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スノースクートに挑戦した(後半)

前半のつづき)

スノースクートなるものに挑戦してみたわけです。
詳しいことは前半を見てください。

そりコースからの眺め。限りなく平らに近い。
まあ、これだけ緩ければ多分転んでも大怪我はしないだろう。
スノースクートに挑戦した(後半)_a0156548_025271.jpg

さあ、スクートを滑らせるのだ!
右足でスケーティングをして勢いをつけてから、両足をスクートに載せる。

お、いい感じで、滑っていくぞ。
さあ、曲がろうと。
うむ、なかなかうまく曲がらない。

思ったよりも、内足に体重を乗せて、
スクートを倒すような感じにしないと曲がってくれない。
スキーの外足荷重に慣れてしまったので、
体重のかけ方が逆でとまどう。

あと、曲がらないということは、当然止まらない。
スキーのようにギュッとエッジをきかせてスパッと止まることができない。

しかし、スクートのよいところは両足が固定されていず、自由なので、
片足をスクートから下ろして、ズザザッと足でブレーキをかけることにする。
この技を足ブレーキと名づけた。

2,3回ターンして、足ブレーキで止まって、
スクートをかついで上るということを数回繰り返した。
15分ぐらいで飽きてきたが、
さすがにこの力量ではリフトに乗って、上から滑り降りることは無理だ。
というかリフトの乗り方なんてわからんし。

数回やればすぐに慣れるだろうと思ったが、さっぱりうまくならない。
内側に思いっきりスクートを倒すのに恐怖心を感じるし、
曲がっても次のターンへのタイミングをつかむことができないし、
後ろの板が曲がろうと思った逆方向に流れることはなはだしく、
バランス崩しまくりである(下の動画参照)。



こういうのは、何についてもそうであるが、
うまくいかないと、非常に面白くないものだ。
しかも、今回はリフトなしということで、自力で登らなければならず、
非常に疲れる。

30分ぐらいで、もうイヤになった。
この辺りで、最初にレンタルコーナーのおっさんが「1時間」と
一方的に時間を指定してきた理由がわかったような気がする。

しかしせっかくなので、強行軍でとにかく長い距離を滑ろう。
最後に1本か2本ぐらいリフトに乗ってみようかなあ
と思ったのであるが、ここで予期せぬ事態が起こった。

平日のスキー場はガラガラかと思いきや
スキー授業の小中高生がワタワタとやってきて、ゲレンデを占領しつつあった。
しまった。平日のスキー場はこれがあったのだ!
一気にゲレンデの人口密度が5倍ぐらいになった。

これは非常に恥ずかしい。
ケッタイな乗り物に乗っていて、しかも下手糞と来ているわけだから、
私の存在はめちゃくちゃかっこ悪いものとして、
相当子供たちにインパクトを与えているに違いない。
しかも、ここでリフトに乗るのを失敗した日には目も当てられない。
やめだ!やめだ!リフトなんてやめだ!
というかスクート自体やめだ!

結局、10分ほど時間を残してスクートは返却した。
何もスキー場まで来て、自転車みたいな変な乗り物に乗る必要はない。
スキー場ではスキーができれば十分なのである。
体力と気力の限界を感じ、この日を持ってスクートからの引退を決意した。
まだまだ若くてもったいないという声があるかもしれないが、
思うようなプレーができない以上、ここは潔く身を引きたいと思う。
スクートを買わないでレンタルで試しただけですんでよかったと
ほっと胸をなでおろすのであった。

今日はスクートは向いていないということが発見できてよかったのではないか
と変にポジティブな気分になったところで、今回の日記を終わる。

by gossy54200 | 2010-01-29 00:41 | 日記  

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