<   2010年 08月 ( 29 )   > この月の画像一覧

 

豊ヶ岡駅(その3)

前フリはこちら 本編はこちら

学園都市線を代表する秘境駅、豊ヶ岡駅を十二分に満喫して、帰路につくことにした。

あれですね。ブロンプトン使えば、この後月形温泉に入って疲れを癒し、
月形から、チャリ折りたたんで優雅にJRで帰るということができたんだけど、
ブロンプトンは先月のパンクをまだ修理していないんですね。
オレはそういうめんどくさいことは後回しにする、ずぼらな性格なんですね。
だから独身なんです。

しょうがないので、MTBでチンタラ帰ることにしましょう。

まずは、昼メシですね。
最初はむつみ屋でラーメンでも食ってこうかなあと思ったけど、意外と混んでいたのでパス。
(むつみ屋は10年ぐらい前に、「愛の貧乏脱出大作戦」の修行先として取り上げられ、ちょっと有名になった)
基本ひとりメシのときは、並んでまで食う気はゼロ。
食に対するこだわりは薄い男です。

そんなわけで、国道沿いにあった、ちょっと怪しげなそば屋に入ることにした。
今回のテーマは「秘境」なので、むしろ有名ラーメン店より、こっちの方がオレにふさわしいような気もする。
a0156548_21492720.jpg

手打ちそばとコーヒーとポエムと民宿をやっているようです。これがポエム。
a0156548_21511729.jpg

日曜の昼間であるが、客はオレひとり。「アルジャーノンに花束を」は孤独な男性必読の書です。
a0156548_2153990.jpg

かしわそば(900円)。
a0156548_21575229.jpg

いかにも手打ちって感じのそばだったが、暑くて熱くて味を堪能するどころではなかった。
ざるそばにすればよかった。

おばちゃんがひとりでやっている店で、
私が快活で物怖じしない性格であれば、おばちゃんといろいろ話して親睦を深めたいところであったが、
私はシャイで無口で純情な少年なので、何となく二人きりの気まずい空気が漂う中、ごちそうさまでした。
私はこれから自転車で帰ります。帰るったら帰ります。

別にこのそば屋がどうこうというわけではなく、
私は「ここで店員といろいろしゃべらなければ、まずいんじゃないだろうか」と思わせる店が苦手だ。
人好きのマスターがいる飲み屋とか喫茶店とか。
むしろ、人に気をつかわなくてよい、吉野家とかマクドナルドとかの方が落ち着く。

まあ、それでも秘境っぽさを感じる味のあるそば屋でしたね。
孤独のグルメファン的には、この店で8ページのマンガが書けそうなネタがちりばめられていた。
もちろんマンガなど書く気はないが。

さて、札幌に帰りましょう。
この日は最高気温が30度を超える、北海道にしてはめちゃくちゃ暑い日であったが、
太陽は出ていなかったので、体力の消耗はそうでもなかったですね。
MTBだから、20km/hぐらいでチンタラ漕いでいたのもあるし。

セブンイレブン当別栄町店で補給。
a0156548_22303287.jpg

サイクリング時にはこのアイスが最強。何事もデカイのはいいことだ。
62円と言う値段にも惜しみのない拍手を送りたい。
コンビニではセブンイレブンにしか置いていないのが残念だ。

そして、通算走行距離5000km突破を記念したところで、今回の日記を終わる。
a0156548_22331384.jpg


走行距離 120km(途中道に迷ったので、思ったよりも距離が伸びた)
平均速度 19.2km/h

このぐらいが楽しいと思える限界なのかもしれんな。

(このシリーズ終わり)
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-31 22:41 | MTB | Comments(0)  

豊ヶ岡駅(その2)

前フリはこちら

そこは豊ヶ岡駅だった。
a0156548_1950648.jpg

さて、写真で見ると、ただの古い木造の建物である豊ヶ岡駅であるが、
この駅の魅力は、こんな写真では語ることができない。

民家など一軒もない、ダートの道を進んで行き、
「こんなところに建物なんてあるわけねーだろー」
というところで、何の前フリもなくぬっと駅舎が現れるのである。

あー、この素晴らしさを文章でうまく伝えることができないのがもどかしい。

ほら、予備知識なしに知らない街とかを歩いていて、
「へー、こんなところに、こんな店があったのか!」
って思うときがあるでしょ。
見知らぬところで、自分だけがそれを発見したぞって感じ。
おー、発見したオレすげーって感じ。
それをめちゃくちゃディープな世界で再現したのが、今回の豊ヶ岡駅の発見って感じなのだ。

いや、違うな~。
あー、自分の文章力のなさがもどかしい。
この感動をどうすればうまく万人に伝えることができるのだろう。
(私の文章は「わかる人にしかわからない」と言われているので、最近、ちょっと万人向けの文を意識してる)

まあ、いいや。
とにかくオレは豊ヶ岡駅の出現に、魂が震え上がるほどの感動を覚えたのだ。
こんなものは別に誰にも理解されなくても構うもんか。

感動の余りに駅を発見した後、再び来た道を戻って、駅が見えなくなるのを確認し、
そんでもって、また駅の方に進んで、駅を発見して
「おー、駅だー。すげー」
と感動する遊びを3回ぐらい繰り返した。

まったくもって、いないいないばぁ~で喜んでいる赤ん坊とまるで同じ精神構造だ。

そんな私の行動を密かに注意している電信柱発見。
a0156548_2085767.jpg

そうか、そうか、警戒されているのか、気をつけよう。
でも、こんな人里離れた奥地で、一体誰が警戒しているのだろうかという疑問は残る。

駅の中です。思ったより小奇麗。
a0156548_20131895.jpg

時刻表。思ったよりも列車の本数はありますね。
a0156548_20155579.jpg

駅ノート。
全国からこの秘境度の高い駅を訪れる物好きの、マニアックな書き込み多数。私も人のことは言えんが。
a0156548_20191461.jpg

駅舎の中でもうちょっとたたずんでいたかったが、あぶやはちがぶんぶん飛んでいたので断念。

駅舎を裏から撮影。
a0156548_2023130.jpg

ここでもまた不審者が注意されているが、ここではっきりさせておこう。
こんな誰もいないところをふらふらすること自体、それが十分に不自然な行為であって、
すなわち
豊ヶ岡駅に降り立ったものは皆不審者だ。
(この文章は日常的に豊ヶ岡駅を利用している人はいないという前提で書いているけど
 もし、日ごろの通勤通学病院通いの足に豊ヶ岡駅を使っているという方がいらっしゃったら、ごめんなさい)

まあ、常識的に考えて、ここでの不審者というのはチカンとかそんな意味だと思うのだけど、
よしんば注意したところで、ここでチカンに出くわした日には、
泣けど叫べど誰も助けてくれないのは目に見えているので、
注意する以前に、こんなところには近づかない方がいいと思う。
200デシベルの声を出しても、絶対誰も助けてくれないよ。

ホームに行きます。

月形方面。
a0156548_20354697.jpg

新十津川方面。パイプイスがシブイぜ。
a0156548_20423273.jpg

駅名標。
a0156548_20444277.jpg

しかし、このホームに立っているときに感じる安心感は何なのだろうか?
周りの森や、聞こえてくる虫の音が、静かに自分をつつみこむような感じ。
例えて言うなら、母親に抱かれている赤ん坊のような安心感である。

元の目的は、ここでひとり静かに考え事をすることだったのであるが、
「何も考えずに、ただこの環境に身を任せればいいんだよ」
と天の声が聞こえてきたようで
ただただ、何も考えず、まるで無の境地に立ったかのように、この豊ヶ岡駅の光景に心を奪われていた。

そして、30分ぐらい、日曜の午後、誰もいない秘境駅で、ただただ秘境であることに感動しながら
口を半開きにしてぼーっとしている、間抜けなおっさんの姿があったのだった。

これが美術館で好きな絵を前に、ただただ動けないほど感動しているというのであれば、
ちょっとはマシなのかもしれないが、
ピントの外れたところで、よくわからない偏執的な感動を覚えるのが、また私らしくてよいと思うのであった。

豊ヶ岡駅。マジでおすすめの癒しスポットです。

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-30 21:03 | MTB | Comments(6)  

豊ヶ岡駅(その1)

どうも最近いろいろと頭の中がゴチャゴチャしているので、
どこか遠くの秘境に逃げて、ひとりで考え事をして、頭をスッキリさせようと思った。

秘境。

ああ、いい響きだ。
アマゾンのジャングルとか、中国の奥地とか、川口浩探検隊が入る洞窟とか
男の子の冒険心をくすぐるものがある。

とは言え、実際にアマゾンのジャングルとかに行く金も時間も根性もないので、
ホンモノの秘境はやめて、秘境っぽいところに行ってみることにしよう。

ここで出てくるのが秘境駅という言葉だ。

まあ、秘境という言葉から、おおよその意味はわかると思うが
無人駅なのは言うまでもなく、1日に3本ぐらいしか列車が停まらないとか、
駅の周りに民家がほとんどないとか、利用客が1日5人ぐらいしかいないとか、
鉄道以外の手段で行くのがめちゃくちゃ難しいとか、そんな駅のことを言う。

この辺については牛山隆信氏のHPに詳しいので、興味のある方はご覧下さい。
ついでに牛山氏は秘境駅に関する本も出しています。

  
▲秘境駅へ行こう ▲もっと秘境駅へ行こう

で、牛山氏の独断と偏見で決めた秘境駅ランキングTOP50によると、
札幌近郊にある、豊ヶ岡駅(月形町)が堂々の第21位にランクインされているではありませんか。

これは行くべし、行くしかない。もちろん自転車で
こういう秘境は人力で行くことに価値があるのである。

月形までは札幌から50kmぐらいで、特にキツイ坂もない平坦な道なので
今回の足はロードを使うまでもないと判断して、MTBを選択することにします。

んじゃあ、行きましょか。
あいの里経由で当別へ行きます。
当別のセイコマでスポーツドリンク、チョコ、ゼリー飲料で補給。
今回は疲れる前に補給をしようということで、30kmぐらいを目安にちびちび補給することにします。

で、当別からはR275、風もほとんどなく、特に苦労することなく月形町到達。

豊ヶ岡は月形の隣駅であるが、道がわからないので、
とりあえず線路沿いの道を進んで、駅にたどり着こうという作戦に出ることにする。
(こういうところの下調べが甘く、
 いつも迷子になって後悔するのだが、事前にきちんと道を調べようとする気は毛頭ない)

しかし、道は線路から外れてしまい、どこを走っているのかわからなくなる。
a0156548_18255865.jpg

えーい、こうなったら線路の方に戻るのだ!
めちゃくちゃ細い道をとりあえず線路の方向に進んでいくのだが、大丈夫なのか?

踏切発見。遮断機はありません。
a0156548_1828621.jpg

踏切から線路を眺めるも、駅らしきものは全く見られず。
a0156548_18301649.jpg

もう、わけがわからんくなって、適当に自転車を走らせる。
ココハドコ?ワタシハダレ?ヤッパリコンカイモミチニマヨイマシタ。
a0156548_18315611.jpg

道に迷ったが、何だかわからんうちに、R275に復帰した。
そんで、浦臼方向に自転車を走らせると、右手に白い看板が見えるとこがあるので、そこを左に曲がる。
a0156548_18355221.jpg

キタキタ来ましたよー。豊ヶ岡駅への案内があります。
a0156548_18372968.jpg

道なりに1kmぐらい進むと陸橋があります。
a0156548_18403485.jpg

陸橋を越えると、カーブがありますが、そこは道なりに行かずに左に曲がります。
a0156548_18423311.jpg

そして、ダートの道を200メートルぐらい進むと、そこは・・・
a0156548_18432759.jpg

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-29 18:49 | MTB | Comments(2)  

宣伝

私の所属しているゴスペルクワイアの青鬼氏の指令により、ここでライブの宣伝をさせていただきます。

なお、青鬼氏は、隣近所に悪臭をふりまくラーメン屋、山岡家が大好きで
「家の隣に山岡家ができて、毎日山岡家の臭いをかぐことが一生の夢だ」とのことです。

以下、宣伝。


ライブのお知らせをさせて下さい。

私たちは札幌・岩見沢を中心に活動している
ゴスペルクワイヤーです。

今年も100名を超えるメンバーと共に
ステージに臨みます。

ヘヴンリーウインドらしい 『まっすぐなゴスペル』 を
お届けしますので、どうぞ、今から予定に加えて
くださり、足を運んで頂ければ幸いです。

会場でみなさまとお会いできる事を、
メンバー 一同楽しみにしております。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★



『Heavenly Wind Gospel Live 2010 』



●とき: 2010年 10月9日(土)
     開場18時 開演18時30分


●ところ:札幌市教育文化会館 大ホール
     札幌市中央区北1条西13丁目(Tel:011-271-5821)
http://www.kyobun.org/


●チケット:前売1500円/当日1800円(税込・全席自由席)


●取扱: チケットぴあ(Pコード:111-106)
     大丸・4プラ・道新・教文プレイガイドでも発売中。


※ 前売券が完売の際は、当日券のご用意が
出来ませんので、お早めにお買い求め下さい。



●お問合わせ:Heavenly Wind Ministries
       011-577-0523(担当:熊谷・三ツ橋)


●メール: heavenly-wind@m4.dion.ne.jp



●サイト:  http://www.h4.dion.ne.jp/~hwgospel/



●後援: 北海道・札幌市教育委員会
      札幌市・(財)国際プラザ


●協賛: あじ太郎



☆★ 皆さまのお越しを心よりお待ちしております ☆★

[PR]

by gossy54200 | 2010-08-29 03:58 | ゴスペル | Comments(0)  

ルービックリベンジ

私の職場のビッグボスが

「お前、子供のころルービックキューブに夢中になったか?」

と聞いてきた。

ふふ、よくぞ聞いてくれた。
私とルービックキューブとの出会いは小学2年のときにさかのぼる。
親戚邸での集まりで、ルービックキューブを持ってきた人がいた(爆発的大ブームになるちょっと前です)。
周りの親戚は皆やすやすと一面完成させていたが、私だけはいつまでたってもできなかった。
当時のgossy少年にとって、これは悔しかった。死ぬほど屈辱的だった。
親戚一同の前で号泣した。
どうしてみんなできるのに俺だけができないんだ?

親戚宅から帰った。
寝ても冷めてもルービックキューブのことばかり考えていた。
(ちょっと心動かされることがあると、それ以外のことは一切考えられなくなるのは今と同じだね)
絶対にあの一面を完成させない限りオレは死ねないと思った。

そして、その翌日。
家族で買い物に行った。
デパートのおもちゃ売り場で、ルービックキューブを前にして石のように動かないgossy少年がいた。
買ってくれるまでは、ここから1mmも動かないぞ!という作戦である。
この耐久戦法が功を奏して、ルービックキューブが我が家にやってきたのであった。
(おとーさん、おかーさんありがとうございます。この件については今でも感謝しています)

ルービックキューブが家にやってきて、キューブ道に精進した。
学校にキューブを持ってきて、休み時間はひたすらキューブで遊んでた。
2面ぐらいまでは自力でできるようになった。
更に調子のいいときは、4面完成して、あと3個ぐらいで6面完成というところまで来た。
「よし、もう少しで6面完成だ!」
というところで、休み時間が終わり、体育の時間になったので、キューブを机の上において体育館に行った。
教室に戻ると、あと一歩で完成のキューブはバラバラになっていた。
気分が悪いと言って、教室に残っていた青木さんの手によって、キューブはバラバラになっていたのある。
「完成させようとしたんだけど、ゴメンネ」という置き手紙を残して。

うーん、オレの性格からして、絶対こういうときって怒り狂って、
そいつに向かってキューブを投げつけることぐらいのことは平気でやったはずだったのだが、
そのときはオレの記憶では黙っておとなしくしていたなあ。
それが、「信じられない」という出来事であまりにボーゼンとしていたからなのか、
それとも密かに青木さんのことが好きだったからなのかは、今のオレには知る由もない。

その後、自力での6面完成はあきらめ、出回り始めた虎の巻を完全に暗記してついに6面マスターとなった。
ここからは私の人生の絶頂期であった。
学校に行くと、キューブを持った女性が私をめがけて列のように並び
「6面作って~」
との要求にチャチャッと1分半ぐらいで6面を完成させ、黄色い声援を浴びまくっていた(少し脚色)。
正に、人生唯一のモテ期と行ってもよかったであろう。
てゆうか、なんでこんなどうでもいいときにモテ期を作ったんだ、神様

そして、ルービックキューブのブームの終焉と共に
私の人生は長い転落期を迎えるのであった(そして、現在に至るまで浮上せず)。

このようにルービックキューブには非常に思い入れがあるのだが、話を最初のビッグボスに戻す。

「キューブに夢中になったか?」と聞かれて、
そりゃあ、あんたNoと答えるわけがないでしょう。
「Yes! Yes! I love cube,forever. I cannot live without cube. Cube is my all.」

すると、ビッグボスは満面の笑みを浮かべ
「そうか、実はこれをもらったんだけど、どうしようか困っていたんだ。お前なら喜ぶだろう」

と手渡されたのは
a0156548_1950167.jpg

4×4×4のキューブ、ルービックリベンジ!

いや、今更こんなのいらないんだけど・・・

と言いたいとこだったが、成り行き上もらってしまい、家に帰って大いに頭を悩ますgossy中年なのであった。
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-27 19:58 | 日記 | Comments(4)  

東南アジア四次元日記

第3回酒飲み書店員大賞受賞と、名誉なのかなんなのかよくわからん賞をもらった本。
著者は、亜空間的な四次元文体を身上とする、私の大好きな宮田珠己である。

ずーっと読みたい本だったが、すでに絶版になっていて
「世の中の出版社は私のニーズがわかっていない!」と憤慨したところで、華麗に復刊された。
復刊されたのはされたで、素直にうれしいのであるが
知る人ぞ知る的なマイナーなポジションであった私の宮田氏が、
どんどんメジャーになっていくようで、それはそれでうら寂しいものを感じる。

さて、東南アジア。
現在、私の知人が東南アジアひとり旅を敢行しているので、
その様子を重ね合わせながら読んでみた。

感想を一言で言うと
「こんな危険なとこ行きたくないぞ」
である。

まずは、ゲリラである。
バスに乗っていたら、ゲリラに襲われる可能性があるなんて、日本国では考えられない。
しかし、そんな危険なところを当時の宮田青年は大胆にも陸路で旅したのであった。
(最後の方は飛行機も使ったが)

おいおい、何でこんな危険なところ陸路で行こうとするんだよ!
飛行機使え!飛行機!
志村、後ろ!後ろ!
と、非常にスリリングでサスペンスティックな展開が待っているかといえば、そんなことは全くなく。
各国で見た、変なものを変な文章で面白おかしく書いている。
ただそれだけの本であった。

特にタイのワット・ファイロンウアはめっちゃ面白いぞ。
さっき登場させた私の知人の現在東南アジアをかけめぐる旅人よ(以下、面倒なのでMさんとします)
ここは是非行った方がいい!というか行かないと一生後悔するぞ!
とメッセージを残したいところであったが、
Mさんはすでにタイを旅立ち、ラオスに向かっているようでご愁傷様でした。

個人的にこれはシャレにならんと思ったのは、宮田氏が荷台のないトラックの胴体部分に乗って、
猛スピードの中、自分が座っている鉄骨を滑らないように必死につかんで耐えている様子であった。
手を滑らせたら死ぬぞという状況から、私には東南アジアは向いていないと判断し
ひっそりと日本国で生きる決心を固めたのであった。

Mさんがそのようなトラックに乗らないことを祈りつつ、今回の日記を終わる。


[PR]

by gossy54200 | 2010-08-26 21:42 | 読書 | Comments(0)  

セレブな休日を目指す(その3)

その1 その2

120kmのサイクリングが終わった後、風呂に入ってサッパリしたと思いきや
着替えを持ってこなかったため、そのまま汗だくのサイクルジャージを着ることによって
結局、元の木阿弥となったのであった。

まあ、風呂はいい。今度はメシだ。
大広間はやたらガランとしていてた。
人が少ない空間の好きな私としては、これはいい感じのガラガラ具合だ。

さて、メシを食おうとメニューを物色したわけだが、限りなくカレーとラーメンしかないのはどういうことだ?
こっちはセレブな休日を過ごすためにやってきたわけだから、うに丼とかいくら丼とか用意せんかい。
こんな貧乏たらしい、どこでも食えるようなものを食うために
こんなところまで、苦労して自転車で来たわけじゃないのだぞ。

仕方がないので、メニューの中で2番目に高いカツカレー(700円)を注文した。
a0156548_20433222.jpg

カレーは見事なまでのレトルトカレーだった。
救いはカツが作りおきではなくて、揚げたてであったということぐらいだった。

レトルトカレーを食いながら、大広間のテレビで新婚さんいらっしゃいを見る。
確かにそこには、そこはかとなく、のんびりとほのぼのとした空気が流れていたのだが
私の求めていた休日はこんなものだったのだろうか?
違う、違うぞ、俺。
オレが求めていたものは、もっとゴージャスでデラックスでエクセレントなものだったのに
一体、どこで歯車が狂ってしまったのか。

あと関係ないが、俺の隣のテーブルにいた高校生ぐらいのガキに言いたい。
こんなところで堂々とタバコ吸うな。

何か満たされないものを感じながら、温泉ホテルを後にした。
さようなら、温泉ホテル。
もう二度と来ることはないと思うが、とりあえず体力だけは回復したよ。

まあ、体力は回復したといっても、こっから登別に行こうなどという気力はなかったので
虎杖浜駅からちんたら普通列車で札幌まで帰ります。
当初の予定では登別からリッチに特急で帰る予定だったんだけどね。
a0156548_2056184.jpg

711系赤電車。
a0156548_20582483.jpg

中はガラガラ。休日の室蘭本線はガラガラでよい。
a0156548_210142.jpg

ロングシートを独り占めして、苫小牧までひたすら寝ていた。

苫小牧で乗り換え。
a0156548_2122455.jpg

へぇ、苫小牧にドンキホーテができたんだ。しかもMEGAだ。
普通のドンキホーテとの違いはようわからんが。

電車は731系。これまたガラガラ。
a0156548_214250.jpg

のどが渇いたので、ホームの自販機で飲み物を調達した。
ちょっとアダルティな気分を味わいたかったので、普段炭酸飲料なんて飲まんのだが
大人のキリンレモンにチャレンジしてみた。
a0156548_21125324.jpg

お子ちゃま舌の私にとって、これはただの酸っぱい飲み物だった。失敗した。
もう年齢だけはいい年をしたおっさんなのであるが、
まだまだ大人への道は果てしなく遠いと「大人のキリンレモン」に感じたのであった。

アダルティで優雅な休日を目指したつもりであるが、
結局終わってみれば、いつもどおり、チャイルディッシュでバタバタとした休日になってしまったのであった。

今回の虎杖浜-札幌間の交通費は2100円であった。
札幌から虎杖浜まで自転車で5時間かけて来たわけで、
私の今日一日の行程は、時給換算すると420円になり、
これはコンビニバイト以下と、本来目指しているセレブとは果てしなく遠い結果となり、愕然としたのであった。

どうもあれですね。
ロードに乗ると長距離がラクになると思っていたのだけど、
まだ、ロードに乗せられているって感じで、ロードを乗りこなすには程遠い状態ですね。

例えて言うなら、突然美人の彼女ができて、
それに合わせようと無理をして、地に足がついてないような感じですね。
うまく言えないが、自分で自転車を漕いでいるのではなくて、自転車にせかされている感じ。

その点、ブロンプトンは見かけは頼りないんだけど、なんかそういうとこがよくて
無理することなく、じっくりと、自分の体と対話しながら、人車一体となれる感覚がいいのだよね。

やっぱり彼女を作るならブロンプトンみたいな人だなあ
って、それは一体どんな奴なんだ!
と、まるでわけのわからない結論になったところで、今回の日記を終わる。

走行距離 123km 平均速度 26.0km/h (平地とはいえ、やはりオーバーペースでしたね)
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-25 21:36 | ロード | Comments(2)  

開かずの間

平日の休み。

全力でダラダラすべく、昼過ぎまで寝ていた。

さて、腹も減ったし、メシでも食うかと、近所のコンビニで買い物して、
部屋に帰ろうとしたときに悲劇は起きた。

アパートの鍵を開けて、玄関から居間に入ろうとしたのだが
居間へと通じるドアが開かない。

これは一体どういう怪奇現象なんだ?

ドアノブを回しても、押しても引っ張っても、ドアはまるで岩のように立ちふさがり、開く気配がない。

ふざけてはいけないのである。
毎月、遅滞なく家賃を払い続け、優良な賃貸人として3年余りの日々を誠実に過ごした結果
自分の部屋にすら入ることができないなんて、これは余りにむごい仕打ちである。
これは誰の陰謀なのか、思い当たるふしはたくさんあるが、あえて個人名は挙げないことにしよう。
この文を読んでドキッとした人は、今ならまだ許すので、
金一封を持って速やかに私のところへ馳せ参じ給え。

さて、問題は開かずの間である。
自分のアパートに入って、玄関とトイレしか利用できないのは非常に不便である。
とりあえずアパートの管理会社に連絡してなんとかすることにしよう。そうしよう。

あ、それ、ピ、ポ、パと
「おかけになった電話番号は現在使われておりません」

どうなっているんだ、管理会社?

そういえば、管理会社の連絡先が変わったという通知が数ヶ月前に来たような気がしたが、
残念なことにその通知は居間の中にあるので、今は見ることができない。

仕方がない。管理会社を頼ろうとした自分が間違っていたのだ。
ここは自分の力でなんとかすることにしよう。
ドアノブがドライバーを使うと外れる構造なので、
まずはこいつを外そうと、100円ショップに行ってドライバーを買った。
そして、ドアノブを外した。
ああ、やっと自分の部屋に入れるなと、ドアノブを外した瞬間、安堵の表情を浮かべたわけであるが
ドアはそんな私の努力をあざ笑うかのように、まるで開く気配がない。
一体、何のための100円ショップだったのか?

うーむ、これは非常に困った。
しかし、冷静に考えてみよう。
今回は居間へと通じるドアで済んだのであるが、これがトイレだったらどうしよう。
トイレに入って、出すものも出した。
さあ、もうトイレには用はない。外界のさわやかな空気を吸おうじゃないか!
というところで、ドアが開かない。

これは恐るべき悲劇である。
トイレから一歩も出ることが叶わず、トイレで餓死した上に、
「謎のおっさん。トイレで孤独死」
などという見出しで新聞に出た日には、これはもう末代までの恥である。
むしろ、今回はトイレでなくてよかった。私はまだ幸運だったのだと、胸をほっとなでおろす・・・

なんてことがあるわけないだろう、バカヤロー。
一刻も早くオレを部屋の中に入れろ!入れろ!

ここで、玄関先に落ちていた一枚の名刺が目に入った。
おお、これは管理会社の担当者の名刺ではないか!しかも携帯番号付だ。
迷わずに担当者のケータイに、「部屋に入れなくて困ってる。なんとかしろ」と連絡を入れた。

管理会社の人が来るまで、何もやることがなくて手持ち無沙汰だったので
一応、ドアと格闘してみた。
すると、ドアの奥の方に、カチッと回すことができるポイントを発見した。
そこをくいっと回した。
あれだけ岩のように立ちふさがっていたドアは、あっけなく開いた。

管理会社の人に、「やっぱり来なくていい」と連絡を入れたが、
そのときはすでに彼はアパートの前まで来ていたので、
ついでに今後こういう悲劇が二度と起こらないように、厳重にドアノブを修理してもらった。

特にどうって言うこともないのだが、例えて言えば
車が雪で埋まって、そこから何とか死にもの狂いで脱出したときのような
なんとも言えない生産性のない満足感を感じた、平日の休日の午後なのであった。
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-24 15:21 | 日記 | Comments(0)  

セレブな休日を目指す(その2)

その1はこちら

ちょうど100km地点で、白老のセイコマに到達。
100km走って、これが2回目の休憩は少ないわな。
そりゃあバテるわ。
しかもこの日は太平洋側の分際で、苫小牧、白老方面は30度ぐらいとめちゃくちゃ暑かったのであった。

何はともあれ、アイスだ!アイス!
本来なら、ガリガリ君が欲しかったところであったが、
品薄報道は本当で、ガリガリ君ひとつ店内には見られなかった。
分け入っても分け入っても、ガリガリ君ここにあらず。
ガリガリ君を勢いよく食べたとき、頭に「キーン」と来る、あの感覚がいいのに。

しかし、そこは気を取り直して「ガツンともも」で我慢することにした。
a0156548_18104733.jpg

これはこれでよかったのであるが、カロリー81kcalは少なすぎるのではないだろうか?
こういうときはもっとカロリーの高い、板チョコモナカのようなアイスを食うべきだったのだ。

再び登別を目指しますが、やはり摂ったエネルギーが低かったのか、足取りが重いですね。
一度バテると、ちょっと休憩をとったぐらいじゃ復活しませんね。

北吉原駅。
a0156548_1815672.jpg

子供のとき、親のクルマで36号線をドライブしたとき、やたらこの駅に惹かれるものがあった。
ちょうど駅の裏にある製紙工場が巨大軍艦で、北吉原駅が要塞のように見え、
宇宙戦艦ヤマト的なSFチックなファンタジー空間をこの駅に感じ、心を奪われたのである。
製紙工場とのコントラストが何とも言えない味わいをかもし出している。
ちなみにこの駅は、道内で最初の橋上駅だそうだ。

本来なら、愛してやまない北吉原駅を隅々まで探検すべきだったのだが、
そのときの私は疲労でそれどころではなかったので、探検はまたの機会にしよう。
さようなら、北吉原駅。

太陽はカンカンに照り付けるし、風はゆるく向かい風になってきたし
どんどん自転車に対するモチベーションは下がっていきましたね。

虎杖浜。
いかにもこれが北海道ですよ!と本州の人が騙されそうな建物。
a0156548_1828555.jpg


うみー。
a0156548_18364354.jpg

海岸には楽しそうなサーファーらしき人がたくさんいた。
彼らを見ていると、自分のやっていることはひょっとしたら間違っているのではないか
というような気がしたので、あえて彼らを視界から外すようにして、先に進んだ。

虎杖浜の温泉街に入って、ふと思った。
「そういえば、今回のオレの目的は温泉に入ることだった。
 別に温泉はここにもあることだし、もうこの辺のテキトーな温泉でもいいのではないか?」


そう思ったら、決断は恐ろしく早かった。
早速虎杖浜駅に行って、帰りのJRを確認した。
a0156548_1835361.jpg

JRは1時間半後ぐらいにあった。
よし、これならちょっと風呂に入ってダラダラすることができるぜ。

よっしゃ、風呂だー!風呂!もうここまで来たら、第一滝本館でなくてもなんでもいい。
a0156548_1839372.jpg

看板はボロボロで、セレブ感のかけらもないように見えるが、外観は問題でない。
「人間の値打ちは顔ではない。頭だ!力だ!」とドラえもんも言っていた。

シューズをペダルから外して、テキトーなとこに自転車を停めて、中に入る。
足はふらふらで、目はうつろで、口は半開きで、顔の筋肉はだらんとして表情はない。
自分を冷静に観察してみると、オレはひょっとしたら病気なんじゃないだろうかと思った。
優雅さやセレブさはそこには全くない。

フロントの男の人が、やたら心配そうな表情で出迎えてくれたが、
きっと心の中では
「こんなことして、何が楽しいんだ」
と言っていたに違いない(被害妄想)。

入浴料600円を入って中に入った。
建物は古くがらんとした感じがしたが、かと言ってわびさびが効いて趣があるというわけでもなく、
ただのオンボロな施設であった。

しかし、そんなことはどうでもよい。
問題は風呂だ。
風呂で全力でリラックスをするのが、この日の本来の目的だったのである。

大いに期待していた風呂なのであったが、むむ、浴室も汚いぞ。
内風呂は3つあったが、うち2つはめちゃくちゃ熱くて入れやしない。
仕方がないので、一番隅っこのちょっとぬるい風呂につかることにした。

風呂に入る。
「ふー、今までさんざん苦労してきたが、何だかんだでよかったではないか。」
と、何がよかったのかはさっぱりわからないが、小さな幸せを感じた。
そして、つかの間を幸せを感じたあと、ふと思った。

「ガキのわめき声、めちゃくちゃうるさくないか」


そうなのだ、このホテルは温水プールが併設されていて
そこではしゃぐガキのうるさいことと言えば、うるさすぎること山の如し。
オレは全力でリラックスしに来たはずなのに、
何でこんなとこまで来て、ガキの声に神経をとがらせなきゃならんのだ!
よほどプールに行って、「うるせえ、クソガキ」と怒鳴ってやりたい気分だったが、
水着のないすっぽんぽん状態の私はプールに行くことができなかったのであった。
というか、それ以前にガキはプールで騒ぐのが仕事の生き物だから、
そんなことで文句を言ってもしょーがないのである。
むしろ、子供がじーっと黙って泳いでいるプールを想像した方が不気味だ。

とは言え、やっぱりガキの声はイヤなので、露天風呂に避難しよう。
露天風呂は特に広いとか、太平洋の海が見えるとか、そんな特典は全くないふつーの露天風呂だった。

岩からお湯が滝のように流れている。
静かにお湯が流れている様子を見て、ふと芭蕉の俳句が頭に浮かんだ。

「静けさや 岩にしみいる 蝉の声」

一体蝉はどこから出てきたんだ?

サウナ好きの私としては、サウナに入って汗をだらだら流すということもしたいところであるが
今までのサイクリングで狂ったぐらいの汗を流してきたので、
これ以上汗を流すのは危険、脱水警報発生!
と、自分で判断してサウナは自粛した。
ちょっと悔しかったが、仕方がない。
そのときの私は間違いなく、サウナで倒れる自信があった。

風呂上りに体重を量ると、出かける前よりも2.5kg減っていた。
水分は1.5リットルぐらい摂ったはずなのであるが、真夏のサイクリングでこれは全然少ないのだな。

風呂から上がる。
なんだかんだで、サッパリしていい風呂だったよ。
そして、サッパリした体に、ぐちょぐちょのサイクルジャージを着て、全てのサッパリは台無しになった。
汗まみれになるのはわかってるんだから、着替えぐらい持って行けよ。

このまま、一気に最後まで書き上げたいところであったが
思ったよりも温泉の記述が長くなってしまったので、中途半端であるが、次回に続けることにする。

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-23 18:49 | ロード | Comments(2)  

セレブな休日を目指す(その1)

休日の過ごし方を見直そうと思う。

最近の日記を読み返してみたところ、
私の休日は、ただひたすら疲れることをして、あー疲れたなあと感想を書いて終わりと
一体何が楽しいのか自分でも大いに意味不明である。

やはり、休みの日は月曜からの仕事に対する英気を養うため
全力でリラックスすることが、何より大事なのではないかと思う。

リラックスといえば、やはりグルメと温泉である。
何も考えずに湯につかりのんびりし、うまいものを食う。
これこそが日本人の求めている正しい休日のあり方なのではないだろうか。

よし、そうだ。そうしよう。
今日は、温泉だ!グルメだ!
ここはど~んとリッチに登別の第一滝本館で気が狂うほどダラダラ過ごしてやろうではないか。

ふふふ、セレブな休日。
ちょっとセレブにしてはセコイような気がしないこともないが、
そこら辺のスーパー銭湯に比べたら倍以上の金額だ(日帰り入浴2000円)。
きっと、今までに比べ、何一つ苦労することなく、優雅な気分を味わえるに違いない。
たまには楽だらけの休日をとことん過ごしてやろうではないか。

あ、言うまでもないけど、登別までの移動手段は自転車です。

そんなわけで、6時半ごろロードバイクにまたがって、出発ですね。
道はR274→エルフィンロード→道道46→R36って感じで行きましょう。
ひたすら平坦なルートですね。
今回のテーマは優雅でセレブなのだから、支笏湖を越えるとかアホなことを考えてはいけないのである。

上野幌からエルフィンロードに入ります。
さすがに日曜の早朝だと、人が少なくていいね。
a0156548_17132222.jpg

しかし、朝が早いということは、自転車の駅のトイレが開いていないという罠もあるのだね。
a0156548_1716148.jpg

実はこのとき、かなり小便がしたくてガマンできない状態だったのであるが、
そこは建物の裏手に回って、立ちシ・・・うげっ、ゴホッ・・・、
とにかく危機的な状況を機敏な英知により切り抜けたのである。

道道46号江別恵庭線沿いにあった、何を扱っているのか皆目検討もつかない店。
a0156548_1722023.jpg

名前の通り、人情味のある社長を売っている店なのだろうか?
社長がイヤな奴だったら、ここの店に行って
「すいませーん、人情社長をひとりお願いします」
と注文したら、今の社長を追放して、人情社長を新しく自分の会社に連れてきてくれるのだろうか?

だいたい人情社長の定義とは一体何なのだ?
やたらなれなれしいとか、感激屋ですぐ泣くとか、寅さんみたいにあっちこっち放浪するとか
そんな社長だったら別にいらないぞ。

今後の人情社長の健闘を祈る。

R36沿いにあった、パワフルな居酒屋の案内板。
a0156548_17353797.jpg

これには正体不明の力強さを感じずにはいられない。
何がパワーで、何がダブルなんだろうか?
全てのドリンクにすっぽんやバイアグラが入っているような、有無を言わせぬ勢いを感じる。

ここまではめちゃくちゃ快適ですね。
道は平坦で、やや追い風。
やはり平坦な道はよい。
のび太くんが「平らな山だったら登ってもいい」と言った気持ちがよくわかる。
セレブな自転車はこうであるべきなんだよ。

50kmぐらい行ったとこの千歳のローソンで補給。
a0156548_17421249.jpg

アクエリアスと羊羹とウィダーインゼリー。
羊羹は小倉がよい。

苫小牧まではホントにラクでしたね。
目的地を登別にしてたけど、室蘭まで行ってもいいのではないかというぐらいの余裕でした。
ここまで、Ave27km/hぐらい。

樽前山。
a0156548_17452087.jpg

道は相変わらず平坦ですが、ちょっと風向きが変わってスピードは落ちましたね。
それでも特に疲れは感じていないのでいいでしょう。
スピードが落ちたところで、いきなり後ろから「こんにちは~」と
昔連想ゲームに出ていた水島裕かよってぐらいの大きな声で挨拶され、
一台のロードバイクがビュッと私の前に出た。

そして、その後、もう一台のロードバイクが何も言わずに私の前に出た。
彼らのサイクルジャージを見るとBRMと書かれている。
おお、これはひょっとしてブルベの人か。

知らない人のために説明しておくと、ブルベと言うのは200km~1200kmの距離をぶっ通しで走るという
それはそれは血もにじむような壮絶な自転車遊びでありまして、
私のような一般人にはとても手が出ない鉄人イベントなのであります。

っつーか、この人たちはこのペースで何百キロも走るのか?
頭おかしいんじゃないか?

一応、彼らに釣られペースアップしたのですが、すぐに足が切れましたね。
彼らが見えなくなった頃は、あれだけ快適だったペダリングが急によぼよぼになりましたね。
誰が来ようがマイペースで行かなきゃだめですね。

しまった、優雅でセレブなサイクリングを目指していたのに、またこのパターンか!
うわあ、しんどいぞ。
でも、コンビニないぞ。補給できないぞ。

白老町突入。
a0156548_17592695.jpg

ここまで100kmぐらい走ってきたが、ここに来てやっと日焼け止め塗り忘れたことに気づく。
う、ヒリヒリするぜ。
朝起きてすぐ出たので、事前準備がグダグダでしたね。
つーか、前日3時間しか寝てないのに、何でこんな疲れることやろうと思ったんだ?

「う~、コンビニ~、コンビニ~」
と思いながら、息も絶え絶え、R36を外れ、白老市街へと自転車を走らせたのであった。

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2010-08-22 18:06 | ロード | Comments(2)