ミルトコッペを求めて20km

最近、ビックリするほどロードバイクに乗っていない。

いや、別に乗らなきゃ死ぬっていうことでもないのだけど、諭吉さん何枚もはたいて買った自転車が、単なる部屋の飾りとなるのはもったいなくてだねえ。
そうなのだ、貧乏でしみったれたワタクシにとっては、「もったいない」という言葉が原動力になるのだ。

しかし、もったいないなくない以前に、美瑛センチュリーライドは目の前に迫っているわけで、ちょこっとでも乗っといた方がいいだろう。

以前は自転車で知らない道を探検し、ワクワクしていたものであるが、気がつけば「知っている道」ばっかりになってしまい、どうも自転車に乗ることに対する好奇心が失われているわけだな。
基本、ロングライドだと時間も取られるし、準備もめんどくさいしとネガティブな方向に考えが行ってしまいがちで。

自転車に乗って美味しいものを食べるということを生きがいにしていらっしゃる方がうらやましく思う。
私は基本食べることに興味がなく、自転車の飯休憩はハンガーノックが嫌だから仕方なく食っているという感じで、できれば休憩なんかしないでチンタラ一定ペースで進みたいわけだな。
シャーっと猛スピードで走って、イタリア人のように飯を食うというサイクリングスタイルが、私はものすごく苦手だ。
そんなわけで、「グルメスタイル」を楽しみたい人たちとは、私は一緒に走る気はありませんので、気を悪くなさらないでください。


と、話が思いっきり脇道にそれてしまったが、栗沢は美流渡に「ミルトコッペ」という、うまいパン屋があるらしい。
美流渡は今までも何度も自転車で行ったが、食い物に興味のない私はスルーし続けてきた。


し、しかしだ!

もし、「ミルトコッペのパンが食べたいなあ~♡」と甘い声で頼まれたらどうする?
そこはいかに鋼のように固い意志を持っている私も

「いや~、実はここ、前から行きたいと思っていたんだ。サイクリングのついでに買ってきてあげるよ」

と答えざるを得ず、人間の意思というのは、どうしてこんにゃくのようにふにゃふにゃなのだろうと、自分の意志の不甲斐なさに大いに憤慨するのであった。


んなわけで、美流渡に行きます。

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普段、美流渡を通るときは、ひたすら夕張につづく道道38号線を走るのだが、今回は、道道から外れて、知らない道を走るのだ。
さすがに自転車に飽きてきた私も、知らない道を走るのはテンションが上がるのだが、いかにも熊が出そうな道であって、そこは油断ならない。
(熊リスクも私の自転車離れのひとつの要因かもしれない)

まあ、すごいところにありますね。
思わず一回通り過ぎるぐらいにすごいところにありました。
その「すごいところ」ぶりを多くの人に味わっていただきたい私としては、あえて地図は載せません。
地図なしで辺境を楽しむのもいいものだよ。

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店に入ると、すげーいいにおいがする。
食い物に関するボキャブラリーが圧倒的に足りない私は、「このイースト菌がたまらんのだよ」みたいなウンチクを語ることができず、何がどういいにおいなのかさっぱり説明することができなくて申し訳ないが、強いて言えば、パン屋に併設されている札幌新川にあるラーメン屋「八味一心」のようなにおいのする場所である。
ほとんどの人にとってさっぱりわからない説明で申し訳ないが。

そんなわけで、パンを買いましょう。
コッペパン3個とアンパン1個を買ったのさ。


パンも買ったし帰るか。

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はて、どうして私は家とは反対方向の万字にいるのだろう?
気がつけばひたすら坂を上って、夕張なんてありえないところに着いているし。
お前、ホントはミルトコッペはなくて、丁未峠に行きたかったんじゃないか。
はい、その通りです。

久々にロードで峠上ったけど、ビンディングペダルは偉大だね。
ニセコヒルクラのときのような、足元がバタバタする感じはゼロ。
もう、すいーっとペダルと足が一体化してだねえ、すいーっと上れちゃうんだよ。

ということで、MTBのときよりも5分ぐらいタイムを短縮して、頂上到達。
ニセコヒルクラもロードで出たら45分切れたんじゃないか?
(単なる妄想)

丁未峠にやられた自転車。

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しょーがない、パンでも食うか。

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いただきます。

「う、固い、マズイ」


《教訓》

ミルトコッペのパンは作りたてのあったかいうちに食うべし。
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by gossy54200 | 2013-09-21 20:56 | ロード | Comments(2)  

Commented by waltz_t at 2013-09-21 21:19
記憶があるようなないようなパン屋でして・・・・
今年はこの辺ぜんぜん徘徊してないなぁと、妙に反省。
ゴシさんとは違う意味で、私もなにか変に違う方向に向かってる気がしますです・・・・・
Commented by gossy54200 at 2013-09-22 22:07
この手の「辺境の食い物屋」ってどこも似たような店構えで、似たような店員だったりするので(94%の確率でひげ面)、どこがどうだかよくわからなくなりますよね。

美流渡、万字方面は札幌から行くにはちょっとキツイので、なかなか足が向かないところだと思います。
地元民でなければ、年に2度も3度も行くようなところでないですし。

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