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2016年度全日本マラソンランキング結果

マラソン雑誌「ランナーズ」編集部による、「2016年度全日本マラソンランキング」の結果が発表されました。
このランキングは、男女別1歳刻みで、日本陸連公認コースを利用したフルマラソンの完走データから作られています。

では、ワタクシの記録はどうだったのか。
ジャーンと公表してみよう。

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昨年走った唯一のフルマラソン「北海道マラソン」の記録が採用されています。
あんときは「ああ3時間40分切れんかった。ちくしょー」なんて思ってましたが、このランキングはスタートのロスタイムを引いたネットタイムを採用しているので、ギリギリで3時間40分切れている形になってますね。
暑い道マラでこれだけ走れたんだから、もっと条件のいい別海では、もっといいタイム&順位をたたき出すことができるのではないかと、希望的観測。
来年は3桁順位になれるとうれしいがな。

ちなみに学生時代の同級生のランキングを調べてみると、サブ3で順位も300位以内と、すごいことになってましたね。
彼も私と同様、昔はメタボ体系で、ランナーの影も形も感じられなかったのに、月日の流れというものは恐ろしいものよ。
道内に住んでいるのに「北九州マラソン」で、この記録をたたき出したのも、またニクいではないか。
やっぱり冬の道外の大会の方が、記録は狙いやすいのかね。
ワシも対抗して、「別府大分マラソン」ですげー記録出してやろうじゃないか!と意気込んではみたが、別大マラソンはサブ3.5じゃないと出られないという罠。
私に参加資格はないのであった。

こういうランキングがあると、やっぱ公認大会がいいよなあ。
秋~冬はどっか遠征ランに出かけようかしらんと、ひそかに目論むワタクシなのであった。
11月の「下関海響マラソン」なんていいんじゃないかしら、昔、出張で行ったことあるからちょっと土地勘もあるし。
なんて思って調べてみたら、なんと昨日募集を開始して、わずか46分で締め切られていたのであった。
恐るべしマラソンブーム。
下関レベルの地味なところの大会でも、こんなに人気なのか!
(えー、下関市民の皆様、ごめんなさい)

そんなわけで、ちょっと予定変更して、2016年度は別海と、もう一本道外の公認大会に参加しようとたくらんでいます。
つくば辺りが無難なのかな。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-05-23 22:07 | ランニング | Comments(0)  

阿寒赤いベレーランスパ(その2)

その1

さて、約25kmにわたるサイクリングロードも終点を迎え、ゴールは見えてきました。
こっからは4kmほど国道240号線を北上します。

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阿寒湖温泉まで44kmということだが、さすがにこっからフルマラソン以上の距離を走るのは拷問に等しい。
当初の予定通り、阿寒道の駅にある「赤いベレー」の日帰り温泉で我慢しよう。
ただ、阿寒の道の駅にクルマ停めて、そっから阿寒湖温泉までランスパって手もあるわけで、次回のランスパの候補地に阿寒湖温泉も入れておこう。
釧路来てから阿寒湖温泉一回も行ったことないし。

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43kmガソリンスタンドがないとか、そーゆーの道東では普通です。
道外から来たレンタカーの観光客が、こーゆーの見てビックリするんだろうなあ。
「コンビニまであと10km」とか「ジャスコまであと110km」とか、そーゆーのが平気であるのが道東クオリティなのだ。

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さ、あと2kmで温泉だ。
これが24時間テレビだったら、脚を引きずって苦悶の表情を浮かべながら歩いているところなのであろうが、残念ながら足取りはスタート時と変わらず、そういう意味では、我がことながらドラマ性がなくて残念だ。

着きました。

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気温一桁であまり汗をかかなかったことと、風がそんなに強くなかったことが幸いして、思ったよりダメージはなかった。
じゃあ、こっから阿寒湖温泉まで走って行けと言われたら、全力で拒否するが。

ちょうど正午ぐらいだし、まず、風呂に入る前にメシを食おう。
ポークチャップを頼むのだ。

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しかし、やってきたのはどういうわけか「ポークステーキ」であった。
「あのー、頼んだのポークチャップなんですけど」と言うと、店員さんは申し訳なさそうに、「すいません、今すぐ作り直します」と言ってきたが、それをしてもらうと、せっかくのポークステーキがあまりにもったいないので、「あ、いえ、これでいいです」と、ここは素直に引き下がることにした。
なーに、ポークチャップもポークステーキも腹の中に入ってしまったら、大して変わらない。

会計時、注文を間違えたことのお詫びとして10%割引してくれた。
なんて良心的なレストランなんだと感動した。
こういうレストランは、これからもじゃんじゃん使って、じゃんじゃん注文を間違えてもらって、じゃんじゃん割引して欲しいものだ。
ちなみに伝票を見ると「ポーク」としか書いておらず、これじゃあポークチャップとポークステーキの区別つかんわと思った。
というか厨房も「ポーク」としか書いていない伝票を見て、チャップなのかステーキなのか疑問に思わなかったのだろうか?

ごちそうさまでした。
ポークステークはポークステーキで、肉が柔らかくジューシーで美味しかったよ。
今度来たとき、ポークステーキを頼んでポークチャップがやってきたなんて、ドリフのコントみたいな展開を期待したいものだ。


さて、メシも食ったし風呂に入ろう。
入浴料は410円と、釧路市内のスーパー銭湯よりも安く、リーズナブルである。

お湯は茶褐色で、源泉かけ流しと、なかなかいい湯であった。
別にぬるいわけでもないのに、いつまでもつかっていられて、気持ちのよい風呂であった。
風呂を満喫した後は、サウナと水風呂天国を満喫し、極楽極楽の日曜の午後なのであった。

そして、風呂上りは大広間で、座布団を枕にして、横になりながらファイターズ戦を見る。
うつらうつらと時折記憶をなくしながら、野球中継を見るのは日曜午後の最高の過ごし方であった。
そうだよ、これが日曜の昼なんだよ。これが。
ちょっと苦労した後の、怠惰な時間万歳!

バスの時間も近づいてきたので、もうちょっと横になっていたかったが、ここで赤いベレーからはさようならすることにしよう。
また、そのうち来る。

外は相変わらず寒いが、温泉のぬくもりが体に残っていたので、道の駅でソフトクリームを食べよう。

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丹頂ソフトクリーム(380円)。
赤いのはストロベリーソースかと思ったが、なんかトマトみたいな味して、なんじゃこりゃと思ったら、正体はパプリカであった。
この辺はパプリカの産地なんですって。
ちっとも知らんかった。
てゆーか、パプリカって何?(食い物の知識がほとんどない私)

ここの道の駅はソフトクリーム売ってるとこがどういうわけか2つあって、隣の売り場を覗いてみたら、250円でソフトクリームを売っていた。
失敗した、そっちで買うべきだった。
ついつい、入り口の正面にあったので、何も考えずに買ってしまったよ。
阿寒の道の駅トラップに、まんまとはまってしまった私なのであった。
ここの道の駅は、ソフトクリーム売り場が2つあるので注意しよう。

バスで帰ります。

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バスは夏の観光期間は1日4本ですが、それ以外のときは1日3本。
16:40のバスが最終バスです。

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定刻通りにバスがやってきました。
ランニングだと自転車と違って、輪行に気を使わんくていいので、ラクチンでいいね。

バスはガラガラのすきすきすーでした。
なぜか知らんが、車内にはアイヌの人のお話が書かれている絵本があった。
しかも日本語版と英語版が両方あった。
外国人観光客向けなのかもしれんが、こんなとこに路線バス使うような外国人観光客なんて来るのか?

ランニングだと3時間以上かかった道のりも、バスだと50分ぐらいであった。
ああ、バスは素晴らしい。
こんな素晴らしいものが一日に3本しかなくて、しかもほとんど人が乗っていないのはどういうことなんだ。
もっと路線バスのよさを見直そうではないか。
と、確かにそのときは思ったが、冷静に考えるとほとんど使い道がないので、こういうおバカなことをしない限り路線バスを使うことはないのだろうなあ。

日曜の夜は、月曜から始まる日常のことを考えると憂鬱になり、あまり眠れなくなるのだが、さすがにこの日はぐっすり眠ることができた。
快適な眠りを提供してくれるランスパ万歳!


んなわけで、今シーズン初となる30km走を完了したわけだが、今シーズンは今までに比べると、かなり走りこんでいるので、そんなに苦痛なく走ることができましたね。
やはり、メシや温泉や大広間でゴロゴロという目的があると、走るモチベーションも上がるというものです。

ただ、フルマラソンのトレーニングとして考えると、大腿四頭筋の筋肉痛がなく、ダラダラロングでは着地筋は鍛えられないと思った。
距離は短くても、峠走の方がピッキピキの筋肉痛になり、着地筋は鍛えられる。
トレーニング効果としては、「平地走30km<峠走20km」なんじゃないかと思います。
あくまで、私の感想ですが。

同じようなところをダラダラ走るのも飽きるので、「峠走」「ランスパ」をそれぞれ月1回入れて、そこそこ小旅行的なランニングを楽しみたいと思うが、そんなことをしていると、ますます自転車から遠ざかっていくことになり、なんだかなあと思うのであった。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)

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by gossy54200 | 2017-05-17 21:58 | ランニング | Comments(0)  

阿寒赤いベレーランスパ(その1)

日曜日。

4月に行った「山花温泉ランスパ」が、思ったよりも自分の中で楽しかったので、第二回のランスパを決行することにした。

道東の温泉と言えば「阿寒湖温泉」で決まりでしょう!阿寒湖まで走っちまいな!
と、どーんと景気よく行きたいものだが、釧路市街から阿寒湖畔までは、一応同じ釧路市内にも関わらず約70kmも離れているので却下。
阿寒湖温泉ランスパは、ウルトラマラソンが走れるようになってからのお楽しみにとっておこう。
それがいつになるかは、神様にもわからない。

そんなわけで、今回のランスパは、同じ阿寒でも阿寒湖ではなくて、阿寒市街から4kmぐらい離れたところにある日帰り温泉施設「赤いベレー」を目指すことにした。
これなら家から30kmぐらいと、手ごろなロングランの練習になるだろう。
温泉を心行くまでエンジョイするために、つべこべ言わずに走るのだ。

この日の釧路は5月の半ばにも関わらず、家出たときは4度ぐらいしか気温がなくて、めっちゃ寒かった。
そんなわけで装備としては

・ゼビオで買った上下3000円ぐらいのジャージ
・ジャージの下には、「じこまん」の作者である漫画家玉井雪雄氏も絶賛している「アンダーアーマーコールドギア」
・豊平川のハーフマラソンでもらったペラッペラのランニング用手袋
・シューズ ASICS GEL-FEATHER GLIDE4
・ニセコヒルクライムでもらったリュックの中に、タオルとか下着の替えとかウインドブレーカーとか。

予想最高気温も8度しかなかったので、重装備で今回のランスパに臨むことにした。
寒いのは嫌だが、その分温泉のありがたみもわかるだろうということで、暖かい風呂を想像しながらとにかく走るのだ。

家から3kmぐらいのところで、サイクリングロードの入り口。
こっからサイクリングロードの終点である阿寒まで走るのだ。

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今回のランスパは、トレーニングと言うよりは、ピクニック的なものとして位置づけているので、あんまり頑張ることなしに、1km6分ぐらいのペースでたらたらと進んで行きます。
山花までは、前回のランスパと全く同じコースなので、特に書くこともなし。

山花でサイクリングロードを外れて補給。
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大体ここで、サイクリングロードの中間地点。
サイクリングロード周辺は果てしない北の大地が広がっていて、補給スポットはないので、ここまではひたすら我慢するしかなかったのだ。

このクソ寒いのに、北極みたいに冷やすなと、力の限りコカコーラ関係者には言ってやりたい。
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釧路の5月は冬だぞ!冬。
釧路の自動販売機は5月まではホットドリンクを設置することってゆー法律でも条令でも作ってくれんとやってられんのであった。

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冷たいもの飲んだら腹壊すんじゃないかと思ったので、腸にやさしそうなヨーグルト飲料と、持参したアミノ酸サプリで補給。

補給もすんだし、走り出しましょう。

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山花からのサイクリングロードは、路面が荒れているところが多く、普段ロードバイクで走るときは避けているのだが、私がこのサイクリングロードで一番好きな区間が、この山花~桜田区間なのである。
鬱蒼とした林の中を走るのは心地よい。

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林の中を蛇行した川が流れていて、どことなくローカル線の車窓を眺めているようだ。
というか、このサイクリングロードは廃線後を利用しているわけだから、ローカル線の車窓っぽい風景なのも当然なのであるが。

子供のころに利用した国鉄万字線の美流渡~万字っぽい風景だなあ。
まるで昭和の世界にタイムトリップしたかのようだ。

なんてノスタルジックな雰囲気にひたっていると、突然、高速道路の工事現場が現れて油断ならない。

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昭和のまま時が止まっているんじゃないかという風情のあったサイクリングロード周辺にも、確実に平成の波が押し寄せてきているのであった。
今、阿寒で止まっている高速道路が釧路まで延びたら便利になるだろうなあ。
というか、高速バスがスピードアップして、ますますJR離れが加速化していくんだろうなあ。

桜田休憩所到達。
ここまで約22km。

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自転車しか走れないはずのサイクリングロードにどうして車が停まっているんだろうという疑問があったが、まあ、細かいことは気にするな。

とりあえず、ようかん食おうぜ。

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さすがにハーフマラソン以上の距離を走っているので、甘いものが体のすみずみまで行きわたるような気分になり、生き返る。
さあ、あとサイクリングロードの終点まで約6kmだ。
テケテケと走ろうぜ。

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どういうわけか、パークゴルフ場の真ん中にサイクリングロードが存在している。
いや、正確に言えば、元々サイクリングロードがあったところに、強引にパークゴルフ場を作ったのであるが。
にしても、こんなクソ寒いのにシニアの方々は元気にパークゴルフしているねえ。
まあ、パークゴルフをしている方々の立場からすれば、こっちの存在の方が異常に思えるだろうが。

サイクリングロードの終点まで、あと1kmですよ。

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このクソ寒いのに、なぜか桜が咲いている。

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こんな気温で花開くなんて、釧路の桜はなんとたくましいことか。
しかし、桜が咲いても「春」って気が全くしないのは、どうしてなんだろうね。
釧路に来て3年経つが、どうもこの地は「春=桜」が結びつかない不思議な土地だ。
ついでに言えば、ここでは「秋=紅葉」も結びつかない。
なんでだろね。

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約25kmに渡るサイクリングロードも、ついに終点を迎えました。
このくらいの距離を割合あっさり走り終えたことに、我が走力の進歩を感じると共に、本来だったらちょっとした冒険気分を味わえるようなロングランが、ちょっとした日常の延長になってしまったことに寂しさを感じるのもある。

思えば、自転車に乗り始めたころも、20~30kmぐらいのライドで「非日常的な冒険」を気軽に味わえたのであるが、いつから20~30kmはショートっていうおかしな距離感覚が身についてしまったのかねえ。

物事が上達するということは、確かに同じことを以前よりもラクに効率よくできるってメリットはあるかもしれないが、逆に初心者のころのワクワク感が失われていくという側面もあり、なんだかなあという気分になったのであった。

つづく

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by gossy54200 | 2017-05-15 21:44 | ランニング | Comments(0)  

丁未峠で峠走(その2)

その1

さて、最高地点を過ぎたら、残りは下るだけです。
箱根駅伝の5区で言えば、芦の湯からゴールまでという感覚でしょうか。
テレビでしか見たことないんで、あくまで想像の範疇ですが。

スピードが上がるんで、膝にかかる体重が上りのときの5割増しって感じで、膝ぶっ壊すんじゃないかという恐怖心が出てきます。
まあ、丁未風致公園までは1kmぐらいしか距離がないので、ちょっと抑えながら、のっしのっし下って行きましょう。

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万字からの距離は11kmぐらい。
ここまで来るのに1時間10分程かかっています。
もっと消耗するものかと思いましたが、最初からペースを抑えていたので、思ったほどでもなかったというのが正直なところです。
ロードバイクで手稲山2本上るよりはラクですね。
ラクの基準が我ながらちょっとおかしいような気がするが。

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はっきり言って廃墟のような公園ですね。
子供のころアスレチックで遊んだり、家族でバーベキューしたり、楽しかったところって印象があったんですが。
時の流れというのは残酷なものです。

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かつてのバーベキュー広場(多分)。

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ブランコと滑り台。
なぜかブランコは使える状態になっている。
これでブランコの鎖が切れたりして怪我したら、誰の管理責任になるんだろうか?
多分、使う人なんて誰もいないと思うけど。

ブランコに腰掛けながら、おやつタイム。

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いただきます。

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こうやって、ちょっとしんどいことした後に食べるおやつって、なんでこんなにおいしいのかね。
セイコーマートのどら焼き万歳!

さて、ゴーストタウンのような公園を去ることにしましょう。
さようなら、丁未風致公園。
また来年来るような気がするので、それまで達者でな。

折り返して、さっき下った道をまた上ります。

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上りと言っても、1kmぐらいで終るので、最初に10kmぐらい延々と坂を上って行ったことに比べると気分もラクです。

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こんにちは、岩見沢市。
再び戻ってまいりました。
こっからは、勢いよく8km以上、下りが続きます。

上りでかなり脚を使ったので、下りは重力を利用してのっしのっしと、ストライド広め、ピッチ低めで行きたくなるのですが、それをやるとかなり膝に負担がかかるということが、ラスト2kmぐらいの地点になってようやく気づいたので、下りでも平地と同じぐらいのピッチでリズムよく走った方がいいような気がします。
足をバタバタさせるのではなく、ソフトに着地させて、回転数を上げる感じでしょうか。

重力使って、のっしのっしと重たい走りをすると、下りから平地になったところで、脚がピタッと止まります。
このことを私は2年前の美幌デュアスロンの第二ランで、いやというほど痛感しました。

自転車だったら、固定ギアでもない限り、下りは脚を1mmも動かさなくても、勝手に40km/h以上のスピードでグイーンと進んでくれるのだが、ランニングというのは、下りでも脚を動かさないと進まないのでめんどくさいものだ。
いっそのこと、ゴロゴロ転がった方が速いんじゃないかという気もしたが、それはそれで痛そうなので、つべこべ言わずにとっとと自分の足で下るのだ。

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到着。

下りでも1km4分50秒ぐらいのペースでしたね。
岩本さんの本では、「下りは1km4分ぐらいのペースで全力で行け」なんて書かれていますが、数字だけにとらわれて、速さを求めるあまりに膝に負担のかかる走り方をすると、速攻で膝ぶっ壊しそうなので、下りの走りに慣れないうちは、かかとでブレーキをかけない程度に、抑え気味で行ったほうがいいのではないでしょうか。
上にも書いたように、ストライドを抑え目にして、ピッチを落とさないことと、ソフトな着地が大事なような気がします。
あと、下りだと体の前方でかかとから着地したくなりますが、そこをぐっと抑えて、いかに着地点を体の真下にするかでしょうね。

ランニングの指南本は、機械的に「キロ○分で何キロ走れ」なんて書かれていることが多いですが、そんな数字よりも、自分の体と対話しながら走った方が、故障も防げるでしょうし、走っていて楽しいような気がします。

初めての「峠走」でしたが、いい練習でしたね。
車通りの少ない峠道は、ロードバイクだけではなくランニングでも楽しいものです。
箱根駅伝の気分が味わえて、たまにはこんなものもいいんじゃないでしょうか。
トレーニングの側面よりも、「普段と違うところを走る」というマラニック的な面白さを感じました。

着地筋である大腿四頭筋は、かなり鍛えられたと思います。
名古屋以来の筋肉痛になりましたね。
毎週やるには、レースレベルに負荷が大きいので厳しいような気がしますが、気分転換に月1回ぐらいこんなことをやるのもいいんじゃないかと思います。
ただ、初心者の方は、いきなり峠に行く前に、500m~1kmぐらいの下り坂で、下りの走り方に慣れておかないと、一発で故障するリスクの高いトレーニングのような気もします。

帰り道に上志文の「はぁ~も」でアップルパイを買って、「ゆらら」でひとっ風呂浴びました。
水風呂でのアイシングがたまらなく心地よい、ありがたき幸せ。

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峠で走っただけで終ってしまったゴールデンウィーク。
年に一度のゴールデンウィーク、そんなんでいいのか?って気がしないでもありませんが、あんまり楽しいことをすると、余計に仕事に行く気がしなくなりますので、明日からの日常生活を考えると、こんくらいの休日の過ごし方で十分です。
楽しいことは引退後にとっておきましょう。
引退前に万が一死ぬようなことがあったら、来世に期待しましょう。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)

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by gossy54200 | 2017-05-07 22:32 | ランニング | Comments(0)  

丁未峠で峠走(その1)

「峠走」

「非常識マラソンメソッド」などの著書で有名な岩本能史氏が推奨する練習方法で、「峠道をひたすら上ってひたすら下りる」という、言葉で書けば簡単な練習法であるが、実際にやってみることを考えると、想像するだけでげんなりする練習法である。
ひとりで箱根駅伝の「山上り」5区と「山下り」6区を連続して走るような練習だからねえ。
まあ、箱根よりは距離は短いんだが。

マゾ属性の強い私としては、一度どんなものかやってみたい気持ちはあったのだが、釧路だと近場に適当な峠道がなかったり、めんどくさかったり、やりたくなかったり、めんどくさかったり、めんどくさかったりで、今まで一度もこの練習に手をつけたことはなかった。
しかし、大きくドーンとサブ3という目標を持った今、「峠走」に手をつける必要はあるのではないだろうか。

そんなわけで、ゴールデンウィークで岩見沢に帰省したことを利用して、「峠走」をやってみることを決意した。
舞台は万字と夕張を結ぶ「丁未峠」。
平均勾配約5%の坂が10kmぐらい延々と続くという、「峠走」には絶好の舞台である。
今まで自転車では何回か上ったことがあるが、これがランニングになるとどうなるのか、つべこべ言わずに実験してみるのだ。

岩本氏によると、「峠走」で鍛えられるのは次の4つだそうだ。

1.心肺機能
2.推進力
3.フォーム(素早い動き)
4.着地筋(岩本氏の造語で、ランニングの着地衝撃を受け止める大腿四頭筋を中心とする筋肉のこと)

上り坂で心肺機能と推進力を鍛え、下り坂でフォームと着地筋を鍛える一石二鳥の練習だと、岩本氏は主張しているが、フォームに関しては、下りのフォームと平地のフォームは別物だと思うから、それは違うんじゃないかという気もする。
しかし、やってもみないで批判するのもなんなので、まずは実際にやってみないことには始まらない。


《装備など》
・Tシャツ~名古屋シティマラソンの参加賞Tシャツ
・ハーフパンツ、ソックス~ユニクロ
・キャップ~スポーツDEPOのPB品
・シューズ~asics GEL-FEATHER GLIDE4
・リュック~2013年ニセコヒルクライムの参加賞(中身は500mlのスポドリと水とゼリー飲料とどら焼き)

この日は北海道の分際でやたらと気温が高く、朝9時ぐらいにも関わらず、すでに20度はあったんじゃないでしょうか。
あんまり荷物は多くしたくなかったですが、コース上に自販機など、水を補給できるポイントは一切なかったので、ちょっと多めに持っていきます。

スタート地点は万字交通センター。

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国鉄万字線が廃止になった後、こっから岩見沢市街へとバスが出ていたが、そのバスも区間が短縮されて万字まで行かなくなってしまい、もう「交通センター」という名前は意味をなしていない。
一応、バス区間が短縮されてからも、それを補うべく市営の無料コミュニティバスが万字から出ているみたいだけどね。

交通センター前の横断歩道をスタート地点としましょう。

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えっちらおっちら進みます。
日差しがあって、最初っから暑いですわ。
果たして頂上まで持つんだろうかねえ。

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出だしが一番キツかったですね。
勾配10%ぐらいはあったと思います。

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「ポンネ湯」

万字は限界集落で、何かが新しくできるなんてことはまずないのですが、どういうわけか数年前にこんなものができていました。
岩見沢市のオフィシャルサイトによると、これは入浴施設と言うわけではなく、冷泉を持ち帰って自分の家の風呂に入れてねという施設であるようだ。
もちろん、ポリタンクも何も持っていない私は、こんなものは無視だ。



1km7分~7分30秒ぐらいのタイムで、ちょむちょむと進みます。
暑いし、リュック背負いながらだし、こんな感じのペースでいいでしょう。

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1kmぐらい進んだところにあった看板。
「風致公園まで10km」ということなので、とりあえずここを目的地にしよう。
ちなみに風致公園とは、夕張市にあるキャンプ場などのある公園なのだが、破産してしまった夕張市がそんな施設を維持できるわけもなく、キャンプ場が閉鎖されてから荒れ放題の公園なのである。
どうでもいいが、写真左に写っているのは、私の指。

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覆道は日陰になっていて、涼しかったですね。
願わくば、峠道全てを覆道で覆ってほしいのだが、そういうわけにもいかないのだろう。

冬期間は通行止めとなるゲート部分。
ここまで約3km。

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ここまでが斜度的にも天候的にも一番キツかったですね。
ここを過ぎてから、どういうわけか日は陰り、斜度も緩めになり、そこまでキツイとは思わなくなりました。
とは言え、ペースは全く上がりませんがな。

峠道を自転車で上るのも辛いのに、ランニングで上るなんてクレイジーだとお考えの方もいらっしゃると思うが、実は自転車よりランの方が辛くないのではないかという説をここで立ててみたいと思う。

個人差もあるとは思うが、ロードバイクだと、平地は30km/hぐらいの速さで流せるが、峠道になると10~15km/hぐらいと一気にスピードが1/2~1/3ぐらいになり、平地との落差で相当しんどく感じると思う。
しかし、これがランニングだとどうなるか。
これまた個人差があると思うが、平地で10km/hぐらいで、峠道でも8km/hぐらいと、自転車に比べるとそんなにスピードの差はないのである。

平地とのスピード差が少ない分、実はランニングで峠道を上るのは、思ったよりしんどくないのではないだろうか?
私の感覚としては、「あ、これロードバイクで上ってるときと、あんまし変わらんな。むしろ、ロードバイク10kg分の重さがないだけラクなんじゃないか」とすら思ったわけである。

適度にウォークブレイクを入れて、リュックの中からスポドリを出して飲みながら進みます。
箱根駅伝の5区を走るランナーは、これの倍以上のスピードでこんな坂を走るのか。
ちょっとイカれているのではないか?

箱根のランナーの偉大さを思いながら、ちびちびと進んで行きます。
全く知らない道というわけでもないので、そんなに絶望感はなかったですね。
まあ、ゆっくりでも進んでいけば、いつかはたどり着くだろう。

雪渓があると、30%は涼しさがアップします。

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丁未風致公園まであと2km。

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夕張市到達。

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普通は市境で峠の頂上だと相場が決まっているのだが、ところがギッチョン、丁未峠はそうでないのであった。
初めて自転車でここ来たとき、「やった!こっから下り!」と思ったのに、更に上りが続いたから、心折れましたわよ。
丁未峠マスターとなった今では、こっからも上るということはわかっているので、心折れることもなく、淡々とマイペースで上っていきます。

市境から1kmぐらい進んだところで、最高地点です。
目印は「スリップ注意」の看板。

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ここまで約9.5km。
これでしんどい部分は終わりです。
あとは下って、丁未風致公園へと向かうのだ!

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つづく



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by gossy54200 | 2017-05-07 00:00 | ランニング | Comments(0)  

肩甲骨は寄せるのか開くのか

ゴールデンウィーク突入。
正直、そんなに連続で休みいらんので、その分、適当な週の平日にどっか一日自由に休めた方がうれしいんだがね。
国民が一斉に休む祝日を増やすのではなくて、どこでも自由に休んでいいよって日を10日ぐらい国民の権利として与えて、もっとフレキシブルに休んだ方がいいような気がするんだがね。
えっ、それを世間では「年休」と言うのですか?
というか、何ですかそれ?おいしいの?

そんなわけで、ゴールデンウィークだからと言って、特に何をするわけでもなく、まずは図書館で借りた本を読みます。

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マラソン小説「ヒート」。
設定に無理があるし、めちゃくちゃ頑固だった登場人物が、「えっ、こんな簡単に心変わりするの?」ってぐらいに、あっけなく考えを変えたり、何だかなあって場面が多いが、それでもグイグイと読ませられるストーリー展開は心地よい。
ラストは「何じゃこりゃ?」って感じで肩透かしを食らうが、まずはこれでランニングに対するモチベーションを高めていくのだ。

そんで、気持ちが高まったところで運動公園へ。

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一周約3.3kmのランニングコースをぐるぐる回ります。
信号のストップもないし、周回コースなので水を持って走らなくても適当なところに置いておけばいいし、割合お気に入りのコース。

この日は気温が20度近くまで上がり、すっかり初夏の気候でしたね。
半袖Tシャツで走り出します。
つい2週間前に雪が降っていたのがウソみたいな天気でした。

最近、意識してアスファルトの上をあまり走らないようにしていましたが、やはりアスファルトはスピードが出ますね。
最初は1km5:10ぐらいで様子見ていましたが、スピードが上がって4分台でもそんなにキツく感じなかったので、そのままスピード落とさずに20km走り切りました。
ナイキのスピードライバル5、キロ4分台ぐらいのペースに上げるとかなり快適なシューズです。

5kmごとのラップは、25:51-24:35ー23:42-22:41とビルドアップ。
狙ってペースを上げたというよりは、自然に上がって行った感じですね。
単独走でこんくらい上げれれば、今の段階では十分でしょう。
3月の名古屋以来の快走ランでした。


フォーム的には、みやす本を読んで以来意識してきた「腰低」「シザース」「真下着地」ができつつあるような気がします。
今回は「肩甲骨」に注意しながら走ってみました。

みやす本で「肩甲骨は寄せない」ということが書かれていましたが、その真意がよくわからないでいました。
「だって肩甲骨寄せないと、胸張れないじゃないか。胸が張れないと猫背になって、骨盤が後傾するではないか。」という理由から、みやす本に反して肩甲骨は寄せることを意識してきました。

ところが、昨日トレッドミルを走っていたとき、ふと肩甲骨を緩めて、ちょっと肩甲骨を開く感じにすると、妙に上半身の力が抜けてラクに感じたのです。
でもって、窓ガラスに映る自分のフォームを見てみても、そんなに背中が丸まっているようには感じない。
脚の動きも肩甲骨を寄せているときと変わらないように感じる。

ひょっとして、肩甲骨を寄せて胸を張ることと、骨盤が前傾することには全く関係がないのでは?

ということで、今日はちょっとぐらい猫背になってもいいので、肩甲骨を開き気味にリラックスして走ることを意識しました。
特に上りのときに楽になるなあと感じました。
肩甲骨は開こうが閉じようが、みやす本の中に書かれている

・体幹をブラさない
・上半身に壁を作る

ことが肝要なのではないかと思います。

猫背になることを恐れずに、肩甲骨をラクな状態にするのが、長距離を走るためには必要なのかなと思いました。
そして、これはロードバイクにも当てはまるのではないでしょうか?
「猫背=後傾」は必ずしも当てはまらないような気がします。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-05-03 20:59 | ランニング | Comments(0)  

春採湖ランニング

なんか最近、休日の朝、起きていられない。
一応、平日同様に目は覚めるのだが、そっから二度寝コースに入って、11時ぐらいまで復活できないのである。
まあ、それで特に日常生活に支障があるわけでもないし、二度寝は二度寝で楽しもう。

ちょっと出遅れてしまった感があるが、釧路の朝は寒いので、昼ぐらいから活動するのがちょうどよい。
今日は、春採湖周辺をダラダラと走ります。

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つい最近ニューシューズを買ったばかりのような気がするが、なんかいいシューズで使うのがもったいなくて、もうちょい安くて、酷使してもいいだろうというシューズをゲットした。
ゼビオで試し履きして、まあいい感じだったので、ネット通販でゼビオより安く売ってるところを探して買った。
貧乏根性が板についたカマボコなので、こういうスタイルで買ったシューズの方が、もったいないなあという気持ちを持たずに、安心して使えるのである。
「GEL-FEATHER GLIDE4」買ったときは、「ジョギングシューズは、この店でしか買わん」などとほざいていた私であったが、おっさん心と秋の空は変わりやすいのである。

買ったシューズはナイキの「スピードライバル5」。
重量が片足約215gと軽くて、クッションもそんなに薄い感じでなく、更に型落ち品で安かったというところがありがたい。
昨日使ってみた感じでは、「軽くて気持ちいいのだが、5kmぐらいから足裏が痛くなって、大丈夫なのかこのシューズ?」という感想だったので、こういうイマイチなシューズはどんどん酷使して、さっさと使い減らそうと思ったわけである。

普段と違うところを走るのはいいですね。
春採湖周囲は自然が豊かで、ちょっとしたピクニック気分を味わえる。

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半分以上は土道で脚にやさしく、適度にアップダウンもあるので、そこそこ鍛えられる。

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廃墟。

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線路のある風景はよい。
この線路は石炭を運ぶために、未だに使われております。
この線路で列車走ってるの見たことないけど。

こんなうらぶれた感じに、どことなく「我がふるさと空知」が思い出されますね。
もう空知には石炭を輸送するための路線など存在しないわけだが。

釧路の炭鉱も、太平洋炭鉱が閉山(海底炭鉱なので「閉山」というのも変な表現だが)となって「釧路コールマイン」という名前に変わり、細々とやっているようです。
釧路の石炭産業に幸あれ。

春採湖周囲は約4.7kmですが、3周回+アルファで15kmのランニング終了。
足裏はそこそこ痛むが、多分、このシューズに慣れればそんなに気にならないのでは?と希望的観測。

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この日は気温が10度以上まで上がり、ようやくジャージやウインドブレーカーから卒業して、Tシャツ+長袖コンプレッションウェアという服装で走ることができました。
極寒の地の釧路でありますが、昼間の日の照っているときは、そこそこ暖かいですね。
風は結構冷たいですが。

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今月の走行距離は325km。
我ながら暇人だなあ、他にやることがないのかってぐらいの走りっぷりである。

みやすのんき先生の「大転子ランニング」が身に付きつつあるのか、3月まで慢性的に張っていたふくらはぎの具合もよく、故障なくここまでやってきています。
拇指球で蹴らないで、ふくらはぎを使わないフォームができつつあるような気がします。
あくまで自分の感覚なので、本当はグダグダなフォームかもしれませんが、とりあえず今のところ自分の中でしっくり来ているので、今後も「大転子ランニング」をバイブルに、より負担の少ないフォームを研究していきたいものです。

5月は「ギャロウェイのランニングブック」の内容をふまえ、月間走行距離は落とさずに、走行頻度を週4~5日に減らすとどのように違うのかということを試してみたいと思います。
今年はいろいろ試行錯誤しながら、自分のランニングスタイルを確立していきたいものですね。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-04-30 20:39 | ランニング | Comments(0)  

ギャロウェイのランニングブック

買いました。

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いかにもアメリカの本って感じがする雑なイラストの表紙がいいですね。

中身に関しては、このブログでも取り上げた「ウォークブレイク」を取り入れたランニングが目玉と言えるでしょう。
全261ページに対して、たったの8ページしか「ウォークブレイク」については取り上げられていないのですが、ウォークブレイクを取り入れると、いくらでも長い距離を走れるようになる、後半のタイムの落ち込みがなくなりタイムが平均13分短縮された、故障しないでトレーニングができる、などなど、深夜の海外通販番組のごとく、これでもかとウォークブレイクのメリットが紹介されています。

ウォークブレイクを取るタイミングは、一例として、フルマラソンで最初のうちは6分に1分、25~30kmでは5分に1分、32kmでは4分に1分、35km過ぎからは3分に1分と書かれていますが、この辺のさじ加減はフレキシブルに、より多く長くウォークブレイクを取ってもよいとも書かれています。
戦略的に「疲れる前に歩く」ということを徹底させることが大事なのでしょうね。

この本とは関係ありませんが、北海道マラソンで、「5km以上の練習をしなかった」という人が、早め早めにウォークブレイクを取りながら走って、制限時間内に完走したって人のブログもありました。
この方は、さすがに30kmからはバテバテのようでしたが、10kmまでは歩きながらでどんどん抜かされていたのに、20~30kmで一番速いラップをたたき出して、ほとんど抜きっぱなしという展開になったのです。
最長5kmの練習で、20km過ぎからスピードアップできたのですから、もうちょっと長い距離を普段から練習していたら、30kmの壁もさほど感じることはなかったのではないでしょうか。
計画的ウォークブレイク恐るべしです。

ウォークブレイク以外にもランニングフォームなど、盛りだくさんのことが書かれていたのですが、ランニングフォームに関しては、「ストライドを伸ばして、体の前方でかかとから着地し、拇指球で蹴り上げる」という古いスタイルのフォームが推奨されていました。
まあ、この本のアメリカでの初版が1984年ですからね。
フォームについては、参考程度にとどめておいた方がいいでしょう。

他、私の中で「これは」と思ったことは。

・ランニングの頻度は、週1~2日では効果がないが、3日からぐんと効果が上がる。しかし、週6~7日だと故障リスクが高まるので、週5日ぐらいがベスト。走らない日は自転車や水泳などやっとけ。

・ストレッチはやりすぎてはいけない。ほどほどがよい。(この辺りは「非常識マラソンメソッド」の岩本能史さんの考え方に近いですね)

どっちかと言えば、「競技者として速く走る」ことよりも、「怪我をしないで、楽しみながら走る」ことに重きを置いた本だと思います。
まあ、怪我をして走れなくなったら元も子もないし、別に私はランニングでメシを食っているわけでないので、こんくらいのスタンスでよろしいのではないでしょうか。

他にもいろいろ詳しく書きたいこともありますが、今日はこのくらいで。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-04-27 23:01 | ランニング | Comments(0)  

山花温泉ランスパ

いい加減、ストイックにトレーニングモードでランニングするのに飽きてきたので、なんか趣味的なというか小旅行的なというか、うまく言えないが、まあ平たく言うと、走って温泉でプハーして、そのままバスで帰るっていうことを、たまらなくやってみたくなった。

こういうくだらないことは、よーく考えれば考えるほど、いざやる段階になると、「やっぱりやーめた」となりがちなので、よくわからないうちに、とにかくやってみることが大事なのである。

とりあえず、家から17kmぐらいのところに、山花温泉という、釧路市民しか知らないようなマイナーな温泉があるので、そこへ行ってみよう。
山花温泉まではサイクリングロード一本で行けるので、ランニングで行くにはちょうどよい。

朝8時に家を出る。
4年前にニセコのヒルクライムレースに出たときにもらったリュックを背負って走るのだ。
(リュックの中身は、タオル+下着の替え+財布+飲み物)

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容量にして8リットルぐらいのちっこいリュックなので、走っているときもそんなに重さや揺れは気になりません。

道路には昨日降った雪がちょっと残っていて、気温も1度ぐらいとすげー寒い。
しかし、道東の春なんて、所詮そんなものだと思えば、寒さもそんなに気にならない。
4月だから暖かくなければいけないなどという道理は全くなく、寒さは寒さで受け入れるのみなのである。

走り出せば、それなりに暖かくなりますね。
家から4kmぐらいのところから、サイクリングロードに入ります。

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雪はそこそこ残っていますが、アスファルトに関しては、ちょっと濡れている程度ですので、走るには支障はありません。
こういう天気なので、ロードバイクの人は全くいませんでしたね。
クロスやMTBやママチャリを、ほんの数台見たぐらいです。

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冬の間通行止めだった鶴野以降の道も、ゲートが開いて開通していました。
こっからは、犬の散歩の人とかもいなくなり、ほぼサイクリングロードひとり占め状態と、贅沢な時間を過ごします。

いくら半年ぶりとは言え、これまでも何十回も自転車で走った道なので、特にこれと言って思うこともなく、淡々と山花方面へ歩を進めていきます。
1.5kmに30秒ぐらいのウォークブレイク入れながら、気持ちゆっくり目に進みます。

17kmで目的地には着いたのですが、距離的に中途半端なので、更に先に進みましょう。

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500mごとに距離表示の看板があるので、「よーし、次の看板でちょっと歩こう」なんて思ったりすると、そんなに苦痛なく走れるものです。
一周240mの湿原のアリーナぐるぐる回っているときは、だんだん飽きて苦痛になってくるのですが、やはり目的地があると、それなりに張り合いが出てきますね。

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距離稼ぎが終わって、到着。
さあ、辛いことは終わった。
これから思う存分風呂を楽しもうではないか。
多分、こんなところまでランニングで来ている阿呆はワシひとりだ。

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いつできたのかは知りませんが、割合小奇麗な施設です。
何より休日にも関わらず、すいているのが素晴らしい。
私はすいているところ、人の少ないところが大好きなのである。

今回は「入浴+食事」がセットで1100円の期間限定チケットを使います。
メシ付きでこの値段ならリーズナブルと言えるでしょう。

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さあ、風呂だ風呂。
なんとこの温泉は源泉かけ流しのお湯が味わえるのである。

しかし、私はお湯に対しては全く無頓着の人間で、と言うかむしろ風呂よりもサウナと水風呂が大好きなので、「サウナ→水風呂→サウナ→水風呂→サウナ→水風呂」という黄金のローテーションを満喫していたのであった。
昔の阪神の「葛西→遠山→葛西」の継投みたいなもんだ。

ああ、いい風呂だった。
気がつけば2時間ぐらいずっと風呂場にいた。
サウナでひからびた体で体重を測ったら55.8kgと、ついに55kg台に突入していた。
まあ、こんなものちょっと水飲めばすぐ元に戻るのであるが、別海もこんくらいの体重で臨めるといいがな。

風呂が終わったらメシ。

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メシはうどんセットであった。
うどんはなか卯のうどんみたいでおいしかった。
私の中で、うまいうどんの基準がなか卯というのは、我ながら貧困なのであるが、実際問題なか卯が好きなのものはしょーがない。
釧路に来て、なか卯がないのが非常に物足りなくて残念だ。

うどんには、もちの天ぷらが入っていたのが斬新であった。
真ん中のあんかけの食べ物は、結局何のあんかけだったのかはわからないが、それなりにおいしかった。

ごちそうさまでした。
やはり、私にはグルメレポートは向いていないようだ。
どうやったらmugenさんのように、おいしそうに食レポを書くことができるんだろうね。

メシを食い終わったら、大広間でテレビ見ながら休憩。
こういうとき、昼間からビール飲みながらプハーってやっている人がうらやましく思える下戸の私なのであった。
私も昼間からビール飲んで、大広間でごろんと眠るダメ人間になりたい。

まあ、ビールなんかなくても、私にはソフトクリームがあれば十分だ。

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バスで帰ります。

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バスの本数はものすごく少ない。
北海道の地方都市は、車がないと生活がものすごく不便なのである。

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バスはすきすきのガラガラであった。
まあ、こんなショボい交通ダイヤのところに路線バスで来る物好きもいないだろう。
一応、釧路駅発の「往復バスチケット+日帰り入浴券」セットも売っているみたいだけどね。

私はガラガラの公共交通機関が大好きなので、例え20kmぐらいの距離で770円取られても高いとは思わない。
めったにバスに乗らない私としては、普段走りなれた道でも、バスの車窓から見ると、不思議と新鮮に感じるものだ。
まあ、3回ぐらいで飽きるとは思うが。

こうして、今年の第一回のランスパは終ったのであった。
何がどう面白かったかうまく説明することはできないが、なんとなく、昔、ひとりで自転車で当てもなくふらふら走り回っていたときのような面白さを感じたので、こういうくだらないことはどんどんやっていきたいと思う。
距離的には、スピード抑えてウォークブレイクをしっかり取れば40kmぐらいは行けそうな気がするので、適当な近場の温泉をランスパでだらだらと楽しんでいきたいと思います。

次はサイクリングロードを終点まで走って阿寒の温泉かな(阿寒湖温泉ではない)。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-04-23 20:47 | ランニング | Comments(0)  

どれだけ歩けばいいのか、そこが問題だ

んなわけで、歩いてプチ休憩を取りながら走る戦法「ウォークブレイク」を取り入れつつあるワタクシなのであった。


その後も3日間、「ウォークブレイク」を取りながら、ちんたら走っておりました。

4/15(土) 公園土道 10km 大体2kmのランに対して100mの歩き

100mだと、ちょっと早歩きペースでも1分ぐらいかかりますね。
機械的に2kmで100m歩くのではなくて、そこは臨機応変に、向かい風とか上り坂のところでウォークを入れて、少しでもラクをします。
追い風下り坂で歩くのはもったいないからね。
ウォークを入れると入れないのでは、1キロ辺りのラップが10~15秒ぐらい違いますね。
心なしか疲労度は少なめ。
「めんどくさいところは歩いていいんだ」と思うと気が楽です。
前日に感じた、再スタート後の体の重さは感じなかったです。

4/16(日) 釧路川河川敷 18km これまた約2kmのランに対して100mの歩き

普段なら15kmを超えると、途中から「飽きたな、疲れたな」と感じるのですが、「2km×9回」と区切ることによって、精神的なしんどさは軽減されるように感じます。
肉体的にも心なしかダメージが少ないような。
そんでもって、休んだ後、脱力しながら走り出すと、妙に体が軽くて心地よい。
この心地よさを味わうために、「早く休んで、また体を軽く感じたい」と、走行ペースも上がり、ますますランニングが快適になっていくような気がする。
気がするだけかもしれないが。
ウォークブレイク取りながらだったら、20km以上のロング走も、肉体的精神的に、そんなにキツク感じないんじゃないだろうか。
ロング練習にこそ、ウォークブレイクの真髄ありと思いました。

4/17(月) 公園土道 13km 1kmに対して10秒の歩き

ちょっと仮説を立ててみました。

・ちょっと休んでから走ると体が軽く感じる→体が軽く感じる頻度を増やす、すなわち、ブレイクを増やせばいいのではないか。
・心拍数を下げてから、また走り出して心拍数を上げるのは、心臓への負担が大きい→ブレイクは心拍数が落ちない程度の短い時間でいいのではないだろうか。

ということで、休む頻度を増やして、休む時間を10秒に減らしたところ、これがドンピシャリ。
4回目にして「ウォークブレイク」の力を、これでもかというぐらい感じることができました。
尚、感度には個人差がありますので、くれぐれもこれを鵜呑みにはしないでください。

上記のことは、あくまで私の感覚的なもので、全体的なスピードは、ブレイクを取らないときよりも、正直対して変わらないというところです。
歩いている割には、そんなにタイム落ちないなぐらいの感じ。
疲労度は減ったような気がしないでもないですが、単に気分的な問題かもしれません。

「ギャロウェイのランニングブック」を注文したので、これをしっかり読んで、来月から練習メニューをまた組み直したいと思います。

ギャロウェイのランニングブック

ジェフ ギャロウェイ/大修館書店

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「ウォークブレイク」を武器に、ウルトラマラソンの世界に挑戦してもいいかなと思った、ここ数日。
と、最後に余計なことを書いてしまいました。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-04-18 22:11 | ランニング | Comments(0)