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はじめてのブルベ~長万部400走行記(その7)

んなわけで、休憩します。
風呂入んないで、そのまま寝ていたい気持ちもありましたが、とてもそのようなことを言える雰囲気ではなかったので、おとなしく風呂のある2階へと上がります。

入浴料払って、タオルを買って、風呂に行きましょう。

全身汗でべとべとで、服を脱ぐのにも一苦労でしたね。

そう言えば、俺、あっちゃこっちゃにテーピングしてたんだなあ。
このまま風呂に入ってしまうと、テーピング効果は台無しになるのではないだろうか。
そう言えば、とあるマラソン本で「レース直前には風呂に入るな。シャワーだけにしろ」なんてことも書いてあったなあ。

と言うことで、湯船につかるのはやめようと思っていたのだが、入浴料がもったいないので、やっぱりテーピングだらけの体で湯船につかります。
ザッパン。

ああ、わかる。
私の中の疲労物質がみるみる取れているのが。
疲れたの疲れたの飛んでけー。

このまま風呂の中にうずもれていたい気持ちもあったが、長湯すると本格的に自転車に乗る気持ちが萎えそうだったので、1分ぐらいですぐ風呂から出てシャワーを浴びて、浴室から出た。
さようなら、温泉。
私のここまでの疲れを吸い取ってくれてありがとう。
身も心もさっぱりしたよ。

ここで着替え。
夜に備えて、これまでの膝上タイツからロングタイツに履き替えたのはいいのだが、ジャージの替えは持ってきていなかったので、汗だくのジャージに再び袖を通します。
ああ、せっかくのさっぱりが台無しだ。

風呂から上がって、休憩所でダラダラと。
少し横になって寝ていたかったが、皆さん小上がりでご飯を食べると言うことで、一応、俺も食っとくか。
正直、あんまり食欲ないんだけどねえ。
でも、まだ200km以上残ってるから、ここである程度は食わんとな。

あまり胃には負担はかけたくないけど、でも、ちょっとがっつり食っときたいなということで、肉うどん(650円)を注文。
(ラーメンは油っぽくて、胃が受け付けないんじゃないかと思った)
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いただきます。

う、うめえ!

丼を天に突き出して叫びたいぐらいうまかったが、他の人も見ているので、極めて冷静を装いながら、頭の中はうどんのうまさでやたらエキサイトしていた。
そうか、そうか。
一見、普通に見えるうどんも、180km自転車を漕いだ後に食べると神のような食べ物になるのだなあ。
あー、疲れた後の食い物はうまいなあ。

心配していた胃の調子もなんともなく、ペロリと平らげ、汁も半分ぐらい飲んで塩分もしっかり補給できた。
ロングライドの疲労から来る食欲減退を恐れていただけに、ここでしっかり食うことができたのは大きい。

ごちそうさまでした。

さて、「どうしましょう班」で卓を囲んで、晩飯を食っていたわけだが、ひとりメンバーが欠けている。

あれeasyさん、いないぞ!

一体、どうしてしまったのだろうか。

しかし、我らがeasyさんは残りのメンバーが食事を終えた後、涼しい顔で登場して

「洗濯完了」

の名言を残し、「自分は次のコンビニでカップラーメンを食べるから、とっとと先に行きましょう」ということで、出発の準備に入ります。
なるほど、衣類の洗濯で時間がかかっていたわけですね。
すべてがコンピューターのように計算されていたeasyさんの行動なのであった。
ここでメシを食わないことは計算内だったのですね。

んなわけで、出発の準備をします。
既に18:00を過ぎて、外は暗くなっています。
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ライトを全てオンにして、ここから闇夜のサイクリングが始まります。

いいお湯と食事をありがとう。八雲遊楽亭。
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まだ、全行程の半分以上は残っている。
ここからが200km以上の真の戦いが始まる。

(つづく)

by gossy54200 | 2012-09-30 12:03 | ロード  

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