十勝大平原サイクリングロードを走る(その3)

その1 その2

道には迷うし、カメラの電池は切れるしで、私の頭もキレそうになっていたのですが、ここは気を取り直して来た道を戻ります。
戻ってみると、行きのときには気づかなかった分岐があり、しかも間違えた道よりも細い道だったため、これは絶対に気づかんだろうと。
初見殺しの十勝大平原サイクリングロード恐るべし。

さて、ようやくサイクリングロードに戻ったと思いきや、明らかに方向がおかしい。
これはどう考えても最初に来た道の方向に戻っているような気がするが、「ここがサイクリングロードだよーん」と示す看板もあるし、まさか間違っているなんて言うことはないだろう。

看板を信じて、ズンドコ進んでいったら、なんとさっきの「十勝川サイクリングパーク」に戻ってしまったではないか!
どうなってんだ?十勝大平原サイクリングロード。

無駄に4kmぐらい走ってしまった。
ここで私がとるべき選択肢は2つである。

1.最初に来た道をひたすら戻る
2.もう一度、正しい道を探ってみる

常識的に考えると1なのだろうが、冒険心あふれる私が2を選べと、かたくなに主張している。

迷ったときは困難な方を選択せよ!

というセオリーに従って、もう一度、私は十勝大平原サイクリングロードの調査を進めることにしたのであった。
これでいいのか?

さて、もう一度走り出すと、さっきの太い道と細い道の分岐の他に、右側に橋があった。
これはひょっとしたら、橋が正解なのではないか?

で、橋を渡ろうとすると、確か橋の名前は「銀輪橋」という名前であったような気がする。
こんなネーミングはサイクリングロード以外の道ではありえない。
これだ!これが私の求めていた、真のサイクリングロードなのであった。
真っ直ぐ道が続いているところに、案内も何もなく、唐突に右の橋へ曲がるのが正解だとは予想だにしなかった。
くどいようだが、初見殺しの十勝大平原サイクリングロード恐るべし。

私が迷ったところを図でまとめると、こんな感じになります。

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つまり、私はサイクリングパークから、サイクリングロードではないただの土手道を進み、その後道なき道を行ったり、サイクリングロードを逆走したりして、元のサイクリングパークに戻ってしまったわけであったのだ。
しつこいようだが、初見殺しの十勝大平原サイクリングロード恐るべし。

ようやくサイクリングロードの端を目指すことができて、めでたしめでたしとなったわけだが、その先をずんどこ進んでいくと、いつまで行っても終点が見える気配がない。
走行距離はすでにハーフマラソンの距離を超えている。
このまま進んでいくと、終点にたどり着いたはいいが、最終的にフルマラソン以上の距離を走るハメになるのではないだろうか?

ここで私がとるべき選択肢は2つである。

1.そのままサイクリングロードの終点を目指す。
2.撤退して、ショートカットして、元の十勝が丘公園に戻る。

ここまで行ったなら1を選択すべきなのであろうが、私の脚が2を選べと、かたくなに主張している。

迷ったときは確実な方を選べ!

というセオリーに従って、私はここで勇気ある撤退をすることにした。
さっきと言ってることが違うような気がするが、こっから何キロぐらい走れば終点にたどり着くのか先がさっぱり見えなかったので、被害が少ないうちに撤退するのが吉であろう。
たどり着いたところで、証拠写真を撮ることもできないし。

そんなわけで、サイクリングロードを引き返し、ショートカットして国道38号線を進むことにして、スタート地点へ戻ることにしたのであった。
さようなら、初見殺しの十勝大平原サイクリングロード。
家に帰ってから調べてみたら、このサイクリングロードは全長27.7kmもあったことが判明したので、ここで戻って正解だったよ。
下調べもせず、テキトーに進んでいくとロクなことにならないのである。

で、全部で31km走ったところで、十勝が丘公園に帰ってまいりました。
本来ならここで終ってもいいのですが、もうちょい余力があるので、「坂道トレーニング」として「十勝が丘展望台」まで行ってしまいましょう。
クルマの中から、電池が満タンのコンデジを取り出し、再び走り出します。

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こっから急勾配の坂が1kmぐらい続きます。

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壁のような坂で、キロ8分ペースが精一杯でしたね。
でも、1kmぐらいで終るので、ちんたら歩を進めていきましょう。

展望台到着。

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十勝川の様子がそれなりに見えます。
もうちょい天気がよければ、もっといい眺めだったのかもしれないが、まあ、今回はこんなもんでいいでしょう。

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引き返して、下りに入ります。
アバウトな斜度表示であるが、Max12%の結構な坂だったのですな。
正直、上りよりも、グングンスピードが上がり、そのままゴロゴロと前転してしまうんじゃないかと思った下りの方が怖かったです。
下りの箱根6区のランナーはテレビで見ていると、上りの5区よりも楽しているように見えるかもしれないが、実は相当の恐怖心と戦っているのだなあと思い知ったのであった。
世の中には実際に体験してみないとわからないことがゴマンとある。

再び十勝が丘公園にたどり着き、自販機で売っていたよくわからんエナジードリンクで乾杯。

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休憩を含めた所要時間4時間ちょっと、走行距離34kmの無意味な冒険なのであった。

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無意味な冒険の疲れをいやすために、十勝川温泉ホテル大平原の日帰り温泉で汗を流すことにします。

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ホテルは結構立派なのだが、日帰り温泉の通用口はかなりショボい。
宿泊客に比べて、日帰り客はそんなに歓迎されていないような気がするが、それでも入浴料は1000円と、なかなかのお値段である。

お値段が高いので、浴室はガラガラで居心地はよかったが、私の好きなサウナや水風呂は狭く、これなら私の家の近くのスーパー銭湯の方がよかったような気がする。

せっかくだから帯広で飯を食えばよかったような気もするが、なんかもうめんどくさくなったので、そのまま釧路に戻って、私の好きなスパゲッティ屋で飯を食います。

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なかなかの盛りのスパゲティにハンバーグ。
写真には写っていないが、これにライスもついている。
こんなに食えるのかと思ったが、たくさん運動した後なので、ペロッと食えた。
こんな食生活しているから、走っている割には体重は落ちないのだろうなあ。
別海に向け、もう2kgぐらい落としたいところだが、あまりにストイックにすると、それはそれでストレスが溜まるので、週に1度ぐらいは、こういうご褒美日を設けてもいいだろう。

身体を動かし、風呂に入って、うまいものを食って、がっつり眠る。
単純であるが、人間の喜びというものは、こういう頭を使わない原始的な本能的なものにあるのではないかという気がしないでもない。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)

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by gossy54200 | 2017-06-11 08:41 | ランニング | Comments(0)  

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