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俺チャレ2012~はるばる行くぜ函館(その4)

その1 その2 その3

苫小牧市内には入ったのであるが、ここから苫小牧市街までが長い。
とてつもなく長い。

この辺は今まで車でも何回も通っている道で、大体どこに何があるかわかっているつもりなのだが、いつまで走ってもコンビニが見当たらず、かつ、打ちつける雨と足元から跳ねてくる水滴にげんなりするものがあった。
眼鏡にも水滴がついて、前がよう見えんし。

なんだか、もうどうでもよくなってきた。
無理して天気の悪いこんな日にこんなことをしなくてもいいんじゃないか。
もっとコンディションのいい日にやろうぜ!

と、思いつつ、今後のスケジュールを考えていくと、当分このようなアホなチャレンジができるような時間の余裕がない。
(この手のチャレンジをするときは、いくら走行時間が24時間弱だとしても、疲労回復を考えて、少なくとも三連休は欲しいのである)
できれば日の長い今の時期に、こういったことはやっておきたいのである。

まあ、行けるところまで行くしかないでしょ。
身の危険を感じるほどの大雨や強風でもないわけだし。

苫小牧市内に入ってから、10kmぐらいのところでようやくコンビニ発見(セイコーマートウトナイ店)。
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ここで始めての休憩。
約70km休憩なしってのは、ちょっと休憩のタイミングが遅いですね。
ここまでの平均速度は21km/h程度とスローペース。
とにかく先がとてつもなく長いので、オーバーペースにならないようにゆっくり行きましょう。

スポーツドリンク、おにぎり、大福餅、羊羹2個を購入。
イートインスペースがあることがありがたい。
特にこのような雨の日のときは。
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おにぎりと大福餅を食べ、ボトルにスポーツドリンクを入れて、羊羹は非常食用にサイクルジャージの後ろポケットに。

このときTwitterで「苫小牧なう。雨でもう帰りたい(T_T)」とめちゃくちゃ弱気のツイート。

ただ、300km走ると宣言しといて100kmも行かないうちに帰るのはみっともないので、作戦としては、とりあえず室蘭まで行ってみて、雨が降り続けていたら、最終の特急すずらんで帰ろうという線で行こうと思った。
さすがにTwitterで私宛の多くの応援メッセージがある中で、いきなり棄権というのもかっこ悪い。
頑張れるところまでは頑張ろう。
(本当に応援メッセージは私の心の支えになりました。あれがなかったら苫小牧で速攻で帰ってましたね。ありがとうございました)

休憩が終わり出発。
ぶるる、寒い。
気温13℃ぐらいで、しかも雨に濡れているから、結構寒いのね。

とは言え、体を動かしているうちに寒さは気にならなくなってきた。
沼ノ端駅が近づいてきたところで、「帰るなら今だよ~ん」と私の中の悪魔がささやいていたが、まだ明るいうちに帰るわけにはいかない。
少なくとも、暗くなるまでは頑張ろう。

沼ノ端を過ぎた辺りから、西向きに進路を取り、風はちょっとフォローの風になった。
少しスピードアップして、速度は27~28km/hぐらいで。
ただ、雨は相変わらずじとじと。
6~7月の苫小牧って、こういう天気ばっかりで、気が滅入るんだよね。
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苫小牧市は非常に東西に長い町で、いくら漕いでも同じような街並みの景色が途切れません。
ずーっと原野ばっかりの景色も飽きるが、ずーっと住宅地や商店街っていう景色も飽きてくるな。

苫小牧の西側に行くにつれて、雨は霧雨程度になり、路面もちょっと乾いてきたかな。
ただ、上空はガスがかかっていますね。
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道内で霧の街と言えば釧路が有名ですが、何の何の、苫小牧も十分負けていませんよ。
この時期の北海道の太平洋側の天気は、ホントにうんざりさせられるものがありますね。

漕いでも漕いでも苫小牧の街並みは途切れず、私はこのまま永遠に苫小牧市内から脱出できないんじゃないか、苫小牧トラップ恐るべし、などと思っていたら、ようやく住宅地が途切れて、白老町突入。
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ここで時刻はPM5:15ぐらい。
写真をご覧いただければおわかりの通り、雨は降っていなく、路面もドライになりました。
よし!ここから真の楽しいサイクリングの始まりだ!
いいですね。逝っちゃいましょう!!

6/22、17:00の白老町の天候は曇り、気温は12.5℃、風は東向きに2.0m/sとフォローの風。

日本一の直線道路と言えば、国道12号線の美唄市光珠内~滝川市新町の間の29.2kmが有名であるが、この苫小牧から白老の直線も十分に長い。
平坦で追い風で道は真っ直ぐと、自転車にとっては快適な道のはずなんだけど、何キロも真っ直ぐ道が続くと飽きてきますね。
かと言って、ここで上り坂が欲しいとは思わないが。

左手に太平洋を見ながら走ります。
鉛色の海が荒れ狂う感じで、情緒も何もあったものではありません。

白老市街が近づいてきたところで、また雨が降ってきやがったよ。
ぐぬぬ、やっぱ帰りたくなってきたなあ。
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ローソン白老町石山店で休憩&補給。
ウィダーインゼリーとおにぎりを買ったような記憶がある。
ここのローソンもイートインがあって助かった。
時刻はPM6:00ぐらい。
ここでリアライトを点灯させ、フロントライトもキャットアイのものを1灯点灯させる。

距離はちょうど100km。
平均速度は約23km/hと、追い風もありスピードアップ。
雨がしんどいが、体力的にはそんなにやられていない。
気温が低いのが幸いしている。

これをあと2回繰り返せば300kmよ。
ガンバレ、俺。超ガンバレ。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-30 01:54 | ロード | Comments(4)  

俺チャレ2012~はるばる行くぜ函館(その3)

その1 その2

6月22日(金)

ついに運命の日がやってきた。
この俺チャレのために、私は日々つらいトレーニングを自らに課してきたと言っても過言ではない。
(いや、明らかに過言である。っつーか、それ以前につらいトレーニングなどしとらんだろ)

AM6:00、さわやかに起床。
外を見ると路面が濡れている。
ぬぉー、雨降っとるのか!

いきなりテンションが低くなった私は、二度寝モードに入り、思う存分うたた寝を楽しんだ。

AM9:00、二度目の起床。
お、雨、止んどるやないけ。
ここで一旦低くなったテンションが、もう一度ぐぐんと上がってきた。
やはり、私はこの日に函館行きを決行する運命にあったのだ。
鉛色の空が私を祝福してくれているかのようだった。

AM10:00、郵便局行ったり、100均に行って、電池とかライトとか買ったり。

AM11:00、タイヤに空気入れたり、キャリアとバッグ装着したり、最後の準備。

正午、Twitterで「んじゃ、行くか!」力強いつぶやきを残し、いざ出発!

まずは白石サイクリングロード、エルフィンロードと通って、北広島へと向かいます。
この日の札幌の正午の気温は16.4℃、風は東向きに2.2m/s。
空は相変わらず厚い雲に覆われているが、雨は大丈夫そうな感じ。

3km通過。
そう言えば草なぎ剛は100kmマラソンに挑戦することが決まったとき
「10kmを10回走ればいいんでしょ、余裕じゃん」
みたいなことを言っていたが、それと同じ感覚で
「3kmを100回繰り返せば300kmか、大したことないな」
と、ここまでは余裕ぶっこいて走っていた。

昨日の日記にも書いたが、徐々にトップチューブバッグが膝に当たり邪魔臭くなってくる。
白石サイクリングロード近くのローソンで、トップチューブバッグに戦力外を通告し、バッグごとリアバッグにギューっと詰め込む。

白石サイクリングロード入口の辺りで、10kmぐらい。
草なぎ理論によると、あとこれは29回繰り返すだけで300kmだ。
おお、こう考えると何か行けるような気がするぜ!
何事もそうであるが、大きな仕事をするときは、最初は「うげー」と思うものであるが、細かく分けて考えると気分がラクになるものである。
とは言え、あまりに細かく分けすぎて、1mmを300000000回と考えると、それはそれで辛そうに感じるので、何事にも世の中、限度と言うものがあるのである。

気分はラクになってきたのであるが、どういうわけか雨がポツポツ降り出した。
おかしい、天気予報によると札幌は15時からの雨予報ではないか。
ちょっと雨の出番が早すぎるのではないか。

でも、天気予報によると南の方は雨は降らないということになっていたので
「まあ、そのうち南に漕いでいるうちに雨は止むだろう」
と、そんなに気にしなかった。
実際、北広島に入ってから雨は止んだし。

北広島駅からは、道道46号線「江別恵庭線」を通って、恵庭方面へと向かいます。
恵庭島松到達がPM1時半過ぎぐらいで、天候は曇り、気温は15.4℃、風は南南東に2.5m/s。
ちょっと向かい風でしたね。

そんでもって、恵み野から国道36号線に入って、苫小牧方面に進みます。
千歳到達がPM2時過ぎぐらい、気温は14.2℃、風は南南西に4.1m/s。

さて、千歳の街中に入ってついに来ました。

雨が。

おかしい。天気予報では雨なんて言ってなかったじゃないかよ!
「何だよ、へーん、へーん、雨のバーカ、バーカ」と空に悪態をつくが、悪態をつけばつくほど、気持ち雨脚が強くなっていくように感じる。

雨天走行は、最初の5分ぐらいは非常にブルーになりますが、10分ぐらいで慣れ、20分ぐらいで「これはもうこういうものなのだ。しょうがない」と、ある意味後ろ向きに悟りを開く境地に達するのであるが、それにしても雨止めよ。
くそー、深川に続いて2回連続の雨天走行か。
あのときほど雨脚が強くないのが救いと言えば救いだが、早くも全身ずぶ濡れなのである。

千歳で一回コンビニ休憩を入れようと思ったが、雨に気を取られているうちに、コンビニ空白地帯に入ってしまった。
相変わらず、補給のタイミングは下手なのね。
えーい、苫小牧まで一気に進んだれ!

逆風と雨の中、国道36号線をひたすら南へ走る。
このとき俺は何を考えていたんだろ?
覚えてないってことは、多分、何も考えてないんだろ。

PM3:00ごろ、苫小牧市到達。
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天候は相変わらず雨、気温は12.3℃と、苫小牧に入ってからぐっと肌寒く感じる。
風は南東に2.6m/sとアゲンスト。
ここまでの走行距離は60kmぐらい。
あとコイツを4回繰り返せば、夢の300km到達だ!

などと言うことを、雨降りの中で思うと、ますます気が遠くなってくるのであった。
こんなもん4回も繰り返したくないわ!

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-28 23:02 | ロード | Comments(6)  

俺チャレ2012~はるばる行くぜ函館(その2)

その1

まずは今回の装備を紹介していきましょう。

最初にバッグ類から。

リアバッグは、私が持っているロード用のシートポストキャリア「TOPEAK RXビームラック」に対応した「TOPEAK RXトランクバッグDXP」を選択。
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topeak(トピーク) RX ビームラック Vタイプ シルバー CAR05600/TA2101V


TOPEAK(トピーク) RX TrunkBag DXP ブラック BAG20400

TOPEAK(トピーク)



リアバッグの中に、工具類や着替えやJRの中で履くサンダルなどを入れます。

今回、初めてトップチューブバッグを採用したが、これが大失敗。
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ペダリングの度に膝が当たって、邪魔臭いことこの上ない。
んでもって、細いクロモリフレームではまともに固定できなく、左右にゆさゆさ揺れて落ち着かない。

そんなわけで、コイツについては早々と10km地点ぐらいで、戦力外通告を下し、リアバッグの中で眠ってもらうことにした。
トップチューブバッグがあれば、小物類の収納に便利で、取るときも取り出しやすいだろうと思っていたのだけど、サイズがデカすぎたな。
膝に当たらないような、もっとコンパクトな奴にすればよかった。

あーあ、トップチューブバッグなんてやめて、おとなしく家にあるモンベルのフロントバッグを使えばよかったなあ。
何だかんだで、ロードのフロントバッグはモンベルのが一番いいな。

モンベル(mont‐bell) サイクルフロントバッグ 1130110

モンベル



次にライト類です。

フロントは3灯体制。
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ハンドルにキャットアイのHL-EL210とジェントスのドミネーターDC-105F。
で、フロントフォークに同じくジェントスの閃325。
まあ、これだけあれば、夜間走行もなんとかなるだろう。

キャットアイ(CAT EYE) スーパーホワイトヘッドライト ブラック HL-EL210

キャットアイ(CAT EYE)


GENTOS(ジェントス) ドミネーター105 【明るさ160ルーメン/実用点灯7時間】 DC-105F

GENTOS(ジェントス)


GENTOS(ジェントス) 閃 325 【明るさ150ルーメン/実用点灯10時間】 SG-325

GENTOS(ジェントス)


リアライトはシートステイにキャットアイTL-LD-150Rを装着しているのですが、さすがにこれだけだと心もとないなあと思い、急遽直前に100円ショップでライトを購入し、リアバッグに装着(一枚目の写真)。

キャットアイ(CAT EYE) セーフティテールライト TL-LD150R

キャットアイ(CAT EYE)



でもって、400kmブルベからはヘルメットにもリアライトをつけることが義務付けられていますので、今回もそれに倣って、GIZA ProductsのTorte(トルテ) 2LED Light LPT05000というのを取り付けます。
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見た目は可愛らしい宇宙人のように見えなくもないが、コイツがすげー強力です。
点滅モードにしてビカビカ光らせると、まともに目を開けていられないぐらい強烈な光を放ちます。
これはオススメ。

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) トルテ (レッドLED) ブラック LPT05000

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ)



輪行バッグは、オーストリッチのロード220を使います(このブログでは初登場ですが、実は4年前から持っています。3回ぐらいしか使ったことないけど)。
コクーンと違って、ボトルケージにすっぽり入るのは便利。
生地が薄くて耐久性に難があると思いますが、私みたいに年に一度かそのくらいしか使わん人にとってはこれで十分(ただ、飛行機輪行はコイツではしたくないなあ)。
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オーストリッチ ロード220輪行袋

OSTRICH(オーストリッチ)



服装は長袖サイクルジャージ、雨具兼用のウインドブレーカー(防水がしっかりしているので、雨具としても十分に使える)、裏地がボアボアしている秋冬用のレーパン。
グローブは指きりグローブと、指ありグローブの2つを用意。
あと夜間走行用に、100円ショップで反射タスキ2本を調達。

この日の札幌は最高気温が15度ぐらいと低く、かつ、深夜~早朝と走り抜けるので、10度以下の気温にも耐えれるように、防寒優先で。
(その割には、ジャージの下にインナーは着ていないし、シューズカバーも用意してなかったわけだが)

果たして、準備はこんなものでいいのかと大いに不安に思うものがあったが、自転車ライター疋田智さんの

「いざとなったら、現金とケータイと輪行袋さえあれば何とかなる」

という言葉を信じて、どーんと出発のときを待つのであった。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-28 00:01 | ロード | Comments(2)  

俺チャレ2012~はるばる行くぜ函館(その1)

自転車雑誌「サイクルスポーツ」誌で「俺チャレ」などという企画があるのですよ。

「俺のチャレンジ」を略して「俺チャレ」、平たく言えば「セルフ耐久ライド」。
東京~大阪とか東京~仙台とか名古屋~糸魚川とか、300km以上の距離の壮絶な冒険記は、自転車人のハートを熱くさせるものがある。

おお、これは、これは俺もやるしかない!
どこまでも遠くに行ってやろうじゃないか!

なんてことを思って、2年前、突発的に札幌から音威子府までの266kmを17時間半ぐらいで走りました。
(この模様は、私のブログの「とにかく限界まで挑戦してみる」シリーズより→その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9

今回はそれを超える自己記録を目指しての挑戦です。
目標はキリのいいところで300km。

そんなわけで、まずはルートを考えましょう。

まず考えたのが稚内。
札幌~稚内間が315km。
ついでに宗谷岬まで行っちゃって350km。
札幌~稚内は大きな峠のない平坦ルートなので、300kmチャレンジとしては手ごろなルートだと思う。

ただ、海沿いを行く道なので、風向き次第では地獄になるのね。
日本海側の海岸線は風が強いところが多く、あっちゃこっちゃに風力発電の風車が存在しているのよね。

ということで、北風がビュービュー吹いていると、このルートはめちゃくちゃ辛くなるので、代替案も用意しておきましょう。

北がダメなら南に行こうぜということで、函館を考えます。
ただ、函館の場合は中山峠→留寿都→豊浦→長万部という最短ルートをたどると246kmと、300kmに達しないのですよね。
そんでもって、5号線経由で行くなど、いろいろルートを変えても函館までは300kmかからない。
うーん、函館って意外と遠いようで近いのね。

しょうがないから、あえて遠回りしましょう。
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苫小牧、室蘭回りで函館を目指します。
これで326km。
峠も静狩峠しかないし、難易度的には稚内と大して変わんないんじゃないか。
しかもこのルートだと、JR沿線を行く形になるので、ダメになったらいつでもJR輪行で逃げれるというメリットもある。
すべてが自己責任のソロリーツングのときは、こういった予防線を張っておくことが大切だ。


風向き次第で稚内か函館
俺チャレ2012の目的地は決まった。
後は決行のときを待つだけだ。


6月21日(木) 決行1日前
天気予報をチェックする。
留萌、稚内方面は思いっきり雨予報だ。
ぐぬぬ、これは風向き以前の問題だ。
でもって、室蘭、苫小牧方面の予報は曇りと出ている。
風もそんなに強くなさそうで問題ない。
よし、函館だ。函館行くべ。
函館に決定

でもって、この日は職場の飲み会があったので、俺チャレに支障をきたしてはならぬと、一次会が終わったところで逃げるように帰って、翌日のチャレンジに備えるのであった。

とりあえずルールを決めましょう。

1.出発時間は6月22日(金)正午とする。
2.制限時間は6月23日(土)函館8:30発のスーパー北斗3号に間に合うようにする(帰りはもちろん輪行ですね)。
3.途中休憩は自由。峠で足をついてもOKとする。
4.おやつは3000円以内とする。

8:30発の列車に間に合わせるためには、少なくとも30分前には駅に到達していないと輪行袋へのパッキングができないので、実質制限時間は8:00。
これだと300kmブルベの制限時間20時間と同じなので、制限時間の設定としてはちょうどいいだろう。

でもって、自分の中で決めたこと。
この挑戦に成功したら、9/16長万部400のブルベにチャレンジしよう。ダメならまた来年挑戦しよう。絶対合格、四当五落

かくして、秋のブルベへの挑戦権をかけて、自分との戦いが始まったのである。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-26 23:09 | ロード | Comments(8)  

びえいヘルシーマラソン2012(その6 ペンション「トムテルム」にて)

その1 その2 その3 その4 その5

一応、タイトルには「マラソン」などと付いていますが、こっからはマラソンと全く関係のない話です。

今回も去年の「美瑛センチュリーライド」同様、masaさんのご厚意により、ペンション「トムテルム」でのマラソンお疲れさまバーベキューに招待されました。

木のぬくもりが感じられる、ステキなお家です。
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ペンションの庭からの景色。
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うわー、masaさん、これ毎日見てるんですか!
こりゃあ反則だよ(何が?)
ま、どんなにいい景色でも毎日見りゃあ飽きるってのはわかってるんだけど、それでもうらやましく思うなあ。

バーベキューのメンバーは、masaさんと付き合いのある地元の方々が、子供も含むファミリーで。
そして、私が完全にゲストという感じ。
私のように外から来た人間にも優しい美瑛の人たちなのでありました。

子供たちの中には、5kmの部に参加した子もいて、「今日何分で走ったよ」なんて声を聞くと、我々にとっては遠い町でのマラソンイベントも、地元の子供たちにとってはちょっとした町をあげての運動会なんだなあと思ったりして。
いいなあ、こういうローカルな感じ。

masaさんに、「この人が青レンジャーの中の人だぞお」と子供たちに紹介されて、子供たちは大喜び。
ああ、子供たちに喜んでもらえてよかった、よかった。
来年は君達も5kmを仮装で走ってみないか?

それにしても、こういう地域の中での家族ぐるみの付き合いって、すごく懐かしいような気がする。
札幌で一人暮らしを始めてからは、隣は誰だかさっぱりわからん、町内会?えっ、何それ?ってゆー生活だから、すげー懐かしく、かつ、新鮮に感じるのよ。
都会で、誰にも干渉されない一人気ままな生活もいいのだが、やっぱりこういう地域のコミニュティは大事だよな。
特に子供は、都会でお受験お受験という環境ではなくて、こういう環境でのびのび育てたい。
「塾が人を育てる」のではなくて、「地域が人を育てる」という環境が今の日本には必要なのだ。
私の子供は絶対にこういう環境で育てようと固く心に誓ったのであった。
つーか、まず、その前に結婚せんかい。

もちろん、こういう地域で暮らすことには、私にはわからないような厳しい面も多々あると思う。
masaさんのお話を聞くと、渡辺一史さんの※「北の無人駅から」の世界は、北海道の特殊な一部の地域だけの世界ではなく、道内の小さな自治体ではどこも同じような問題を抱えているのだと思った。
本だけでは味わえない、「北の無人駅から」の世界がこの美瑛の町にも、形を変えて存在しているのである。
ちなみに美瑛の駅には駅員さんがいますけどね。

北の無人駅から

渡辺 一史 / 北海道新聞社



※「北の無人駅から」…私のブログでも以前紹介したが、北海道の駅を舞台にして、その周辺の人々がどういう生活を営み、どういう問題点を抱えているのかということを、わかりやすく、丁寧に書かれている渾身の一冊。本当にこの本は、北海道の中高生ぐらいの社会の時間で副読本に使って、将来の北海道を担う人々に広く読んで欲しい本である。

などと、ガラにもなく、難しいことを考えていたら、子供たちが寄ってきて、鬼ごっこをして遊ぶことになった。
マラソンでは力強い走りを見せていた青レンジャーも、マスクを脱ぐと、ただの足取りのおぼつかないおっさんに変化し、大いに子供たちに翻弄されたのであった。
ま、でも、子供大喜びでよかったか。
また、おじさんと一緒に遊んでくれ。
楽しかったよ。

masaさんは、2004年に脱サラして美瑛の地にやってきています。
ちょうど私とmasaさんは同じ年なのですよね。
同じ年だけに、余計に今後の生き方とか、そういうのを考えさせられましたね。
ひょっとしたら、この時間で、私の中でのパンドラの箱が開けられたのではないか、なんて思ったりして。
非常に濃厚な時間を過ごさせていただきました。

ペンション「トムテルム」
建物、風景、そして、そこに集まる人。
すべてが人を癒してくれる優しい空間です。
是非、本ブログの読者で、「美瑛に行きた~い」などと思っている方がいらっしゃいましたら、どうぞ「トムテルム」の門をたたいてみてください。


って、一回も泊まったこともないくせに、エラソーに宣伝させていただきましたが、美瑛センチュリーライドの際は私も宿泊したいと思っております。
今年の美瑛センチュリーライドに参加される、このブログを読んでいるまだ私の見知らぬ方と、「トムテルム」で交流を深めることができれば、非常にうれしく思います。

6月9日に「トムテルム」に集った皆様。
短い時間でしたが、ただの観光地巡りでは味わえない、貴重な時間を経験させていただき、ありがとうございました。
また、皆さんと9月の美瑛センチュリーライドで、お会いできることを楽しみにしています!

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2012-06-26 01:29 | ランニング | Comments(0)  

びえいヘルシーマラソン2012(その5 そしてゴールへ)

その1 その2 その3 その4

久しぶりの美瑛シリーズです。
すっかり時間が開いてしまったので、もう忘れちまったよという点も多々あるのですが、覚えている範囲で書いていきましょう。

前回は「心臓破りの坂」に差しかかったところで終わったのですね。
この坂まではずーっと下りのコースだったので、すげー坂のように感じます。
骨盤を前に倒し気味にして、ピッチを上げて、ストライドを狭めにして走ります。
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ズンドコズンドコ坂を上っていくと、5合目なんて表示が表れます。
いいね、こういう表示。
「あと半分で終わりだ!」とテンションが上がります。
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ここから女子高生たちとのハイタッチを味わいます。
「わー、青レンジャー頑張って~」女子高生たちのテンションは非常に高く、こっちまで元気が出てくるぜ。

女子高生のハイタッチが終わったら、今度はゲストの増田明美さんとのハイタッチ。
おお、この人が増田さんか!
増田さんはテレビで見たとおり小柄で、テレビで見るよりもずっとキレイな方でした。
小柄なのにパワフルと、ちょっとおかず汁粉さんを連想させるような方でしたね。
青レンジャースタイルが増田さんにもウケていたようで、満足、満足。

その後も「8合目」「9合目」と表示があって、ついに頂上到達!
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さあ、ここからはまたゴールまで下り。
そう言えばこの道、センチュリーライドのときも反対方向に自転車で走っていたかなあと、記憶がよみがえります。

そうだ、そうだ、こんな風景が広がっていたよなあ。
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前が見えなくて、テキトーにシャッター切った割には、それなりの写真になっていたな。

もう楽勝じゃんと思っていましたが、ちょうどこの辺りで雨が止んで、水分が補給されない青レンジャーはひからびていきます。
18km地点あたりで、ビコーンビコーンと、ウルトラマンでもないのにカラータイマーが頭の中で鳴っている。
ヤバイぞ、ヤバイぞ、正義の味方。
このまま青レンジャーは悪の組織によって倒されてしまうのか?

うわあ、マズイなあ。
このカッコでスタミナ切れ起こして、ちんたら歩くのはカッコ悪いなあと思っていたら、「給水所まであと500m」の表示。
16kmの給水でラストだと思っていたんで、これにはすげー助けられた。

トボトボと歩くように給水所に吸い込まれ、疲労困憊の姿で水を二杯飲みます。
水を飲むときは素顔をさらさないように、うまく口元だけ開くようにコップを近づけて飲みます。

でもって、給水が終わって再スタートしたときに感じたのですよ。
TVカメラの気配を…。

そうです。

この一番見られたくない給水シーンが、思いっきりテレビでオンエアされました。

ああ、みっともない。
この姿でもハーフマラソンなんて余裕だぜ!というところを映してもらいたかったのに(見栄っ張り)。
注目度が高いときはどんなときでも気を抜いてはいけないということを勉強させていただきました。
実際に苦しくても、表情は余裕を装わなくては。
まだまだ演技力が足りないですね。

給水所を過ぎたら、後はラストスパート。
市街地が近づき、沿道の人も増えて、声援に応えながら最後の力を振り絞ります。

陸上競技場に入って、トラックを半周ぐらいしたところでゴーーーール!
心配された膝の痛みは全くありませんでした。
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ゴール後、青レンジャースタイルを保ったまま、masaさんを待ちます。
このとき、近くにいたおばちゃんに捕まって、記念撮影をしてもらいました。
青レンジャーは女子高生から熟女まで、幅広い支持を得たのであった。

おお、私の他にも仮装ランナーがいたのか。
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このキツネのおねえさんも、思いっきりテレビに映っていました。
しかも、私よりも扱いが大きかったような気がしますね。
次回出ることがあれば、このキツネのおねえさんをライバルに頑張ります。
今回は潔く負けを認めます。

masaさんもゴーーーール!
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非常に苦しそうな表情だったmasaさん、7kmぐらいから膝に激痛が走ったとのこと。
おお、私の膝の痛いの痛いのが、masaさんに飛んでいってしまったのですか。
痛みに耐えてよく頑張った。感動した。
って、俺は以前の総理大臣か。
えー、masaさん、膝痛の中お疲れさまでした。

最初のうちは雨にたたられた2012年びえいヘルシーマラソンでしたが、最後の方は雨も上がり、気温もさほど上昇せず、ランナーにとっては走りやすい環境でしたね。
女子高生ボランティアの元気はつらつさがすばらしく、来年以降も出てみたいなあと思わせるナイスな大会でした。
美瑛センチュリーライドといい、美瑛のスポーツイベントはものすごく楽しめますね。
この勢いで、冬の宮様クロカンスキーにもチャレンジしようかなあと思っちゃいました。
そんな美瑛の町が大好きです!

今回の大会の運営に携わって下さった皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまで、楽しい走りを満喫することができました。

(次回、masaさんのペンション「トムテルム」でのお話で最終回です)
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by gossy54200 | 2012-06-21 23:31 | ランニング | Comments(2)  

雨のセンチュリーラン深川(その2)

その1

すっかり25kmまでのアップダウンでやられていた私ですが、ここからは折り返しまで平坦コースで、走り的には楽チン。
「無名橋」などという名前の橋なんかあって、「もっとマシな名前つけてやれよ、かわいそうだろ」と思うぐらいの心の余裕があった。

しかし、しかし、やってきたのだよ

雨が。

一気にザーッと来ましたね。
「うわあ、こりゃあたまらん」と始めのうちは思ったが、全身ずぶ濡れになると、もうどうでもよくなりますね。
雨の中のサイクリングと言えば、2年前の黒松内キャンプのときを思い出すなあ。
あれと同じぐらい、ここからは悲惨なサイクリングとなった。

国道275線に入って、折り返し地点の多度志へと向かいます。
ここからは32~33km/hペースでかっ飛ばす。
いや、もう、サイクリングはいいので早くゴールに着きたいのよ。
まだ折り返し地点までも到達していないのに、気持ちはすでにゴールに向かっていたのであった。

ただ、Ave25km/hレベルの私が30km/h超で走れるということは、これは追い風参考記録なんだなあ、復路が思いやられるなあと思っていたら、先頭の人とすれ違います。
ここで32kmぐらい。
ということは、先頭は折り返しを過ぎて8kmぐらい走っている計算になるから、私が32km走っているうちに48km走っていることになるのか。
すげーよ、俺の1.5倍の速さだよ。
どんなエンジン積んでいるんだよ。

多度志の集落が見えて、折り返し地点の案内が見えてきた辺りで、でかつさんと遭遇。
復路も頑張ってください。
というか、俺も頑張れよという話もあるのだが。

折り返し地点到着。
ここまで1時間25分ぐらいで、平均速度は27.6km/h。
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バナナ半分と、水をもらって、ついでに実家から持ってきた「マルセイバターサンド」で補給。
しまった、口の中がパサパサする。
もっかい水飲もう。

ゆっくり休んでkaraさん来るまで待とうかなあなどという余裕もなく、2分ぐらい休んですぐ出発。
ただ、再スタートして、すぐにkaraさんとすれ違いましたので、ほとんど差はなかったのですね。

こっからはひたすら「ひとりガマン大会」。
一応、何台かの自転車とはすれ違ったのですが、それぞれ黙々とゴールを目指しているという感じで、楽しむとかそんな余裕のある雰囲気ではなかったですね。

もう、坂が辛いとかそんなことを考える余裕もありません。
ただ、アスファルトを滝のようにたたきつける雨の中、水をバシャバシャ跳ねながら走ります。
こんな悪天候の中でも、コース誘導をしていただいた方々、ありがとうございました。
さぞかし、我々より辛かったことでしょう。

最後の坂を越えて、深川の市街地が近づいてきたときの安堵感は筆舌に尽くしがたい。
オホーツクサイクリングや美瑛センチュリーライドのときは
「ああ、もうゴールかあ、もったいないなあ。もっと走りたいなあ」
などと思っていたが、今回に関しては、心の底から「ゴールまだぁ(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン」という思い以外はなかったね。

ゴールです。自転車はびちょびちょ。私もびしょびしょ。
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ゴール後のお楽しみは豚汁。
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これが冷え切った心と体に、ずしんと染み入った。
豚汁を作って下さった皆様、ありがとうございました。
このご恩は一生忘れません。

まずは撤収!撤収!ということで、会場から150mぐらい離れた駐車場へと自転車を押しながら歩き、自転車解体→輪行袋コクーンに詰める→着替えと済ませる。
着替えるのに適当なスペースがなかったので、人がいないしいいだろうということで、駐車場で堂々とフリチンになったことは内緒にしてくれ。

でもって、でかつさんkaraさんに別れの挨拶をしようと、会場駐車場に向かったときは、すでにでかつさんは帰られていました。
でかつさん、ご挨拶ができずに失礼しましたm(__)m。
また、どこかのセンチュリーランでお会いしましょう。

そんなわけで、karaさんに挨拶をして撤収。
遠路はるばるお疲れさまでした。
また、オホーツクサイクイングでお会いしましょう。

車を運転します。
うう、寒い、寒すぎる。
手がかじかむよ。
スマホでTwitterするとき、手が震えるよ。
っつーか、こんなときにTwitterなんかしている場合じゃないだろ。

まさか6月の半ばに車のヒーターを全開にするとは思わなんだ。
近くの温泉に行こうかなあと思ったが、贅沢な私は仮眠室つきの健康ランド形式の風呂を好むので、三笠の太古の湯までガマン。
(運動した後は、すこし横になってゆっくりしたいのだ)

太古の湯に着いたときは、そこそこ温まっていたのだけど、仮眠もしたいので風呂だ、風呂。
ザッパーン。
ああ、生き返る。
きっと私は、この生き返り感を味わうために、大雨の中自転車に乗っていたのだな。

極楽、極楽。
間違いなく今回の風呂は、私の中で2012年No1の風呂であった。

んで、後は実家で飯食って、札幌帰って、自転車掃除しておしまい。
(というか、チャリはまだ掃除が完了していないのだが)

あいにくの天気でしたが、本大会を運営して下さった北空知サイクリング協会の皆様ありがとうございました。
また、天気のよいときに参加したいですね。
ゴール後の豚汁は最高でした!

≪記録≫
総走行時間 2時間55分9秒(私の時計での記録、3時間切れて満足)
実走行時間 2時間51分23秒
走行距離 77.01km(センチュリーランってマラソンと違って距離がアバウトなんだよな)
平均速度 26.9km/h
最高速度 49.1km/h

≪その他感想≫
・去年の紋別でもいた小径車の人が今回もいましたね。相変わらず速かったです。ブロンプトンでハーフセンチュリーもやってみたいのですが、私だと遅すぎて運営に迷惑がかかるからやめた方がいいだろうなあ。
・雨になってわかったタイヤの力。MAVICのイクシオン、一見つるつるなのにすげーグリップしてるぜよ。ザフィーロじゃ危なっかしくて走れたもんじゃなかっただろうなあ。いいタイヤは、スピードだけではなく安全も買えるのね。
・平地でエアロバー握って颯爽と私を抜かしていく人を見ると、「いいなあエアロバー」と思っちゃうのだが、クロモリ自転車にエアロバーってどうよ?なんて思っちゃったりもする。でも、一度どんなものか使ってみたいなあ。速くなるのかなあ。

・どんなことがあっても、雨具はきちんと用意しておけよ、俺。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2012-06-18 23:01 | ロード | Comments(10)  

雨のセンチュリーラン深川(その1)

出張やら何やらで、しばらくブログさぼってました。
美瑛シリーズがまだ終わっていないのですが、今週もスポーツイベントに参加したので、とりあえずそのレポートから。

今回参加したのは「センチュリーラン深川大会」。
以前から一度出たかったとは思っていたのですが、毎年「モエレ沼ママチャリ」と日程がかぶるので出れなかったのですよね。
今年は殺伐としたママチャリ大会よりも、のんびりマイペースで楽しめる深川がいいかなあということで、参加してみました。

80kmの部と55kmの部があって、私は80kmの部に参加。
コースはこんな感じです。
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深川の陸上競技場から多度志まで行って、んでもって、多度志からまた来た道を戻ってくるという、完全な往復コースですね。

で、標高図はこんな感じ。
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一番高いところで標高150mぐらいだから、先月峠ばっかり走ってきた私にとって、こいつはチョロいなあと大いに舐めていました。

6月に入って、美瑛のマラソンの練習とか、その他秘密の活動で忙しくて一秒もロードに乗っていない。
まあ80kmぐらいなら、ぶっつけ本番でも何とかなるか(←甘い考え)。

そんな練習不足の中、前日せたなの出張を終えて、そのまま札幌に戻ってロードバイク車に積んで、岩見沢の実家に泊まります。
去年のセンチュリーラン紋別ではシューズを忘れるという失態を犯したが、今回はシューズも持ったし、準備万端!と思いきや…。

今度は雨具忘れた!

で、でも、雨さえ降らんきゃ問題ないよと思いつつ、天気予報をチェックすると…。

思いっきり、大会中の9~12時は雨予報…orz。

ま、でも80kmぐらいなら何とかなるかと思って、出張の疲れが残っていた私は前日21時半には寝た。

起きた。
外は曇り。
よしよし、雨降ってないじゃん。大丈夫、大丈夫。
天気予報なんて当てにならないよ。

6時半ごろ出発。
途中国道12号線で、ゼッケンをつけた歩行者がたくさんいて、「何やってんだ、こいつら?」と思っていたら、「空知100kmウォーク」なるイベントが行われていたのですね。
2日間に渡り、夜通し歩くこのイベント。
恩田睦の小説「夜のピクニック」を思い出すなあ。
あの小説のような、ちょっとしたドラマチックなことが繰り広げられていたのだろうか。

まあ、徒歩で100km歩くことを思えば、チャリで80kmなんてチョロいな。
などと、調子に乗ったことを思いながら、会場に到着。
雨対策として、90リットルゴミ袋で即席ポンチョを作ろうと思っていたのだが、コンビニでは90リットルゴミ袋は売ってないのですね。
かと言って、コンビニかっぱだと蒸れるし、まあ、雨対策はなくてもいいだろう。
80kmぐらい何とかなるさ(さっきからこればっか)。

会場に到着したはいいが、すでに駐車場は満車で、150mぐらい離れたところに車を置きます。
んで、自転車を組み立てて、ゼッケンをくくりつけます。
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今回はマジメなカッコで走ります。
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とは言え、非自転車人にとっては、これでも十分仮装大会みたいなカッコなわけだが。
私は最初のクロスバイクを購入したときは、「こんなカッコ、死んでもしねえぞ」と思ったものだが、どこで人の道を踏み外したのだろうか。

自転車を組み立てて、再び会場に向かったときは、すでに開会式が始まっていました。
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で、開会式、コース説明と終わり、Twitter仲間のでかつさん、karaさんにご挨拶&談笑。
お二人とも、去年のセンチュリーラン紋別でもご一緒させていただきました。

オホーツク在住のkaraさん、最近の氷点下級の寒さに、ほとんどロードバイクに乗れんとのこと。
まさかオホーツクサイクリングも氷点下なんてことはないよな。

参加人数は80kmが70人ぐらい、55kmが30人ぐらい。
でもって、9時から10人ずつ、1分置きにスタートという形式ですね。
karaさんは私と同じ組、でかつさんは私の一つ後の組でスタートです。

んなわけでスタート。
心配された雨は、スタート時点では大丈夫。
このまま昼まで持ってくれないかなあ。

最初は平地、風は若干向かい風だが、まあ気にならんと言えば気にならん。
まずは25km/hペースでそろそろと。

4km地点ぐらいで、ものすごい勢いででかつさんに抜かされます。
去年の紋別同様、上りで追いつけたらいいなあと思っていましたが、結局、その後も折り返し地点以外で、でかつさんと会うことはなく、パワーアップした走りを見せておりました。
節制して体重も落としていますし、普段、ローラー台で練習していますし、やっぱ、この手の持久系の運動では努力はウソをつきませんね。
今度一緒の大会に出る機会がありましたら、でかつさんに追いつけるよう精進します。

8kmぐらいから上り、ここでkaraさんの前に出ます。
せっかくなのでトレイン組んで一緒に走った方が楽だというのはわかってるんですが、自転車漫画「シャカリキ!」でロードレースを覚えた私としては、そういう器用なことができないのですよね。

後は基本ひとり旅です。
パラパラ雨が降ってきましたが、最初の方は問題なかったですね。

風景は単調。
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まあ、美瑛のような風景の方が美しいと言えば美しいのですが、何かあそこの風景って、うまく言えないけど人工的のような気がしないでもないのですよね。
観光客向けに作られた風景のような。
むしろ、こういうさっぱりとした風景の方が北海道らしいのではないかと思ったりする。
私がこのような環境の近くで育ってきたこともあるのだろうが。

コースは25kmぐらいまでは、うねうねとアップダウンを繰り返すのですよね。
この辺ですでにやられかけていましたね。
実力不足ですね。
「80kmなんてチョロい。手稲山に比べたらこんな坂チョロい」
なんて言っていた奴をハンマーで殴りたい気分になりましたね。

20kmぐらいにあったこの坂がイヤだったねえ。
斜度はそうでもないんだけど、どこまでも続くような感じで。
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一回で終わらせようと思ったけど、長くなってきたんで、後半に続けることにするか。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-17 23:41 | ロード | Comments(8)  

びえいヘルシーマラソン2012(その4 心臓破りの坂まで)

その1 その2 その3

さて、いよいよ「びえいヘルシーマラソン2012」のスタートが切られたわけです。
最後尾からのスタートだったので、最初はスローペースで。
飛ばしすぎを防ぐという意味では後方からのスタートも悪くない。

あいにくの雨で足元がびちゃびちゃだが、森に囲まれたコースの眺めはすばらしい。
スタートからずっと下りなので、軽く走ってもグイグイ前に進んでいく感じだ。

さて、青レンジャースタイル。
とりあえず前が見えた方がいいだろうと、眼鏡装着で今回は臨んだわけだが、私の吐く息が覆面の中にとどまり、その結果眼鏡が曇ってまるで前が見えん。
これは誤算だ。誤算すぎる。
足元がよく見えず、結構水たまりに足をつっこんでしまった。
もし、私に水を跳ねられたランナーの方がいらっしゃいましたら、この場を借りてお詫びいたします。

雨が降っていたこともあって、暑さはそんなに感じませんでしたね。
気温も15度ぐらいしかなかったし。
最初のうちは、覆面スタイルもそんなに苦じゃなかったです。

一応、時計もつけてタイムを計ろうとしたのだが、デジタルの表示が全く見えず、どのくらいのペースで走っているのかさっぱりわからん。
周りの声を聞くと、1キロ5分10秒ぐらいのペースで走っていたようだ。
自分としてはキロ6分ペースのつもりだったのだが、やっぱり下りだと速いのね。

5km地点の辺りで、ブログをリンクさせていただいている美瑛のペンション「トムテルム」のご主人masaさんに追いつきました。
さすが私は目立つカッコだけあって、すぐに気づいてもらえました(笑)。
自転車では勝てないので、せめてマラソンだけでもということで、お先に行かせていただきます。
また、ゴール地点でお会いしましょう。

masaさんの後姿。TREKのサイクルジャージ姿が決まっています。
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さすがに今回は暑苦しい格好をしているので、給水所ではすべて水分を補給することにした。
最初の5kmのとこでは、2、3口つけただけだったが、それ以降の給水所では、しっかりとコップ一杯分水分を補給した。
まあ、結局これだけじゃあ足りなかったわけだけどね。
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ずーっと下りで本当に気持ちよかったですね。
景色は眼鏡が曇っていてよくわからんかったが、走っていて「楽しい」と思えるコースでした。
去年の北海道マラソンのときは、正直、「くそ暑い中、何でこんな苦しいことしてるんだろ」と思っていたが、今回の美瑛は、「涼しい空気の中、健康にいいことしているなあ」と爽やかな気分になったのである。
ところが、肝心の私が、爽やかとはほど遠い青レンジャー姿であったのが唯一の誤算であった。

12km地点で、若い女性に「暑くないですかぁ?」と話しかけられる。
当然、若い女性の前でみっともない姿を見せるわけには行かないので
「大丈夫です!余裕です!」
と、涼しい表情で彼女を抜かしていったが、残念ながら彼女のゼッケン番号をチェックするのを忘れたので、名簿を見てもどこの誰なのかさっぱりわからなかったのであって、そこから恋に発展するとか、そういうことはまるでなかったのであった。

もし、12km地点辺りで私に話しかけてくれた女性の方、このブログをご覧になっていましたら、来年は「モモレンジャー」になって一緒に走りましょう。

青レンジャーの孤独な戦いは続く。
黙々と、眼鏡の曇りと顔の締め付けに耐えながら走っていると、ワゴン車に乗ったおっさんに話しかけられた。

「なんだよ、こっちは必死に走っているんだよ。こんなところで話しかけるんじゃねーよ。バーロー。」
などと思っていたら、ワゴン車の中からテレビカメラが回っていて
「うわ、マジか。これテレビかよ!」
と、大いにテンションが上がったのであった。

走りながらインタビューを受ける。

どうしてこんな格好で走っているのですか?

これは非常に難しい問題だ。
「あなたはなぜ生きているのですか?」に等しいぐらい、高度に哲学的な問題だ。
何と言うか「こんなカッコで走っちゃダメですよ。あんたアホね」と間接的に言われているようで、大いに光栄であった。

光栄であったが、突然の出来事に何を言えばいいかわからなく
「多くの人々を喜ばせるため」
とかそんなことを言ったような気がしたが、その後もしどろもどろの受け答えをしてインタビューは終わってしまった。
テレビ局の人は、「この後キツイ上りがありますけど頑張ってください」と応援メッセージを残して去って行った。
さようならSTVの人。

尚、この模様はひょっとしたら、今週の土曜日(6/16)13時30分より、STVの特別番組「びえいヘルシーマラソン」で放映されるかもしれませんので、私マニアの方はチェックしてみてください。
肝心の私はこの時間見ることができないのであるが、というかあんまり見たくない。

次回からは、テレビのインタビューでしゃべることも事前にきちんと考えようと心に決めて、今回のコースのハイライト「心臓破りの坂」に差し掛かります。
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(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-13 23:12 | ランニング | Comments(12)  

びえいヘルシーマラソン2012(その3 いざスタート)

その1 その2

白金温泉に着いてから、控え室がある「大雪青少年交流の家」へとテクテク歩いていきます。
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「おはようございまーす」とやたら大きな声の女子高生たちに挨拶されます。
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この高校生たちのテンションがやたら高く、私の前を歩いていた人が「おはようございまーす」と挨拶を返すと、「ヒュー」とか「ワー」とか声をあげて過剰に反応してくれる、ノリのいい生徒たちであった。
しかし、私が「おはようございまーす」と挨拶を返しても、完全に無視された。
どーなってんだ、美瑛の女子高生は?

女子高生というか女性一般にまるで人気のない私は、ひとりトボトボと青少年交流の家へと歩いていった。
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何をしているのかよくわからない像。
新体操をしているようにも見えなくないが、いい年をしたおっさんがこんなことをしていちゃあダメだろう。
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体育館でスタートまでひたすら待ちます。暇。
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ここで暇なので、びえいヘルシーマラソン(ハーフ)のコースを紹介しましょう。

白金温泉から、受付会場のスポーツセンターそばにある丸山運動公園陸上競技場まで走ります。
コースはほとんど下りです。
標高差にして約400mを一気に下るような感じです。
箱根駅伝だと山下りの6区みたいなコースですかね。
道内のハーフマラソンコースの中で、最も記録を出しやすいコースではないでしょうか。

しかし、15km地点の辺りで「心臓破りの坂」と呼ばれる700mぐらいの上り坂があります。
斜度にして5%ぐらいなので、手稲山ヒルクライムレベルの斜度ですかね。
ここの坂をどう乗り切るかがポイントと思われます。

とまあ、暇つぶしにコースを紹介したわけですが、まだまだスタートまで時間がありまくりですね。
ひとりで参加していると、この待ち時間が苦痛ですね。

しょーがない、トイレに行こうかと思ったら、長蛇の列。
どこのマラソン大会でも、やはりトイレは並びますね。
怒涛の20分待ちでした。

さて、スタート時間が近づいてきている。
そろそろ青レンジャーコスチュームを披露するときがやってきたようだ。

当初の予定ではスタート30分前には、青レンジャーに変身する予定だったが、小心者の私はなかなかパーカーを脱ぐことができず、無駄にストレッチをしながら、いたずらに時間だけが過ぎていく。

あー、恥ずかしいなあ。
体育館から人がいなくなってから、こっそり変身しようと思っていたが、なかなか体育館から人がいなくならない。
うーむ、荷物預かりの時間を考えると、このままではスタートに間に合わないのではないか。

えーい、ここまで来てモジモジしてどうする!
脱げ!思い切ってパーカーを脱ぐんだ!
ここでためらっていては、21.0975kmなんて走れるわけがないだろう。

一大決心をして、パーカーとズボンを脱ぎ、覆面をして青レンジャーに変身した。
周りがみんなこっちを見て、「バカかこいつ」とゲラゲラ笑われたらどうしようと思ったが、ふたを開けてみると、ほぼ誰にも注目されない状態であって、それはそれで寂しかった。

誰にも声をかけられることなく、ひとりトボトボと荷物預かり所に荷物を持っていきます。
すると、さっきは完全に無視された女子高生に
「わー、これで走るんですか。かっこいいですね。これは何ですか」
と聞かれたので、私はドギマギしながら
「ハ、ハイ、青レンジャーです」
となぜかやたら丁寧に敬語で答えた。

普段は女子高生にまるで人気のない私も、青レンジャーコスチュームさえあれば女子高生もイチコロなのだ。
「頑張ってくださーい」と、きっと誰よりも大きな応援を受けたことであろうと思う(想像)。

そんでもって、周りの参加者の皆さんにも
「これで走るんですか、頑張ってください」
なんて声をかけられ、握手までしてなんかして、美瑛センチュリーライド同様に、ヘルシーマラソンでも青レンジャーは多くの支持を集めることができたのだった。
「この調子で行くと将来の美瑛町長も夢ではないんじゃないか?」
と、大いに勘違いをしてしまうスタートライン後方での一コマであった。

まあ、今回のマラソンは記録狙いではないし、ひとりでも多くのランナーに見てもらいたかったので、最後方からスタートを切ることにした。
あまりにもスタートラインから離れていたために、スタートの合図が切られているのかどうかもよくわからんうちに、びえいヘルシーマラソンはスタートした。
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さっきの女子高生に大きく手を振りながら走り出し、ここから21.0975kmの自分との戦いが始まるのであった。

(つづく)
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by gossy54200 | 2012-06-12 23:19 | ランニング | Comments(0)