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俺チャレ2015~ブロンプトンで行く逆オホーツクサイクリング(その1)

その0

7月10日(金) 曇りのち晴れ

根室への旅立ちの日。
朝から気分はそわそわ。
翌日は「ブロンプトンで250km走る」と言うギネスブックに載るような大事業をしようとしている私なのであり、仕事なんてやってる場合じゃない。
パーマンのようにコピーロボットがいれば、コピーロボットに準備を任せて、私は安心して会社に……。
いや、逆だ。
会社などコピーロボットに任せて、私は「俺チャレ準備」に専念すべきなのだ。
しかし、模範的サラリーマンの私としては、第一に会社、第二に会社、三、四がなくて、五に「俺チャレ」なので、「ブロンプトン冒険家」ということはひた隠し、おとなしく会社で仕事をしていたのであった。

さて、仕事も終わったし帰るか。
今回の冒険の主役「ブロンプトン」であるが、本日は「通勤の足」という第二の役割も果たしており、こんなつまらないことにブロンプトン様を使っていいのだろうかと思いつつ、「日常の足から冒険まで」と幅広く使えるブロンプトンの汎用性に満足していたのであった。

んなわけで、家に帰って、自転車仕様に着替えましょう。
レーパンの上に、モンベルのサイクルパンツを履いて、サイクルジャージの上にウインドブレーカーを着て、ほんでもってヘルメットも被って、準備万端だ。
さあ、出発だ!

18:00、自宅を出ます。
出発前のブロンプトン。

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一見、その辺を散歩するかのような軽装備である。
荷物はフロントバッグに入っているもので全てです。
ブロンプトンの気持ちになってみると、まさか翌日、あそこまで酷使されるとは思っていなかっただろう。

ついでなので、今回の荷物をここで紹介しておきます。
・携帯空気入れ
・予備チューブ2本
・パンク修理キット
・15mmスパナ(ブロンプトンの後輪脱着に必要)
・日焼け止め
・iPhoneと充電ケーブル
・輪行袋
・サングラス
・ガーミン

改めて書くと、びっくりするぐらい少ない荷物だ。
とりあえずこれで今まで困ったことはないので、今回も何とかなるだろうぐらいに思っているが、もし、「えっ、これ持っていかないのはマズいんじゃない?」ってものがあったら、誰か教えてください。

さて、釧路駅に行く前に、まずはドラッグストアで買い物をしましょう。
そうです、俺チャレ公式補給食である「ポカリスエットとカロリーメイト」の買出しです。
どれくらいのカロリーが必要なのかはわからんが、とりあえず、4本入りのものを6箱買っておきましょう(138円×6)。
カロリーメイトは1本あたり100kcalなので、これだと100×4×6=2400kcalでとなり、長距離サイクリングには全然足りないような気がするが、足りない分は現地調達ということで。
ポカリスエットは500mlのペットボトル2本で(100円×2)。
あんまり荷物を抱えたくないので、とりあえずはこのぐらいでいいでしょう。

18:35、釧路駅到着。
西日がまぶしいぜ。

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駅前にあるオブジェの前で輪行準備。
たたんで袋に入れて5分弱と、相変わらず絶好調に輪行モードに変身してくれるブロン君なのであった。

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さて、デカイ荷物を抱え、駅の中に入るのだ。
まずは根室までの切符を買いましょう(2490円)。

改札前に丹頂鶴がいたので、パチリ。

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狭い自動改札機をくぐりぬけ、ホームへと向かいます。
輪行時、自動改札を抜ける瞬間は緊張するぜ。
輪行袋が改札機にぶつからないように、そーっと抜けなきゃならんわけで、たかが改札にも神経を使うのよね。
ちなみに釧路駅は「日本最東端の自動改札機のある駅」だそうです。

さあ、いよいよ根室行きの汽車に乗り込みますよ!

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大都会の方だと、ディーゼル気動車も「電車」と表記する方がいらっしゃるようですが、北海道で「電車」が走っているのは、一部の限られた電化区間のみで、道東のJRはすべてディーゼルエンジンの「汽車」です。
「北海道人は電車のことを汽車と言う」と、都会ではバカにされているようだが、北海道は「電車」のない区域が圧倒的に広いのだよ。
まあ、どうでもいいことなんだけど、こういう細かい表記を気にするみみっちいワタクシなのであった。

自転車を収めるには都合のいい席があったので、座席の後ろに輪行袋を置いて座りましょう。
根室本線万歳!

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俺チャレは家を出たときから始まっています。
ということで、ここからカロリーメイトとポカリスエット以外のものを口にしてはいけません。

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18:56、定刻通りに根室行きの普通列車は釧路駅を発車したのであった。
乗車率は4~5割と、帰宅ラッシュとは無縁の世界ですね。
ここから根室へと約3時間の旅が始まります。

つづく

by gossy54200 | 2015-07-13 20:20 | ブロンプトン  

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