急がば歩け

最近、いろんな方のマラソン関係のブログを拝見しています。
その中で「ウォークブレイク」なる言葉が出てきて、ちょっと気になっております。

「ウォークブレイク」、日本語に直すと「歩き休み」って、そのまんまですね。

フルマラソンは42.195km走りきってこそ真の完走と言える。
歩くなんて論外。
と、ずっと思っていた私でありますが、どうやら計画的に歩くことによって、後半のタイムの落ち込みを防ぐことができて、結果的に走り続けるよりもいいタイムで走れるとのことらしい。

このことが紹介されている本がこちらです。
そのうち気が向いたら読んでみることにします。

ギャロウェイのランニングブック

ジェフ ギャロウェイ/大修館書店

undefined


私はフルマラソンで歩いたことはないのだが、2年前の別海パイロットマラソンで、走行中にキョーレツな下痢に襲われて、2回の「う○こブレイク」を取ったことがあった。
あんときは、「あー、あのう○こブレイクがなければチクショー」ぐらいに思っていたのだが、ここで興味深い記録が残っている。

以下は2015年の別海と、私が自己ベストを出した2016年の北海道マラソンとの25km過ぎからのタイムの比較である。

25~30km 2015別海 26:22 2016道マラ 25:46
30~35km 2015別海 27:00 2016道マラ 26:20
35~40km 2015別海 26:30 2016道マラ 27:46
40km~42.195km 2015別海 11:32 2016道マラ 12:22

25km~42.195km 2015別海 1:31:24 2016道マラ 1:32:14

まあ、灼熱の道マラと涼しい別海では一概に比較できないのだが、結果的に途中休憩を入れた別海の方が、25km過ぎからのタイムがよかったのであった。
特に35kmからペースを上げられたのは、自分でもビックリでした。
後にも先にも35kmからの5kmを26分台で走れたのは、この大会だけです。
実はこのペースアップの秘密は、途中のトイレ休憩で、脚が消耗していなかったことにあったのではないかと、仮説を立ててみたわけです。

そんなわけで、日々の練習にウォークブレイクを取り入れてみて、より負担の少ない練習を目指していこうと思ったわけだが、ウォークブレイク自体が、日本では最近出てきた概念だけあって(ギャロウェイさんの本自体は30年以上前にアメリカで出版されているが、日本語版が出たのは2015年)、どのように取り入れたらよいかわからない。

実際にウォークブレイクを入れてレースを走られた方のブログを拝見すると、2.5km走って10秒歩くとか、6分走って1分歩くとか、人それぞれで基準がまちまちだ。
とりあえず、今のところサブ3.5を目指す私にとっては、2kmを9分で走って、1分歩くってのを繰り返せば目標は数字上は達成されるのであるが、「キロ4:30で2km走って、1分歩くって、ただのインターバル走なのではないか?それだったらキロ4:50でイーブンでずっと走り続けた方がラクなのではないか?」などと思ったりして。

まあ、とにかく試してみないことには始まりません。
練習とはトライ&エラーの繰り返しなのです。

時間を基準にすると、いちいち時計を見ながらタイムをチェックするのがめんどくさいので、距離を基準にしていきましょう。
釧路の体育館「湿原の風アリーナ」のランニングコースは、1周240mで60m置きに距離表示がついています。

ということで、ウォークブレイク練習の初回は「ランニングコースを10周したら(2.4km)、60mだけ歩く」ってのを繰り返して、15km走ることにします。

まず、根性でコースを10周します。
9周目ぐらいから、「よし、あとちょっとで休める!」と精神的に張り切れるというメリットがあります。

で、10周して歩きます。
まだそんなに疲れていないときに歩くのも不自然ですが、まあ、休めるときには休みましょう。
大体、日本人は働きすぎなのだ。
疲れる前に休むことが大事なのである。

しかし、2.4kmの走行に対して、歩き休憩はたったの60mとアンバランスである。
日本人は働きすぎの上に、休みの取り方も下手なのである。
わずか30秒程度の休憩で、またランニングモードになるのであった。

最初のうちは、走り出したときに体が軽く感じて、「お、ブレイクの効果あり!」と思ったけど、ブレイクの回数を重ねるごとに、走り出しが重くなっていくような気がしましたね。
ただ、3~4周目ぐらいから落ち着いてきて、きちんとしたタイムは計っていませんが、多分、6周目ぐらいから、体感的にぐんぐんスピードが上がっていくような気がしました。
気がしただけかもしれませんが。

で、9周目ぐらいで、「わーい、休みだ」とテンションが上がって、ブレイクして、「え、休みこれだけ。また走るの?」ってのを繰り返します。

15km走り終えました。

感想を一言で言うと。

15kmぐらいの短い距離なら違いがわからん。むしろ歩かない方がいいんじゃないか。

休みがあるので、いつもよりちょっと速めのスピードで走っても大丈夫っていう安心感があるような気もしますし、スピードが乗ってきたあたりで、歩きが入ってリセットされて、振り出しに戻るって感じもします。

まあ、一回やっただけで評価できるものでもないので、ギャロウェイさんの本をしっかり読んだ上で、計画的に休息しながら、体に負担をかけないように距離をこなしていけるようにしていきたいものです。
個人的には「美幌デュアスロンの第二ラン対策に、ウォークブレイクは有効なんじゃないか」などと思ったりしています。

ごきげんよう。

[PR]

by gossy54200 | 2017-04-14 23:34 | ランニング | Comments(0)  

<< どれだけ歩けばいいのか、そこが問題だ TOEIC900点への道(教材選び) >>