<   2010年 11月 ( 28 )   > この月の画像一覧

 

お休み

・朝、通勤しようと一歩外に出た瞬間、身の危険を感じ、自転車通勤はお休み。

・晩飯は、タジン鍋にウインナーとキャベツをテキトーにつっこんで、コンソメで味付け。
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 狙いは悪くなかったが、肝心の味付けがしょっぱすぎた。
 失敗した。
 また明日、味付けを変えて、リベンジする。

・ひちょりがベイスターズに来るのは大歓迎だよ。
 打つだけしかできない内川よりも
 小技が利いて、足もあって、守備もうまい森本の方が
 今のベイスターズの欠点を埋められていいんじゃないかな。
 さようなら、内川。
 ソフトバンクでも頑張ってくれ。
 札幌ドームのライトスタンドから見た、キミのプロ入り初安打は一生忘れないよ。

・内田樹「邪悪なものの鎮め方」、第一章読了。
 社会という「システム」の中で、「システム」の不都合を嘆き
 「システム」が悪いのはこいつのせいだと敵(本文中では「父」と表現しています)を作り
 文句を垂れる「子ども」は
 その「父」を倒して、いざ自分が頂点に立ったとき
 実は「父」などは存在しないことに気づき、その結果、自ら「父」として振舞うようになり
 結局は、また別の「子ども」によって破壊されるという話が興味深かった。

 要は「システム」の不具合をチェックし、「ここはおかしい」と声をあげることはできるが
 「システム」の補修をすることができないのが、「子ども」であると。

 そうか、そうか、私が左系の運動を毛嫌いする理由がなんとなくわかったよ。
 ああいう運動をする人は「子ども」で、言っていることは確かに立派かもしれないが
 結局「システム」の補修をすることができないことに、とことん嫌気がさしたのだなあ。
 (以前の日記にも書きましたが、私は以前左の人の多い職場にいました)

 とは言え、今の政策を見ていると、明らかに「子ども」を増やすようなことをやっている。
 「いいから、俺の言うことを黙って聞け!」と民衆を「子ども」にした方が
 そりゃあ、統治するほうはラクだからなあ。
 
 でも、「子ども」が増えると言うことは
 結局は「言うだけ言って何もしない」人が増えるだけで、社会は衰退してしまう。

 じゃあ、一体どうすれば、おとなが増えて、「システム」を補修できる社会になっていくのだろうか?

 そんなことは、「子ども」の私には知る由もない。
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by gossy54200 | 2010-11-30 20:45 | 日記 | Comments(4)  

雪が降りました

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・雪が積もって、いい感じで路面は圧雪アイスバーンで
 本来なら、スパイクタイヤを履かせたMTBの出番なのであるが
 残念ながら、現在MTBはショップにオーバーホールに出しているので
 (予定では12月中旬に戻ってくる)
 しばらくはママチャリに頑張ってもらうことにする。

・スノータイヤも何も履かせていない、どノーマルのママチャリなのであるが
 感想としては
 「意外といけるなこれ」
 ということで、痛い目に合うまでは乗り続けるような気がする。
 中途半端に太いタイヤが、思ったよりも安定感があるのですよ。

・雪の降り始めということで、道路は大渋滞だった。
 「ふふふ、渋滞ざーまーみろー」
 と思いながら、歩道を爆走していた。
 冬の移動手段は自転車が最強だ!
 でも、車道を堂々とママチャリで走っていた高校生よ
 さすがに、それは危険だと思うんでやめた方がいいよ。
 キミも将来車に乗って、冬道を運転するようになると、よーくわかると思う。

ゆげ2号さんが絶賛していた
 内田樹「邪悪なものの鎮め方」をAmazonで買った。
 他人にも自分にも呪いをかけているような言動の多い私にとって、これは救いの書になるのだろうか?
 読むのが楽しみだ。
 
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by gossy54200 | 2010-11-29 23:27 | 自転車 | Comments(2)  

貧乏人の逆襲! タダで生きる方法

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松本哉(はじめ)著。
私が最近イチオシの、雨宮処凛曰く
「この10年で一番スカっとした本」

とにかくこの人は、やっていることがめちゃくちゃだ。
法政大学時代は「野宿同好会」に所属。
冬の北海道で、無人駅に泊まろうとしたが
冬用の寝袋を汽車の網棚に忘れ
崩れかけた駅の公衆便所の壁を壊して、それを燃やして暖をとるという武勇伝を持つ。

その他にも、「東北一周ママチャリレース3位」という実績を持ち
チャリ趣味の私としては、そちらのエピソードにものすごく興味があるのだが
残念ながら本書では詳しく紹介はされておらず
ネットで調べても「東北一周ママチャリレース」の正体はわからず
実は参加者が3人しかいなかったのではないかという疑惑がもたれる。
約1500kmで10日かかったと本には書いてあったが
1500kmを10日ということは、一日平均150kmで
なんだかオレにもできそうな気がするので、詳しいコースなどを教えてもらいたいものだ。

物騒な反社会的運動が大好きなのであるが
左系のデモのような「正義秩序日本平和のため」とか、そういう小難しい思想は全くなく
やっていることは「学食の値段を下げろ」とか「俺のチャリを返せ」とか「家賃をタダにしろ」
とかしょーもない運動ばっかりで
ただ面白いからやってやろうぜ!というノリは大好きなのであるが
デモの度に大学当局や警察と喧嘩して、逮捕までされてしまうのに
そこまでして運動にのめりこむ意味が、私には全くわからない。

自らが経営するリサイクルショップ「素人の乱」に集う人々を見ていると
筋肉少女帯の名曲「踊るダメ人間」に出てくる「ダメ人間の王国」を髣髴させるものがあり
王様である松本哉の家来になりたいものだと、ほんのちょびっとだけ思った。

何もかもが規格外で、平々凡々な常識人である私にはまるでマネのできない生き方であるが
「人間いざとなったら、どんな状況でも生きることができるんだ!」
という意味では、生きる勇気が湧き上がってくる本である。
タイプはまるで違うが、吾妻ひでおの「失踪日記」のような読後感を得られた。

そんなわけで、人間と言うものは意外とどんな状況でも、生きていくことはできそうなので
これからは出世しようと、上司に気に入られるべく、サービス残業もいとわず
過労死や鬱病一歩手前になるまで、ガンガン働こうなどいう働き方は一切しないで
クビにならない程度に、だらだらノーテンキに働くことにして
万が一クビになったらなったで、松本流の行き方を実践するのもアリかなと思うのでった。

人生攻撃的に好きなことだけやっていこうという決意がふつふつと沸き上がる名著である。
私は運動やデモには一切興味がないが。
命ある限り戦い尽くしてやろうじゃないか、人生を。


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by gossy54200 | 2010-11-28 23:37 | 読書 | Comments(0)  

2010年ブロンプトンラストラン

土曜日。

私の職場は週休二日制などという立派なものはなく、基本的に土曜は半日勤務である。
マジメなサラリーマンである私は、今日も12時半まで死ぬほどいい加減に働いた。
んでもって、夜からはちょっとした用事がある。
そんなわけで、仕事が終わってから夜までの中途半端な時間が暇だ、ものすごく暇だ。
そこで、この暇な時間をどのように過ごしたらよいか、作戦を立てることにした。

作戦1.ジムに行く
作戦2.昼寝する
作戦3.自転車に乗る

私の気分としては、2番なのであったが
きっと、このブログの読者的には3番の方がいいだろうということで
クソ寒いのではあるが、天気はいいしということで、出かけることにした。

札幌市内のサイクリングロードの中でもマイナーな
新川サイクリングロードをテロテロと北に進むことにします。

ただ自転車だけのために、存在している橋。
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「リンリン橋」というネーミングが素敵。
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夏は草ぼうぼうだったサイクリングロードも、すっかり殺風景になってしまった。
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河川敷で、小学校5年生ぐらいの女の子が、クソ寒い中、DSで遊んでいた。
家で遊ぶことができない、何か複雑な家庭環境があるのだろうか?

核家族化や児童虐待など、日本の家庭をめぐる問題には、さまざまな問題があるが
一人暮らしの私にはあまり関係のないことなので、深くは考えないことにした。
風邪引かないでね、おじょーちゃん。

手稲山の山頂は雪がかぶっていたが、写真では逆光でわけがわからない。
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さて、このまま、新川河口まで突っ走ろうかと思ったら、工事のため行き止まりだった。
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北海道にありがちな
「雪が降る前にとりあえず工事をやっちゃえ!やっちゃえ!」トラップに、まんまとはまったわけだが
まあ、こういうところが私らしくていいんじゃないかなあと思う。

しょうがないので、近くの公園で休憩。
ここでもトイレは閉鎖されていた。が、トイレに行きたいわけではなかったので別にいい。
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テーブルとイスがあったので、よくわからないお菓子をボリボリ食べます。
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テーブルの落書き、子供とは残酷な生き物だ。
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いじめられっ子の気分になって
どうか誰にも見つからないようにと、ひとりでこそこそとお菓子を食べた。
こんなところをいじめっ子に見つかったら大変だ。

さようなら、私を卑屈な気分にさせてくれた公園。
多分、もう二度と来ない。
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帰りはコーチャンフォー新川店に寄って、「月刊ベイスターズ」を立ち読みし
引退した木塚の特集に涙し
更に「月刊ベイスターズは今回をもって休刊になります」というお知らせに号泣した。
どうなるんだ、これからのベイスターズ?

今年はブロンプトンで、えりも岬に始まり、せたな、稚内、利尻島、支笏湖、那覇、久米島と
北の端から南の端まで走りまくり、さんざんブロンプトンを酷使しまくったわけだが
来年は来年で、更なる無茶な冒険をしてやろうと静かな闘志を燃やしつつ、今回の日記を終わる。
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by gossy54200 | 2010-11-27 17:57 | ブロンプトン | Comments(2)  

雨宮処凛の本を読みまくる

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先週読んだ、雨宮処凛の「なにもない旅 なにもしない旅」が大いに気に入った。
旅の内容云々よりも、こういうショボイことを真剣にやる
雨宮処凛という人間そのものが、ものすごく気になった。

そんなわけで、Amazonで雨宮処凛の本を買いまくり、読みまくったのであった。
私はちょっと好きな作家が出てくると、徹底的にその人の本を読みまくる傾向がある。

雨宮処凛はこんな人である。
・中学時代のいじめが原因で、リストカットを繰り返す。
・高校時代はビジュアル系バンドのおっかけに明け暮れる。
・美大受験を目指し、上京し浪人生活を送るが、受験に失敗しフリーター生活に入る。
・バイトはしょっちゅうクビになり、打ちのめされオーバードーズで病院に運ばれる。
そんな「生きにくい」自分をさらけ出し、多くの人の共感を得て、作家という現在の地位に至る。
・左系の活動家。

いいんです、なんか。
冷めた目から見ると、ただの青臭い人生論なのですが、いいのです。
世間一般の「おりこうさん」の視点で見ると、ただの左翼の実現不可能なたわごとなのですが、いいのです。
とにかく正直に自分をさらけ出しているところがいいのです。

この本を読んで、よーし、俺もバリバリ労働運動やって、メーデーに参加しちゃうぞ!
という気分には全くならないが
自分の好きなことに激しく全力投球しつつあるように見えて、ちょっと脱力感入っているところがいい。

私自身、結構、彼女の指摘する「生きづらさ」を感じて三十数年過ごしてきたわけであるが
その「生きづらさ」の原因は、とどのつまり、自分を偽っているところにあるのではないか。
人によく思われようと、自分を出さないところにあるのではないか。

昨日の日記で
「好きなことだけをやり、わがままに生きて、みんなに嫌われて、誰も悲しまないように死んでいきたい。」
などとほざいていたが、現実の私は自分で言うのもなんだが
そのような理想とはかけ離れた生き方をしている。

それでもってどうなるかと言うと
「誰も本当の自分はわかってくれない」という状況に陥る。
そりゃ、本当の自分を出してないもん、わかってもらえないのは当たり前だ。

しかし、評価軸が自分でない他人ということになると
「でも、本当の自分を出したら、みんなに嫌われるのではないか」と恐れる。
私が教員時代失敗した、最大の原因はここだと思っている。

まとめると
「本当の自分をわかって欲しい!でも、本当の自分を知ると、みんな私のことを嫌いになってしまう!」
という被害妄想で、ますます自分を苦しめ、「生きづらい」人間が出来上がるのである。

じゃあ「本当の自分」を出せばいいじゃないかという意見もあるのかもしれないが
自分を抑圧し、騙している生活を送っているうちに
何が本当の自分なのかますますわからなくて、もうアジャラカピーである。

というか、今、ここで書いていることも、本当に自分が思っていることかどうなのか疑わしい。
ただ、こんなことを書いて、他人の興味を引きたいだけなんじゃないのか。
ますます、書いていくうちに、自分のアイデンティティが消失されていくような気がし
「ちょっと待った、今まで書いたことは全部ウソだから」と
今まで書いた文章を全部消したいような気がしたが、もったいないので残しておくことにする。

ということで、「本当の自分」探しの旅に出たいのです。
40も近いおっさんが「何が自分探しだ」と思うかもしれないが
今の私の希望としては、自転車で半年ぐらいロシアを駆け巡りたいです。
「本当の自分」がわかった暁には、人が変わったように働いて
必ずや、世のため人のため会社のために
例え、火の中水の中、どんなところにも飛び込む覚悟ができていますので
どうか3年ぐらいの有給休暇をくださいと、本心でもないことをのたまいつつ、今回の日記を終わる。
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by gossy54200 | 2010-11-27 02:18 | 読書 | Comments(0)  

命日(その2)

その1

N君が鬱病で仕事ができなくなったということで、衝撃を受けた私であったが
これをきっかけに何かが変わったということは特になく
N君に対しても、どういう言葉をかければいいのか全くわからないので
彼の存在は、最初からなかったものとして、連絡もとらずに数ヶ月放置した。
まあ、このときは、オレも自分のことだけで手一杯だったし、しゃーなかったな。

淡々と月日は流れていき、N君が復職した。
札幌に出かける用事があったので、久々にN君と会うことにした。

久々に会ったN君は変わり果ててしまった。
ただの愚痴の多い不満家になっていた。

そうか、そうか、鬱は人をすっかり変えてしまうのだなあ。
でも、こういうときってきっと否定しないで「うんうん」と話を聞くしかないんだなあ。

その後のN君は
突然、家の冷蔵庫を「部屋の景観を損ねる邪魔ものだ!」と売って
ローンで100万ぐらいする絵を何枚も買いだしたり

ふらっと苫小牧の私の家にやってきて
「これから千葉にいるオレの好きな作家に会ってくるから、フェリー乗り場の場所を教えてくれ」
とフェリーに乗って、あてもなく千葉に行ったり
(もちろん作家とアポなどとっているわけがないし、会えたわけもない)
突飛な行動が増えてきた。

まあ、明らかに以前よりはおかしくなっているのはわかったが
N君と一緒に働いている人に話を聞くと
「メンタルの浮き沈みはあって、扱いに困るが、仕事はきちんとやっている」
とのことで、休んでいるときに比べたら、よくはなっているのかなあ。

復職から、半年後ぐらいに、本人も
「最近、だいぶ調子よくなっているんだよね」
と私に言っていたので、時間はかかるけど、そのうちきっと完全復活するだろう。

一緒にメシを食いに行っても、激盛り定食をペロリと平らげて、食欲も旺盛だ。
まるで心配することはない。
メシを食いに行った後、彼の家に遊びに行ったとき
本棚に、鶴見斉の「完全自殺マニュアル」があったのがちょっと気になったが
そこは大人の対応で、見てみぬふりをして、彼の家から去った。

さて、彼の家で「完全自殺マニュアル」を見つけてから、2週間後・・・・・・2004年11月24日。

彼は職場に来なかった。

睡眠障害気味になっている彼は、ときどき朝起きられなくなることがあるらしい。
電話をしても通じなかったが、以前にも、同じようなケースがあり
そのときは、真夜中ぐらいになって、同僚に「今まで寝てた」というメールを送り
天下無敵の睡眠障害ぶりを発揮し、「なんだ人騒がせな奴だ」と同僚達は大いに安心した。

多分、今回もこのパターンだろうと、無断欠勤初日は職場の人たちはN君を放置した。

しかし、次の日もN君は来なかった。

N君の上司はただならぬ不安を感じ、すぐに彼の住むマンションに駆けつけて
大家に頼んで、彼の部屋のカギを開けてもらった。

・・・・・・ここから先は、読者のみなさんも想像がつくと思うので書かない。








その日の11時ごろ、苫小牧でマジメに働いていた私は
仕事中、上司に呼び出され、一言吐き出すように言われた。

「Nが自殺した」

私が見ている限り、N君はだんだん元気をとりもどしていたような気もしたが
同時に「ああ、やっぱりか」とも思った。
不思議と悲しいとかそんな気持ちは全くなかった。

苦しそうだったもんな。
何が苦しいとかそんなんじゃなくて
ただ、生きるという、それだけの行為が辛そうだったもんな。
でも、大丈夫だよ。
もう、お前はラクになったんだよ。
だから、安心してゆっくり休めよ。


ハハハ、ずるいよなあ。
お前だけラクになってずるいよなあ。
いいよなあ・・・。
オレはお前のように、思い切ってラクになることはできないよ・・・


できることなら
「おお!Nよ!しんでしまうとはなさけない。そなたにもういちどきかいをあたえよう。では、ゆけ!Nよ!」
とゴールドを半分奪って、頬が腫れるほど往復ビンタをして、Nを生き返らせてやりたい心境であったが
ザオリクを唱えるには、私にはMPが足りなかったのであった。

N君の葬儀が行われた。
私は弔辞を読むことになった。
結婚式の祝辞も読んだことがないのに、いきなり弔辞とは一体どういうことなんだ。

私は特に感情もなく、淡々と用意した原稿を読み上げた。
人は死ぬと「無」になるんだなあとか、そんなことを思った。

N君の上司が弔辞を読み上げた。

「上司として、私の力不足で、このような結果になってしまって、N君のご遺族には申し訳ない」

という叫びに近い言葉に泣けた。

目を真っ赤にした人たちがたくさんいた。

ここで、人が死ぬと悲しむ人がたくさんいるということを学んだ。
そうか、死んではいけないのだ。

この葬儀をきっかけに、心を入れ替え
何か辛いことがあったら、そのことから目をそむけ、全力で逃げよう。
死ぬぐらいなら、逃げたほうがマシだ。
めんどくさいこと嫌いなことには目もくれず、楽なこと好きなことだけをやって生きていこう。
私が死んで悲しむ人がいるといけないから、ひたすらわがままに生きて
「あー、こんな奴死んでよかったよ」と、みんなに嫌われて死ぬことにしよう。


そんなことを、猛吹雪の空に誓った6年前。

最後に、N君と一緒にドライブに行ったとき、カーステレオから流れて二人で抱腹絶倒した曲を贈る。

生まれ変わったら北朝鮮で会おうぜ!Nよ!
一緒に楽しくテポドンを落とそうぜ!

と、このご時世の中、めちゃくちゃ不穏な発言を残しつつ、今回の日記を終わる。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2010-11-25 20:38 | 日記 | Comments(4)  

命日(その1)

今日は私の友人の命日である。

一応、今日ということになっているが、本当は昨日なのかもしれないし、明日なのかもしれない。
真相はよくわからん。
まあ、ここで彼の死について一旦離れ、話題を唐突に変える。

私は学生を2回やっている。
まあ、2回学生をやった事情は、そのうち機会があれば紹介していくことにして
2回目の学生のとき、入学時ですでに24だった私は、周りの10代の若者達の中で完全に浮いていた。

とは言え、すでに1回目の学生生活はバイトと遊びで十分満喫したので
2回目の学生生活は
勉強やって、就職するための資格さえ取れれば、友達なんていなくていーやぐらいに思っていた。

実際に、最初の1ヶ月ぐらいは
堂々と、誰も座りたがらない教室の一番前の真ん中の席に座り
授業中はものすごい勢いで、先生の発言した一字一句をノートに写し
休み時間になると、力尽きてひたすら眠り
昼飯は出がけに北欧で買った半額のパンを、ひとりでもしゃもしゃと食い
その日の講義が終わると、クラスメイトの誰とも目を合わせずに
マッハゴーで挨拶もなしに、風の又三郎のように帰って行くという
学生生活をまるで満喫する気のない男を演じていた。

そんな中で、私によくかまってくれた、茶髪の一見近寄りがたい雰囲気の若者がいた。
外見はミュージシャンっぽく見えたその若者は、話してみるとただのゲームおたくだった。
私は今となっては全くゲームをやらないが、当時はそこそこのゲームおたくだったので
彼(以下N君とする)とはすっかり意気投合までは行かなかったが、そこそこ仲良くなり
一緒にたまーにゲーセンに通うぐらいの仲になり
それがきっかけかどうかはわからんが、他のクラスメイトともそこそこ心を通わすようになってきて
何だかんだで、1回目の学生時代と同様、そこそこ楽しい学生生活を送ることができたのだった。

最終学年になって、就職を決めるとき
別に狙っていたわけではなかったが、どういうわけかN君と私は同じところに就職した。
そこは道央圏で転勤のある組織であったが
彼は札幌勤務を狙っていて、私は別にどこでもいーやという感じだった。

しかし、得てしてこういうときは、思惑とは違う結果になってしまうのである。
ふたを開けてみると、私が札幌勤務で、N君は苫小牧勤務となってしまった。
勤務先が決まったとき、彼は泣きそうになりながら私のところに電話した。
当時、N君にはラブラブの彼女がいて
「遠距離恋愛なんて考えられない!どうすればいいんだ?」
と、私に泣きついてきた。
私を人事担当者か何かと勘違いしているらしい。

N君「新札幌に住んで、JR通勤する!」
私「いや、でも夜中休日呼び出しのある職場なんだから、もっと近くに住まないと・・・」

N君「じゃあ、南千歳に住む!」
私「いや、そんなとこに家なんてないし・・・」

短気な私はだんだんイラっと来て
「どーせ2年ぐらいで札幌戻れるんだから、苫小牧で頑張りなよ!
苫小牧でお金貯めて、札幌戻ってから結婚でもなんでもすればいいんじゃない?」
と、まるで心のこもっていないアドバイスをN君に送った。

でもって、その翌日、私の車でN君を苫小牧まで案内し、部屋探しの手伝いをした。
(学生時代のバイトで苫小牧は何回か行ったことがあるので、少し土地勘はあった)
別にこれはN君がかわいそうだからとか、そんな理由では全くなく
単に私が苫小牧までドライブしたいから、そうしただけであった。

N君を拾おうと、彼の家の前に行ったら、彼女も一緒にいて
私とN君とその彼女という、非常に私にとっては居心地の悪いドライブとなり
気分はあたかもタクシードライバーだった。
もう、車は貸すから、お前ら勝手に行け!って感じだった。

そんな三人の楽しい部屋探しも終わり
月日は流れ、私は札幌でのシングルライフをエンジョイし
(学生時代は岩見沢の実家から通っていた)
彼は彼で、週末になると、隔週でN君が札幌に行ったり、彼女が苫小牧に行ったりで
仲むつまじくやっていた。

私も仕事上で落ち込んだときは、苫小牧に行って、N君にはよく愚痴を聞いてもらったものだ。
N君は非常に仕事に対して前向きな頑張り屋で
嫌なことがあったら、すぐその場から逃げ出そうとする私とは正反対の人間であったのだ。
とても私の6つ年下の人間とは思えない。
というか、単に私が子供すぎるのであった・・・。

でもって、更に月日は経ち
今度は、私が苫小牧に行き、N君は札幌に戻ることになった。
札幌に戻ったN君は、ますます彼女とラブラブと言いたいところであるが
どうも話を聞くと
「彼女が仕事上で悩んでいて精神的にまいっている」
ということだ。

そうか、そうか大変だなあ。
私も最初に勤めたところ(2回目の学生の前)は
彼女と同じような仕事だったから、その気持ちよくわかるよ。

しかし、生真面目なN君は彼女に対して真摯になりすぎたようだった。
そして、仕事上でも、少し真剣になりすぎたようだ。
それが、後になって災いとなる・・・。

さて、そのときの私・・・。

苫小牧で完全に打ちのめされていた。
仕事上では4年目で中堅クラスとなり、やりがいを感じ始めてきたところであるが
人間関係ですっかり打ちのめされた。
10/7のブログ参照)
正直、N君と連絡をとるとかそんな余裕もなく
人間関係を忘れようと、無理に仕事に没頭した。
退職者が出た関係で仕事の負担も増え、常に肉体的、精神的に疲れがたまっている感じだった。

そんな私の様子を上司が察したのか、あるとき別室に呼び出された。
「キミはこっちに来て、よく頑張ってくれている」
「最初は2年ぐらいで札幌に帰そうと思ったけど、キミにはもっと長いスパンでこっちにいてほしい」
と、普段ほめない人が、妙にほめてくれて薄気味悪くなったところで、本題に入った。
「最近、疲れてないか?」
「もし、今の仕事が負担だったら、少しオレがかぶる」
「だから、キミには無理をしないで欲しい」

「えっ、いきなりどういうことですか?
私、ちっとも無理なんかしてませんよ。これぐらいの仕事なら全然問題ないですよ。」
いきなりの上司の言葉に私は強がった。
強がったところでメガトン級のパンチが飛んだ。

「実はNが・・・、鬱病になって休職することになったんだ・・・」
「だから・・・、キミには無理して欲しくない・・・。最近疲れているのはわかる・・・」
「いいか・・・、ここで・・・・・・・・・、だから・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

N君のことを聞いた瞬間、その後の上司の言葉はまるで頭に入らなかった。

(つづく)
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by gossy54200 | 2010-11-24 21:40 | 日記 | Comments(2)  

2010年ラストラン(その3)

その1 その2

「恋人の聖地」は予想を裏切らず
「うわぁ、こんなとこひとりで来るんじゃなかったよ!」
と、ひたすら後悔することができて、大いに満足した。
このけだるい満足感を胸に、メシを食いに行くことにしよう。

厚田はかねとも寿司という寿司屋が有名で、ゆげ氏のブログでも絶賛されているのであるが
そんな有名なうまい店に行くのも私らしくないので
適当に目についた国道沿いの店で、メシを食うことにした。
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せっかく厚田まで来たんだから、海っぽいものを食べようと
浜ラーメン(1200円)を注文した。

食べ物持ち込み禁止はわかるが、罰金に200~500円と幅を持たせている意味がわからない。
どういう基準なのか?
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待っている間、新聞やマンガに混ざって、「厚田文芸」という本があったので読んでみた。
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地元の人が書いた随筆とか詩とかそんなものを紹介する本なのである。

5歳の男の子の「大きくなったら」という題の詩で
「将来はサンタさんになって、子供達に夢を与えたい」
と書かれていた。

「おお、この年にして、みんなに喜びを与えたいとは、なんと立派な夢なんだ!」
と感激しながら、次のページを開くと
同一人物の「大きくなったら2」という題の詩で
「やっぱりサンタになるのはやめて、なんとかレンジャーになって地球の平和を守りたい」
と舌の根の乾かぬうちに、ほざいていた。
男なら一度言ったことに責任を持たんかい!

乙女心と秋の空と厚田の子供はわからない。

そんな突っ込みどころ満載の厚田文芸を、大いに満喫しているうちに
ラーメンがやってきた。
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えびとかタコとかホタテとかシャコとか、海産物満載の中で
ひっそりとたたずんでいる一枚のチャーシューに、狂おしいほどの愛情を感じた。

さすがに1200円も払っているだけあって、ガッカリ感はなくそこそこうまい。
しかし、隣のテーブル人が頼んだ、ボリューム感たっぷりの刺身定食(1500円)を見て
「あー、300円の差だったら、刺身定食にすればよかったよ」
と後悔し、心なしか刺身定食を見た後は、ラーメンがひどく粗末な食事のように感じた。

ごちそうさま。
「あー、刺身定食チクショー」と思いながら、店を出た。
今回の旅は後悔することが目的なので、これはこれでよかった。

さて、メシも食ったし帰るか。

帰る前に、厚田の締めくくりとして、ひっそりとした浜や漁港を味わった。
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うむ、やはり、私には沖縄のトロピカルな海よりも
鳥羽一郎の唄に出てくるような、こういう質実剛健な海の方が似合うような気がする。

さようなら、厚田。
これから私は札幌に帰ります。

途中、ものすごい尿意を感じたところで、トイレを発見。ヤッター!
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しかし、トイレは閉まっていた。北海道の冬の公衆便所にありがちなパターンだ。
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そんなトイレトラップに負けずに、石狩から当別→あいの里へと自転車を走らせます。
ホントにこの日は晴天、無風とサイクリングにはピッタリの日だったのですが
遭遇したロード乗りは一名だけでした。
さすがに、この時期にチャリに乗るアホはそんなにいないのだなあ。

ロイズあいの里店で、菓子パンを買います。
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午後になって、すっかり暖かくなったなあと思ったら、15度もあるのか!
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モエレ沼公園で、パンをもしゃもしゃ食います。
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さすがにベンチで座っていると寒気を感じますね
飲み物はコーラではなくて、温かいココアとかそんなのにすればよかった。

モエレ沼公園に寄ったのは、ガラガラの公園で寂しさを噛みしめるという目的があったのだが
やっぱりこの天気だと、11月でも人はたくさんいましたね。
これだけの人でにぎわうのも、今年はこれで最後なんだろうなあ。

モエレの締めくくりとして、ママチャリレースのコースを一周した。
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5ヶ月前の楽しい思い出にひたりながら、2010年ラストランは終了。
後悔することが目的と言っておきながら
なんだかんだで、自転車に乗っているときは楽しいものよ。
これからしばらく、長距離ライドを楽しめないのは残念であるが
来年はもっと楽しく、もっと苦しく、もっと後悔するような冒険をしてみたいものだ。

走行距離 103km。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2010-11-23 18:19 | ロード | Comments(6)  

2010年ラストラン(その2)

その1

厚田に着いた私は、まずは「夕日の丘」を見ることにした。
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夕日の丘というぐらいだから、それはそれは夕日がものすごくきれいなところだそうだが
残念ながら、今は昼の11時だ。

夕日が見れなくて悔しいので、意味もなく太陽の写真を撮った。
写真だけ見ると、真夏の太陽のようだ。
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写真のように、この日はいい天気で、しかも11月の割には気温が高めだったので
バイクの集団とかがうようよいて、居心地が悪かった。
しかし、今回は嫌な思いをすることを目的にしているので、まずは幸先のよいスタートと言えよう。

次は、「厚田公園」に向かうことにした。
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このパークゴルフ全盛の時代に、あえてゲートボールで勝負しているところに好感を持った。
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昔、近所の公園でゲートボールをしていた老人達はどこへ行ったんだろう。
まあ、みんな死んでしまったと言えば、身もふたもないのであるが・・・。

どうやら中には入れないようだ。
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手書きの汚い文字が哀愁を誘うが
最後の「申し訳ありませんが・・・。」の1行で、何もかも許してやろうという気分になる。
「申し訳ありません」は人間関係を円滑に運ぶキーワードだ。

ちなみに私の得意技は、怒っている人に対して、無表情に全く心をこめないで
「申し訳ありません」と言って、ますますその人の感情を逆撫ですることである。
私も、この看板を書いた人に見習って、心を込めた「申し訳ありません」をマスターしたいものだ。

それにしても、公園まで行って、中に入れないというのは
十分なガッカリ感があり、ますます楽しくなってきた。
まあ、きっと中に入ったら入ったで、もっとガッカリする結果になるのであろうが。

公園の近くにあった「厚田資料室」
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イラストの人は、厚田の生み出した4人の偉人である
藤松太郎さん・子母澤寛さん・戸田城聖さん・吉葉山潤之輔さんなのであるが
4人とも知らないし、特に何をしたのかということも興味がない。
とりあえず、一番右が相撲取りだぐらいのことは、なんとなく想像がつく。

この文章を読んで、厚田資料室に興味を持った方には申し訳ありませんが
当施設は11月~4月まで冬季休業になりますのでご了承下さい
と、資料室の管理者に代わってお詫び申し上げます。

うむ、ここまで、夕日の見れない夕日スポット、入れない公園、開いていない資料館と
なかなか行かなきゃよかった感を味わうことができていて、いい感じである。

この勢いで、ついに男一人で「恋人の聖地」に向かうことにした。
なんだかワクワクするぜ。
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ここで「恋人の聖地」について、簡単に説明しておきます。
(以下、「恋人の聖地プロジェクト」のHPより引用)。

 NPO法人地域活性化支援センターでは「少子化対策と地域の活性化への貢献」をテーマとした『観光地域の広域連携』を目的に「恋人の聖地プロジェクト」を展開しています。
 恋人の聖地プロジェクトでは、2006年4月1日より、全国の観光地域の中からプロポーズにふさわしいロマンティックなスポットを「恋人の聖地」として選定し、地域の新たな魅力づくりと情報発信を図るとともに、地域間の連携による地域活性化を図っています。
 また、このプロジェクトでは「非婚化・未婚化の進行」を少子化問題のひとつとして捉え、若い人々のみならず地域社会に向けて「結婚」に対する明るい希望と空気の醸成を図るための活動をしています。


 現在、全国で選定された「恋人の聖地」は100ヶ所を越え、各地域による様々な活動を通して若いカップルのみならず、あらゆる世代の方々の新たな観光スポットとして、幅広く注目を集めてきています。

ということで、「恋人の聖地」は
「いい景色が見える場所で、二人の愛を誓い合う」という、私には一生縁のないところである。

恋人の聖地までは、400mぐらいの、結構キツイ上り坂が続くのであった。
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沿道には、地元の素人が作ったと思われる短歌の歌碑がある。
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恋人達はこの道をテクテク歩いて上っていくのであるが
下の短歌の「かーん」を見て、これから愛を誓い合おうとするカップル達は、何を思うのであろうか?
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まるで恋人達の空気を読まない、ロマンチックのかけらもない短歌にすっかり心が癒されたところで
「ラブホテルそのまんまやん」という建物が現れた。
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おお、これが「恋人の聖地」ですか!
あまりにもストレートすぎる建物ではありませんか。

「恋人の聖地」から海を見下ろす。
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写真の腕が悪いのもあるが、そんなにいい景色じゃないんですけど・・・。
多分、夕日が見えるときに行った方がいいんだろうなあ。

ということで、この景色を満喫できる夕日の時間帯ではないときに、こんなところをうろつく人間は少ない。
私が発見したのは、50ぐらいのむさくるしいおっさんひとりだけであった。

ん?

おっさんがひとり?

何でこげなところに、おっさんがひとりで来てるねん!

と、自分のことは棚に上げて、おっさんの存在を心からうとましく思った。
きっとそのおっさんも、私に対して同じような感情を持っていたに違いない。

しかし、居心地の悪さを感じるには、これは絶好のシチュエーションだ。
下手にカップルに囲まれるよりも絶望感を感じる。

だって、あんた、想像してごらんなさい。
日曜の昼間に、デートスポットに、おっさんが二人でたたずんでいるんですぜ!

ん、おっさん二人きり?

ふと思った。

これはひょっとしたら、オレとおっさんの間で愛を誓えということか?


そう考えると、おっさんはホモで
オレみたいにひとりで来る奴を狙っているんじゃないかとすら思えるようになった。
今はベンチに座ってタバコを吸っているだけだが、いつ豹変するかわからない。
おっさんの気をひかぬよう、目を合わせないようにして
恋人の愛の誓いが書いてあるカギに注目することにした。
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悪趣味と思われるかもしれないが、私はこういう他人の書いたものをじっくり見るのが好きだ。
神社の絵馬とか七夕のたんざくとか、よーく見ると結構おもろいことが書いてある場合が多い。

その中での「今回の願い事大賞」は、壁に書かれたこの落書きに決定した。
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多分、この人は働きもしないで、酒ばっかり飲んでは
夜の街で働いている恋人に、家で暴力をふるっているような男なのだろう。
いつも苦労をかけている恋人に「すまない」と思うメッセージはすばらしいが
私からこの男と付き合っている恋人にはっきり言おう。








別れろ!



さて、私が恋人達のメッセージに気を取られている間に
さっきのおっさんは、いきなり愛の鐘をゴンゴン鳴らしていた。
何がしたいんだ、おっさん?
ひょっとして、オレの気を引こうとしていたのか?
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ますます、おっさんの存在が怖くなってきた。
ハァ、こんなとこ来なきゃよかったよ。

おっさんがいつ何をしてくるかビクビクし始めたところで、老夫婦のカップルがやってきた。
よし、これでおっさんは、オレにちょっかいは出さんだろう。
この隙に逃げよう。

心の底からの居心地の悪さと、無力感を感じ、全速力で坂を駆け下りた。
駆け下りた際に若いカップルを一組見たが
彼らはこんなところを、全速力で自転車で駆け下りるアホを見て、何を思ったことか。

「恋人の聖地」
そこは、自分の人格を全否定するには最高の場所。

きっとまた来る。







もちろん、ひとりで・・・。

(つづく)
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by gossy54200 | 2010-11-23 00:53 | ロード | Comments(0)  

2010年ラストラン(その1)

土曜深夜。

私は打ちのめされていた。
このブログは女性読者もそこそこいるので、詳細は説明しないが、これだけは言っておこう。

お店選びの段階で、案内所の知らないおっさんに
「この店がいいですよ」と言われ、バカ正直にそこの店に行った上に
行ったら行ったで、「今混んでいますので、別の系列店にご案内いたします」
と言われ、のこのこついて行っては絶対にいけないと。

これは典型的なカモられパターンであり
恐るべしは夜の街なのであった。

結局、他の打ちのめされた戦友達と、早朝4時まで反省会をやって、帰路についた。
すまぬ、みんな。
今度行くときは、事前にネットで調べたり、情報誌を読んだりして、ちゃんと予習しておく。

日曜日。

酒が少し残っている中で、強引に8時に目を覚ました。
今日を逃せば、もう年内に長い距離のサイクリングはできないということで
はっきり言って、コンディションは最悪であるが、ここは出かけなければならないのである。

昨日、すっかり打ちのめされ、どんよりした気分であったことと
先日読んだ、雨宮処凛「なにもない旅 なにもしない旅」の影響を受けて
今日は、大して行きたくないところに行って、徹底的に嫌な思いをすることに決めた。

行き先は厚田にしよう。
ここは、もう自転車でも何回か行ったところで、大して行きたいところではない。
しかも、ここには「恋人の聖地」なるところがあって
そこは言うまでもなく、とてもおっさんがひとりで行くような場所ではない。

しかし、ここはあえて涙を飲んで、「恋人の聖地」にひとりで行って
幸せそうなカップル達に囲まれて、いたたまれない気分を味わい
「こんなことなら、家でおとなしくしていればよかった」と溜飲を下げることにしよう。
日本語の使い方がおかしくないか?

そんなわけで、寝不足でダルい感じだけど、出発しましょう。
今日は北海道にしては、最高気温が15度ぐらいと暖かいので
秋バージョンの服装で行くことにしましょう。

上はユニクロのヒートテックをアンダーウェアにして
その上に、長袖サイクルジャージとウインドブレーカー。

下はこれまたユニクロのヒートテックタイツに、モンベルの七分丈のサイクルパンツをはかせ
レッグウォーマーを装着。
(最近、レーパンがイヤなので、このスタイルにしている。
モンベルのサイクルパンツの薄いパッドでも、私は尻はそんなに痛くならない。)

手先が冷えるのがイヤなので、手袋は二枚重ね(午後からは一枚にした)。
足先が冷えるのもイヤだが、シューズカバーは持っていないので、ガマンすることにしよう。
まあ、今日ぐらいの気温なら大丈夫だろう。

ユニクロのヒートテックは、確かに安くて暖かくていいんだけど
汗かいたときのぐっちょり感がなあ・・・。
ちょっと休むと、汗が冷えて急に寒くなるのが難点。

服装についてはこのくらいにして、出発です。
天気はホントに最高でしたね。
道道44号線→国道231号線で厚田へとひたすら向かいます。
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石狩河口橋。
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石狩河口橋を越えると、八幡(はちまん)の集落に入ります。
この昭和が残っているような雰囲気が好きなんですね。
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ここの前を通るたびに、一体ここは何の会社なのだろうと思ってしまう。
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そんなわけで、ネットで調べてみたが、大して面白くない回答が返ってきた。
世の中には知らない方が幸せなことがたくさんあるのである。

石狩市厚田区到達。未だに厚田が石狩市の一部であることに違和感がある。
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でもって、坂を上って、しばらく平らなところを進んで
そして、坂を下りるところで、どーんと海が広がるのですね。
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この光景は今までに何十回も見ているのだけど
見るたびに「おー、海だ!すげー!」って思っちゃうのですね。
以前にも、このブログで書いたような気がしますが
ホントにここはお気に入りスポットで、何回見ても飽きない。
これを見ると、「ああ、厚田に来たんだなあ」と、もうすっかり感無量なのです。

坂を下りると、望来(もうらい)の集落で、セイコーマートがあるので補給。
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そんなに腹も減ってないので、ゼリー状の飲料と大福餅だけでいいでしょう。
どうせこの後10kmちょっと行けば、厚田市街に入りますし。
気温が低くなると、汗をかかなくなるので、そんなに水分補給しなくてもそこそこ行けますね。

国道を真っ直ぐ進むと、覆道とかあってイヤなので、海沿いの道に迂回します。
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ゆげ氏のブログにも記述がありますが
この道はちょっとした坂道がありますが、風車と海の眺めがとってもよい道なのです。

途中の駐車場でパシャリ。逆光でうまく撮れんのう。
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再び国道に戻って、電波系のものを発見。なんですか、これは?
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気になって「UFOパーク」で検索をかけると
なんかすごいことになってるんですけど、UFOパーク。
まあ、UFOに乗った宇宙人がこの地を攻めてきても、彼らがいれば大丈夫でしょう。
興味のある人は、各自で調べてみてください。

いくつか坂を上ったり下りたりして、厚田市街到着。ここまで45kmぐらい。
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ということで、これから「夕日の丘」「厚田公園」
そして、今回のメインスポットである「恋人の聖地」を訪れることにします。

(つづく)
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by gossy54200 | 2010-11-21 18:49 | ロード | Comments(2)