のTシャツを着た人たちが、沿道から手を差し出してきたので、あえて左端によってハイタッチで応えます。
一見、エネルギーの無駄に思える行為であるが、こういう見ず知らずの人の善意がうれしいのですよね。

で、コースは西野屯田通をちょこっと走り、いよいよ「魔の新川通」へと向かいます。

延々と続く6km以上の直線。
周りに建物がなく、日差しをさえぎるものがなく、アスファルトの照り返しをモロに受ける灼熱地獄区間。
とは言え、幸いにも今年は曇り空だったので、アスファルトの照り返しはなくてよかったですね。
もともと暑さには強い私ですが、今年は周りの人が言うほどには暑いと感じなかった北海道マラソンでした。

20km地点。
ここで、左膝の裏側に違和感が。
痛いまではいかないけど、何かおかしい。
むむ、これは7月に痛めたところと同じなんじゃないのか?

とりあえず、アミノバイタルプロ2本目を投入しながら、ペースを緩めつつ、違和感を感じずに走れるポイントを探します。
膝をあまり曲げないロボット走行になっているような気がするが、しばらくはこれで様子を見よう。
この辺りで、キロ6分30秒~40秒ぐらいに落ちています。
無理すりゃペースダウンしなくても行けるような気がしたが、元々今回はタイム狙いではないので、安全に完走狙いに切り替えましょう。

21kmを過ぎた辺りから、膝裏の違和感は鈍痛に変わってきましたね。
念のために持ってきた痛み止めの錠剤を飲みます。

とは言え、飲んだらすぐに効くというものでもないので、しばらくはガマンが続きますね。
それでも7月のように走ることができないぐらいの痛みでもないので、だましだましやっていきましょう。
どーせ、あと2時間ちょっとの戦いだ。
このくらいなら多分持つだろう。

反対車線から、牛の着ぐるみを着た応援の人に「メロンパンナちゃーん」と声をかけられましたね。
あれ、もしかして、あなたはオホサイのときに興部の道の駅にいませんでしたか?なんて思ったりしたけど、当然別人だろうな。
北海道マラソンは仮装ランナーだけではなく、仮装サポーターもいる、見ているだけで非常に楽しい大会です。

手稲高校の辺りだったでしょうか、かっぱちゃんに再び抜かされたのは。
かっぱちゃんは、相変わらず携帯からブログを更新していたり、沿道の人と記念写真を撮ったりして、余裕で走っています。
さすがです。

手稲高校を過ぎた辺りから、沿道の人も少なくなりますが、少ない分だけ、声援が大きく聞こえ励みになります。
この区間が一番精神的にキツかったので、応援の声が特にうれしかったですね。

前田森林公園から折り返し地点までが、特にキツク感じます。
練習では前田森林公園までしか走っていないもので、どこまでこの直線が続くのかとげんなりしてくるのですよね。

25km地点で、2本目のパワージェルを投入。
甘ったるさが心地よく、あと5kmぐらいは粘れるような気がした。

国道337号線にぶつかるちょっと手前で、ようやく折り返し地点です。
はぁ~、長かった。
ここでちょっと一安心。

折り返してからは、涼しい風が吹いてきましたね。
自転車では向かい風は苦痛以外の何者でもないが、ランだと向かいからの風が涼しく心地いいのよ。
そんなに向かい風の抵抗が、走行に影響するわけでもないし。
(あれだけ人がたくさんいたら、さすがに風の抵抗は受けにくいですね)

余裕しゃくしゃくだったかっぱちゃんも、この辺りから給水に手をつけるようになりましたね。
うまく、素顔を隠しながら、サクッと水分を補給しています。

28.2kmの関門通過タイムが、確か3時間5分ぐらい。
制限時間の約20分前に通過ということで、ほぼ完走を確信しましたね。
あとはキロ7分ペースでも余裕でゴールできるので、あまり無理せんで、楽しみながら走りましょう。

一方、反対車線では、既に最終ランナーが走行を止められていて、人ごとながら無念さを感じましたね。
あれは悔しいだろうなあ。
2年前、25km地点でリタイアした某Aさんのお話によると、「収容バスに乗ってから、ゴール地点に行くまでがすごく長く感じた」とのことで、バスの中の雰囲気はお通夜みたいなどよーんとした雰囲気だったのでしょうね。
足切りにあったランナーの皆さんの、来年以降のリベンジを祈ります。

さっき反対車線におった、牛の着ぐるみの女性がいましたが、近くで見ると、やはり興部の人とは別人でしたね。
ここでも声をかけられたので、手を振って声援に応えます。
2度にわたる応援、ありがとうございました。

30km地点通過。
前方にかっぱちゃん発見。
突然クルクル回りだしたり、怪しい動きをしております(笑)。
カメラを意識しての行動とのことで、さすが目立つためには手段を選ばないかっぱちゃんであります(笑)。

30km地点で、タイムは3時間16分32秒。
残り12.195kmを1時間半以上かけても、足切りには遭いませんな。

去年は30km地点で今年より速いペースだったにも関わらず、私の頭の中の電卓クンが、「いや、まだキロ6分ペースで行かんと足切りに遭う」などとアホな計算をしていたもので、必要以上に速く走ってしんどい思いをしたのであるが、今年はもう大丈夫だろう。
電卓クンは、残りキロ7分30秒ぐらいでも大丈夫と、今回はクリアに計算してくれている。

「ああ、この楽しかった時間も、あと1時間半ぐらいで終わるのかあ」なんて思うと、私の気持ちはちょっと寂しくなったのであるが、私の体は「いや、いいから、こんなしんどいのさっさと終われや!」と非常に正直な感想を持っていたのであった。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-09-01 23:19 | ランニング | Comments(2)  

Commented by かっぱちゃん at 2012-09-02 18:41 x
仮装サポーターは嬉しいですよね。
しかし、この人らは何を目指し、仮装をしてるのでしょうか?(僕が言うな!と突っ込まれそうですが)
仮装サポーターに限らず、見ず知らずの人が応援してくれるのはパワーになります。例えハゲ親父であろうが、もう誰だっていいです。
こちらが仮装してると、なおさら応援してもらえるし、これが仮装のメリットですね。
Commented by gossy54200 at 2012-09-02 20:33
確かに沿道の仮装サポーターは多かったですね。
恐らく応援しているランナーが見つけやすいように、仮装をしているのだと思いますが、もし、私が何らかの事情で走れなくなったら、仮装サポーター&私設エイドでランナーの皆さんを応援したいものです。

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