孤独の美唄ダム(その1)

この日はブロンプトンのオーナーズミーティングがあったり、200kmのブルベがあったり、札幌マラソンがあったりと、秋のスポーツイベント目白押しというところでしたが、わたしゃどれにも出ることなく、キコキコとMTBでひとりライドをしておりました。
いいんです、わたしゃひとりが好きなんです、ほっといてください。

先週の記事で「自殺したくなったときは美唄我路のサイクリングロード」と書いてしまいましたが、果たしてホントに自殺したくなるような道なのだろうかということをたまらなく再確認したくなり、矢も盾もたまらず行ってしまいました。
先立つ不孝をお許し下さい。


まずは先週同様、国道12号線を北上します。

味のある自転車屋。
別に私にはレトロ自転車趣味はないので、そっと外から眺めるだけにしておいた。
ふーん。

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「ドラキュラの蒲萄」とは、いかにもマズそうなネーミングだ。

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どうせドラキュラを使うなら、「ドラキュラも食いつきたくなる美女の蒲萄」とか、もっとうまそうな名前をつけんかい。

で、12号線を離れて、高速ICの方へと向かいます。

高速ICを過ぎると、民家もグッと少なくなり、秘境度が増してきますね。

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我路へと通じる「美唄サイクリングロード」の入口。

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もう入口からして、この道はまともに管理されてないだろうというワイルドさが感じられる。
これは期待できそうだ。

で、入口から数百メートル行くと、「東明駅」と書かれた建物があるのだった。

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このサイクリングロードは、かつて石炭輸送のために存在していた「三菱鉱業美唄鉄道」の跡地を利用しているものなのですね。

こういうところにありがちな蒸気機関車。

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鉄道の面影を残していたのは、この旧東明駅ぐらいでしたね。
こっから先の道はひどいもんでした。

最初のうちはいいんですが。

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ん。

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んん。

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どういうわけか唐突に存在する休憩所。
多分、ここ3年でこのベンチに座った人は誰もいないと思われる。

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犬嫌いの私にとって、「犬の散歩禁止」のサイクリングロードはありがたいのだが、こんなとこで犬の散歩する奴は誰もおらんやろ。

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むしろ熊が出るという方が問題だ。

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熊の恐怖に怯えながらも進みます。

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倒れかかった木なんかもあって、もはや自転車が通るような道ではありませんな。
MTBで来てよかったです。
とてもロードでは行ける道ではありません。
とにかく森に囲まれた狭い道で、心細いことこの上ない。
当然のごとく、すれ違う自転車など一台もあるわけないし。
わたしゃ、確かにひとりになりたいとは思ったが、こんなところでひとりになりたくないわ。

それでも、勇気を振り絞って、更に進みます……。

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無、無理だ!

この道、無理だ!



このまま進んだら熊に食い殺される!



かくして、私は熊の恐怖に負け、サイクリングロードを走破することなく、横を走る道道にワープして我路を目指すことにしたのであった。
(この道道も十分怖い)

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そんなわけで、我路のサイクリングロード、「熊に食べられたい」ほど人生に絶望している方には狂おしいほどオススメの道ですが、ホントに行って熊に食べられても私は責任を持てませんので、とりあえず「やめとけ」と大人の対応を取ることにさせていただきます。

(つづく)
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by gossy54200 | 2013-10-06 20:19 | MTB | Comments(4)  

Commented by waltz_t at 2013-10-06 21:43
一度しか走ったことがないですが、相変わらず湿気で背中が痒くなりそうな我路CRですな。

写真一枚目の自転車屋さん、昨年の暮れから入ろう入ろうと思いつつ、勇気がなく未訪問です。
Commented by gossy54200 at 2013-10-06 22:07
この勢いですと、夕張CRのようにほとんど誰にも知られないまま自然に帰ってしまうのではないでしょうかね。
実際、こんなとこにCRがある必然性などないわけですし。

にしても、あの自転車屋に目をつけられていたのはさすがです。
Commented by takatixyan at 2013-10-07 21:20
お久しぶりです。こちらのブログの方がコメントしやすいです。
私も去年は一時期林道に目覚め走ってましたが、熊が一番怖いです。
常に熊に怯えて走ってた感じでした。
このCR、消滅寸前ですね。
Commented by gossy54200 at 2013-10-07 22:02
お久しぶりです。
やはり林道は熊がコワいですね。
「MTBで林道を」などと思っていたのですが、どうやら林道は私には向いていないようです。

このCR、「熊が出るから○○~××までは通行止め」という掲示が出ていたのですが、通行止めのところに柵があるわけでもなく、この危機管理体制はどうよ?ってちょっと思ってしまいましたね。
路面状況から、多分通行止め部分に入ったんだなあと思って、反射的にUターンしてしまいました。

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