2017なかしべつ330°開陽台マラソン参加記(その2)

その1

最初は中標津の市街地をガーッと走ります。
沿道の応援もあってテンションも上がり、流れに沿ってズンドコ進みます。

最初1kmのラップが4:34。
心拍数はすでに160オーバー。
さすが大会になると、初っ端からエンジン全開でビュンビュン行ける。
今思えば、ピッチも200超えていたし、完全なるオーバーペースなのであったが、このときは「暑いけど湿度ないし、風は涼しく吹いている。これならなんとかなるだろう」なんて思ってました。

2km地点でもラップ4:28と、調子よく進んで行きました。
このときは、まさかこれが最速ラップになるなどとは思いもせず。

2km過ぎてから早くも失速。
周りのペースもずんどこ落ちていきます。
途中あった温度計の表示が31.1℃ってのを見て、「あー、今日は無理かも?」と、悪い予感がよぎります。
3km地点のラップは4:54。
こっから先はこのペースを保つので手一杯でした。

3km過ぎてから上りに入ります。
ここで集団がかなりバラけてきました。
なんとか単独走は避けたいと思いながらも、前の集団との距離が広がっていきます。
名古屋みたいに3km過ぎまで人でびっちりってのも嫌でしたが、人数の少ないローカル大会だと人がバラけるので、流れで引っ張ってもらうということができなく、早くも孤独な戦いが始まります。

4km、5kmのラップはそれぞれ5:22、4:51。
上りが終ってペースが上がるかと思いましたが、キロ5分切るのでいっぱいいっぱいです。
心拍はすでにコンスタントに170オーバーだし、「もう今日は無理だなあ。このペース保って、後半のブレーキだけ防ごう」と弱気モードに。
このときは、この段階で心が折れた弱いメンタルに我ながら失望したものですが、結果的には間違ってなかった判断だったと思います。
ずっとこのペースでほぼイーブンで行けたのは、今回の収穫だったと言えるでしょう。

5kmの給水。
スポーツドリンクがあればありがたかったですが、テーブルにあるのは水のみでした。
それでも、30度越えの現状とあっては、正にこれは命の水。
コップ一杯の水をサクッと飲んで、更に奥のコップの水を取って、首の後ろにかけようと思ったら、まさか手に取ったコップが空だったという罠。
これは結構精神的ショックがでかかったが、済んでしまったことは仕方がない。
コップの中身を確認しなかった私のミス。
テーブルの真ん中ではなく、最後のコップを取った私のミス。
全ては自己責任です。
8km地点のスポンジポイントに期待しましょう。

どーにかこーにか単独走は避けようと、前の集団に食らいつきます。
ここまで来ると、似た走力の人たちの集まりなので、抜きつ抜かれつしながらも、視界に入るゼッケン番号はずっと同じって感じでした。

8kmぐらいで、早くも歩き出す人がちらほらと。
そのうち一人は嘔吐しそうな感じで、危険でしたね。
日陰になるところもなく、逃げ道がない感じで、見ているこっちも辛くなりました。
彼の無事を祈るのみです。

スポンジポイントで、首の後ろにギューっと水をかけて、ああ、やっと生き返る。
今回は暑さ対策の「ひんやりスカーフ」を首に巻いております。
暑い日のスポーツイベントには必須アイテムです。

アイスノン 首もとひんやりスカーフ 1個入

白元アース

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6~10kmのラップタイムは以下の通りです。
4:56-4:55-5:00-4:58ー5:02

コース図を見ると、3~4kmの上りがポイントで、残りはほぼ平坦と見ていましたが、地味に細かいアップダウンが多く、スタミナを削り取られます。

10kmの給水。
ここではひしゃくを持ったスタッフさんがいて、冷たい水をゴーカイにかけてくれます。
完全に背中がずぶぬれになりましたが、この気候ならすぐに乾くでしょう。
このサービスは非常にありがたかったです。

10km過ぎで左に曲がり、こっから向かい風になります。
向かい風はランナーの大敵って思うかもしれませんが、むしろ涼しい風が前から吹いてきて「神風」でした。
なんだかんだで、北海道は気温が高いときがあっても、風がさわやかなのがいいですな。

12kmぐらいで限界を感じつつありました。
「ハーフならジェルなどの補給食は不要」と思っていましたが、お守り代わりに念のためジェル持っておいてよかったです。
さすがに我慢の限界です。
エネルギーを補給して、終盤に備えましょう。

オエッ、ゲホッ、ゴホッ

厳しい条件下で、粘度が高く濃い味のジェルは刺激が強すぎました。
豪快にむせて、1分ぐらいはまともに呼吸ができませんでした。
この辺りの補給の仕方は、今後の課題として改善していきたいものです。

ただ、岩本能史さんの本に書かれていたように、「甘いものを口にしただけで元気が出る」というのは本当で、これでモーローとしていた頭がシャキッとすっきりした感じになりました(むせたことによって、頭がびっくりして我に返ったという話もあるかもしれないが)。
特に暑いレースでの糖分補給は必須だと思いました。

14kmから、このコース唯一のスライド区間。
反対方向からやってくるランナーの集団に勇気付けられます。
特にエールを送り合うとか、そういうことをするわけでもないのですが、すれ違うランナーを見ると元気が出てくるのは不思議です。
スライド区間では「マラソンは個人スポーツであるが、一人では走れない」という瀬古さんの言葉を実感しますね。

折り返し地点前では、スイカとバナナの給食がありました。
スイカを取っている人が多かったですが、私は利尿作用があるスイカではなく、バナナをゲットしました。
これでなんとかラストまで持つでしょう。
バナナパワー万歳!

15km地点の給水。
ここは水の他にも、スポーツドリンクとオレンジジュースがあります。
ここでもコップのスポーツドリンクを飲んだはいいが、体にかけようとして取ろうとした水のコップがポロリ。
あー、またやってもーた。
コップを取るときは、テーブル最後のものを取ろうとしてはいけませんな。
給水時は混雑が嫌で、比較的すいている最後の方のテーブルのコップを取るようにしているのですが、今回は完全にこれが裏目に出ました
真ん中ぐらいのテーブルだったら、まだ取り返しがつくので、できるだけ前の方のコップを取るにこしたことはありません。

11~15kmまでのラップは以下の通りです。
4:55-5:08-5:04-4:49-4:54

結構1kmごとのラップがバラけている感じですが、1kmごとに5mぐらいのアップダウンがありましたので、それがタイムに反映されているだけだと思います。

残り約6km、なんとかこのぐらいのペースは維持できそうです。
こっから先は下り基調。
目標の1時間40分切りは、この時点ですでに不可能ですが、なんとか心の折れ幅を小さくして、今できるだけのことは精一杯やっていきたいものです。

ここまで来たら、暑さを敵にするのではなく、暑さと一体になるしかないですな。

つづく

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by gossy54200 | 2017-07-10 22:44 | ランニング | Comments(0)  

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