2017名古屋シティマラソン参加記(その2)

その1

さて、大会当日。

5時に起きて、サンドウィッチ、トマトジュースの朝食をほおばり、準備などいろいろ。
テレビでやっていた「所さんの目がテン」の肩甲骨を柔らかくするストレッチを見て、マネをする。
よし、これで腕振りはバッチリだ!
多分。
ちなみにテレビを見た感じ、かなり効果がありげな感じだったので、釧路に帰ってきてからも、この肩甲骨体操を気が向いたときにしています。
尚、肩甲骨体操の詳しいことについては詳しい人に聞いてください。

7時にホテルをチェックアウトして名古屋駅へ。
外はめっちゃ寒いですね。
気温は3度ぐらいしかありませんでした。
それでも、前日に比べると風は弱いのが救いでした。

地下鉄はめっちゃ混むので、JRで大曽根駅へと向かいます。
大曽根駅からナゴヤドームまでは1.5kmぐらいありますが、ウォームアップ代わりにこんくらい歩くのもいいでしょう。
ナゴヤドームまでの道のりは、ほとんどウィメンズマラソンに参加するであろう女性ばっかりで、華やかでしたね。

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思いっきり逆光の写真。
まあ、この日は天気がよかったということで。
まだ気温は低いですが、シティマラソンの始まる10時過ぎには10度ぐらいまで上がってほしいところ。

ナゴヤドームに到着して、荷物を預け、スタンドでボーっとします。
荷物と一緒にスマホも預けたので、こっからは写真なし。

朝飯その2として、あんぱんをもしゃもしゃと食べながら、電光掲示板に移っているウィメンズマラソンの様子を見ます。
渡辺美里の国歌斉唱、ずいぶん低いキーで歌っていたなあ。

早めにスタート地点につこうかなあと思ったが、ちょっと「大」問題が発生したので、トイレへGO!
まあ、大規模なマラソン大会ではいつものことですが、並びますねえ。
ここでイライラしても仕方がないので、「運」を出して、いざスタート地点へ。

スタート位置は、前から5番目のブロック。
トイレで出遅れたため、ほぼブロックの最後方。
結構スタートラインまで距離があるが、スムーズに行けるのかね。

気温は10度ぐらいまで上がってきましたが、まだちょっと寒いのでアームカバーをつけて、スタートまで待ちます。
スタート前に名古屋市長の挨拶がありましたが、とってつけたような投げやりな挨拶で、「ああ、シティマラソンって、競馬で言えば有馬記念の後に行われる最終レースみたいな存在なのね」と、ちょっとガッカリする。

10時20分、スタート。

さて、前もつかえているし、ゆっくり歩きますか。

いや、歩けもしねえ。

進まない。

進まない。

全然進まんぞ!どうなってんだ!


北海道マラソンの、完全持ちタイム順整列によるスムーズなスタートに慣れてしまったので、あまりのスタートからの進まなさにイライラする。
3分ぐらいでスタート地点に到達するかなあと思いましたが、4分20秒もかかってしまいました。
グロスで1時間40分を狙う身としては、この4分以上のロスは大きい。

でもって、スタートしてからも、ものすごく進まない。
やっぱ、自己申告タイムでスタート位置決めるのはよくないよ。
同じブロックでも走力がバラバラじゃないか。

しかし、持ちタイム順にすると、4年ぶりにハーフマラソンのレースに出場する私にとっては、恐らく「記録なし」ということになり、問答無用で最後尾ブロックに入れられるので、やっぱ自己申告制でよかったのか。

とりあえず、走り出したら暑くなってきたので、1kmも走らないうちにアームウォーマーに戦力外通告を下す。
ああ、進まねえ、進まねえと思いながら、最初の1kmのラップは5分39秒。
体感的には止まっているようなスピードなんだが、それでもフルマラソンのサブフォーペースのタイムで走れているところに、レースの持つ集団の力を感じる。
集団で走ると、普段の3倍はラクだねえ。

それでも、1km4分40秒ペースで走りたい私にとっては、このペースは遅すぎる。
ただ、過去のランネットの大会レポを読むと、この大渋滞は毎年恒例ということで、どうしようもないものなんですね。
事前の予習不足でした。

ロスタイムが4分以上あった時点で、ネットタイム狙いに切り替えればよかったんですが、どういうわけかグロスにこだわってたもんで、3kmぐらいまでは、カッカしながら走ってました。
もうちょい、楽しむ余裕が欲しかったですね。

3km過ぎてから、バラけてきたので、スピードアップ。
1km4分30秒切るペースで、ちょっと速いかなという気がしたが、「ハーフまでなら多分持つ」と根拠のない自信で脳みそをだまし、5km地点へ。
通過タイムは29分26秒(ラップタイム25分6秒)。

5km過ぎてからは、緩やかに下っているのもあって、ペースが落ちることもなくずんずん進んでいきます。
5~10kmまでが、一番無心で走れた区間かな?
無心というか、単に記憶がないだけという話もあるが。
10km通過タイムは51分57秒(ラップタイム22分31秒)。
ほぼ1km4分30秒ペースで走れていますが、自分の中では無理をしている感じはなく、行きたいように足が勝手に進んでいる感覚です。

「ロスタイムが4分ぐらいあって、10km通過が52分弱か、ちょうど半分で借金を2分返したから、あと半分でもう2分返して、1時間40分以内でゴールできるな」と、そのときは愚かにも思っていました。

誰かこのバカに、ハーフマラソンは20kmじゃなくて21.0975kmだってことを教えてやってください。

すっかりハーフマラソンの距離もわからないおバカな頭となってしまい、しかも、10kmからはゆるい上りということもあって、ちょっとペースが落ちてきた。
途中、2km連続で、1kmのラップが4分40秒まで落ちてきた。

しかし、こっからが踏ん張りどころだ。
所詮はハーフ、残り10kmもない。
恐らく、私がこの大会で、日本で一番東から来ている参加者であろう(もし違ったらごめんなさい)。
最東端の意地で、ここでスピードを落とすわけには行かないんだと、自分でも意味不明なことを思った。

とりあえず、私を抜かしていくランナーにコバンザメのように、着いていけるところまで着いていって、力尽きたら、別のターゲットを探し、コバンザメのように着いていくという作戦を取っているうちに、また1km4分30秒ペースに戻ってきた。
行ける、まだまだ行けるぞ。
高い金払って名古屋まで来て、全力を出し切らないで終わるにはあまりに悔しいではないか。

15km地点通過、通過タイムは1時間14分53秒(ラップタイム22分56秒)。
ここでようやく、「残り6kmで1時間40分以内でゴールするには、ええと40から15を引いて25分だから、あれ?これって残り1km4分ペースで走ってギリギリじゃないか?さっきの10km地点の計算はどうなってんだ?」と、自分のミステイクに気づく。
そっか、今の力では、こっからどんなに全力で走っても1時間40分切りは無理なんだ。

まあ、ここで心が折れてもよかったんですが、あくまで今回は「1km4分40秒で走るペース走の練習」というコンセプトを思い出し、つぶれてもいいから行けるとこまで行こうと、腹をくくります。

途中からウィメンズマラソンの後方のランナーが、ごちゃっと左にいるので、給水を取るべきかどうか迷いましたが、15kmの給水は、ペースを若干緩めて、ランナーにぶつからないように気をつけながら取ることにしました。
シティマラソンは、15km以降の給水はないものと思った方がいいです。
右側にも給水があればうれしかったのだが、そういうわけにもいかないのだろう。

みやすのんき先生の「大転子ランニング」にある「ガチ走りバージョン」をイメージして走る。
脱力しながら、大転子を前に出す。
膝は伸ばしきらない。
着地したら、蹴らないで、足をすっと抜く。
そんでもって、すっと抜いた足を、大転子からすばやく前に出す。
腕は能動的に動かすのではなくて、受動的に「動いている」ことを意識する。
そのとき、肩甲骨の動きが感じられればモアベター。
そんなことを考えながら、ラストの5kmは走っていました。
最後になって、ようやく余裕が出てきたでしょうか。
ペースは最後まで落ちることはありませんでした。

ラスト1kmでスパート。
脚はまだ元気なんですが、心肺の方が持ちません。
いつもはハーフでも、心肺は元気だけど脚がもたない傾向にある私としては、こんなことは初めてです。
ラスト1kmはガーミンの計測で4分20秒だったのですが、フルマラソンでサブスリーを目指すとなると、これよりも速いペースで42.195km走り続けなければいけません。
現段階ではこうなってしまうのもしょうがないですが、やはり、VO2maxを刺激する練習は将来的に必要であると痛感しました。

コースの予習ゼロなので、ゴール地点がどこなのかもわかりませんが、とにかく最後の力を振り絞って進みます。
ウィメンズマラソンは、ナゴヤドーム内にある華々しいゴールですが、シティマラソンは、これより10ランクは下がるような、「え、ここがゴールなの?」って感じのゴールでした。

ゴール地点の時計を見たら、1時間42分を過ぎており、「あーあ、残念だったなあ」と。
ゴールタイム1時間42分24秒(15kmからのラップタイム27分31秒)

ゴールは白川公園ってとこだったんですが、他のマラソン大会にあるような「ゴールしたランナーのたまり場」となっていることはなく、流れ作業で水とか飴とかバナナとか受け取った後、荷物を受け取って、「お帰りはあちらですよ」という看板に従って、三々五々に散っていくという、あまりに寂しいゴール風景であった。
あ、そうそう、その場でバナナを食ったはいいが、ゴミ箱がなかったんで、バナナの皮、結局千歳まで持ってったんだ。
大会関係者の皆様、ゴミ箱があると非常にありがたく思います。

ウィメンズマラソンが「松任谷由実のオールナイトニッポン」だとしたら、シティマラソンの存在は、その後で2部にやっていた「田中義剛のオールナイトニッポン」レベルの存在なのだろう。
ある年代の深夜ラジオマニア以外にはわからん例えで申し訳ないが。

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ウィメンズマラソンのランナーたちは、まだ走っております。
というか、この位置ぐらいのランナーは、半分ぐらいは歩いていて、はたから見ると、マラソン大会というよりは、何かの罰ゲームで走らされているようでしたが。
まだゴールまでは10km以上ありますが、無事に完走されることを祈りつつ、私はとっとと帰ります。

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栄から地下鉄で金山に戻り、そっから名鉄で空港まで行きます。
最後に名古屋のシンボル「テレビ塔」が見れてよかった。
本当は矢場町から地下鉄に乗りたかったのだが、道に迷ってしまったのだ。
私のように地方から来た人のために、「地下鉄駅はあっち」という案内があればありがたかったです、大会関係者の皆様。

で、空港で風呂に入って(新千歳同様、中部国際空港にも温浴施設がある)、ひつまぶしを食って、マッハGoで北海道に帰ります。

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ひつまぶしは確かにうまかったが、こんなめんどくさい食い方するんなら、うな丼の方がいいな。
お茶漬けにするには、うなぎはあまりにもったいなさ過ぎるような気がする。

さようなら、名古屋。
正直、また来るかどうかは微妙。

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ということで、総括。

・名古屋シティマラソンは、あくまでウィメンズマラソンのオマケもオマケである。ウィメンズマラソンが、ビックリマンチョコの「シール」だとすると、シティマラソンは「チョコ」的存在です。
・道は平坦で走りやすいが、最初の渋滞が激しいので記録狙いには向いていない。
・20km以上のロング走はしなかったし、スピード練習もしなかった。にも関わらず、練習より1kmあたり1分ぐらい速いペースで20km以上走れてしまうもんなんだなあ。集団の力恐るべし。
・そんなわけで、ハーフぐらいなら、ロングやスピード練習一切しなくても、こんくらいのペースで走れることがわかった。
・フルはそんなに甘くないと思うが、とりあえず、ロングやスピード練習をやらない今の練習を継続していく方針で。限界来たらそんとき考える。
・事前にランネットのレポートとかで、過去の大会情報はきちんと頭に入れておこう。
・ういろう食っとけばよかった。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)

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by gossy54200 | 2017-03-17 23:39 | ランニング | Comments(0)  

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