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人生を<半分>降りる

中島義道さんのこのタイトルの本がえらくお気に入りでして。

人生を「半分」降りる―哲学的生き方のすすめ (ちくま文庫)

中島 義道 / 筑摩書房



30代に入った辺りからうすうす考えてはいたのですよ。
30も過ぎると大体の自分の能力はわかってくるし、世の中の仕組みもわかってくる。
20代のうちはがむしゃらに突っ走れたことができなくなってくる。
それは能力的な問題ももちろんあるし、ある程度世の中を知って「これ以上頑張っても無駄だ」と突っ走るモチベーションが失われていくのもある。

ただ、真面目な私がその考えにストップをかけたりする。
「いやいや、これは逃げだろう。報われる報われないに関わらず、目の前のことを一所懸命にやらんかい」と。

んなわけで、物事を真剣にやるわけでもなく、かと言って人生を悟りきって流しモードに入るわけでもなく、中途半端だなあという日々がいたずらに過ぎていく。
何に行き詰まっているわけでもないのだが、何かに行き詰まっているような。
奥歯に挟まったものがいつまで経っても取れないような。
タンスの後ろに五円玉が転がり込んで取れなくなってしまったような。

こういう中途半端な状態を過ごすのも、精神衛生上よくなさそうだ。
そんなわけで、30代半ばのある日、自分の中で40をタイムリミットに「人生を<半分>降りる」計画を実行することに決めたのである。
もし、40になって結婚して家庭を構えることがなかったら、半隠遁生活を送ろうではないかと。

幸か不幸か40になるまでも浮いた話ひとつあるわけでなく、いや、正直に言うと、半隠遁生活を実行するためにあえて自分の潜在意識の内で浮いた話から自ら遠ざかるように行動していたのかもしれない。
この人はよさそうだなあという女性がいると、これは自分の精神衛生上毒だと、初めからいなかったものとみなし、自分の中の世界を掘り下げるように進んでいくことに重きを置いていくのであった。
半隠遁生活に邪魔なものは視界から極力遠ざけるようにしていった。

もちろん、このような行動に至った理由には、自ら持っているキョーレツな劣等感もあるし、子供のように未熟な私の人格的問題にもあると思うが、その辺の考察はどうでもいい。
とにかく、四十路を迎え「人生を<半分>降りる」計画を実行することに決めたのである。

「人生を<半分>降りる」ために、私が重視したことは以下の2点である。

1.ひとりでできる仕事を選ぶ
2.生活環境は都会過ぎず、田舎過ぎず


《ひとりでできる仕事》

一番最初に就いた仕事で、私が悟ったことは「協調性を持って付和雷同的に行動していくことは、私にはできない」ということであった。
元々そのような能力に欠けていることは学生時代から自覚はしていたが、ここまで社会性がないとはと自分でもビックリするぐらい、職場や寮生活に馴染むことができなかった。
さすがに当時に比べると、意のままならないことに対して、笑顔で軽くかわす技術は身につけたつもりであるが、やはり納得いかないことは、嫌々やったり、最悪「やったふり」をするところは当時から変わらない。
そんなわけで、私は最初の転職時に「最終的にひとりでできる技術的な仕事」をやっていこうと決めた。
その後も、転々と職を変え続けていくわけだが、重視することは給与や休みややりがいよりも「いかに自分の空間を手に入れることができるかどうか」ということであった。


《都会過ぎず田舎過ぎずの生活環境》

夏目漱石の「草枕」の冒頭より

智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

どうも都会の生活は住みにくい。
人が多くて、モノも情報も洪水のように溢れかえっていて、どれもこれも必要なのではないかと、自分の身の丈を超えるモノや情報を持ち、身動きが取れなくなってしまう。

住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる

んなわけで、以前のブログにも書いたが、電撃的に田舎暮らしを始めてみたこともある。
しかし、田舎の生活は田舎の生活で、休日に知り合いに多く出会うのが落ち着かず、自分の生活が誰かに見張られているような息苦しさを感じる。

大都会も田舎も嫌だ。
自分に必要なものが、必要な程度あるぐらいのマチがちょうどいい。
人口で言うと5万~10万程度のマチが住みやすいのではないかと思ったりする。

私は都会のおしゃれな店とかネオン街とかグルメな店とか、そういうものにはあまり関心がない。
コンサートや映画を見に行くこともないので、そういった施設がなくても別にいい。
かと言って、まともな本屋まで50kmぐらい車を走らせなきゃならないようなところも面倒だ。

多分、最低限これぐらいのものがあればいいんじゃないかというものをまとめてみた。

・徒歩圏にコンビニ
・車で5分ぐらいのところにそこそこでかいスーパーとかホームセンターとか
・牛丼屋とかラーメン屋とかひとりで入りやすい食堂
・TSUTAYAクラスの本屋と図書館
・内科と整形外科のある病院
・トレーニングができる体育館
・自転車が走りやすい道路

大体このぐらいのものがあれば、少なくとも私は生活できる。
足りないものはAmazonや楽天を利用すれば、今の世の中なんとかなるし。
理想を言えば、スポーツ自転車を扱う自転車屋があればモアベターだが、まあ、そこは贅沢は言わん。


こういう環境を求め、私は電撃的に退職願を出して、新しい職場を決めた。
給料も今より低くなり、「何をやっているんだ」とか「もったいない」とか、そういった言葉もあったが、人生も折り返し地点を過ぎつつあり、ここでやりたいことをやらないと、更にもったいないことになると思った。
私に今必要なことは、真剣にかつ前向きに「人生を<半分>降りる」ことなのである。


そんなわけで、私は4月より、札幌を離れ、岩見沢で細々と暮らすことにいたしました。
玉ねぎ畑を見ながらゆるゆると自転車を漕ぐ生活を送っていきますので、今後とも、今まで同様によろしくお願いいたします。
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by gossy54200 | 2013-02-26 02:02 | 日記 | Comments(16)  

ランとラーメンと健康ランド

本日は真駒内の雪上MTB耐久レースがあったわけですね。

東京マラソンで「チームかっぱちゃん」のメンバーの皆さんも頑張っているということで、私も家から真駒内まで走って応援に行こうかなどと思っていたのですが、雪がもっさもさ降っていたため挫折。

じゃあ車で真駒内まで行こうかと思ったら、運悪く私の近所が排雪作業中で、まるで幹線道路に出られる気がしないので、めんどくさくなって家に引きこもって、おとなしく過ごそうかなと。

ただ、東京マラソンや真駒内で知っている人がシャカリキにやっているところで、私は家でぬくぬくしていいのかと疑問に思ったりして、天気も回復したし、排雪作業も一段落ついたしというところで、もう一度外出。

時間的に真駒内のレースには間に合わないので、一ヶ月ぶりにつどーむへ。
真駒内に参加された皆様、悪天候の中お疲れ様でした。
私にはもう雪の中自転車を漕ぐ体力も根性もありません。
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東京マラソンの人は42.195km走ったわけだから、私も今日は久々にロングを走ろうと25km走。
2時間15分ぐらいで走れればいいかなと思っていたが、魔の「つどーむペース」に引っ張られて、2時間10分ぐらいと、私にしてはかなりいい感じで走れた。
ただ、今日は前半飛ばして後半バテるパターンだったので、いかに前半セーブして後半に余力を残せるようにするかが課題ですね。
30km走で2時間45分以内で走れればサブフォーも見えてくるのかな。

私がつどーむで一人黙々と走っていたのだが、私のマラソンの師匠かっぱちゃんは東京マラソンで目立ちまくっていた。

動画のドラえもんがかっぱちゃんです。
これはすごい。
かっぱちゃん曰く、「東京マラソンは北海道マラソンの練習」とのことなので、本番の北海道マラソンが今から楽しみだ。
こっから更にどう進化するのだろうか?

ランが終わった後は、「ラーメン→健康ランド」といつもの休日パターン。
いつも同じような休日の過ごし方で何が面白いのかと思われるかもしれないが、私はこのスタイルを全力で楽しんでいるのでほっといてほしい。

東区丘珠の「山家」
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「山岡家」と名前は似ているが、中身は全然違う。
塩とんこつラーメン(クーポン使って500円)と小ライス(100円)を注文。
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麺は細麺。
あっさりしているように見えるが、麺を鼻に近づけると強烈なとんこつ臭がする。
やっぱり山岡家の類似品なのか?

ただ、スープを飲むと臭みは全くなくあっさりしている。
おかしい、あの強烈な臭いはどこへ行ったんだ?
うむ、これはするする食べられる。
うまい、うまい。
ごちそうさまでした。
このスープには細麺がマッチしますな。
本店が滝川にあるので、今度、機会があったら行ってみよう。

んで、健康ランドでダラダラして、疲れを取って、本日は終了。
さ、また、明日から一週間頑張りますか。
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by gossy54200 | 2013-02-25 00:36 | ランニング | Comments(2)  

岩見沢「ゆらら」

最近、色々と慌ただしい生活が続いております。
その具体的な慌しさについては後日改めて書くことにいたしまして、とりあえず軽い話題で。

一昨日、昨日と、ちょろっと所用で岩見沢をウロウロしておりました。

やはり岩見沢に行ったら「ソウルフード」である「かまだ屋」に行かなくてはならないわけで。
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写真のきつねうどんが290円。
食券を買って注文すると1分以内に出てくるという、吉野家よりもスピード感あふれるナイスな店なのである。

以前は天ぷらそばや月見うどんなどのトッピングありの麺類と、かけそばやかけうどんが同じ値段であるという怪奇現象に見舞われていた「かまだ屋」であるが、現在ではかけそば、かけうどんが250円とちょっと安くなっています。

で、平日の昼間からゴロゴロしようと風呂へ。
この日は全力でダラダラしたい気分だったのだ。
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この「ゆらら」という施設、以前は「いわみざわ健康ランド」というお風呂の遊園地的なものであった。
当時は、館内着がアロハシャツみたいな、やたら派手でバブリーなものが使われていたのだが、バブルは崩壊し、「いわみざわ健康ランド」の経営は悪化し、確か5年かそのくらい前にひっそりと閉館したのであった。
どうも道内のあっちこっちで健康ランドが閉館しているようだが、この手の健康ランドは24時間営業のマンガ喫茶に客を取られているのかね。

多くの人に惜しまれつつ閉店した「いわみざわ健康ランド」であったが、というか私は地元民のクセに2回しか行ったことがなく、別にあってもなくてもどうでもよかったのであるが、2年ぐらい前から「ゆらら」と名前を変えて電撃的に復活したのであった。
健康ランド時代同様、深夜料金を払えば宿泊できるところがよい。

入館料は健康ランド時代は2000円ぐらい取られて、めちゃくちゃ高かったような記憶があったが、なんと「ゆらら」は館内着、タオル付きで680円とリーズナブル。
(ちなみに2/28まで改装記念特別価格ということで600円で入れます)

「遅刻開始」って何のこっちゃと思ったが、よーく見ると「遅割開始」でしたね。
17時以降に入ると入館料が500円になるようです(ただし遅割ではタオル館内着はなし)。
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他の健康ランドと同じように、靴をシューズロッカーに入れて、ロッカーキーをフロントに渡し、館内着・タオル・脱衣所のロッカーキーの「健康ランド3点セット」が渡されるというスタイルです。

そんなわけで風呂に入りましょう。
浴室は健康ランド時代と比べるとちょっと狭くなったような気がするが、その辺の日帰り温泉に比べると広くてリラックスできます。
内風呂は38度と42度の風呂があって、ぬるめの風呂に長く浸かるのが好きな私としては38度の風呂はポイント高し。

露天風呂に行くと、誰の姿も見えないのに、人の声だけがして、「おお、恐怖、無人の露天風呂に幽霊?」などと恐れおののいたが、単に露天風呂のテレビが湯けむりで見えなくて、テレビの音が聞こえていただけだった。

サウナのテレビで「笑っていいとも」を見ていると、平日なのにこんなことをしていていいのかという背徳感と、平日の昼間からこんなところでこんなものを見れる優越感を同時に味わえる。

ただ、サウナの砂時計は15分計で、砂時計が落ちきるまではサウナから出ないことを信条としている私としては、サウナから出るとすこぶる具合が悪くなったのが不本意であった。
別に砂時計が最後まで落ちなくてもサウナから出ていいんだぞ。

具合が悪くなったので、水分をしっかり摂って、仮眠室で寝ることにしよう。
一度、仮眠室付きの風呂に慣れると、寝る場所のない風呂には入れなくなってしまう贅沢な私なのであった。

仮眠室のテレビでしょーもないワイドショーをBGM代わりにして、まどろむ。
あー、平日昼間の怠惰な生活最高。

健康ランドの仮眠室は、人を「ナマケモノ」にしていまう何かが詰まっており、なかなか抜け出すことができないのであるが、いい加減現実に戻らんと社会復帰できないので、もう一回軽く風呂に入って、「ゆらら」からバハハーイすることにした。

平日昼間の風呂はいいなあということで、今回の日記を終わる。
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by gossy54200 | 2013-02-19 23:06 | 日記 | Comments(2)  

雪像なんか見なくてもこれでいいや

どうも冬季性うつなのか何なのかよくわからんが、最近の休日は異常なまでに寝ている。
大体、昼の1時か2時ぐらいまで寝ている。
一応、8時ぐらいにはひょこっと目覚めるのだが、それから人生最大の快楽である二度寝が待っているのである。
まあ、平日の日常生活には特に支障がないので、これはこれでいいんだけど。

とは言え、一日中一歩も外に出ないと、本格的に頭がおかしくなりそうなので、なんとなく出かけて、適当に体を動かすことにしている。

北区体育館でベルトコンベアの上を走ったり。
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きたえーるの類似品を発見したり。
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財布の奥深くに存在している吉野家の割引券の有効期限が近づいてきているので、あまり食いたくもない牛鍋丼を食ったり。
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健康ランドに行って、風呂入って、アメリカンドック食って、これだけ寝たのにまだ寝るのかというぐらい寝たり。
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本屋に行って、おお!これは!という本を発見したり(立ち読みしただけで買わない)。

孤独の愉しみ方―森の生活者ソローの叡智 (智恵の贈り物)

ヘンリー・ディヴィッド ソロー / イースト・プレス



当然雪まつりなど、見に行く気力も根性も交通費もないので、まあ、近所の落書きで雪まつりを見に行ったことにしよう。
雪像なんか見なくても、これで十分だ。
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どうも冬は休日の過ごし方に潤いがない。
コソさんのアグレッシブな輪行記事を見ると、「おお、これだ!」とアドレナリンが出てくるのを感じる。
やっぱ冬チャリは手放さない方がよかったのかな?
というか、新しいウインタースポーツでも初めてみようかしらん。
恐らく実行に移すことはないと思うけど。

そんなわけで、もうしばらく半冬眠生活をエンジョイすることにしますので、雪が溶けるまで起こさないでください。
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by gossy54200 | 2013-02-12 01:25 | 日記 | Comments(2)  

人生初「きたえーる」

雪まつりが始まった。

私が思うに、雪まつりで騒いでいるのは一部マスコミ関係者と観光客だけであって、地元民にとってはほとんどどうでもいい行事であるように思われる。
(私は札幌市民になって10年ぐらいになるが、その間、仕事で強制的に一度行かされた以外は、自ら雪まつりを見に行ったことなどない)

別に雪まつりをやることは結構なのであるが、問題は私の冬のランニングホームグラウンドである「つどーむ」が、雪まつりのために使えなくなるということだ。
ぐぬぬ、雪まつり自体は屋外でやってるんだから、ドームの中は使わせてくれてもいいじゃないか、ケチ。

仕方がないので、ちょっと家から遠くなるが、道立の体育施設「きたえーる」にランニングコースがあるということを知ったので、調査も兼ねて行ってみることにした。
(「つどーむ」と言い、「きたえーる」と言い、このネーミングセンスは何とかならんのか。ちなみに誰も使っていないが、札幌ドームの愛称は「HIROBA」である)
きたえーるのHPで、料金はいくらなんだろうと調べたが、料金表のどこにも書かれていない。
はてな?何故ランニングコースの料金の記載がないのか?

それは何と、ランニングコースは無料だからなのだ。
無料バンザイ\(^o^)/
なんだ、これならつどーむに毎回390円払う必要なんてなかったよ。
どうして、こんな素晴らしい情報を今まで誰も教えてくれなかったんだ。

んなわけで、車をブロロンと飛ばして行きますが、駐車場のキャパが小さいですね。
かろうじて第二駐車場に停めることができました。
きたえーるは地下鉄豊平公園駅直結の施設なので、公共交通機関で行くことが推奨されていますが、私の家から公共交通機関で行くと往復で1000円ぐらいしちゃって、せっかくの施設利用費無料が台無しになるのよね。
(一応、きたえーる周辺にコインパーキングは何カ所か存在します)

かなりデカイ施設ですな。
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どっから入っていけばいいかわからんかったので、前の人について行って、無事潜入に成功することができた。
外観同様、中もすげー広い。

HP上では「総合案内カウンター」というところで受付をするようにと書かれていた。
「総合案内カウンター」を探すのに、果てしなく迷子になるのではないかと危惧されたが、あっけなく見つかった。
カウンターには、いかつい警備服を着たおっさんが座っていた。
どうせなら、可愛いおねーちゃんでも置かんかい。

おっさんに「ランニングコースを使いたいんですけど」と声をかけようと思ったが、私の前の人が申込用紙を記入して、おっさんに紙を渡したので、私もマネをして申込用紙に必要事項を書いて、おっさんに出した。
おっさんは何も説明を受けずにいきなり申込用紙を提出した私に対して、「ぬぬ、コイツできるな」と思ったのか、ロッカーの鍵だけ渡して、ロッカーはどこにあるとかそういう説明は一切しないで、「いってらっしゃい」と声をかけてくれた。

「お、おい、これからどこへ行けばいいんだ?」とうろたえたが、「実は初めてなんですぅ」とおっさんに泣きつくのもしゃくなので、適当に施設内をウロウロすることにした。
受付が可愛いおねーちゃんだったら、いろいろ聞いたのに。

ウロウロすると、「ランニング更衣室」というところがあったので、入ってみたが、ロッカーはどこにもない。
どーなってんだ?

まあ、いいや、アリーナ方面に向かおうと、案内看板に従ってアリーナに入っていった。

アリーナです。
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観客席の上にランニングコースがあります。
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ロッカーはどこじゃと思ったら、なんとコース上にあったのですね。
ロッカーに荷物を入れて走り出します。
利用時間は2時間までなので、たくさん走んないと損だ(貧乏性)。
ちなみにロッカーを見つけるまでのロスタイムは20分ぐらいでした。

《今回の教訓》

わからんことは、素直に人に聞け!


あー、貴重な2時間のうちの20分が無駄になっちまったよと思いながら、走り出します。
コースは一周330mと中途半端。
つどーむがほぼ円周のコースに対して、きたえーるはちょっとコーナーの角度がキツ目の感じですね。
まあ、でも、平日の昼間で人も少なかったので快適に走れます。

キロ5分15秒ぐらいのペースで走りました。
時間内にたくさん走らんと損した気分になるので、気持ちペースを上げ気味に。
札幌マラソンのTシャツを着た人と抜きつ抜かれつのデットヒートを繰り広げていたのであるが、いきなり札幌マラソンの人がクールダウンに入ったので、ペースメーカーを失ってしまった。
ええい、男なら最後まで俺と勝負せんかい。

54周走って17.82kmと中途半端だったので、えーいどうせなら18km走っとけと、もう一周走って18.15kmとやはり中途半端。
一周333.33333333333333……mだったら3周で1kmとちょうどよくなるんだが、そういうわけにもいかんので、これはこれとしてしょうがないだろう。

さようなら、きたえーる。

最初のロスタイムがなければ20kmは行けるな。
きたえーるは無料なのは非常にありがたいのだが、問題はランニングコースの開放日が月に10日ぐらいしかないことだ。
でもって、つどーむが使えない雪まつり期間に、きたえーるも揃ってほとんど使えないとはどういうことなんだ。

私のランニング難民生活は続く。
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by gossy54200 | 2013-02-05 23:36 | ランニング | Comments(4)  

今まで食べた中で一番まずいラーメン屋(その2)

その1

これはとんでもないところに入ってしまったと思った。

ふと壁を見る。
客のお店に対する寄せ書きが貼ってあった。
その中で

すすきのラーメン横丁よりもうまい

なんて意見もあって、ひょっとしたら、これはもしかすると、もしかするかもしれないと、わずかな希望を持ってラーメンを待った。


ラーメンはやってきた。

正直、ここから先の記憶はあまりない。
量はどのくらいだったとか、具は何が使われていたとか、そういったことはきれいさっぱり忘れている。
いや、ひょっとしたら、最初から「これは覚えてはいけない」と、我が潜在意識が脳みそに命令していたのかもしれない。

自分で言うのも何だが、私の記憶力はかなりいい方であると思う。
いつ、どこで、何を食って、どんな味だったかということは大体覚えているものだが、どういうわけかこのときは一過性の記憶喪失になったようだ。

しかし、このことだけは痛烈に覚えている。



マズイ、ひたすらマズイ、マズイったらマズイ。




スープの味付けが薄いとか、麺がちょっと柔らかすぎるとか、もはや、そう言った次元の問題ではない。
とにかく「マズイ」以外に形容する言葉がない

これはラーメンとしてじゃなくて、食い物としてダメだろう!



私はあまり味にうるさい方ではなく、友人が「マズイマズイ」言ってるものを、「え、これうまいじゃん」と思うぐらい、味に対するストライクゾーンは広かったのであるが、さすがにこれは無理だった。
オバQに出てくる小池さんクラスにラーメンが大好きで「ラーメンは必ずスープまで完食する」とことをポリシーにしていた奴も残したぐらいの破壊力だった。
私の記憶に間違いがなければ、一緒のメンバーで完食した人は誰もいなかったはずだ。
これだったらチキンラーメンにお湯をかけた方がよっぽどうまいと思った。
これがラーメン横丁よりうまいと書いた人は、きっとラーメン横丁で残飯でも出されたのだろう。
いや、でもこれなら、残飯の方がまだうまいんじゃないのか。

隣の有名店から、「ウチの売上の20%はお前にやるから、ウチの引き立て役としてわざとマズイラーメンを作ってくれ」と命令されているんじゃないかとすら思った。
これ、絶対に本業は別で、趣味としてラーメン屋やってるでしょう。


ごちそうさまでした。

勘定を払う。
定価がいくらかは忘れたが、このときのオヤジ


「こんなにたくさん来てくれたから、一人250円でいいよ」



実はオヤジいい奴なんじゃないか。
いくら20年以上前でも、ラーメン一杯で250円は破格の値段だ。
思わぬ割引サービスに、気分よく我々は店を出た……。




なんてわけねーだろ!!
チキンラーメン以下の味で、チキンラーメンの2倍以上の金取るなんて、どーゆー神経しとるんじゃ!


あれから20年以上。
今でもそのラーメン屋に行った仲間たちと会うときは、いかにこのラーメンがまずかったかという話題になる。
まさに「同じ釜の飯を食った仲間」との絆はぐっと深まっていったのだった。
我々の友情の絆を深めてくれたそのラーメン屋に幸あれ!

……と言いたいところであったが、そのラーメン屋とうの昔に誰にも知られずにひっそりと閉店していたのであった。

そんな青春の思い出が詰まったラーメン屋。

(おわり)
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by gossy54200 | 2013-02-03 21:14 | 日記 | Comments(4)  

今まで食べた中で一番まずいラーメン屋(その1)

さて、「今まで食べた中で二番目にまずいラーメン屋」ということで、最近記事を書いたわけだが

「じゃあ、一番はどこなんだ?」

と疑問に思っている人が、ひょっとしたら三人ぐらいはいるかもしれない。
今回はそんなたった三人(推定)のために「今まで食べた中で一番まずいラーメン屋」を紹介していきたいと思う。

あれは今から20年以上前、私が高校生のときだった。

岩見沢に某有名ラーメン店があって、その隣にひっそりとやっているラーメン屋があった。
某有名店の方はいつ行っても人がたくさんなのであるが、隣の店はまるで人が入っている気配がない。
当時は2ちゃんねるだの食べログなど、そんな便利なものはなかったので、その有名店の隣の店の正体は謎に包まれていた。

別に私はその正体については、全く知りたいとは思わなかった。
ところがラーメン好きの友人が「是非一度どんなものか試してみたい」などと、恐れ多い提案をしてしまったがために、その店に私を含む6人ぐらいでずかずか上がり込むことになった。


さて、まず店構え。

某有名店の方は、看板に「味の幸福を売る店」と書かれているのだが、一方隣の店の方は



「栄養を売る店」


と思いっきり書かれている。

もう、この時点で、既に隣の有名店よりも「ウチはマズイですよ」とアピールしまくっている。
嘘でもいいから、せめて看板ぐらいは味で勝負せんかい!


ガラガラガラ

店に入る。
「いらっしゃいませ」の声はない。
建物は古く、中は暗い。
時刻表が貼ってある。

5年前のだ。

この時点で、ちょっとヤバイかもと気づくべきだったかもしれない。


テキトーに席について待っているとオヤジが出てきたので、注文をする。
多分、私は味噌ラーメンを頼んだような気がする。
どうやらオヤジ一人でやっている店のようだ。

注文を取り終わると……

オヤジ外出!

おい、何でオヤジ消えるんやねん!
一人でやっている店なので、レジのお金とか盗み放題やんとも思ったが、現在同様に当時もド真面目な私はそんな犯罪行為に及ぶことはもちろんなかった。

今思えば、この時点で、相当ヤバイと気づくべきだったかもしれない。


まあ、オヤジのことはいいや、水でも飲むか。

セルフサービスで、サーバーから水をつぐ。
ゴクリ、ゴクリ。


ま、マズイ(`A´)!!


サーバーの水は1ヶ月ぐらい放置されているんじゃないかというぐらいマズかった。
水がこれだけマズイってどーゆーことなんだ!

今思えば、この時点で荷物をまとめて帰るべきだったかもしれない。


さて、10分ぐらいしてオヤジが帰ってきた。

両手にスーパーの袋を持って。


何と、このラーメン屋は客の注文を受けてから買い出しをする「完全オーダーメイド」の高級ラーメン店なのであった。

この時点で、「これはひょっとしたら、期待が持てるかも……」




なんて、思うわけねーだろー!
注文を受けてから材料を買う飲食店なんて聞いたことないぞ!

一体どんなものが出されるのか、不安以外の何者でもない状態で、ラーメンが出てくるのを待ったのであった。

つづく
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by gossy54200 | 2013-02-01 23:31 | 日記 | Comments(8)