カテゴリ:ランニング( 196 )

 

8年ぶりにフルマラソンに挑戦した話(その3)

その2

長い戦いになると思っていたフルマラソンも、気がつけば半分を過ぎたわけですね。

折り返し地点を過ぎてから、後続のランナー達とすれ違うわけであるが
みんな必死の形相で、最後の上り坂を登っているのね。
ふっふっふ、私はこれから下りだもんね。
今までさんざん貯めに貯めてきた位置エネルギーを、ここで一気に運動エネルギーに変換するのだ!

話は高度な物理学の話になりつつあるが、簡単に説明するとこういうことである。

物体の質量をm、重力加速度をg、高さをh、速度をvとすると
mgh=1/2mv^2が成立するわけであって
これは高さが高くなれば高くなるほど、速度vは上がっていくということを示すのであって
なんだか、余計わけがわからない話になってしまい
自分でも理解できなくなってきたので、ここでまた物理からマラソンに話題を戻す。

折り返し地点を過ぎたところの給水所から、ついにバナナが出てきます。
うひょー(*∀*)、やっと固形物を口にすることができる。
バナナン バナナン バナナ
と、つい幼稚園時代に歌ったような気がした歌を思い浮かべながら、下り坂を降りていきます。

バナナパワーで、足取りも軽やかと行きたいところであったが
道には小石が目立ち、足がジャリジャリするような感じである。
ちょっと、足裏が石に当たって痛いぞ。

でもって、26km地点ぐらいで、救護班に支えられながら、毛布にくるまっていたランナーがいた。
おいおい、大丈夫か?
私も人の心配をするほどの余裕はないのだが
こういう一般道ではない林間コースだと、救急車が入りにくいのが難点だよなあ。
そのランナーがどうなったのかはわからないが、無事であることを祈る。
(結局、しばらく経ってから、その人は救急車で運ばれたようです)

ひょっとしたら、明日は我が身かも?と恐ろしい気分になりながら
心臓に負担をかけないように、そっと坂道を下る。
ペースはキロ6分ぐらい。
心拍数は160を超えないように。
まずは生きて帰還することが、何よりも大切だ。
欲しがりませんゴールまでは、タイム追求は敵だ。

29km地点。
今まで6kmぐらい、ずっと下りだった道が、一転上りに変わる。
うげげ、まだ、上りあるのかよ。

ここからの光景が凄まじかった。
力尽きたランナー達が、夢遊病者のようにフラフラと坂道を歩いている。
生気が失われたような感じで、抜け殻のように歩いている。
まるで、死刑囚が絞首台に向かって歩いているような光景であり
私の頭の中で、どういうわけか、ずっとドナドナの歌が流れていた。

そして、歩いている人たちが、無言のプレッシャーをかける。
「お前も歩けぇ、歩けばラクになるぞぉ」と。

正直、下り坂に慣れてしまい、上り坂に対応できる足ではなかった。
もう、ももは全然上がらない。
もも裏の筋肉が全く言うことを聞かない。

それでも私は走るしかなかった。
ここで歩いたら全てがパーになると思った。
重い足を引きずりながら
それでもなんとか歩かないで、ゾンビのようにさまよう歩行者を振り切り、上り坂に耐えたのであった。

30km到達、タイムは3時間16分。
この時点で、4時間半切りはないなと思った。
残り12.195kmを、1時間14分で走る体力は残っていない。

目標がなくなると、人間は脆いものだ。
キロ6分ちょっとペースだったのが、一気にキロ6分40秒ぐらいのペースに落ちる。
それでも、8年前の4時間40分は何とか切ろうと
大ブレーキにならないように、ペースを落としながらも一定のペースを心がけた。

あれですね、走るときって足にまず来るというイメージがあるかもしれないけど
私の場合は、最初に肩に来ますね。
全然腕が振れなくなります。
腕を上に上げて伸びをしたりとか、腕をぐるぐる回すとか、いろいろ工夫はしてみるが
2~300mぐらいがきちんと腕を振れる限界ですね。
でもって、腕が振れなくなるから、歩幅が小さくなり
無駄に歩数が増えていって、足にもダメージが与えられるというのが、私のパターンのようです。
肩の強化が課題ですね。
どうやって鍛えればいいかは、わからんが。

30何キロ地点からかは忘れたけど、コースは林道を抜けて、サイクリングロードに入ってきましたね。
この支笏湖からのサイクリングロードは、今まで自転車では何回も走ってきた。
慣れた道で、もう大丈夫だという安心感を感じましたね。

35km地点到達、タイムは3時間50分。
何だかもう、どうでもよくなってきた。
ここまで来ると、前半のようにぺちゃくちゃしゃべっているようなランナーはいない。
みんな孤独だ。
みんな辛そうだ。

みんな何が楽しくて走ってるんだ?


俺も全く人のことは言えないが。

36kmを過ぎたあたりで、8ヶ所目の給水所があった。
ここまで給水所は何ヶ所も見てきたが、この給水所はオアシスのように輝きを放っていた。
この給水所は、サイクリングロードの休憩所に設置されているのであった。

ちょっと、休もうか・・・

そんな悪魔のささやきが、私を支配した。

(つづく)
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by gossy54200 | 2011-06-07 22:24 | ランニング | Comments(2)  

8年ぶりにフルマラソンに挑戦した話(その2)

その1

さっき小便したばかりなのに、どういうわけか体全体を尿意が支配している。
これは一体どういうことなのか?

そう言えば、会場に着いてからやることがなかったので
1時間ぐらいかけてちびちびと500mlぐらい水を飲んでいたのであった。
くそー、今頃になってコレが効いてきたのか。

すでにスタート30秒前なので、どうすることもできない。
ここはおとなしく、時の流れに身を任せることにしよう。

あ、それ、20秒、・・・・・・10秒、9、8、7、6、5、4、3、2、1、ド━(゚Д゚)━ ン !!!

戦いの火蓋は切られたのであったが、まるで動く気配がない。
そりゃあ、フルは4000人近くも参加者がいるわけだから、しょーがねーよな。

全然スタートしたぞという気分にならないまま、のそのそと歩きながらスタートラインに向かう。
結局、300mぐらい先のスタートラインに到達するまで3分ぐらいかかりましたね。
もっと早い段階で、スタート地点につくべきでしたね。

スタートラインを過ぎて、やっと走り出したなあと思ったが
もったりと超スローペースでしか進むことができない。
走り始めたら、体が熱くなり、尿が汗になって出るので、尿意は消え去るだろうと思ったが
全然そんなことはなかったですね。
むしろ、膀胱にほどよい刺激が与えられて、「早く出してくれー」と小便が体内で暴れている感じです。

最初から5kmは、人ごみで全然思うように走れないし
全身膀胱男として、顔中に苦悩の表情をにじませながら、舗装されていない道を進んでいきます。
あー、楽しくねー。

コースは一般道ではない林道だったので、道の脇に身を潜めて
こっそり用を済ませるという手もあったのだが
さすがに、女性ランナーもたくさんいるなかで、堂々と私のジョニーを出すわけにもいかんだろう。
ジョニーよ、辛いだろうが、なんとか耐えてくれ。

5km通過タイム、34分30秒(スタートのロスタイムを除く)。
まあ、混んでいるし、こんなもんかねえ。

5km地点で、簡易トイレを発見。
おー、トイレまで完備しているとは、なんて親切な大会なんだ。

しかし、そのトイレの前には順番待ちの列ができていたのであった。
なんだよ、たったの5kmぐらいで、便所に行きたいとは、なんて自己管理のなってない奴らなんだ
と、自分のことは棚に上げて、勝手なことを思っていた。

待つこと2分、やっとトイレが空いて、個室の中でジョニーを出して
猥褻物陳列で逮捕されることもなく、事なきを得た。
ふー、これでやっと走ることに専念できる。

5kmを過ぎたあたりから、やっと人がバラけてきて、自分のペースで走れるようになってきましたね。
さあ、トイレのロスを取り戻すのだ。

最初の給水所。
さっきトイレで水分を放出したし、きちんと水をとらなきゃダメだよな。
と、思っていたら、給水所は黒山の人だかりで、まるで動く気配がない。どーなってんだ?

どうも、コップが足りなくなって、水を渡すことができなくなっているようだ。
私の前にいたおばちゃんから、そういった事情を説明され
おばちゃんの飲みかけのコップを渡された。
ありがとう、おばちゃん。いや、おねーさんにしておくか。
ちょっとおねーさんの味がするスポーツドリンクを飲みながら
感謝の気持ちをこめて、再び走り出した。
ありがとう、知らないおばちゃん。

やっと、この辺から自分を取り戻すことができましたね。
あー、太陽が降り注ぐ初夏の陽気はいいねー。
でもって、森の中なので木陰があって、モロに直射日光を受けることもなく、快適だ。
鳥のさえずりが聞こえ、北海道の大自然を満喫できる喜びを噛み締めながら
孤独に一歩一歩を、果てしなく先にあるゴールに向けて、刻んでいくのであった。

さて、このようなマラソンで、私がいらっと来るのは
仲間同士で、ぺちゃくちゃ喋りながら走っている奴である。

いいか、お前ら。マラソンというのは、孤独な真剣勝負なのだ。
聞け、そこのカップル。
何が、「私、疲れたぁ、もうダメぇ」だあ!
このクソ女、まだ、30km以上も先があるんだぞ。
フルマラソンを舐めんじゃねーよ
でもって男も男だ、なんでこんな奴にいたわりの言葉をかける必要がある。
そんな女はほっといて、ガンガン先にいかんかい!


・・・・・・、私が女性に人気がないのが、よーくわかるような気がする。


10km地点到達。タイムは1時間7分30秒。
この辺はキロ6分10秒程度で、やっとエンジンがかかってきたって感じ。
このペースで行けば、最初の遅れを取り戻して、4時間半以内で行けるんじゃねぇ?

折り返し地点の22.6kmまでは、ひたすら上りなのであるが、ペースはあまり落ちない。
15kmを過ぎたあたりから、ランナーズハイになってきたのか
このままどこまでも果てしなく走れるのではないか、という気分になってきましたね。
よしよし(^_^)ノ、快調、快調。
15km到達タイム、1時間39分30秒。

20kmぐらいから、歩き出す人が結構目立ってきた。
ふふふ、お前ら、無理をしやがって。
長丁場はきちんとしたペース配分が大事なのだよ、と、めちゃくちゃ上から目線で
歩いている人たちを抜かしていく。
20km到達タイム、2時間11分。

折り返しを過ぎれば、ほとんど下りだ。
あとひと踏ん張りだと思いながら、折り返しまでの坂を、淡々と上っていく。
ここが最大の山場なのである。

約2時間半で、折り返し地点を通過。
ゆったりペースで行ったので、まだまだ足は元気だ。
4時間半でゴールも夢じゃないぞ。

(つづく)
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by gossy54200 | 2011-06-06 23:52 | ランニング | Comments(6)  

8年ぶりにフルマラソンに挑戦した話(その1)

久々の挑戦シリーズです。

今回は、夏の北海道マラソンの前哨戦として、千歳JAL国際マラソンに挑戦します。
このレースをチョイスした理由は
1.昔、走ったことがあるので、コースの様子は大体分かる。
2.制限時間がゆるい(6時間)
3.エイドステーションが充実している(バナナやカロリーメイトなどもある)
という感じで、マラソン初心者にはやさしい大会なのですよね。

8年前は確か、4時間40分ぐらいで完走できたような気がしたので
今回は、どーんと4時間半を目標にすることにしよう。

と、思っていたのだが、肝心のシューズを前日ジムに忘れるという失態をおかしてしまったので
古いシューズを使わざるを得なく、結構、テンションは低め。
ま、歩かないで、完走できればいいか。
でも、できれば4時間40分は切りたいなって感じ。

シューズの件については、きっと、古いシューズが
「俺にももう1度活躍の場を与えてくれよ」と、新しいシューズに呪いをかけたのだろう。
その古いシューズの心意気やよし。
とことんお前と付き合ってやろうじゃないか。
キミも買ったときは、特製の中敷まで作ってもらって、2万ぐらいしたんだもんな。
2万もかけて、結局1回しかレースに使わなかったというのも、あんまりだもんな。
今日はキミの引退レースとして、最後のひと花を咲かせてやろう。

そんなことを考えながら、早朝6時に車を出して、千歳まで向かう。
途中のコンビニで排便を済ませ、軽量化を図る。

駐車場。
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会場の近くの駐車場が、早くも満車だったため、ちょっと遠い駐車場に案内される。
このときは何とも思わなかったが、これが後々効いてくるのであった。

会場のスポーツセンター。
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人がたくさんですね。
でもって、天気がめちゃくちゃいいですね。
暑くならなきゃいいんだけど。

ゴール地点が既に準備されています。
果たして、私は数時間後、ここに五体満足で戻ってくることができるのだろうか。
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スポーツセンターの中に入って、受付をします。
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ゼッケンとプログラムをもらいます。
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タイム計測用のチップ(オレンジのやつですね)をシューズにつけます。
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でもって、この後、デジカメを含む貴重品を預かってもらったので、ここから先は写真はなし。

スポーツセンターの観覧席で、ひたすらスタート時間まで待ちます。
例のごとく、一人で来ているので、ヒマ、めちゃくちゃヒマ。

プログラムの参加者名簿を見て、学生時代の友人の名前を発見したが
こんな1万人ぐらいも参加している大会で、彼を見つけることなどできるわけがないのだろうな。
実際に、見つからなかったし、見つけようとも思わなかったが。

でもって、持ってきた森見登美彦の文庫本を読んだり
スポーツセンターの入口でもらった、アミノバリューを飲んだりしているうちに
スタート時間が近づいてきたので、トイレに行って、スタート地点に向かうことにした。

トイレがめちゃくちゃ混んでいたので、スタート地点に到着したのが遅くなり
スタートラインのはるか後方に陣取ることになった。
一応、タイム別にスタート地点は分けられているのであるが
「予想到達タイム4~6時間」って、めちゃくちゃ大雑把過ぎないか。

ストレッチをします。
まずは、伸び。
伸びたところから、コキっ、コキっと体側を伸ばして
脱ーっ、力と。

スタート前のウォーミングアップはやめることにしよう。
これから42.195kmも走るのに、わざわざ疲れることをしなくてもいいだろう。
どーせ、スタートラインまで300mぐらいあるから
スタートラインに行くまでをウォーミングアップ代わりにしよう。

さあ、スタートまで、あと1分だ。
腕時計をストップウォッチモードにして、心拍計のセットをする。
よし、準備万端だ。
というところで、困ったことが起こった。

あのー、めちゃくちゃトイレに行きたいんですけど。
(さっき行ったばかりなのに)

(つづく)
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by gossy54200 | 2011-06-05 22:36 | ランニング | Comments(4)  

スポーツクラブに体験入会した

私の近所のスポーツクラブが、1ヵ月体験入会3000円と
破格の値段のネットクーポンを売っていたので、購入して、利用することにした。
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普段使っている市の施設とは違って
本格的にトレーナーがトレーニングメニューを組んでくれるとか、そんなサービスがあると思ったが
特にトレーナーが私に近づいてくることはなかったので、勝手にトレーニングをすることにした。
まあ、どーせマシンの使い方は知ってるから別にいい。

土曜の夕方ということもあったが、中はガラガラで
ジョギングコース(1周200m)は誰にも抜かされることなく、マイペースで走ることができ
マシンは使いたい放題であった。
すいていて、のびのびできる嬉しさよりも
数ヶ月後には、この施設はなくなってしまうのではないかという不安の方が大きかった。

ここのジムは、下の階が日帰り温泉施設になっていて
ジムの会員は、そこも利用することはできるのであるが
使えるのは洗い場だけで、風呂に入るには別料金が取られるのであった。
セコイぞ、セコすぎる。

とは言え、実際に風呂場に行ってみると
ちょっとぐらい風呂につかってもバレないんじゃないか、という雰囲気はあった。
あくまでも、そういう雰囲気があっただけであって
実際に私がどういう行動に出たかは、神のみぞ知ることである。

あー、スッキリした。
と思ったら、Yまだ氏からメシの誘いを受け、近くの回転寿司でメシを食った。
Yまだ氏は車を変えたばっかりで、ちょっと運転させてもらった。
久しぶりのマニュアル車であったが、やはり人間オートマで楽をすると退化してしまう。
けど、ちょっと運転すればすぐ慣れるだろう。
今まで、少なくとも10万キロはマニュアル車で運転してきたわけだし。
足代わりに使うなら、このくらいの軽自動車で十分だな。
次に車買うときの参考にしよう。

さて、家に帰って、明日のマラソンで必要なものを揃えようと思ったら
シューズをジムに置いてきたという、驚愕の事実に気づいた。
気づいたときは、すでにジムは閉まっていて、絶望感のみが残ったのであった。

仕方がないので、明日は、8年前にも千歳で42.195kmを走った、古いシューズでまた頑張ろう。
思い出のシューズに最後の晴れ舞台を演じさせてやろうじゃないかと覚悟を決めつつ、今回の日記を終わる。
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by gossy54200 | 2011-06-04 23:09 | ランニング | Comments(2)  

千歳JAL国際マラソン3日前

今日、最後の調整でのんびり20kmぐらい走っておこうかなあと思ったら
思わぬ残業で、すべてのやる気が失われた。

まあ、あと3日というところで、疲れるまで走ってももしょうがない。
やるだけのことはそんなにやっていないような気もするが、おとなしく天命を待とうではないか。

小出監督の本を読んで、当日の作戦を立てることにした。
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思えば、8年前、気まぐれでこの大会に参加したとき
折り返し地点で、すでに2時間20分を超えるタイムで
「あー、Qちゃんはこの時間で、すでにフルマラソンを走り終わっているのか」と
比較の対象が明らかに違うような気もするが、愕然とし
「こんなにタラタラ走っている場合ではない。このままでは日が暮れる」と思ったのであった。
(スタートは朝10時なので、仮に6時間かかったとしても、絶対に日が暮れることなどない)

それから何を勘違いしたか、折り返しから下りになっていることも手伝って
残り20km以上もあるのにスパートをかけだして
案の定30kmを過ぎたあたりでピタッと足がとまり
後は苦行のような10kmが待っていたのであった。
(でも、歩いたら負けだと思って、1km8~9分ぐらいかかりながらも、根性で歩くことだけはしなかった)

エイドステーションでは、水をガバガバ飲み、バナナをむしゃむしゃ食べ、カロリーメイトをボリボリむさぼり
ゴールしてからどういうわけか、スタート前より体重が増えているという怪奇現象も経験したのであった。

そんなわけで、今年は、時間は気にしないで一定のペースで走るようにしよう。
折り返しの下りで「あひゃぉぅ!(゚∀゚ )」とテンションを上げずに、淡々と進むことにしよう。
エイドでは食欲を抑えて、あまり食べ過ぎないようにしよう。
例え苦しくなったとしても
くじけませんよ、男の子です。
寂しくなったら、話に来ますね。
いつか、多分。
それでは、また。
お便りします。
母上様。
一休。


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by gossy54200 | 2011-06-02 23:10 | ランニング | Comments(0)  

2ヶ月前の俺に言いたい

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あーあ、なんでこんなもの申し込んでしまったのだろう。

せめて、フルじゃなくてハーフでやめときゃよかったのに。
参加賞のTシャツはハーフでももらえるんだから。

そういえば、フルもハーフも参加費が同じだから
どうせ同じ金払うんなら、長く走った方がお得じゃん」って、思ったんだったな。

はっきり言おう

2ヶ月前の自分、アホじゃないか?


まあ、でも、出ると決めたからには、きちんと完走しておかなきゃな。
「倒れても 立ち上がり また走り出す」の精神で、42.195km、頑張って走りまっせ!
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by gossy54200 | 2011-05-23 23:25 | ランニング | Comments(0)  

30kmラン+健康ランド

平日の休み。

天気がよければ、自転車でどっか行こうと思っていたが
雨が降っているものは仕方がない。
今日はフルマラソンに向けての走りこみの日にあてることにしよう、そうしよう。

そんなわけで、郵便局や銀行に行って用事を済ませ、つどーむに行った。

つどーむに行くと、どういうわけか某自転車ショップの店長がいた。
そういえば、来週の土日はつどーむでスポーツサイクルフェスティバルが行われるんだったな。
その打ち合わせなんだろうか。
普段乗れない高級車に乗れるこのイベントが、今から楽しみだ。

さて、今日のジョギング。
小出監督の本に
「フルマラソンを目指すなら、週に一度は30キロくらいの距離を踏んでおきたい」
と書かれていたので、それを鵜呑みにして、ゆっくり30キロ走ることにチャレンジしてみようと思った。

ま、今日は距離も長いし、1キロ7分ペースでゆっくり流すことにしよう。
あ、それ、ヒッ、ホッ、ハッ。ちんたらちんたらと。

さすがにゆっくりペースだけあって、疲労は少ない、5キロ地点ではまだ余裕だ。
心拍数は120~130ぐらいと、体脂肪を燃やすには理想的な心拍数だ。

10キロ地点、まだまだ行ける。ここまで1時間10分ぐらい。
うむ、これなら30キロどころが、35キロ、いや40キロは行けるんじゃないか。

15キロ地点、ハーフマラソンだったらもうゴールが見えてくる距離だが
ここでやっと今日の予定の半分だと思うと、げんなり来るものがあった。

20キロ通過、疲れたし、同じところをぐるぐる周るだけなので、精神的にも飽きてきた。
ランニングコースから外を眺めると、雨はすっかり上がっていて、アスファルトも乾いていた。
「あーあ、今日はチャリにすればよかったかな」

22キロを過ぎた辺りから、足が動かなくなってきた。
ゆっくりすぎるペースがかえって悪かったのか?
この辺りからキロ8分ペースに落ち込む。
心肺機能は余裕なのだが、とにかく足が全然前に進まない。

25キロからは、ただの苦行だった。
歩きたい、やめたい、もうフルなんて無理、ハーフでやめときゃよかったとか
ネガティブモード全開でしたね。

結局、3時間50分ぐらいかけて、30キロ完走。
このペースだと制限時間のゆるい千歳なら完走できるが
洞爺湖マラソンや北海道マラソンだったら、足切りされてバスに収容されるパターンだな。
思ったよりも、20キロを超えるとしんどくなるのね。
さんざんな走りであったが、本番前にこの辛さを経験しておいてよかった。
あと千歳本番まで、2~3回は30キロ以上走りこむ必要がありそうだな。
そんな自分の課題が見えただけでも収穫。

さあ、辛いことも終わったし、自分にご褒美を与えよう。
やはり何かしんどいことをした後は、健康ランドに限る。
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いつものモエレ健康ランド(別に写真の送迎バスで来たわけではない)。

どういうわけか、競馬の騎手が出迎えてくれる。
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17時を過ぎると、入浴料は600円になる(タオル付き。ちなみに通常料金は1200円)。
そこら辺のスーパー銭湯よりよっぽどリーズナブルだ。
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入浴前に体重を量ると、1.5kg減っていた。
まあ、ほとんどは水分が減っているだけなんだろうけど。

さあ、風呂に入ろう。
うーむ、極楽、極楽。

さあ、次はメシだ。
今ならマリンのカツカレーも食えるんじゃないかという勢いだったが
まあ、ここは無難に中華定食(1050円)にしよう。
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しかし、この中華定食も十分に量が多かった。
やっぱり脂っこいだけあって、後半はキツくなってきた。
あー、腹いっぱい食えて、余は満足ぢゃ。

腹いっぱいになったら眠くなってきた。
ガラガラの仮眠ルームで、力の限り寝ることにした。

起きた。自販機でカルピスウォーターの500ml缶を飲んだ。
ここの健康ランドは、すいていて、施設もそこそこキレイですばらしいのであるが
唯一の不満は、自販機のドリンクの値段が観光地価格になっていることだったのであった。

また、風呂に入る。
体重は元に戻っていた。

そんなわけで、今日も普段の休日通り
何かしんどいことをして、その後思いっきりリラックスして過ごしたのであったが
明日は天気は回復しそうなので
余力があれば自転車でどっか遠くに行きたいなあと思いつつ、今回の日記を終わる。
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by gossy54200 | 2011-04-28 23:46 | ランニング | Comments(2)  

朝ジョギング

さあ、走るか。
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ずっと、早起きしたい、早起きしたい、早起きしたいと思っていたのだが
寒いし、眠いし、めんどくさいということで、一度アラームで5時に目を覚まし
それから二度寝を楽しむ生活をしばらく送っていた。

今日は、目が覚めて、ちょっとふとんから出たときのブルッとする感じがなかったので
ガバッと起き上がり、思い切って、走ってみることにした。
快適な目覚めのためには、あえてカーテンを開けて眠り、朝の光を部屋に入れるのも有効である。

新川河川敷をたらたらと、北海道マラソンをイメージしながら走ります。
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朝の河川敷はものすごくさわやかであった。
そよそよとそよぐ風、ゆったりと流れる川、見ず知らずのウォーキングのおっさんからかけられる挨拶。
おお、何だか新鮮だ。
体育館をせせこましく走るよりも、風を受け、自然を感じながら走るのは気持ちがいいものだ。
ストップウォッチをちらちら見ながら、同じところをぐるぐる回ったり
ベルトコンベアの上を、ハムスターのようにせせこましく走るよりは、よほど人間らしい行為のような気がする。

外を走ることのできる喜びを感じながら、40分ぐらいかけて約6km走った。
運動の後のシャワーは何と気持ちのいいものなのか。

早朝のジョギングや自転車は、実際にやってみると
「ああ、気持ちがいいなあ。やってよかったなあ」と思うのであるが
やるまでに、異常なまでのエネルギーを必要とするのは何故なのだろうか。
起きようとする意思はあるのであるが、まるで小錦二人分ぐらいが私の上に乗っかっているかのように
普段、起きがけのときは、身動き一つできなくなってしまうのである。
誰かの陰謀によって、私の朝のさわやか計画が阻止されているとしか思えない。

気持ちのいい朝を送れてよかったよかったなのであるが
まだ夜9時過ぎにも関わらず、猛烈に眠くなってきたので、今回の日記を終わる。
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by gossy54200 | 2011-04-27 21:41 | ランニング | Comments(0)  

伊達ハーフマラソンに出た(その4 ゴールの後のお楽しみ)

その3

寒風が吹きぬく中、21.0975kmを走り終え、キノコ汁で体を温めた。
(レースの参加者は、ただでキノコ汁がもらえる)
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見た目はあまりうまそうに見えないが、これがめちゃくちゃおいしかった。
あー、運動の後の一杯が体中に染み渡るよ。

今度はキノコおにぎり(これは300円で買った)。
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うむ、これはキノコ汁に比べると、普通だった。
隣に置いてある焼きそばにすればよかった。

小学校低学年ぐらいの女の子が売り子をしていた「どらメダル」
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誰も私のことを表彰してくれないので、自分で自分の栄誉をたたえることにした。
よく頑張ったぜ、自分。
ちなみに、中身はそこら辺で100円で売っているような、ふつーのどら焼きだった。

会場を後にして、来たときと同じシャトルバスで札幌に帰ります。
さようなら、だて歴史の杜。
来年もきっと来るよ。

途中、北湯沢名水亭でお風呂タイム。
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確かにいい湯だったのだが、バス10台分の人数の客がどっと押し寄せたので、どうも落ち着かなかった。
両足はすっかりダメージを受け、露天風呂に通じる階段を下りるのが、たまらなく苦痛だった。

風呂はもういいから、ゆっくり寝させろという気分だったので
とっとと風呂から上がり、バスに戻ってひたすら寝てた。

中山峠で休憩タイム。
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太陽の光を燦燦と受けている羊蹄山が鮮やかだったよ。電線がちょっと邪魔だが。
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お約束の「あげいも」。
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3個は多かったなあ。2個ぐらいがちょうどいいと思う。

そして、札幌駅にシャトルバスは到着し
帰りのJRを待っている間に、はぐれメタルのように神出鬼没な謎の男JJ氏に遭遇して
今までのさわやかな満足感はすべて吹き飛び、なんだか不思議な一日だったなあと思ったのであった。

最後にJJ氏においしいところを持っていかれたところで、今回の日記を終わる。

(このシリーズ終わり。次回挑戦は6月5日「千歳JAL国際マラソン」になります)
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by gossy54200 | 2011-04-20 20:37 | ランニング | Comments(0)  

伊達ハーフマラソンに出た(その3 ゴールまで)

その2

12kmを過ぎた辺りで、それまでデットヒートを繰り広げてきた赤シャツAV男優をえいやと抜かし
再び孤独なひとり旅が始まったと言いたいところであったが
相も変わらず、私の周りには人がうじゃうじゃいて、男優に思いを馳せている場合ではなかったのであった。

13km地点、ラップタイムは5分30秒。まあまあだ。
給水所で水を飲んだとき、豪快にむせた。
水は一気に飲まずに、なめるようにちょびっと飲むようにしよう。
走りながらの一気飲みは危険だ。

15kmの下りまではこのペースを守って、エネルギーを貯めようと思ったが
13kmを過ぎた辺りから、エンジンがかかってきたのか、うりゃうりゃと前にいるランナーを抜かしにかかった。
駅伝の東洋大の柏原は、去年の箱根の山登りで6人抜きを果たしたが
私は今年の伊達で、6人どころではない人たちを豪快に抜いていったのであった。

14km地点でのラップタイムが4分58秒、15km地点では5分8秒。
東洋大の柏原には、はるか及ばないタイムであるが
それでも私としては、ほぼ150%ぐらいの力を出している。
残り6キロ、ホントに持つのか?

えーい、でも15kmを過ぎたらひたすら下りだ。ここは勢いで行ってやるぜ!

16km地点、ラップタイム4分55秒。
17km地点、ラップタイム4分51秒。
18km地点、ラップタイム4分55秒。

下り坂+追い風というのもあるが
普段キロ6分ぐらいで走っている私にとって、今まで走ったこともないような超高速ペースだ。
これは無謀だ、無謀すぎる。
あと3km、頼む耐えてくれ、オレの足、オレの心臓。

やはり18km過ぎた辺りで、結構しんどくなりましたね。
でも、周りのペースも速いし
再び住宅街に入って、沿道の声援があったりじゃあ、手を抜けるわけがないではないか。

19km地点、ラップタイム5分6秒。
5分台になってしまったが、それでも私にしては十分速い。

19kmを過ぎた辺りで「折れない心」と書かれたのぼりを見て
「そうだ、今のオレに必要なのは折れない心だ」と、精神力だけでまたペースを上げる。
ありがとう、くじけそうな心を救ってくれたのぼり。

20km地点、ラップタイム4分54秒。ここまで、1時間44分43秒。
よし、あと1.1kmだ!
ここまででこのタイムだったら、ぶっちゃけここから全部歩いても2時間切れるぜ。
やったよ、おかーちゃん。

でも、ここまで来たら、2時間とは言わず、1時間50分を切りたいのが人情というものだ。
ペースは落とさずに、更に一人でも多く抜かすのじゃ。

残り100mぐらいのところで、前に若いおねーちゃんが走っていたので
「よーし、彼女を抜かして有終の美を飾ろう」と、気合を入れてラストスパートをかけ
残り50mで捕らえて、一気に彼女の前に出て
「よっしゃー」と思って気を抜いたら、残り10mのところで抜き返された。
私はこういうところの詰めが甘い男だ。

詰めは甘かったのであったが、それでも私はやったのだ。やり切ったのだ。

ゴォォォォォォォォーーーーール!
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最後の1.1kmのタイムは5分5秒。トータルで1時間49分48秒だ。
やった。2時間どころが1時間50分も切ったではないか!

ゴール直後、とりあえず荷物のあるところに行って、ウインドブレーカーを着込み
貴重品あずかり所で、貴重品を返してもらった。

ところが、周りのゴールしたランナーを見ると
記録証らしき紙を持っている人がうようよしているではないか。
えっ、そんなものどこでもらえるんだ?
知りたいぞ、自分の正確なタイムが知りたい。

今回のマラソン大会は、ほぼ文句のつけどころのないすばらしい大会であったと思うが
ひとつだけ不満を言わせてもらえば、案内がちょっと不親切だったような気がした。
「ここで記録証をもらえるから並んでね」って看板をデカデカと作ってほしかった。

それでもなんとか3分ぐらいかけて、自力で記録証のもらえるところにたどり着き
係員にゼッケンのバーコードをピッしてもらったら、目の前で記録証が印刷されて出てきた。
おー、すげー、ハイテクじゃん。
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結局のところ、スタート地点の大渋滞のタイムロスが響き、1時間51分12秒というタイムで
記録上では、1時間50分切りはならなかったのであった。

まあ、しかし、そんなことは大きな問題ではない。
ハーフマラソン2時間20分以内という
北海道マラソンの参加資格を、この日ゲットすることができたのであった。

それだけでよかったではないか。

思えば、今年の正月のブログに
発作的に「北海道マラソンを走りたい」と書いてから、3ヶ月ちょっと。
去年の段階で、一体誰がこのような展開を予測できたであろうか。
私でも、正直全く考えてもいなかった出来事だ。

小説「風が強く吹いている」で、走ることの魅力を伝えてくれた、三浦しをんさん。
思いつきでブログに書いたきまぐれを、本気に受け止めてくれて
引っ込みがつかない状態に私を追い込んでくださった、秀岳荘白石店の店員Aさん。
ブログで伊達ハーフマラソンの記事を紹介してくださって
「あ、この大会いいかも」と、私に大会の参加の扉を開いてくれたniko nikoさん。
大会に向けてのシューズ選びで非常にお世話になった、アスリートクラブの店員さん。
そして、今大会の運営スタッフの皆様。
その他、このブログを読んで、私を応援してくださった皆様。
本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、「北海道マラソン」に向けて一歩前進することができました。

そして、私が苦しみ、のたうちまわる様子を楽しみにしていたゆげ2号さん。
今回は思いのほか、あっけなく完走してしまい、ご期待に応えることができず申し訳ありません。

必ずや6月の「千歳JAL国際マラソン(フル)」では
苦しみ、のたうちまわり、うしひしがれるように努力しますので、次回の挑戦シリーズにご期待ください。

(つづく)
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by gossy54200 | 2011-04-19 23:32 | ランニング | Comments(6)