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2017なかしべつ330°開陽台マラソン参加記(その2)

その1

最初は中標津の市街地をガーッと走ります。
沿道の応援もあってテンションも上がり、流れに沿ってズンドコ進みます。

最初1kmのラップが4:34。
心拍数はすでに160オーバー。
さすが大会になると、初っ端からエンジン全開でビュンビュン行ける。
今思えば、ピッチも200超えていたし、完全なるオーバーペースなのであったが、このときは「暑いけど湿度ないし、風は涼しく吹いている。これならなんとかなるだろう」なんて思ってました。

2km地点でもラップ4:28と、調子よく進んで行きました。
このときは、まさかこれが最速ラップになるなどとは思いもせず。

2km過ぎてから早くも失速。
周りのペースもずんどこ落ちていきます。
途中あった温度計の表示が31.1℃ってのを見て、「あー、今日は無理かも?」と、悪い予感がよぎります。
3km地点のラップは4:54。
こっから先はこのペースを保つので手一杯でした。

3km過ぎてから上りに入ります。
ここで集団がかなりバラけてきました。
なんとか単独走は避けたいと思いながらも、前の集団との距離が広がっていきます。
名古屋みたいに3km過ぎまで人でびっちりってのも嫌でしたが、人数の少ないローカル大会だと人がバラけるので、流れで引っ張ってもらうということができなく、早くも孤独な戦いが始まります。

4km、5kmのラップはそれぞれ5:22、4:51。
上りが終ってペースが上がるかと思いましたが、キロ5分切るのでいっぱいいっぱいです。
心拍はすでにコンスタントに170オーバーだし、「もう今日は無理だなあ。このペース保って、後半のブレーキだけ防ごう」と弱気モードに。
このときは、この段階で心が折れた弱いメンタルに我ながら失望したものですが、結果的には間違ってなかった判断だったと思います。
ずっとこのペースでほぼイーブンで行けたのは、今回の収穫だったと言えるでしょう。

5kmの給水。
スポーツドリンクがあればありがたかったですが、テーブルにあるのは水のみでした。
それでも、30度越えの現状とあっては、正にこれは命の水。
コップ一杯の水をサクッと飲んで、更に奥のコップの水を取って、首の後ろにかけようと思ったら、まさか手に取ったコップが空だったという罠。
これは結構精神的ショックがでかかったが、済んでしまったことは仕方がない。
コップの中身を確認しなかった私のミス。
テーブルの真ん中ではなく、最後のコップを取った私のミス。
全ては自己責任です。
8km地点のスポンジポイントに期待しましょう。

どーにかこーにか単独走は避けようと、前の集団に食らいつきます。
ここまで来ると、似た走力の人たちの集まりなので、抜きつ抜かれつしながらも、視界に入るゼッケン番号はずっと同じって感じでした。

8kmぐらいで、早くも歩き出す人がちらほらと。
そのうち一人は嘔吐しそうな感じで、危険でしたね。
日陰になるところもなく、逃げ道がない感じで、見ているこっちも辛くなりました。
彼の無事を祈るのみです。

スポンジポイントで、首の後ろにギューっと水をかけて、ああ、やっと生き返る。
今回は暑さ対策の「ひんやりスカーフ」を首に巻いております。
暑い日のスポーツイベントには必須アイテムです。

アイスノン 首もとひんやりスカーフ 1個入

白元アース

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6~10kmのラップタイムは以下の通りです。
4:56-4:55-5:00-4:58ー5:02

コース図を見ると、3~4kmの上りがポイントで、残りはほぼ平坦と見ていましたが、地味に細かいアップダウンが多く、スタミナを削り取られます。

10kmの給水。
ここではひしゃくを持ったスタッフさんがいて、冷たい水をゴーカイにかけてくれます。
完全に背中がずぶぬれになりましたが、この気候ならすぐに乾くでしょう。
このサービスは非常にありがたかったです。

10km過ぎで左に曲がり、こっから向かい風になります。
向かい風はランナーの大敵って思うかもしれませんが、むしろ涼しい風が前から吹いてきて「神風」でした。
なんだかんだで、北海道は気温が高いときがあっても、風がさわやかなのがいいですな。

12kmぐらいで限界を感じつつありました。
「ハーフならジェルなどの補給食は不要」と思っていましたが、お守り代わりに念のためジェル持っておいてよかったです。
さすがに我慢の限界です。
エネルギーを補給して、終盤に備えましょう。

オエッ、ゲホッ、ゴホッ

厳しい条件下で、粘度が高く濃い味のジェルは刺激が強すぎました。
豪快にむせて、1分ぐらいはまともに呼吸ができませんでした。
この辺りの補給の仕方は、今後の課題として改善していきたいものです。

ただ、岩本能史さんの本に書かれていたように、「甘いものを口にしただけで元気が出る」というのは本当で、これでモーローとしていた頭がシャキッとすっきりした感じになりました(むせたことによって、頭がびっくりして我に返ったという話もあるかもしれないが)。
特に暑いレースでの糖分補給は必須だと思いました。

14kmから、このコース唯一のスライド区間。
反対方向からやってくるランナーの集団に勇気付けられます。
特にエールを送り合うとか、そういうことをするわけでもないのですが、すれ違うランナーを見ると元気が出てくるのは不思議です。
スライド区間では「マラソンは個人スポーツであるが、一人では走れない」という瀬古さんの言葉を実感しますね。

折り返し地点前では、スイカとバナナの給食がありました。
スイカを取っている人が多かったですが、私は利尿作用があるスイカではなく、バナナをゲットしました。
これでなんとかラストまで持つでしょう。
バナナパワー万歳!

15km地点の給水。
ここは水の他にも、スポーツドリンクとオレンジジュースがあります。
ここでもコップのスポーツドリンクを飲んだはいいが、体にかけようとして取ろうとした水のコップがポロリ。
あー、またやってもーた。
コップを取るときは、テーブル最後のものを取ろうとしてはいけませんな。
給水時は混雑が嫌で、比較的すいている最後の方のテーブルのコップを取るようにしているのですが、今回は完全にこれが裏目に出ました
真ん中ぐらいのテーブルだったら、まだ取り返しがつくので、できるだけ前の方のコップを取るにこしたことはありません。

11~15kmまでのラップは以下の通りです。
4:55-5:08-5:04-4:49-4:54

結構1kmごとのラップがバラけている感じですが、1kmごとに5mぐらいのアップダウンがありましたので、それがタイムに反映されているだけだと思います。

残り約6km、なんとかこのぐらいのペースは維持できそうです。
こっから先は下り基調。
目標の1時間40分切りは、この時点ですでに不可能ですが、なんとか心の折れ幅を小さくして、今できるだけのことは精一杯やっていきたいものです。

ここまで来たら、暑さを敵にするのではなく、暑さと一体になるしかないですな。

つづく

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by gossy54200 | 2017-07-10 22:44 | ランニング | Comments(0)  

2017なかしべつ330°開陽台マラソン参加記(その1)

去年、一昨年と、釧路湿原マラソンの30kmの部に参加したわけですが、今年は仕事の都合上10kmの部にしか出られません。
そんなわけで、20km分の差をどっかで埋め合わせしなきゃなあと、締め切り最終日に発作的に申し込んだのが「なかしべつ330°開陽台マラソン(ハーフ)」でありました。

7月だけど、所詮道東のマラソン大会だし、そんなに暑くならんだろうと高をくくっていたのですが、調べてみると2015年に「最高気温32.6度」というとんでもない条件下で行われており、なかなか油断ならない中標津なのであった。

先週辺りからずっと天気予報で、大会当日の中標津の予想最高気温をチェックしていたのだが、はじめのうちは最高気温25度で、天気も曇りということで、「まあ、なんとかなるか」と思っていたのだが、どういうわけか日を追うごとに予想最高気温が上がっていき、天気も晴れになっていくというのは、どういう嫌がらせなのか?

本日の朝の段階では、こんな感じの予報となっております。
ちなみにマラソンのスタート時間は9時45分です。

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そうですか28度まで上がりますか。
でもって、天気も晴れるということで、アスファルトの照り返しも考えると、実質30度以上の中で走ることを覚悟せなあかんわけやね。
こうなったら、もう腹くくって走るしかない!

釧路から中標津までは、約95km。
今まで中標津の街中は行ったことないんで、車でどんくらいかかるのか予想もつかんので、とりあえず早く行って困ることはないだろうと、3:30起床、4:30出発でひたすら田舎道を走ります。

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信号もほとんどないんで、6時には中標津市街に到着いたしました。
しまった、早すぎた。

朝飯は、セブンイレブンでおにぎり100円フェアがやっていたので、普段は絶対に買わない定価150円のおにぎり2個。
あと、会場についてからのおやつとしてカステラ。
飲み物は、みやすのんき先生の本に「100%オレンジジュースがよい」と書かれていたが、売ってなかったので、なんとなく柑橘系っぽい果物が入っている野菜生活100と、スポーツドリンクを購入。

駐車場は中標津体育館の近くであったが、会場である陸上競技場とは距離が離れているので、無料のシャトルバスで移動します。
しかし、バスの始発は7時ということで、しばらく車の中で寝ていましょう。グー。

おはようございます。
バスが来たので、出発します。

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2kmぐらい離れたところにある陸上競技場へと到着し、受付をしましょう。

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いかにもローカル大会って感じがする、だだっ広い会場です。
こんだけ広かったら、ここ駐車場にしてもええじゃんという気もしなくないが、まあ、色々と大人の都合があるのだろう。
2kmぐらいの距離なんで、バス待つぐらいだったら、車にブロンプトン積んで、駐車場から自走で行った方が早かったような気もする。

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ゴール地点です。

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こういうの、なんか手作りのほのぼのした大会って感じがしていいね。
21km楽しませていただきます。

受付を済ませ、ゼッケンとTシャツと参加賞をもらいます。

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参加賞はパンと羊羹と干物。
パンはさっさと食わんと、今日の気温では昼にはダメになってるだろうと思い、パクリと。
う、腹いっぱいじゃ。
パン自体は「チーズあんぱん」と、ちょっと不思議な味でしたが、そこそこ美味しかったです。

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シューズはナイキのスピードライバルを選択。
ぼっち参加なので、シューズ円陣などというものはできません。

今日の朝、たまたま駐車場で隣だった人のシューズが同じ色のスピードライバルで、更に会場に着いてから、私の前にいた人が履いていたシューズも同色のスピードライバルで、「おお、これは何かある!今日はスピードライバルの日に違いない!」と確信したが、スタート地点で、私の周りでスピードライバルを見かけることはなく、この確信は単なる錯覚だったようだ。

朝から暑かったんで、日陰のあるところに陣取ります。
日陰はそんなに暑くなかったが、ちょっと日なたに出ると、もあっとした夏の日差しが降り注ぎ、これは厳しいレースになるなあと。

参加者の少ないローカル大会でありがたいことは、トイレ待ちがほとんどないことですね。
待ち時間ゼロのトイレは非常に素晴らしいものがあるが、今まではトイレ待ちで、いい感じにスタートまでの時間つぶしができていたので、トイレ以外の時間が非常に退屈であるという難点もある。

スタートまで日陰で休んでいると、大会スタッフのおじさんが「今の気温は29度ですよ」「あっ、今30度になりました」「とにかくスタートまで、水分だけはしっかり摂ってくださいね」と、我々を励ましているのか、絶望のどん底に突き落とそうとしているのか、よくわからないことを言っていた。
ひとつ言えることは、この段階でスポーツドリンクを飲み干し、自販機で水を買おうにも財布をすでに預けた私としては、手の打ちようがないということだ。

まあ、水分補給について心配してもしょうがない。
日なたに出るのはすげー嫌だったけど、スタートラインに並ばないことには始まらない。

スタート地点は「1時間15分を目指す人」「1時間30分を目指す人」「1時間45分を目指す人」と分けられており、1時間35~40分を目指す私としては、強気に「1時間30分」のところに並ぶべきだったのであろうが、ついつい「1時間45分」のところに並んでしまった。
今思えば、この段階ですでに弱気になっていた。

9時45分。

ピストルがバーンと鳴り、第9回なかしべつ330°開陽台マラソンのスタートが切られたのであった。
スタート地点までのロスタイムは10秒。
3月に名古屋で4分以上かかったのとはえらい違いだ。
さあ、最初からエンジン全開で行きまっせ!

つづく

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by gossy54200 | 2017-07-09 21:08 | ランニング | Comments(0)  

ガーミン235Jを買いました

買いました。

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特に安いわけでもなかったし、発売してからそれなりに時間が経っているので、いい加減新モデルが出るんじゃないかという気もしたが、こういうものはとにかく欲しいと思ったときが買いどきなのだ。

元々の目的はランニング中のピッチとストライドが知りたいということだったので、別に手首で心拍数が測れるとかそういうのはどうでもよかったのだが、どうせなら一番評判のいいものを買っておこうと発作的に判断し、えいやっとAmazonでポチり。

一時期は胸ベルトタイプの心拍計を用いてトレーニングしていたが、胸の締め付け感が嫌だったり、ずり落ちるのが嫌だったり、めんどくさかったり、別に心拍数なんか知らんでも走れるわということで、いつの間にか心拍ベルトは全く使うことはなくなってしまったのであった。
そういう経緯もあって、心拍計には全く期待していなかったのであるが、あればあるで便利ですな。
正確性がどうだという話もあるかもしれんが、お手軽さを優先すると、手首タイプの方がいいですわ。

心拍数からの運動強度は以下のようにグラフでバシッと表されます。

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今まではタイムと感覚で、「今日はキツかった」とか「今日は余裕があった」とかトレーニングの強度を判断していたが、こうやって心臓のドキドキ感をグラフとして見せつけられると、「ああ、今日はドキドキさせすぎた。明日はもっと心臓をいたわってやろう」という気分になる。
普段はZ3レベルのトレーニングで、週1ぐらいでZ4レベルのトレーニングをするぐらいで、回復力の弱いおっさんにちょうどいいんじゃないかという目安になる。
最近、ちょっと疲れたなあと思うときが多くなったが、どうやら心臓を酷使させすぎたようだ。
すまぬ心臓。

当初の目的であったピッチやストライドがバシッと出てくるのもうれしいですな。
私のピッチは基本的に190で、スピードはストライドで調節してるって感じでした。
ジョグペースで90cmちょっと、レースペースまで上げて105cmぐらいですね。
みやす先生の本に「スピードはピッチを一定にしてストライドで調節すべし」と書かれていたが、本の通りにストライドでスピード調節できていることを確認して一安心と言ったところ。
ただ、ゆるジョグのときは、もっとストライド縮めてもいいのかなあという気もする。

つい、いつもの習慣で、安いもんでもいいんじゃないかなあと、最初は思ったが、やはりいつも使うものはちょっと高くても評判のいいものをおとなしく買った方がいいですな。
私はついつい、人の持っていないもの、マイナーなものを買ってしまい「みんな持ってないもの持ってる俺すげー」となる傾向があるが、人生も折り返し地点を過ぎ、もっと素直になって多数派に従うのも悪くないと思った今回の買い物なのであった。
恐らく、持っている機能の10%も使いこなせないとは思うがな。

さあ、ガーミン235Jと共に走り出そう!

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ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-07-07 21:52 | ランニング | Comments(0)  

大転子ランニングとゼロベースランニング

みやすのんき先生のマラソン本がすごい。

去年からずーっと言っていることですが、最近は暇さえあれば「大転子ランニング」か「ひぃこらサブスリー」を読んでいるぐらいの中毒ぶりである。
そのうち、「やるっきゃ騎士」とか「冒険してもいい頃」(昔みやす先生が描いたエッチな漫画)もついでに全巻大人買いしそうな勢いである。

「大転子ランニング」で走れ! マンガ家 53歳でもサブスリー

みやすのんき/実業之日本社

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走れ!マンガ家ひぃこらサブスリー

みやす のんき/実業之日本社

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そんでもって、ずーっと「大転子ランニング」のレビューを書こう書こうと思っていたのだが、あまりに内容が濃すぎて、何をどう書けばいいか考えがまとまらないまま、時間だけがずーっと過ぎていったのであった。
このブログ、みやす先生ご本人のチェックもたまに入るので、下手なこと書けんなあというプレッシャーもあるし。


そう言えば、今年の2月に「ゼロベースランニング」について記事を書いて、更にランニング足袋「MUTEKI」についてレビューまで書いたのに、あれはいったいどうなったんだ?と思っている人が3人ぐらいいるかもしれませんので、まずはそれについて書いておきます。

ゼロベースランニング 走りの常識を変える! フォームをリセットする!

高岡尚司/実業之日本社

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《結論》

ゼロベースランニングは、今となってはほとんど目を通していませんし、MUTEKIも全く使っていません。

《理由》

・「ゼロベースランニング」と「大転子ランニング」は相容れないものだから。
・「MUTEKI」で走っていても、ちっとも面白いと感じないから。というか、かなり苦痛。


そんなわけで、一方を持ち上げて、一方を落とすというやり方は好きではないのですが、ここでは「ゼロベースランニング」との比較で「大転子ランニング」について述べていきたいと思います。
(あらかじめお断りしておきますと、「ゼロベースランニング」が間違っているということを言いたいわけではありません。ただ、私の走り方とは合わないんじゃないかなあというだけです)


・大転子に注目しているところは同じ

「ゼロベースランニング」も、みやす先生と同様に「大転子から胴体の動きを引き出す」という考え方は共通しています。
足で蹴ったり、もも上げで太ももの筋肉を使ったりすることなく、身体を前に移動させるという考え方です。

・では、どこが違うのか?

私が注目した違いは以下の2点です。

1.胸が先導している(ゼロベース)か、骨盤が先導している(大転子)か。
2.離地を遅らせる(ゼロベース)か、速める(大転子)か。

・先導するのはどちらなのか?

「ゼロベースランニング」と「大転子ランニング」の走り方のイメージは下の図のような感じでしょうか。

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「ゼロベースランニング」は、「胸が先導する」ことによって、重心が前に移り、バランスが崩れ、その結果、脚が前に出るという走り方です。竹馬を例にとって説明していますね。
しかし、みやす先生は「ひぃこらサブスリー」の中で、こういう「倒れそうになっておっとっとと足を踏み出す」走り方を否定されています。
「ずっと倒れこみ続け、足を一歩一歩倒れないように踏み出す方が大変です。倒れないように足を踏み出すのではブレーキを掛けるのと一緒になってしまいます」と説明されています。

一体、どちらが正しいのでしょうか?

ここで重要なことは、両者の正当性を論じることよりも

私は運動神経が悪く、竹馬に乗れない

というシンプルな事実です。

竹馬に乗れない私としては、「大転子ランニング」を選択するより他はないのです。
バランス感覚の悪い方は、骨盤先導の方が無理がないと言えるでしょう。

・離地のタイミングは?

「ゼロベースランニング」は、重心よりも後ろに着地して、更に離地を遅らせるという考え方です。
一方、「大転子ランニング」では、重心の真下に着地して、離地を速めるという考え方。
上の図で言えば、「ゼロベースランニング」は後輪駆動の自動車、「大転子ランニング」は自転車のペダリングのように脚を動かすイメージでしょうか。

「ゼロベースランニング」と「大転子ランニング」では、かなり共通した記述もありますが、決定的な違いがひとつあります。

それは

シザース動作を重視しているかどうか

ということです。

「大転子ランニング」には「ひぃこらサブスリー」のときから一貫して、「シザースの重要性」について書かれていますが、「ゼロベースランニング」ではシザースに関する記述はありませんでした。
このシザース動作の有無が、離地の速い遅いにつながっているのではないでしょうか?

「大転子ランニング」の中で、「離地を遅くするのは、間延びした足運びになってしまいます。胴体をひねる動きにもつながります」と書かれています。
実際、「ゼロベースランニング」の中で、筆者の高岡さんのランニングフォームの写真を見ると、左の骨盤が前に出ているときに、右の肩甲骨が前に出ていて、胴体がねじれた走りになっています。
シザース動作の有無は、胴体の動きにも連動してくるのです。

ちなみに、元競輪選手の中野浩一さんは「自分はパワーそのものはそれほどでもなかったが、ペダリングの(左右の)切り返しは誰にも負けなかった」と語っています。
競技は違えど、素早く左右の脚をターンオーバーさせる意識は重要なのではないでしょうか。


そんなわけで、なんだか「ゼロベースランニング」をディスってしまったような内容になってしまいましたが、私が言いたいことはそういうことではなく

「ゼロベースランニング」と「大転子ランニング」とは相容れないもの。両方のいいとこ取りをしようとせずに、どっちか片方を徹底的に信じたほうがいい

ということです。
(みやす先生の走り方は著書にも「シューズの減りが早い」と書かれていたように、現代のランニングシューズのグリップ力に依存した走り方だと思います。裸足志向の方はゼロベースの方が親和性が高いような気がします)

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-06-26 22:56 | ランニング | Comments(0)  

休足日の入れ方

今年はロクに自転車に乗らず、すっかりランニングに目覚めてしまい、我ながら頭がおかしくなったんじゃないかというぐらい走っている。

で、ランニングに目覚めた2月から4月まで、基本、悪天候や飲み会以外のときは休足日は入れないようにしていたのだが、4月の下旬に「ギャロウェイのランニングブック」に出会って、休息の大事さを知ってから、「休みを入れた方がいいのではないか」と思い、5月は原則週2回の休足日を入れることにした。

ギャロウェイのランニングブック

ジェフ ギャロウェイ/大修館書店

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ただ、休足日を入れて、走行距離が減るのも嫌だったので、例えば、今まで「3日連続で10km走る」としたところを「2日連続で15km走って1日休む」なんて感じで、トータルの走行距離は変えずに、一回辺りの走行距離を伸ばして、休みを増やしたらどうなるかということを実験的にやってみた。

実験的にやってみたところ

同じ30kmでも、3日連続で10km走った方が、2日15km1日休みよりもラクに感じた。

ということだった。

ギャロウェイの本では、「最低週3日は走った方がいいが、毎日走ると故障のリスクが高まるので、週4~5日ぐらいがいい」なんてことが書かれていたが、高負荷の練習を何日かした後に、休みを入れるよりも、低負荷の練習を毎日続けた方が体はラクなのではないだろうか?

しかし、マラソンのトレーニングとして考えると、ある程度負荷をかけてから休みを入れる「超回復理論」によって、より強くなるのであろうから、それなりに負荷をかけた練習はする必要がある。
問題はどこまで負荷をかけて、どのくらい休めばいいのかということだ。

最近読んだ「土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング」という本に興味深いことが書かれていた。

土井雪広の世界で戦うためのロードバイク・トレーニング

土井 雪広/東京書籍

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別に私は世界を戦うつもりはさらさらないが、世界を戦わない人にとってもなかなか面白い本であった。
私は自転車好きであるが、ロードレースには全く興味がなく、この本の筆者のことも全く知らない状態で読んだのだが、この本は読み物としても優れており、私のようなレース音痴の人間でも、ちょっとレースの世界に興味を持てるようになったのである。

まあ、そんなことはどうでもよくて、本題に戻ると、この本の中に「トレーニングメニューの組立て方」という項目があって、そこにトレーニングの負荷のかけ方と、休みの取り方について説明されていた。

本の中ではいろいろややこしいことが書かれていたが、かいつまんで要点だけ説明すると

「強度」×「時間」で、トレーニングの負荷を数値化し、その数値化したものがある一定の数字に達すると1日休む

というものであった。

本書では自転車の例を挙げていたが、ここではランニングで話を進めることにする。

例えば、ランニングで1km5分で1時間走ったときの負荷を100とする。
これが1km6分になったとしたら、1時間で走った距離は1km5分のときは12kmだが、1km6分になると10kmとなり、距離だけで考えると負荷は10/12≒83となり、更に1km5分よりも、1km6分の方が時間辺りの疲労も少なくなるはずだ。

この疲労を数値化するのは難しいが、まあ、感覚でいいだろう。
例えばレースペースで1km5分で走れる人が、1km6分で走るとすると、70%ぐらいの力で走れているのではないだろうか?
そうじゃないという意見もあるかもしれないが、俺が70と決めたら70なんだ。
つべこべ言わずに俺の数字を信じなさい。

となると、距離が83%になった上に、時間辺りの疲労も70%になったということは、この人にとって、1km6分で1時間走るトレーニングの負荷は、83×0.7≒58となり、1km5分で1時間走る約60%の労力である。
ずいぶん乱暴な計算であるが、話をわかりやすくするために、こういうものだとしておこう。

この人が1km5分で1時間走るトレーニングを3日続けた場合、負荷は100×3=300となる。
でもって、1km6分で1時間走るトレーニングを5日続けた場合、負荷は58×5=290となり、まあ5日でだいたい300ぐらいと、1km5分ペースで1時間3日連続で走るのと同じぐらいの負荷になる。

そんな感じで、負荷を数値化していって、例えば負荷の合計が600になったところで1日休むというルールにしたら、1km5分で1時間走る人は6日走って1日の休憩、1km6分で1時間走る人は10日走って1日休憩するのがいいんじゃないかってゆーのが、この本の考え方である。


こんな感じで、自分の疲労度を見ながら、トレーニングの内容を数値化し、ある程度の数値になったところで、適切な休息を取っていくのがいいんじゃないかなあという気がする。
ただ、あまり厳格に数値化すると、計算がめんどくさくなったりするので、この辺は自分の感覚でいいでしょう。
疲労度なんて、そもそも客観的に数値化できないものだし。

ちなみに6月に入ってからの私の場合、大体、通算で80kmぐらい走ったところで、無性に体が休みを欲するので、週6日の合計が80kmぐらいになるように走って1日休むぐらいのペースがちょうどいいのかもしれません。
今は強度を変えずに、のんべんだらりと1km5分30秒ぐらいのペースで走ってますので、ほぼ距離だけで疲労度を測っていいと思いますが、そのうちインターバルとかそういう高度な練習を入れたときに、トレーニング負荷を数値化するという概念が大事になってくるのではないかという気がします。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-06-17 00:54 | ランニング | Comments(0)  

十勝大平原サイクリングロードを走る(その3)

その1 その2

道には迷うし、カメラの電池は切れるしで、私の頭もキレそうになっていたのですが、ここは気を取り直して来た道を戻ります。
戻ってみると、行きのときには気づかなかった分岐があり、しかも間違えた道よりも細い道だったため、これは絶対に気づかんだろうと。
初見殺しの十勝大平原サイクリングロード恐るべし。

さて、ようやくサイクリングロードに戻ったと思いきや、明らかに方向がおかしい。
これはどう考えても最初に来た道の方向に戻っているような気がするが、「ここがサイクリングロードだよーん」と示す看板もあるし、まさか間違っているなんて言うことはないだろう。

看板を信じて、ズンドコ進んでいったら、なんとさっきの「十勝川サイクリングパーク」に戻ってしまったではないか!
どうなってんだ?十勝大平原サイクリングロード。

無駄に4kmぐらい走ってしまった。
ここで私がとるべき選択肢は2つである。

1.最初に来た道をひたすら戻る
2.もう一度、正しい道を探ってみる

常識的に考えると1なのだろうが、冒険心あふれる私が2を選べと、かたくなに主張している。

迷ったときは困難な方を選択せよ!

というセオリーに従って、もう一度、私は十勝大平原サイクリングロードの調査を進めることにしたのであった。
これでいいのか?

さて、もう一度走り出すと、さっきの太い道と細い道の分岐の他に、右側に橋があった。
これはひょっとしたら、橋が正解なのではないか?

で、橋を渡ろうとすると、確か橋の名前は「銀輪橋」という名前であったような気がする。
こんなネーミングはサイクリングロード以外の道ではありえない。
これだ!これが私の求めていた、真のサイクリングロードなのであった。
真っ直ぐ道が続いているところに、案内も何もなく、唐突に右の橋へ曲がるのが正解だとは予想だにしなかった。
くどいようだが、初見殺しの十勝大平原サイクリングロード恐るべし。

私が迷ったところを図でまとめると、こんな感じになります。

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つまり、私はサイクリングパークから、サイクリングロードではないただの土手道を進み、その後道なき道を行ったり、サイクリングロードを逆走したりして、元のサイクリングパークに戻ってしまったわけであったのだ。
しつこいようだが、初見殺しの十勝大平原サイクリングロード恐るべし。

ようやくサイクリングロードの端を目指すことができて、めでたしめでたしとなったわけだが、その先をずんどこ進んでいくと、いつまで行っても終点が見える気配がない。
走行距離はすでにハーフマラソンの距離を超えている。
このまま進んでいくと、終点にたどり着いたはいいが、最終的にフルマラソン以上の距離を走るハメになるのではないだろうか?

ここで私がとるべき選択肢は2つである。

1.そのままサイクリングロードの終点を目指す。
2.撤退して、ショートカットして、元の十勝が丘公園に戻る。

ここまで行ったなら1を選択すべきなのであろうが、私の脚が2を選べと、かたくなに主張している。

迷ったときは確実な方を選べ!

というセオリーに従って、私はここで勇気ある撤退をすることにした。
さっきと言ってることが違うような気がするが、こっから何キロぐらい走れば終点にたどり着くのか先がさっぱり見えなかったので、被害が少ないうちに撤退するのが吉であろう。
たどり着いたところで、証拠写真を撮ることもできないし。

そんなわけで、サイクリングロードを引き返し、ショートカットして国道38号線を進むことにして、スタート地点へ戻ることにしたのであった。
さようなら、初見殺しの十勝大平原サイクリングロード。
家に帰ってから調べてみたら、このサイクリングロードは全長27.7kmもあったことが判明したので、ここで戻って正解だったよ。
下調べもせず、テキトーに進んでいくとロクなことにならないのである。

で、全部で31km走ったところで、十勝が丘公園に帰ってまいりました。
本来ならここで終ってもいいのですが、もうちょい余力があるので、「坂道トレーニング」として「十勝が丘展望台」まで行ってしまいましょう。
クルマの中から、電池が満タンのコンデジを取り出し、再び走り出します。

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こっから急勾配の坂が1kmぐらい続きます。

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壁のような坂で、キロ8分ペースが精一杯でしたね。
でも、1kmぐらいで終るので、ちんたら歩を進めていきましょう。

展望台到着。

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十勝川の様子がそれなりに見えます。
もうちょい天気がよければ、もっといい眺めだったのかもしれないが、まあ、今回はこんなもんでいいでしょう。

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引き返して、下りに入ります。
アバウトな斜度表示であるが、Max12%の結構な坂だったのですな。
正直、上りよりも、グングンスピードが上がり、そのままゴロゴロと前転してしまうんじゃないかと思った下りの方が怖かったです。
下りの箱根6区のランナーはテレビで見ていると、上りの5区よりも楽しているように見えるかもしれないが、実は相当の恐怖心と戦っているのだなあと思い知ったのであった。
世の中には実際に体験してみないとわからないことがゴマンとある。

再び十勝が丘公園にたどり着き、自販機で売っていたよくわからんエナジードリンクで乾杯。

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休憩を含めた所要時間4時間ちょっと、走行距離34kmの無意味な冒険なのであった。

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無意味な冒険の疲れをいやすために、十勝川温泉ホテル大平原の日帰り温泉で汗を流すことにします。

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ホテルは結構立派なのだが、日帰り温泉の通用口はかなりショボい。
宿泊客に比べて、日帰り客はそんなに歓迎されていないような気がするが、それでも入浴料は1000円と、なかなかのお値段である。

お値段が高いので、浴室はガラガラで居心地はよかったが、私の好きなサウナや水風呂は狭く、これなら私の家の近くのスーパー銭湯の方がよかったような気がする。

せっかくだから帯広で飯を食えばよかったような気もするが、なんかもうめんどくさくなったので、そのまま釧路に戻って、私の好きなスパゲッティ屋で飯を食います。

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なかなかの盛りのスパゲティにハンバーグ。
写真には写っていないが、これにライスもついている。
こんなに食えるのかと思ったが、たくさん運動した後なので、ペロッと食えた。
こんな食生活しているから、走っている割には体重は落ちないのだろうなあ。
別海に向け、もう2kgぐらい落としたいところだが、あまりにストイックにすると、それはそれでストレスが溜まるので、週に1度ぐらいは、こういうご褒美日を設けてもいいだろう。

身体を動かし、風呂に入って、うまいものを食って、がっつり眠る。
単純であるが、人間の喜びというものは、こういう頭を使わない原始的な本能的なものにあるのではないかという気がしないでもない。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)

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by gossy54200 | 2017-06-11 08:41 | ランニング | Comments(0)  

十勝大平原サイクリングロードを走る(その2)

その1

ここまで順調に進んでいたサイクリングロードであったが、突如アスファルトが消えて、道なき道になってしまった。

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十勝一帯は2016年8月の台風でかなりの被害を受けたが、その影響でサイクリングロードも流されてしまったのだろうか?

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なかなかの崩壊具合で、これではランニングどころではない。
これで今回の我が冒険は終幕を迎えるのだろうか?

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完全にアスファルトはめくれているが、道は橋の下をくぐって続いているようだ。
よし!どんどん進んでいこう。

しかし、道はあらぬ方向へと進んでいくではないか?
おかしい?こんな一本道で道間違えるか?

不安になって調べてみると、サイクリングロードっぽい道はダミーの道で、途中で道を外れて、写真の橋をくぐらずに、左に渡るのが正解だったのだ。
なんという初見殺しの道よ。
案内も何もないんで、これはわからんわ。
これで1kmはロスしてしまったのであった。

さて、橋を渡ったはいいが、ここからサイクリングロードはどこへ続くのか?
たまたまロードレーサー乗りがいて、彼はわき道に入って行ったので、「ひょっとしてこれがサイクリングロードの続きか?」と思ったら、正にぴったんこカンカンで、ああ、ありがたい。
見知らぬロード乗りには感謝の言葉しかない。
と言うかこのサイクリングロード、舗装状態が最悪の部分もあったが、一応ロード乗りも使う道なのね。

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「ここがサイクリングロードだよ」ということを示す、自転車マークの青い標識を見ると、勇気100倍だ。
この標識を見ると、「悪いなのび太、この道はクルマは通れないんだ」と、スネ夫くんの気分になってくる。
この道を進めば、自動車の恐怖におびえず、どこまでも安心して走っていけるのだ。

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橋のところでサイクリングロードが途切れたが、こんなことでは私はあわてない。
さっき学習したのである。
こういうときは、橋を渡るのが正解なのだ。

橋を渡ると、そこは帯広市であった。

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さようなら、音更町。
これから私は帯広市を走ります。

さて、帯広市に入ったはいいが、サイクリングロードはどこへつながっていくのか?
さすがにここまで10kmぐらい走っていると、サイクリングロードに対する嗅覚が発達していくものだ。
「これだ!」と思うわき道を進むと、それは正に私の求めていたサイクリングロードだったのだ。

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ここまでサイクリングロードの起点から11.2km。
いったいこっからどこまでサイクリングロードが伸びているのか知らないが、まあ行けるとこまで行っとこう。

さて、ここまで道に迷ったこと以外は特に問題なく走ってきたような記述であるが、実は私はスタートから「大」問題を抱えていたのだ。
スタート地点の十勝が丘公園にトイレはあったのだが、なんとそこには紙がなかったのであった。

まあ、適当に走っていれば、そのうちトイレが出てくるだろうと思ったが、分け入っても分け入ってもトイレは見つからず。
うーむ、いい加減限界が近づいてきた。
私はこんなところで、人間としての尊厳を失う行動に出なければならないのだろうか?

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しかし、ここで正義の味方が現れたのだ!
サイクリストの味方「十勝川サイクリングパーク」には、トイレが備わっていて、私の尻もすっかり安心したのであった。

「ああ、トイレがあってよかった。よかった」と個室に入って、リラックスした時間を過ごした。
ついでなので、ベンチに座ってスポーツドリンクや持参していた大福餅を食べて、おやつタイムとした。
あとどのくらい距離があるか知らないが、ここでしっかり英気を養うのだ。

ちなみに、この公園、名前こそ「十勝川サイクリングパーク」なのだが、実態はただのパークゴルフ場で、まったくサイクリングとは関係のないところなのであった。
いっそのこと「十勝川パークゴルフ場」に名前変えたらどうなんだ?

さて、再び進みましょう。
途中、太い道と細い道にわかれるところがあったが、細い道のほうに「道道3977号線」を示すサイクリングロードの看板があったので、ああ、こっちだなあと、細い道をずんずん進んでいくと。

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わけのわからん道なき道にたどり着いてしまったのであった。
しかもここで、カメラ代わりのiPhoneの電池切れるし、いったいどーなるんだ、ワシ?
恐るべし、十勝大平原サイクリングロード。
ここまでの走行距離、約14km。

つづく

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by gossy54200 | 2017-06-07 22:10 | ランニング | Comments(0)  

十勝大平原サイクリングロードを走る(その1)

当初の予定では、ロード輪行で金曜日に帯広入りして前泊して、土曜の早朝に出発して、200kmほど離れた某所へと向かい、そっからまたJR輪行をしてやろうと目論んでいたのだが、いかんせん天気が悪くてだねえ。
とは言え、すでに予約していたホテルキャンセルするのも面倒だし。

しょーがないので、ランニングシューズ持参で帯広までドライブして、特に意味もなく一泊する。
泊まる必然性は全くなかったのであるが、たまには違うところに身をおいて、違う枕で眠るのもいいものだ。
いや、でも待てよ、そう言えば私はデリケートで神経質なので、枕が変わると眠れない体質なのだ。
あーちきしょー、眠れねえ、眠れねえよと思いながらも、なんだかんだで気がつけば朝の6時半。
この時点では雨は降っていないが、天気予報では昼から雨が降るみたいなので、とっとと行動するか。

今回の目的は、十勝にあるサイクリングロード「十勝大平原サイクリングロード」をランニングで走破することである。
しかし、この目的は前日の夜に急遽思いついた目的なので、下調べはほとんどしていない。
とりあえず、サイクリングロードの起点だけ調べておいたので、起点である十勝川温泉方面へと進むのだ。

サイクリングロードの起点は、花時計がある「十勝が丘公園」。

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公園は閑散としていて、花時計も寂しそうであった。
ソフトクリーム売ってる店もあったが、こんなクソ寒いのにソフトなんていらんわ!
気温10度ぐらいの帯広の朝なのであった。
いや、厳密に言えば、帯広の隣町の音更町なのだが。

リュックを背負ったマラニックスタイルでスタートします。

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最初のうちは、歩道に白線が引いてあるだけの「なんちゃってサイクリングロード」であった。

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案内図があります。
左上の自転車の図が妙に不自然なのが気になる。
この人は前輪を持って、後輪に足を挟んで器用に自転車を操っているように見えなくもない。
あと、「十勝太平原」となっているが「太」じゃなくて「大」の間違いではないのか?

しばらくすると、道道73号線にぶつかり、そこの歩道をテクテク走ります。

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小学校で運動会をやってましたね。

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私は子供のころ、徒競走はずば抜けて誰よりも遅かったし、集団行動が嫌いで、みんなで踊るダンスとかそういうのも嫌いだったので、運動会には苦痛な思い出しかない。
運動会の中で唯一好きな種目だったのは綱引きだったなあ。
あれはリレーと違って「お前のせいで負けたんだ」と責められることなく、責任の所在がうやむやな競技なので、運動会嫌いな子には好ましい。
運動会の競技が綱引きと玉入れだけになったら、どれだけ運動会嫌いの子供が救われることか。

しかし、運動会嫌いの子供が、どうして休みの日にわざわざ苦労して走るような大人になってしまったのかね。
きっと、私は運動自体はそんなに嫌いではなく、できないとみんなの前で恥をかく鉄棒や跳び箱とか、ミスすると運動神経のいい奴に怒られる球技とか、そういう体育の「授業」が嫌いだっただけかもしれない。

坂があります。

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がんばれ!!

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うるへー、お前に言われんでもがんばるわ!
……いや、そういうひねくれたものの見方はよそう。
心温まる看板を作ってくれてありがとう。

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だから、お前に言われんでもがんばるわ!
これぐらいの短い坂でわざわざ二個も看板作らんでええわ!

……いかんいかん、こんなことでなぜ私はキレているんだ。
励ましの看板を作ってくれたお役人様、ありがとう。
おかげで私は歩かずに坂を上ることができました。

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一見、ただの歩道のように見える道ですが、この道は北海道が管理している「道道3977号 十勝川温泉帯広自転車道線」という名前の立派なサイクリングロードです。
「3977号」って、道道は全部でいくつあるのかね。
3776mの富士山を超える道道を持つ北海道、恐るべし。

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ここでサイクリングロードは左に曲がって、道道73号線とはお別れです。
さようなら、道道73号線。

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ここから、歩道に白線状態のサイクリングロードから卒業して、真の自転車道へと入ります。

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舗装状態は最悪です。
とてもロードバイクで走る道ではありません。
言うまでもありませんが、この辺りですれ違った自転車はゼロでした。

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この辺りは、林の中の下り坂で、走っていて快適でしたね。
ちょっとした森林浴気分を味わえます。
そういえば、以前参加した千歳JALマラソンはこんな感じの道だったなあ。
そんなわけで、本日千歳JALマラソンに参加された皆様、お疲れさまでした。

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ものすごく目立たなく「スタートから8km」ということをアピールしています。
そういえば、このサイクリングロードの全長は何キロあるんだろうか?
こういう基本的なことを下調べしていない私であったが、このときは「なーに、適当に疲れたところで引き返せばいいさ」と、このサイクリングロードを甘く見ていたのであった。

つづく

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by gossy54200 | 2017-06-04 22:46 | ランニング | Comments(0)  

なぜ別海でベストタイム採用割合が低いのか?

久々にランニング雑誌「ランナーズ」を買いました。
お目当ては本誌ではなくて、別冊の付録なのでありました。

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「全日本マラソンランキング」
これは単に個人のランキングが載っているだけではなく、ランキング対象大会の「中間タイム」や「ベストタイム採用人数」などのデータが載っていて、記録の狙いやすい大会を検討するのに役立ちます。

ちなみに北海道で開かれるランキング対象大会のデータは以下のようになっています。

洞爺湖マラソン(5月) 全体中間タイム 4:13:59 完走人数 4261 ベストタイム採用人数 2677(採用割合62.8%)
函館マラソン(6月) 全体中間タイム 4:14:30 完走人数 3322 ベストタイム採用人数 1849(採用割合55.7%)
北海道マラソン(8月) 全体中間タイム 4:17:22 完走人数 12591 ベストタイム採用人数 6328(採用割合50.3%)
別海町パイロットマラソン(10月) 全体中間タイム 4:14:21 完走人数 1132 ベストタイム採用人数 550(採用割合50.3%)

真夏に行われる北海道マラソンで、ベストタイム採用割合が低いのはわかります。
しかし、コースが割合平坦で、涼しい気候で行われる10月の別海でも、ベストタイム採用割合が北海道マラソンとほぼ同じというのは一体どういうことでしょうか?
コース的にはアップダウンのある洞爺湖マラソンの方が、記録を狙うにはキツいはずなのですが、ベストタイム採用割合は別海より10%以上多いですし、中間タイムも別海よりもいいのです。
「記録が出やすい」と言われている別海で、これだけベストタイム採用割合が少ない理由はどこにあるのでしょうか?


ここで、道外のマラソン大会に目を向けてみましょう。
コースが平坦で記録狙いに向いているつくばと、高速コースに生まれ変わった東京マラソンを比較してみましょう。

つくばマラソン(11月) 全体中間タイム 3:59:28 完走人数 12055 ベストタイム採用人数 7262(採用割合60.2%)
東京マラソン(2月) 全体中間タイム 4:43:36 完走人数 33947 ベストタイム採用人数 23019(採用割合67.8%)

つくばの中間タイムは4時間を切っています。
制限時間が6時間で、この中間タイムはかなり速いです。
制限時間が6時間以上の大会で、中間タイムが4時間を切っているのは、つくばと古河はなももマラソンの2つだけです。
(古河はなももマラソンも平坦コースで記録が出やすいと言われている)

しかし、驚くべきことにつくばのベストタイム採用割合は60.2%と低いです。
洞爺湖マラソンよりも低い数字になっているのです。
東京マラソンは、普段全く走らないけど、抽選で当ってしまった「記念出走」的なランナーも多いと思いますので、「東京マラソンしか走らない」=「東京マラソンがベストタイム」となり、ベストタイム採用割合が高いというのもあるかもしれません。

では、他の大会を見てみましょう。

静岡マラソン(3月) 全体中間タイム 4:07:01 完走人数 9637 ベストタイム採用人数 7167(採用割合74.4%)
古河はなももマラソン(3月) 全体中間タイム 3:57:57 完走人数 9203 ベストタイム採用人数 6308(採用割合68.5%)

先にも出した古河はなももマラソンは、つくばと同じような中間タイムにも関わらず、つくばよりもベストタイム採用割合が8%強多く、更に静岡にいたっては、ほぼ4人に3人がベストタイムを採用しています。
これらの大会の開催時期は、本州のマラソンシーズンの終盤である3月です。

このことから考えられることは

本州のマラソンシーズンは11月から始まるので、つくばのようなシーズンインの大会では、記録の伸びが低く、シーズン終わりの2月3月に記録が出やすい

と、言えるのではないだろうか?

なるほど、シーズン終盤の方が記録は伸びやすいということはわかった。
でも、ちょっと待ってくれ。

北海道では4月~10月がマラソンシーズンだから、この理屈だと、シーズン序盤の洞爺湖マラソンよりも、終盤の別海の方がベストタイムは出しやすいんじゃないか?

さて、ここで別海をめぐる特殊事情があるのである。
別海は北海道の中でも東の果てにあり、札幌からのアクセスが非常に悪い。
しかも重要なこととして

別海町パイロットマラソンは、札幌マラソン(ハーフ、10kmなど)と同日開催なのである。

つまり、北海道のランナーの大多数を占める札幌圏のランナーは、別海などには見向きもせず、札幌マラソンの方に参加するのである。
(別海は1500人ぐらいの参加であるが、札幌マラソンは約13000人の参加者である)
一方、別海は空港のある中標津に近く、意外と東京からのアクセスは悪くない。
そんなことから

別海町パイロットマラソンはシーズン終盤の北海道のランナーよりも、シーズンオフで脚が出来上がっていない道外のランナーの比率が高いので、記録が出にくい。

と、推察されるのではないだろうか。
いや、そうに決まっている。
そうじゃないと、記録狙いの道民ランナーの私としてはやってられないではないか。
ちゃんちゃらおかしいぜ。
え、そうだろう?

《結論》

記録狙いの北海道のランナーは、ランナーズのデータなんか気にしないで、自信を持って別海に臨もう!

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-06-03 22:44 | ランニング | Comments(0)  

2016年度全日本マラソンランキング結果

マラソン雑誌「ランナーズ」編集部による、「2016年度全日本マラソンランキング」の結果が発表されました。
このランキングは、男女別1歳刻みで、日本陸連公認コースを利用したフルマラソンの完走データから作られています。

では、ワタクシの記録はどうだったのか。
ジャーンと公表してみよう。

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昨年走った唯一のフルマラソン「北海道マラソン」の記録が採用されています。
あんときは「ああ3時間40分切れんかった。ちくしょー」なんて思ってましたが、このランキングはスタートのロスタイムを引いたネットタイムを採用しているので、ギリギリで3時間40分切れている形になってますね。
暑い道マラでこれだけ走れたんだから、もっと条件のいい別海では、もっといいタイム&順位をたたき出すことができるのではないかと、希望的観測。
来年は3桁順位になれるとうれしいがな。

ちなみに学生時代の同級生のランキングを調べてみると、サブ3で順位も300位以内と、すごいことになってましたね。
彼も私と同様、昔はメタボ体系で、ランナーの影も形も感じられなかったのに、月日の流れというものは恐ろしいものよ。
道内に住んでいるのに「北九州マラソン」で、この記録をたたき出したのも、またニクいではないか。
やっぱり冬の道外の大会の方が、記録は狙いやすいのかね。
ワシも対抗して、「別府大分マラソン」ですげー記録出してやろうじゃないか!と意気込んではみたが、別大マラソンはサブ3.5じゃないと出られないという罠。
私に参加資格はないのであった。

こういうランキングがあると、やっぱ公認大会がいいよなあ。
秋~冬はどっか遠征ランに出かけようかしらんと、ひそかに目論むワタクシなのであった。
11月の「下関海響マラソン」なんていいんじゃないかしら、昔、出張で行ったことあるからちょっと土地勘もあるし。
なんて思って調べてみたら、なんと昨日募集を開始して、わずか46分で締め切られていたのであった。
恐るべしマラソンブーム。
下関レベルの地味なところの大会でも、こんなに人気なのか!
(えー、下関市民の皆様、ごめんなさい)

そんなわけで、ちょっと予定変更して、2016年度は別海と、もう一本道外の公認大会に参加しようとたくらんでいます。
つくば辺りが無難なのかな。

ごきげんよう。

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by gossy54200 | 2017-05-23 22:07 | ランニング | Comments(2)