<   2013年 10月 ( 12 )   > この月の画像一覧

 

ただ東京まで行って走って帰ろうと思う

俺チャレの失敗により、すっかり意気消沈し、ブログの更新もままならない現状であるが、これから冬に向けて生きる気力が失われつつある現在、新たな目標設定にもがき苦しみ、見事に何もしない日々が続いている。

ちなみに自転車については、もうどうでもよく、また来年までさようなら状態なのである。
どうも今年は気分が自転車の年ではなかったようだ。
来年こそは自転車熱が復活するように、我が事ながら他人事のように期待したい。

そんな中、yosiさんとしぃさんが、あの「東京マラソン」に当選したということで、私も真似をして東京進出を虎視眈々と狙うことにしてみた。
死にたいぐらいに憧れた、花の都大東京なのである。

ところが私は仕事の都合上、土曜も夕方までみっちり仕事なのであり、ゆっくり観光もしながらマラソンなどと悠長なことをしている場合ではない。
かなりタイトなスケジュールが予想されそうなので、フルは無理だろう。
せいぜいハーフぐらいでお茶をにごすことにしよう、そうしよう。

そんなわけで、必死になってネット検索をして、「新宿シティハーフマラソン」は、あの国立競技場が舞台になっていて、面白いような気がしたが、抽選だし、どうしても参加したかったら3万円の協賛金を払えと高飛車な態度に出てきたので、誰がこんなマラソン大会なんか出てやるか、おならプーだ状態になってしまった。

で、私が注目した大会はこちら。

東京・赤羽ハーフマラソン」(2014年2月9日開催)

赤羽?それはどこだ?
TBSがあるとこか?
ああ、それは赤坂か。
というぐらい、東京の地理に疎い私は赤羽のことを全く知らない。

どうも首都圏のロードレースは「箱根駅伝」や「東京マラソン」のように、街中を大声援の中走るというイメージがあるが、この赤羽のマラソンは河川敷の大会だ。
これだったらわざわざ東京まで行かなくても、豊平川の大会で十分なんじゃないかというような気がするが、東京に行くと決めたからには、もう後には引けない男の戦いなのだ。
舞台は地味でもよい。
東京まで行って、わざわざ走りに行ったというアホなことをすることが大事なのである。


さて、参加は決まった。
スケジュールを考えましょう。

飛行機は旅費を安くするためにジェットスターを使いましょう。
片道5290円とナイスな価格設定だ。
下手にスーパー北斗で函館に行くよりも、余程安いではないか。
LCCバンザイ。

とりあえず、仕事は夕方に終わるので、20:05千歳発、21:45成田着の便にしましょう。
一応、成田空港は深夜も滞在することができるようだが、マラソン前にそんな疲れることはしたくないので、楽天ポイントも貯まっているし、成田のホテルで泊まりましょう(ポイント使って一泊2500円)。

で、翌日、空港から東京まで直通バスが走っているので、それを使いましょう(900円 or 1000円)。
東京から赤羽まではJRでいいか(210円)。
地下鉄のアクセスもあるようだが、田舎者の私は東京で正しい地下鉄に乗る自信がない。

そんでもって、大会は札幌マラソン同様、ゼッケンとかがあらかじめ送られてきて受付の必要がないのね。
これは楽チン。

スタート時間は10時40分 or 11時10分のどちらかになるのですな。
予想タイム1時間45分で申し込んだのだが、どっちの組になるのかね。
帰りの飛行機もあるんで、さっさと走りたいんだが、性格的にズルして速いタイムで申告するということができないもので、こればっかりは時の運に任せるしかないですな。

まあ、どっちの組になるにしても13時までにはゴールできるでしょう。
どっかでひとっ風呂浴びたいのだが、風呂なんてあるのかねえ。
まあ、なければ、新千歳の「万葉の湯」まで我慢するか。

帰りの飛行機は17:30成田発なので、15:30には東京を出たいところですね。
せっかく東京に来たんだから、ゆっくり観光するとか、知人に会うとかいろいろしたい気持ちもやまやまだが、そんな暇はないのですわ。
別にスカイツリーとか見たいわけでもないし、正直、走ること以外はどうでもいいわ。
食や観光に興味のない人間だから、どこに行くにも味気ない旅になりますね。

ま、そんなこんなで、冬場のモチベーションを保つために、ベルトコンベアや体育館で引きこもりランナーとして、これからは生きていくことにします。

さようなら。
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-31 20:12 | ランニング | Comments(4)  

俺チャレ2013~ブロンプトンでどこまで行けるか(その5)

計画編 その0
出発まで その1
ナイトラン その2
富良野まで その3
ああ、樹海峠 その4

樹海峠を越えて、豪快にダウンヒルに入る。

ふふふ、ここからは下りだ。

ここから狩勝峠の入りまでは特に障害らしい障害はないぜと思いながら、ギュイーンと重力に任せるがままに自転車を下らせる。


む。

むむ?

お、おい、こんなところに障害があったとは!

凝った言い回しが思いつかないので、思ったまんまに感想を述べよう。



しゃっこい!



「しゃっこい」は多分北海道弁であり、道民以外によくわからない言葉で申し訳ないが、「しゃっこい」は「冷たい」の意である。
だったらおとなしく標準語で書けよボケと言われても仕方がないのだが、どう考えてもあのときは「冷たい」のではなかったのだよ、「しゃっこい」としか言いようがないのよ。
その「しゃっこい」の正体は、気温が低い中、下り坂を下っていくときの「寒さ」に、しとしと降り続く秋の雨が体にまとわりつく「冷たさ」を融合したような感じであって、「寒い」とも「冷たい」ともいいようのない新感覚なのである。
まったくもって、北海道の人はうまい言葉を考えるものだ。

北海道の人はうまい言葉を考えたのだが、肝心の私はすっかりマズイ状況になっていて、以下のことを考えていた。

「こんな雨の中を自転車で走っていたら、きっと風邪をひかないぐらいバカな俺も風邪をひくだろう。そうすると、会社を休まなければならず、ただでさえ低い私の会社での評価が小数点以下10位ぐらいとなり、それこそ誤差の範囲内で、吹けばホコリと一緒に吹き飛ばされそうになり、私の会社での席もホコリと一緒に飛ばされてしまい、さようなら会社。私は自転車にも乗れないホームレスになってしまうだろう」

嫌だ、そんなの嫌だ。

ちなみにこのときの峠の気温は10度ぐらいだったんだけど、体感気温は間違いなく氷点下だったね。
実際の気温に、風や峠の上りで冷えた汗や雨の要素が加わると、体感気温など平気で10度ぐらい下がる。
嘘だと思ったら、今時期の雨の峠で、実際に自転車で下ってみるとよい。
私の言っていることが嘘でないとわかるから。
もうね、寒さのあまり鼻水と共に目から汗が流れてきたよ。
どうして、ここまでして自転車に乗らなきゃアカンのかと。


楽しいはずの自転車ツーリングが、一転、気が狂いそうなただの苦行になってきている。
俺はなぜ、ここまで「俺チャレ」にかきたてられるのか?

その答えを見つけるために、私は南富良野の道の駅にピットインした。

a0156548_2056541.jpg


道の駅には意外と車が多く停まっており、私はそのドライバーたちの好奇の視線を浴びた。
ええい、お前ら声には出すな。
言いたいことはわかる。
第一目が訴えているもんな。

「お前、阿呆か」

と。

おかしい、私はただ自分の限界に挑戦したいだけだ。
どうして、こんなところでさらしものにならなければならず、大いに意味不明だが、ここで私はやってはいけないことをやってしまった。

それは…

スマホでここからJRの最寄駅を調べる

という行為であった。

ああ、馬鹿、それは絶対に知らない方がいい。
世の中には知らない方が幸せなことはたくさんあるんだぞ。
やめろ、やめろと、クレイジーな私が訴えつつ、素直な私は、こっからJRで帰る気マンマンであった。

結局、道の駅から最寄駅である「幾寅駅」は、1kmあるかどうかの距離であることがわかり、素直な俺が判断を下す。


俺チャレ、The end


これがファイナルアンサーさ。
結局、狩勝峠の入口にも入ることなく、俺は散ってしまったのさ。

だってしょうがないじゃない。
アタシも弱いから。

いや、これで帯広駅でとびっきりの美女が待っていてだね、帯広到達のあかつきには、その美女に対してあんなことやこんなことをしてもいい、ぐひひひひな展開が待っていたら、風邪がなんだ!会社がなんだ!と俺チャレ道に精進できるのであるが、所詮、帯広についたところで待っているのは、ポカリスエットとカロリーメイトだ。
これで、頑張れというのは無理であろう。

あー、無理なのさ。
どーせ、俺は根性なしよ。

AM11:30、幾寅駅到着。

a0156548_21135254.jpg


この「幾寅駅」は、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地として使われていたのだな。
(映画の舞台では「幌舞駅」となっている)

a0156548_21145478.jpg


映画を全く見ない私は、もちろん「鉄道員」を見たことなどない。
ただ、原作は読んだことがある。
原作を書いた浅田次郎氏は、「泣かせ屋」と言われるほど泣かせる小説を書くが、私は逆に「こう書いておけば読者は泣くだろう」と狙っているような気がして、あまり好きではない。
泣ける小説と言われている「プリズンホテル」も私の琴線には触れない。
ただ、「壬生義士伝」だけはめちゃくちゃ好きだ。
これだけは、日本人なら一度読んでおくべきだと思う。

自転車を輪行体制にして、岩見沢までの料金を調べよう。

a0156548_2122354.jpg


へー、そうか、岩見沢まで2730円もするのか、と、財布の中を見てみると。





2000円しか入っておらんがなww





おいおい、帯広から輪行で帰る気だったんだろ、それで2000円しか財布に入ってないってどーゆーことやねん。
多分、そのときの私は帯広についてから金を下ろそうなどと、俺チャレに失敗することは全く視野に入れていなかったのだろうな。

ええ、仕方がないので、また自転車展開して南富良野の街をさまよいますよ。
ATMを求めて。

「勉強堂」とは頭がよくなりそうな店だ。

a0156548_21291364.jpg


本屋か文房具屋かなあと思ったら、左の窓を見る限り、ここ服屋なのかw

ローソンかセブンならATMがあるだろうと、スマホでコンビニの位置を確認したが、この街にはローソンもセブンもないということがわかった。
南富良野に対しては非常に失礼な発言で申し訳ないが、ここはセイコマ以外のコンビニが存在しない田舎町なのね。
(私の定義ではセイコマ以外のコンビニがあれば、それは都会だ)

で、市街地を徘徊して、役場にATM発見。

a0156548_21313388.jpg


私はこのATMのことを生涯忘れないだろう。
ありがとう、キミのおかげで私は暖かいおうちに帰ることができるよ。


で、もう一度、幾寅駅。

a0156548_21342061.jpg


駅舎では、映画「鉄道員」の予告編のビデオがエンドレスで流れていましたね。
ああ、このころのヒロスエはえがったなあ。
大竹しのぶはどうでもいい。

「鉄道員」に話を戻すと、映画のロケ地が南富良野というのが納得できない。
原作を読んだ人ならわかると思うが、あれは明らかに三笠と岩見沢を舞台にした話である。
「幌舞(ほろまい)」という駅名も、当時存在した「幌内(ほろない)」という駅名に近い読みだし。
南空知出身者としては、かなり納得のいかないロケ地設定であったが、まあ、そのときは幌内線はすでに廃止になってたし、しょーがないよなあ。


さて、一応、家に帰るまでが「俺チャレ」だ。
帰る準備をしましょう。

a0156548_21412343.jpg


そんで、ローカル列車に3時間ほど揺られ、岩見沢に恥ずかしながら戻ってまいりました。

a0156548_2143031.jpg


最後まで口に入れたものは、ポカリとカロメで通しましたよ。

ガラガラの列車に揺られながら、しみじみと敗北感と屈辱感に満たされ、私は意気揚々と、失意のどん底まっしぐらであって、こういう残念なことをまたやってみようと固く心に誓ったのであった。

ひょっとしたら、mugenさん以外にも5人ぐらいに増えたかもしれない「俺チャレ」ファンの皆様、2014年の「俺チャレ」にも是非ご期待下さい!


《まとめ》

走行距離 約138km

走行時間 約9時間

消費したポカリ 約750ml(残りは列車の中で飲んだ)

消費したカロメ 6本(残った6本のうち、2本は幾寅駅の中で、4本は列車の中で食べた)

筋肉痛 なし

言いたいこと 気象条件さえよければ、ブロンは15km/hペースでどこまでも行けるいい自転車だよ。


(このシリーズ終わり)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-20 21:57 | ブロンプトン | Comments(16)  

俺チャレ2013~ブロンプトンでどこまで行けるか(その4)

計画編 その0
出発まで その1
ナイトラン その2
富良野まで その3

おかしい、私の断りもなく、勝手に雨が落ちてきた。
これは「俺チャレ」に対する冒涜であり、神に対する侮辱である。
最初はポツポツと降ってきた雨も、またたく間にザーザーと降ってくる。
夏の北海道マラソンのときは、ものすごい勢いのゲリラ豪雨で、短い時間に一気に降ってきたが、秋の深まった今の季節はしとしとと、かつ冷たい雨が降り注ぐ。

♪ 飲ませて~ください~ も~お~すこ~しぃ 今夜は帰らな~い 帰りたくない

と、気分は佳山明生であって日野美歌でもあったのだが、きっと若い読者の皆さんにはわからないと思うので、おとーさんおかーさんに聞くなり、YouTubeで「氷雨」と検索してください。

「氷雨」の歌詞は「帰りたくない」となっているが、現実の私は一刻も早く暖かい家に帰りたい。
私は自転車で長距離ツーリングを楽しみたいのであって、修行僧のように滝に打たれたいわけではないのだ。
さらに言うと、私は下戸なので、とても「飲ませてください」って心境でもないし。
でも、なぜかこのときの気分は「氷雨」の歌詞の気分だったんだよなあ。

この冷たい雨はきっとやまないだろう。
延々と何時間も振り続けるだろう。
雨で足元が冷たくなり、意識が遠のいていく中、私は以下のことを決めた。


やめだ、やめだ!俺チャレ終了!狩勝超えて新得で帰る。


雨が降りだしてからわずか10分の決断であった。
そう、私は決断の早さには定評があり、不惑の年を迎え、物事を迷わず決めることができるようになったのだ。
これが富良野までは「楽勝だ」って言っていた奴の言葉か、一度決めたことは最後までやらんかいという意見もあるかもしれないが、じゃあ、お前らが俺の続きをやってくれ、俺は帰るったら帰るもんね。

なんて思いながらも、これから「樹海峠」と「狩勝峠」の2つの峠を超えなきゃならないのね。
新得までの道のりは遠い。
こっから50kmも雨の中自転車を漕ぎ続けなければならないと思うと、めまいのする思いがした。
めまいはするが、とにかく私は進まなければならない。
猛烈に進まなければならない。

そんなとき、私の目の前でタクシーが停まって客を降ろしていた。
今だ!タクシーに飛び込むなら今しかないぞ!
などと悪の誘惑に乗りそうになったが、鉄の意志を持つ私はひたすら進むことにした。
まあ、こんなずぶ濡れの自転車乗りなど、タクシーの方から乗車拒否だろうと思うが。

タクシートラップに勝利した私は、更に先を進む。
土地勘がないので、現在地はさっぱりわからない。
わからないながらも、手探りで先に進んでいくのが俺チャレの醍醐味なので、スマホで現在地と最寄りの集落の場所を調べようなどと、文明の利器に頼る気はサラサラなかった。

「道があったら、つべこべ言わずにとりあえず進め」


これが俺チャレのルールなのだ。

さて、冷たい雨が降り注ぐ中、ついに峠道に差し掛かった。
峠の名前は「三の山峠」となっている。

むむ、おかしい。
事前に調べたところ、上にも書いたように「樹海峠」と「狩勝峠」の2つしか峠はないはずだ。
いきなり私の許可もなく現れた「三の山峠」とは何者よ?

まあ、地図にも書いていない峠だからショボイ峠だろう。
「三の山」って言うぐらいだから、3mぐらい上ってオシマイとかそんな感じなのではないか?

なんて鼻歌交じりで、やけくそに坂を上っていると、これが結構きつい。
ギアを一番軽くして、足をくるくる回しましょう。
むむ、地図にも出ていないくせに、こんな峠道があったとは全くの計算外だった。
「三の山」って言うぐらいだから、3000mぐらいは上らされるのではないだろうか?

雨が降って、ヘルメットから雨がしたたり落ちたり、足元が冷たくなっていくと、段々悲しい思いになっていくのさ、しかも苦しい上り坂だから、この絶望感はなおさらだよね。

a0156548_22571232.jpg


でもって、私の脇を大型車が水しぶきを上げながら通過していくのを見ると、切なくなってくるのよ。
運転手は、この雨の中、峠道を走る阿呆な自転車乗りを、どう見ているのだろうかと。
きっと、心の中で「バーカ、バーカ」とつぶやきながら、運転しているのだろうなあ(被害妄想)。
俺が仮に運転手の立場だったら、絶対に「やーい自転車、バーカ、バーカ」と心の中で叫ぶに違いない(やな性格)。

多分7~8km/hぐらいでチンタラ漕いでいただろう。
ゆっくりとゆっくりと、坂道と冷たい雨をかみしめながら、前へ前へと進みます。
もう、戻れないんだよ。
とりあえず、峠はしっかり越えなきゃなあ。
せっかく上ってきたのに、頂上まで行かんきゃもったいない。
そう、頂上まで行けば「下り」というご褒美が待っているんだ。

そして、峠は頂上を迎えた。

a0156548_23718100.jpg


むむ、頂上には樹海と書いてあるぞ…。

ここで、頭の悪い私もようやく気づいた。


「三の山峠」は「樹海峠」のことを実は指していたのだと。


えーい、紛らわしいんだよ。
どうやら地図上には「樹海峠」となっているのだが、地元の人は「三の山峠」と言っているようで、道路の標識も地元民に合わせているようなのだ。
この「樹海峠」トラップにまんまとはまってしまい、うわー、おっさん一本取られたよと思ったが、これで残る峠は「狩勝峠」ひとつを残すのみである。
標高476mの樹海峠を私は制したのだ。

ふふ、あと一山を超えればおしまいか。
さっきは「新得でやーめた」なんて思ったが、きっと新得まで行ったら、やっぱ帯広までってなるんじゃないか?
ここまで来たら、ぶっちゃけ一時間雨に濡れようが、五時間雨に濡れようが大差ないんじゃないだろうかと、ずぶ濡れになってやけくそになったのか、頭のネジが一本飛んでしまったようだ。

さあ!南富良野町到達だ!

a0156548_23144074.jpg


待ってろよ、狩勝峠!

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-16 23:20 | ブロンプトン | Comments(2)  

俺チャレ2013~ブロンプトンでどこまで行けるか(その3)

計画編 その0
出発まで その1
ナイトラン その2

上砂川から歌志内へと向かいます。

事前に調べたところ、今回のルートで峠と名のつくところは3つあるのですね。
ひとつは上砂川と歌志内を結ぶ文殊(もんじゅ)峠。
もうひとつは富良野と南富良野を結ぶ樹海峠。
そして、ラスボスが南富良野と新得を結ぶ狩勝峠です。

そんなわけで、今回のチャレンジで最初の峠、文殊峠へと向かいます。

10年以上前、私が買った初めての折りたたみ自転車(Panasonicのスプリングボックとか言う奴で7段変速だった)でこの峠を上ったことがあるが、確か「うげぇ、しんどい」となった記憶がある。
ここは心して進もう。

……と、思ったらあっけなく頂上到達。
標高差にして100mもないんじゃないか。
自転車の経験値も上がってきて、このくらいはもはや峠とは言えないレベルに達しているようだ。
うむ、峠と言うより、ちょっとした坂だね、これは。

峠を越えて、歌志内市内に突入。
こっからゆるーく歌志内トンネルまで上りが続きますが、ほとんど気にならないレベルの上りです。

空も明るくなってきましたね。
指先は相変わらず冷たいが、あと数時間の辛抱だ、先を進もう。

特にこれといったイベントもないまま、歌志内への中心部に向かいます。
サイクリングロードをママチャリが走っていて、「おお、このサイクリングロード、実際に使われてるんだ!」というのが唯一の発見。

歌志内中心部の公衆便所に到達。
時間はAM5:40。

a0156548_2191184.jpg


ここで俺チャレ指定補給食であるカロメを2本投入。
200kcalのエネルギーをぶっこむのだ。

a0156548_2110479.jpg


電線におびただしいカラスがとまっていて、カロメを食べているのを邪魔されるんじゃないかと思ったが、特に妨害行為もなく、5分ぐらいでとっとと休憩を終わらせます。

歌志内市街を過ぎると、すぐに歌志内トンネルがあって、そっから国道38号線までは豪快に下り。
で、下りきって、国道38号線を富良野方面に曲がります。

ここで帯広までの残り距離が表示された。

a0156548_21132846.jpg


残り159kmと道のりは遠いが、逆に考えると、ここまですでに50kmぐらいを走ったと考えることもでき、このチャレンジも既に1/4の過程を終えたのであった。
恐ろしい暗闇ライドが終わったので、こっからは闇に怯える必要はない。
多分、日の入り時間までには帯広に着くんじゃないか。
いやあ、今回の俺チャレは楽勝だなあと、残り150km以上もあるのに、のんきなことを考えていたのであった。

AM6:30芦別の道の駅到着。
ここまで67km。

a0156548_211881.jpg


ここで3回目のトイレタイム。
どうも今回はやたら尿意を感じる間隔が短い。
しかも、一回あたりの放尿で結構な量を放出しているような気もするのだが、その割にはまだ500mlのポカリは半分ぐらい残っている。
こんなので水分補給は足りているのだろうか?

道の駅の駐車場で、車のキャリアに小径自転車を積んでいる人がいて、「おお、仲間!」と思ったが、交流するのがめんどくさかったので、特に声をかけることもなく先に進むことにした。
ああ、俺はそういう奴さ。

芦別までは2週間前もブロンで行っているので、正直、ここまでは俺チャレという感じはしなかったのだが、芦別からは今まで自転車で走ったことのない領域に入る。

ふふ。
ふふふ。

ここからが真の俺チャレのスタートだ。
やはり走ったことのない道を走ってナンボでしょうと。

芦別から上芦別→野花南(のかなん)と集落を過ぎていき、野花南を超えるとダム湖があって、うわあ紅葉キレイじゃんこれ状態だったのだが、どういうわけか写真は一枚も撮っていない。
「俺チャレ」は走りにだけ楽しみを見出すものであって、チャラチャラした風景は必要ないとでも思ったのだろうか。
今思うとちょっともったいなかったようも気もするが、そういうのも私らしくてよい。

ちなみにダムは滝里ダムという名前のダムであって、滝里の集落は駅も含めて水の底に沈んでいったのですね。
さようなら、滝里ダム。
ここに昔、集落が存在していたことをしっかり心に留めておくよ。
心に留めておいたところで、何がどうだというわけでもないのだが。

で、気がつけば富良野。
芦別-富良野間は30kmぐらいですね。
当初の予定通り、ほぼ15km/hペースで淡々と進みます。

富良野の街中のコンビニで補給。
時刻はAM8:30ぐらい。
ここまでの走行距離は98km。

a0156548_21324792.jpg


どうして、紅葉の写真は撮らないで、こんなどうでもいいコンビニの写真を撮ったのかは我ながら意味不明。
ここでポカリの500mlボトルをゲットし、カロメを2本食べます。
ここまで少なく見積もって1500kcal以上は消費しているような気がするのだが、それに対してカロメ4本(400kcal)しか補給していないのはどうなんだろうか。
とは言え、そんなに腹減ってないし、これでいいか。

さて、どんどん先に進みましょう。

富良野からは緩やかに上り基調ですね、そんでもって風も向かい風ということで、ギアを一つ落としてのんびりと進みます。
のんびり行っても、昼過ぎには狩勝超えられるだろうと、楽観的なことを考えながら。

へえ、こんなところにアンパンマンショップなんてあるんだ。
行かないけど。

a0156548_21375513.jpg


アンパンマンショップだと思って行ってみたら、実はアパマンショップで上戸彩が待っているなんてオチはないのだろうか。
私としてはアンパンマンよりも上戸彩がいた方がいいのだが。

私の学生時代の後輩88君の母校、樹海中。
私と一部関係者以外の人間にとっては、まるでどうでもいい写真。

a0156548_2141837.jpg


片側交互通行が多くて、ちょっと嫌でしたね。
あれって、車に申し訳ないから、交互通行区間は全力で走っちゃうじゃないですか。
それが地味にスタミナを削り取られる感じがしてだね。

あと、左側通行で、歩道のない路側帯を走っていたら、警備員のおっさんに
「反対側に歩道があるから、そっちを走れ」って言われたりしてだね。
あんた、道路交通法知らないでしょう。

まあ、ちょっとイライラしながら、トイレのある駐車帯を見つけたので、そこで簡単に休憩を取ります。
ここでカロメ2本追加。

なんだかんだで帯広までの距離が100km切りましたな。
看板で帯広までの距離の数字がどんどん小さくなっていくことだけが楽しみだった。
所詮、俺の楽しみはそんな小さなことなのさ。

a0156548_21505737.jpg


さて、残り100kmということは、残り7時間弱ぐらいだろうか。
さすがに最初のころに比べるとペースが落ちているが、それでもマイペースを保てば十分に行けるはずだ。
狩勝峠さえ超えてしまえば、そっからは50km以上、ほとんど下りばっかりなので、とにかく狩勝を超えるまでが勝負だ。
問題はいつ雨が降ってくるかということなのだが……。


えーっ、天気予報では午後から雨ってなってたのに、もう降ってきたのかよ!

a0156548_21535676.jpg


フロントバッグにカバーをかけ、雨具を着て、これからの峠越えに備えます。
(多分この段階でAM10:00ぐらい)

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-14 21:57 | ブロンプトン | Comments(4)  

2013とまこまいマラソン参加記

「俺チャレ」はひとまず置いといて、本日行われた「とまこまいマラソン」のリポートをお送りいたします。

一応、ハーフでエントリーしたのですが、公式サイトによると本来のハーフよりも距離が129m短く、21.0975-0.126=20.9715kmと中途半端きわまりない距離になっているのですね。
こんな中途半端なのもたまには面白いかと、勢いでエントリーしてみました。

エントリーしてみたはいいのですが、どうも気分が乗らず、面倒なのでDNSしてしまえと前日まで思っていたのですが、幸か不幸か当日朝早く目覚めてしまい、これは行くしかないかと。

岩見沢出発時点では雨が降っていましたが、栗山ぐらいでやんで、苫小牧はいい天気でした。
駐車場の混雑が嫌だったので、受付10分前に到着します。
で、受付を済ませ、車の中で寝ます。
おやすみなさい。

おはようございます。

この大会は、スタート地点とゴール地点が異なっており、スタート地点である苫小牧駒澤大学までシャトルバスで送られます。
10kmも同様にバスでスタート地点まで送られるのですが、ハーフと10kmのバスのグレードがあからさまに異なっており、10km参加者がすげー格下に見られているような感じでしたね。

で、30分ぐらいバスに揺られて到着します。
大学の体育館が控え室となっているのですが、トイレが長蛇の列でねえ。
大体500人以上参加者がいて、トイレが一ヶ所しかないってどういうこと?
しかも個室は2つだけ。
ええ、40分以上並びましたよ。
この時点で、「こんなクソ大会二度と参加するか」と思いましたね。
仮設トイレぐらい設置しろと。

用を済ませたと思ったら、スタート地点はかなり並んでおりました。
「予想到達タイム2時間30分」のところに並ぶしかありませんでしたよ。
かなりやる気なくしましたね。
ま、2時間ぐらいでゆっくり走ろうかなあと。

スタートします。
結構スタートロスあるかなあと思いつつ、蓋を開けてみたらロスタイムは23秒しかなく、これならまあいいかと。
さすがローカル大会だと、スタートがスムーズだね。

で、最初は西の方に進み、そっから「オートリゾートアルテン」へと向かいます。
若干向かい風でしたが、最初の方はそんなに人もバラけてなかったので、気になりませんでしたね。

2km通過。ラップタイムは9分34秒。
とりあえず、今回も行けるとこまでキロ5分アンダーペースで行ってみるか。

5km地点で最初の給水。
タイムは24分19秒と、悪い感じじゃないですね。

6km地点ぐらいから、双葉三条通(地元民は「バイパス」と呼ぶ)に入ります。
こっからはひたすら平らな道を東にまっすぐ行くだけ。
5m/sぐらいの強烈な追い風を背に受け、ペースが上がりますわよ。

双葉三条通は国道36号線に並ぶ苫小牧市内の幹線道路であって、さすがに沿道の人も多く、たくさん元気をもらえましたね。
やはり河川敷とかよりも、街中の大会の方がテンションが上がりますね。

結構、距離表示がアバウトなのですが、大体キロ4分40秒ペースで行きます。
10キロ通過タイムが47分38秒。
中間点通過が50分20秒。
これは1時間40分切り行けるかなあと、本気モードでガシガシ行きます。

今回、フォームで気をつけたのは「脱力」と「ストライドを広げる」こと。
どうも無駄に力が入ったピッチ走法になっているんじゃないかと思い、ダラーンと歩幅を伸ばしたほうが疲れないんじゃないかと試したところ、思ったより効果があったようですな。
追い風参考とは言え、キロ4分台のペースでも、そんなにしんどいとは感じなかったです。

ガチャピンの着ぐるみを着た人がいて、結構、派手に声援を送られていましたな。
私はかっぱちゃんからいただいたファイターズユニでの参加で、「ファイターズ頑張れ」などとたまーに声をかけられ力が湧いてきましたね。
やはり、ただ「頑張れ」と言われるよりも、自分向けに送られる声援の方が力になりますな。
マラソン大会はちょっと変わった格好で出た方が楽しめますね。

そんなこんなでレースも後半戦。
私の昔の職場の近くを通り過ぎ(私は2003~2004年苫小牧に住んでおりました)、残り5キロを切りました。
ちなみに15キロ通過タイムが1時間10分34秒と、残りもキロ4分台で走れれば1時間40分切りは可能な感じですな。

18キロ地点あたりで、8キロ地点ぐらいからずーっと一緒に走っていた黒シャツ赤パンの人にスパートをかけられました。
さようなら、赤パンの人( ´ ▽ ` )ノ
あなたのおかげで、ここまでいいペースで走ることができました。

とは言え、赤パンの人に逃げられてもそんなにペースは落ちていない。
さあ、スパートをかけるのよ!

19km地点を過ぎ、双葉三条通を離れ、ゴール地点である野球場への道を進みます。
まっすぐ行けば1kmぐらいしかないのに、あっちこっち曲がらせやがってチクショーと思いながら、球場へと向かいます。
右の靴紐がほどけていましたが、ここまで来るともう気にしない(気にしろ!)。

で、ゴール。
知り合いもいないので、とっとと完走賞をもらって完走証をもらいます。

タイムは1時間38分39秒。
実際は129m短いとは言え、1時間40分切りを果たして満足。
まあ、129m伸びたところで、1時間40分を超えることはなかっただろうが。

a0156548_20163032.jpg


ホッキおにぎりがうまかったですね。

a0156548_2017260.jpg


さようなら、とまこまいマラソン。
トイレの設置がなってなかったり、距離表示がテキトーだったり、運営面に全く問題がなかったとは言えないが、沿道の応援も多くて楽しめたよ。
ありがとうございました。


今回はぼっち参加で、ぼっち行動だったので、ゴールの余韻を楽しむこともなく速攻で撤収し、風呂に入ってラーメンを食って、電光石火の早業で岩見沢に戻ってまいりました。
久々の苫小牧、懐かしい感じがして、行ってよかったですね。
土地勘があると、どこに何があるかわかるので、走っていて精神衛生上よい。

さようなら、苫小牧。

a0156548_2021124.jpg


これで今シーズンの私のスポーツイベントは全て終了しました。
こっから長いオフシーズンになり、何を目標にしていいのかわからない日々が続きますが、うつ病にならない程度にボチボチやっていきたいと思います。

さようなら。

(おわり)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-13 20:25 | ランニング | Comments(4)  

俺チャレ2013~ブロンプトンでどこまで行けるか(その2)

計画編 その0
出発まで その1

んなわけで、盗んだわけでもないブロンプトンで、暗い夜のとばりの中へ進んでいくのさ。
これから大冒険をしようとしているわけだが、気分はそこら辺を買い物に行くような感じで、全然緊迫感がないというか、むしろ脱力感にあふれている。
この脱力感はロードバイクでは味わえないだろう。
ブロンプトンには「本気で走らなくていい」という自由が与えられているのさ。

国道12号線を北へ向かいましょう。

a0156548_20544722.jpg


この道は、もう3週連続で自転車で走っている道であって、まるで新鮮な感じがしない。
こういうことも脱力のひとつの原因なのかもしれない。

出たときは結構寒いかなあと思ったけど、ペダルを漕いでいるうちに暖かくなってきましたね。
風もそんなにないし、まずは快調な滑り出しですな。

夜間走行とは言え、国道12号線はさすがに北海道を代表する幹線道路だけあって、街灯もたくさんあって闇に怯える必要もない。
昼間だとひたすら殺風景で交通量も多く、走っていて苦痛に感じる道であるが、むしろ夜走るには交通量も少なくなってちょうどよいのではないだろうか。

途中、美唄光珠内から「日本一の直線道路」に入って、ひたすらまっすぐ進みます。
んで、まっすぐ行ってまっすぐ行って、あー小便したいなあと美唄の街中からひたすら我慢して、奈井江の道の駅でトイレタイム。
ここでAM4:20。
ここまでの走行距離は29km。
大体15km/hペースと、ほぼ予定通りですね。

a0156548_2193144.jpg


この道の駅がちょうど「日本一の直線道路」の中間地点ですね。
気温は7.1度となっているが、動いている限りは寒さはそんなに感じない。

a0156548_21111199.jpg


さて、休憩終わり。
ぐんぐん進んでいくか。

途中、「ここを右へ曲がると上砂川だよ」という看板が出てきたので、情け容赦なく曲がることにしましょう。
あばよ、日本一の直線道路。

国道を外れると、街灯もなくなり、さすがに闇は深まっていく。
しかし、去年ブルベ用にゲットしたCATEYEのHL-EL540RCさえあえば、闇も全く怖くないのさ。

キャットアイ(CAT EYE) ヘッドライト ECONOM Force RECHARGEABLE HL-EL540RC

キャットアイ(CAT EYE)



いやあ、ホント、このライトはよい。
光量に関して言えば、車のハイビームで走っているような安心感だね。

民家がなくなって、どんどん寂しくなっていきます。

a0156548_21183294.jpg


んでもって、山道になっていって、勾配が急になっていく。
おかしい、下調べの段階では山道を進むことになっていないぞ。
どうなってるんだ?

ここでひょっとしたら、道を間違えたんじゃないかという可能性も一瞬頭によぎったが、それを認めるのは悔しかったので、更にずんずん進んでいくことにした。

上り坂をえっちらおっちら進んでいると、目の前を一頭の鹿が横切った。
あー、熊じゃなくてよかったなあ。

一瞬、安堵したが、もし、鹿が私の目の前ではなくて、私を目がけて突進して行ったらどうなったんだろうか。
そう言えば、車で田舎道を走っていて、突然鹿に横から体当りされて、車がペシャンコになったという人がいたなあ。

そうだよな、車がペシャンコになるぐらいの鹿パワーなんだよなあ。
これが自転車だったらどうなるんだろう。
ちょっと夜中であんまり思考能力がないが、多分以下のことが考えられるのではないだろうか。







確実に死ぬぞ!俺




そう思うと恐ろしくて恐ろしくてしょうがないような気がするが、もう手遅れだし、夜中で思考能力ないし、死んだら死んだで新聞に載って、私は別の意味でレジェンドになるだろうとか、訳のわからんことを考えて、おい、これめっちゃ寒いっちゅーねん。

そうなのだ、寒いのだ。
自転車で坂道を上っているため、平地より運動量は多く、体幹はハワイみたいなクソ暑さなのだが、指先だけが南極だぞ。
この沖縄と北海道が同居している俺のカラダは、一体どうなってるんだ。
しかし不思議なもので、いくら体幹が暑くても、指先が寒いと感じれば、それで全体としては脳みそは「寒い」という評価を下すのだよな。
寒いのはほんの一部分だけなのに。

あー寒いぜ。
でも、暑い。
んでもって、鹿来ねえよな。

ガサガサガサ。

う、うわあ!
何だ、風で木が揺れてるだけか。

なんてことを5回ぐらい繰り返しているうちに、空が少し明るくなってまいりました。

上砂川町到達。
ここまで来れば、もう安心だ。

a0156548_21371692.jpg


時計は見ていなかったので、正確な時間はわからんが、多分AM5:20ぐらい。
ここまでの走行距離は45km。


ちなみに今回実際に走った道は以下の道です。



本来走るべきだった道は、以下の道だったわけで。



ここまで来るのに、3.5km遠回りして、しかも余計な山道を走ったりして、すっかり心身ともに消耗してしまったわけだな。
事前の下調べがテキトーだったのもあれだが、間違えたと思ったら撤退する勇気も必要だね。
例え、看板に「赤平、上砂川はこっち」と書いてあっても、それが遠回りの道である場合もあるということだ。

《今回の教訓》

看板を 信じるものは 騙される

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-12 21:50 | ブロンプトン | Comments(8)  

俺チャレ2013~ブロンプトンでどこまで行けるか(その1)

計画編 その0


んなわけで、行くんだわ。
もう、行くしかないんだわ。

出発を決めたときの帯広方面の天気予報はよかったもので、雨が降るなんてことはビタ1ミリも考えていなかったわけよ。
早朝と峠の下りの寒さ対策と、夜間走行時のライトさえしっかりしていれば大丈夫だろうと。

そんなわけで、事前準備はかなりテキトー。
タイヤにエア入れて、チェーンにオイルさして、S-bagにパンク修理に必要な道具をドバドバ入れて、まあ、こんなもんだろうと。
あ、そうそう、カロリーメイトとポカリスエットを忘れてはならない。
カロリーメイトは、今は4つの味が売っているがチョコ味はイマイチなので、チーズとフルーツとメープルの3味をバッグに入れた。
これで1200kcalか。

自転車で210km走るのにどれだけのカロリーが消費されるのだろうか?
こういうことは事前に調べておくべきことなのだろうが、そういう細かい計算がめんどくさかったので、ブログのネタ的に今さっき調べたところによると(このページで調べました)

時速15kmで体重1kgが1分間に消費するカロリーは 0.1207kcal
で、40代男性のワタクシは、この数字に補正係数0.94をかけることになるので 0.1207×0.94=0.11938kcal
そんで、私の体重は59kgなので 0.11938×59=7.04342≒7kcal
これで14時間自転車を漕ぎ続けるとすると 7×60×14=5880kcal

うわ、6000kcal近くも消費すんのか!
それで1200kcal分しか栄養を持ってこなかった俺は頭がおかしいんじゃないか。
さすがの私もカロメ3箱で栄養が足りるとは全然思ってなかったので、もう2箱ぐらい追加しようかと思っていたのだが、それでも消費カロリーの1/3しか摂取していない計算になるのね。
どうりで、走行途中から常に空腹を感じていたわけだ。
さて、私はチャレンジ終了まで何本のカロリーメイトを食べたでしょうか?
(正解者から抽選でお一人の方にカロリーメイト1年分をプレゼント(大ウソ))


まあ、カロリーのことは別にいい。
とにかく、5時出発と決めたのだから、早く寝なくてはならん。
22時には床についた。
寝つきはバッチリだ。
完璧だ、完璧すぎる寝入りだ。

起きた。
う~ん、まだちょっと寝足りないかなあ?
で、何時よ?


え?まだ0時?


たった2時間しか寝てないのかよ。
ダメだ、もっと寝よう。

zzz…

zzzz…

zzzzz…


あー、ダメだ!眠れん。


俺は遠足前の小学生か。
たかが俺チャレぐらいで興奮して眠れなくなってどうするんだ。
全く我ながら情けない。

情けないついでに、念のために帯広方面の天気予報を調べてみた。


あー、昨日までなかった雨マークがあるぅぅぅ!!


この時点でかなり心が折れかけた。
こんな自己満足の俺チャレなどどうでもいい、さあ、布団がお前を待っているぞ。
さあ、眠りなさい。
疲れきった体を投げ出して。
と、岩崎宏美の古い曲が頭の中を流れてきたのであるが、私はすっかり眠れないのであった。
そう、俺チャレは戦場だから、これから俺は傷を負った戦士になるのだ。

さて、天気予報に注目すると、どうやら雨が降るのは昼過ぎからのようだ。
ということは、前倒しにして早めに出発すると、雨が降る前には狩勝峠を超えられるんではないかと、まるで根拠のない取らぬ狸の皮算用。

よし、出発だ、出発。
思い立ったが吉日だ。
今すぐ出るぞ、今すぐ。

そんなわけで、強靭な意志を持つ私は「今すぐ出るぞ」と2時間近く思い続け、ついでにその間にサンドイッチとかアンパンとかバナナとか朝飯を食べて、AM2:30に「今」はやってきたのだった。

a0156548_21295313.jpg


これから自分との戦いが始まる。

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-11 21:34 | ブロンプトン | Comments(4)  

俺チャレ2013~ブロンプトンでどこまで行けるか(その0)

全国でたったひとりの俺チャレファンの皆さん、こんばんは。
もっとはっきり言うと、たったひとりのファンであるmugenさん、こんばんは。

今回の記事はmugenさんのためだけに書いていますので、他の人が読んでどんな感想を持とうが、私の知ったことじゃありませんので、ご承知おきください。

さて、今年もやりました。
「俺チャレ」こと「セルフ耐久ライド」。
昨年はロードバイクで、札幌から函館まで内浦湾沿い経由で夜通し走ったわけですが、正直、ロードバイクで300kmぐらいはインパクトに欠けるなあと思うわけです。

ほら、ブルベだって、最長1200kmなんてあるわけだし、それに比べたら300kmなんて赤ん坊のようなもので、鼻くそで、チ○カスなんです。
ロードバイクで300kmは、所詮、ブルベ愛好家から見ると、「まあまあだね」ぐらいのもので、伝説にも何もなりゃしないのです。

ところが、これがブロンプトンだったらどうなる?
ロードバイクだと大したことがない300kmも、ブロンプトンだと、「おお、これはすげえ」と伝説になり、世界的偉業を達成した私の名前が歴史の教科書に載り、30年後の中高生は受験勉強で必死になって私の名前を暗記することになるのである。
これはやるべし!
やるしかない!
新たなレジェンドを作るのだ!


つーことで、今回の俺チャレはブロンプトンでやろう。
やって、ギネスブックや歴史の教科書に名を残そう。

などと思ったわけだが、どういうわけか全くやる気が起きず、気がつけば今年の北海道の自転車シーズンも終わりが近づいてきている。

いかん。
これはいかん。

というわけで、珍しく連休が取れたことを利用して(わたしゃ仕事の都合上、年に数回しか連休が発生しないのです)、日が短くクソ寒くなってきたにも関わらず、「やるなら今で(ry」ということで、重い腰を上げてどんな天気であろうと俺チャレを決行すると心に決めたのであった。


最初は景気よく300kmに挑戦しようと思ったのであるが、日は短いし寒いし、あまり夜間走行はやりたくないという理由で200kmぐらいで勘弁してやろう、300kmは来年にしようと気が変わったのであった。
まあ、今までのブロンの最長走行距離が確か160kmぐらいだったので、まずは200kmで様子を見ようかと。

ただ200kmだと、200kmブルベをブロンプトンで走行したという方が何人かいらっしゃるようなので、これだと歴史の教科書に載ったとしても同率一位で、その他大勢のひとりとなり、未来の中高生は私の名前を暗記することなく一生を送ることになるだろう。

ダメだ。200kmじゃあダメだ。

ということで、こんなコースを用意しました。

a0156548_20523925.jpg


1.岩見沢を出発して国道12号線を行く。
2.砂川から道道115号線を上砂川へと向かう。
3.上砂川から道道114号線に入り、歌志内を経由し、国道38号線にぶつかるまで進む。
4.国道38号線を帯広まで果てしなく進む。

これだと距離は210kmとなり、200kmブルベの人にわずかながら勝つことができる。
サイクルイベント「佐渡ロングライド」も210kmだし、中途半端な距離のようで、キリのいい数字のような気がする。
でもって、コース的に芦別からはJR根室本線沿いを通るので、いざとなったら輪行で逃げることができる。
(完全自己責任のセルフライドでは、いかに逃げ道を作ることができるかがポイントと思われます。特に私のようにトラブル解決能力の低い人間には)
で、コース的にも狩勝峠とかあって面白そうだし、いいんじゃないか。
これで行くべし、これで。


次にルールを決めましょう。
基本、夜間走行はイヤなので、日が出ているうちに決着をつけたいと思いつつ、秋分の日が過ぎた今となっては昼の時間が12時間ないわけなのですな。
ああ、こういう企画は夏至の辺りにやっておけばよかったよ。

なので、ちょっとは暗くなってもしょうがない。
でもって、宿泊すると金がかかるので、日帰りで行きたい。
その日のうちにJRで帯広から岩見沢に帰れるスケジュールにしなくてはいけない。

ということで、こんなルールにしてみました。

1.岩見沢出発は午前5時とする。
2.帯広19:35発の最終のスーパーとかちに間に合うようにする。
3.補給食はカロリーメイトとポカリスエットだけにする。

1について。
最初書いたように夜間走行は最低限にしたいので、この時期、うっすらと明るくなりつつある5時出発としたい。
一番寒い時間帯であるという問題もあるかもしれないが、暗闇よりはマシだと思うので、ま、そこは何とか防寒します。

2について。
一応、最終のスーパーおおぞら(20:43発)でも、その日のうちに岩見沢に帰ることができるのだが、おおぞらだと、一回札幌まで出てから乗り換えしなければならず、そうすると飲み会帰りの客でごった返している岩見沢行きの列車にめちゃくちゃ邪魔になる自転車を持って乗車しなければならず、あずましくない。
その点、スーパーとかちだと、途中追分で停まり、そっから室蘭本線に乗り換えれば、ガラガラのローカル線で優雅に輪行袋を持って岩見沢に戻ることができる。
そんなわけで、あえて出発時間の早い、最終のスーパーとかちをタイムリミットにする必要があるのであった。
でもって、200kmブルベの制限時間13時間30分を考えると、この約14時間強のリミットの設定は妥当であろう。

3について。
今回は走行距離的に物足りないので、自分の中で「しばり」を設けたいと思った。
さすがに「補給なし」だと無理なので、まあ、水分と電解質とカロリーが取れるこの組み合わせがいいのかなあと。
ポカリとカロメだったら、どこのコンビニでも手に入るし。
特に私が大塚製薬の回し者ということではありません。


さて、自転車のロングライドというと、「途中の飯がうまかった」とか「仲間に助けられて最後まで走ることができた」などという感想を書いているブログが多いようであるが、明日からの走行記には、そういった甘い記述は一切ありません。
一体何が楽しいのかという感想を持つかもしれませんが、楽しくないから楽しいのです。
このパラドックスがわかってこそ、真のソロサイクリストと言えるでしょう。
楽しくなさを楽しさに昇華させてこその、孤独のBicycleなのです。

ま、とにかく、しんどかったから(||´Д`)o

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-09 21:27 | ブロンプトン | Comments(6)  

孤独の美唄ダム(その3)

その1 その2

ま、そんなこんなで、来た道を戻ります。

ソロのバイク乗りがそこそこいましたね。
わたしゃバイクのことはさっぱりわからんが、走り屋さんにとって、こういう交通量の少なく薄気味悪い道は面白いのかもしれないな。

でもって、自転車はローディーが1台と、あとランドナーの方がいましたな。
やはり、こういう廃れた道は「昭和のランドナー」が一番似合うのかもしれんなあ。
というか、すっかり過疎化の進んだ空知地区全体に、ランドナーという自転車はしっくり来るのかもしれない。
かと言って、ランドナーが欲しいとは全く思わんがな。

アルなんちゃら美唄ってところに随分車が停まってましたな。

a0156548_20222891.jpg


どうもね、うまく言えんが、我路を訪問した後にここに来ると、すげー嘘くさく感じるのね。
これはこの地域本来の姿じゃないだろう。
作り物のマガイモノだろうと。

アルなんちゃら美唄が好きだって人は結構いると思うのですが、すいませんねえ、私、あまのじゃくなんです。
この人工的な施設が全くいいと思いません。
ディープ美唄を味わうのならとりあえず我路へ行って、美唄ダムへ行けと。
こんなものは表面的な装飾された美唄です。
ま、大多数の人にとっては表面的な装飾の方がいいんだろうけど。

a0156548_20284616.jpg


ここの彫刻を手がけた安田侃さんに全く恨みはないんだけど、いまいちオブジェも好きじゃなくてねえ。
そう言えば北海道マラソンの完走メダルも安田さんのデザインなんだが、あれがいいとは全く思わず、普通のデザインのメダルに変えろって思ったりするのだな。

なんてことを思って、公園内をふらついていると、管理人らしき人にものすごい威圧的で横柄な態度を取られて、もうええわと帰ることにした。
まあ、冷静に考えると私が悪いのだが、他にもっと言い方があろうかと。

さようなら、アルなんとか美唄。
もう二度と来ない。

a0156548_20483642.jpg


アルなんとかよりも、自由に自転車を走らせることができる、この名も無き公園らしきところの方がよっぽどいいよ。

a0156548_20374281.jpg


サブちゃんが交通安全をアピールしているようだが、はっきり言おう。
サブちゃんと美唄は全く関係がない」と。

a0156548_20393195.jpg


ちなみにサブちゃんは、北海道は知内町の出身で、知内の道の駅に行くとサブちゃんの歌がエンドレスでかかって気が狂いそうになります。
これ豆知識な。

さて、ここまで50km以上自転車を漕いできたわけだが、そう言えばここまで水しか飲んでいないということに気づいた。
さすがの私も腹が減ったので、きちんとしたものを食おうと、ザンギ定食で有名な「高島屋食堂」に行ってみたのだ。
たまにはグルメなサイクリングもいいじゃないかと。

で、到着しました。









a0156548_20425219.jpg


この時間に行けばすいているだろうと、昼食時間帯を外したのがいけなかった。
いや、でも、こういうのが今の私にはふさわしいのだろうな。

せっかく外食熱が高まっていたところで水をさされ、熱のやり場に困ったが、外食したいという気持ちを抑えることができず、仕方がないので食堂の向かいにあるラーメンチェーン店「さんぱち」で食いたくもないラーメンを食べて、ひとりしみじみと敗北感を味わい、大いに負け犬気分になった清々しく楽しいサイクリングであったのだ。

さようなら。


走行距離 70km

(このシリーズ終わり)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-08 20:50 | MTB | Comments(6)  

孤独の美唄ダム(その2)

その1

熊が出没するサイクリングロードを走ることはあきらめ、並行している道道135号線を走ることにします。
この道道135号線は富良野まで続く予定なのだが、三笠から富良野に抜ける道が開通している現状では、仮に全面開通してもあまり需要のない道なんだろうなあ。

聞こえるのは、たまーに通る車のエンジン音と、川のせせらぎだけ。

a0156548_21244997.jpg


まあ、静かでしたね。
人の営みが全く感じられない、ある意味救われるような空間だね。

a0156548_21264250.jpg


我路到着。

a0156548_21272590.jpg


別にこんなところに来てまで焼き鳥など食おうとは思わないわけだが。
と言うか、なぜこんなところに焼き鳥?

我路ファミリーパーク。
一応、キャンプ場になっているが、こんな熊が出そうな不気味なところでキャンプなんてしたくないぞ。

a0156548_21294910.jpg


スキー場がありますね。
思いっきり逆光な写真であれだが。

a0156548_21313230.jpg


このスキー場は営業しているようですね。
いや、もちろん今は営業していないんだが、冬になったら営業するって意味ね。
え、言われなくてもわかりますか、そうですか。

こういうことを言うと身も蓋もないが、かろうじてこのスキー場があるから、この道の存在価値がまだあるのかなあと。
いや、ホント、ここは万字よりもわびしいものを感じるのですわ。
万字と違って、この先が行き止まりだってこともあるんだろうけどね。
とにかく、この道を人が走ることに何か意味があるのだろうか?って、哲学的思考にふけいりたくなるのよね。

とは言え、ここまで来たからには、この先がどうなっているのか、更にずんずん進みたくなるのが人情だ。

いい感じの橋ですなあ。
この橋を渡ったら、この世に戻れなくなるんじゃないかと思わせるような。

a0156548_21382741.jpg


紅葉の季節には、まだ早いようですな。
別に紅葉が目当てでここに来たわけじゃないんだが。

a0156548_21395783.jpg


「昔はここは炭鉱だったよ」というのを示す建造物があったり。

a0156548_21405349.jpg


この場所が昔はどうだったのかなんて、はっきり言ってどうでもいいんだがね。
ここは今の静寂をしみじみとかみしめるところだよ。
ひとりで、静かで、豊かで……。

a0156548_21424425.jpg


ただ、個人的には、写真左にある「石炭の産出量」のグラフが趣があると思ったね。
最後のところで一気にゼロになるところがいい。
そう、ゼロになったところで、この地域は終わったんだよ。
永遠の眠りについたわけだから、もう、この地域のことはほっといてやってくれと、私は思うのであった。

まだ、道は続くのね。
1.5車線の狭い道になって、しかも上り坂がちょっとキツくなってきます。

a0156548_21463224.jpg


で、ある程度上りきったところで、美唄ダム到着。

a0156548_2148533.jpg


ここまでの道のりは恐怖と心細さを感じたが、ここはほっとするねえ。
安らぎを感じるよ。

「人間、死を前にすると恐怖や心細さを感じると思うが、そこを超えて死に達すると安らぎの境地に達するのかしらん」などと感じた今回の孤独のサイクリング。

ちょっと秋っぽいような写真を撮ってみる。

a0156548_21515266.jpg


こうやって見ると、MTBって、わびさびの風景にそぐわないガキっぽい乗り物だなあ。
発想がアメリカなんだよね。
アメリカ人には、こういった静寂の世界に似合う自転車など、今後3000年は作れないんだろうなあ。

いい感じの写真も撮れたし、帰るか。

a0156548_21562336.jpg


ホントはもうちょっとこの空間にいたかったのだがねえ。
どういうわけかレンタカーで来た孤男が、ここで写真をパシャパシャ撮っていてだねえ。
別に俺はそいつと交流もしたくないし、サクッと帰ったのよ。
全く、こんなところまでわざわざレンタカー借りて来るんじゃねえよ。
俺のひとりの時間が台無しじゃないか。
きっと、レンタカーの彼も、俺に対して同じことを思ったであろうが……。

(つづく)
[PR]

by gossy54200 | 2013-10-07 22:08 | MTB | Comments(0)