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金フレをzuknowで覚える

久々にTOEICネタです。
何だかんだで、TOEIC試験まで残り半月になってしまいました。
果たして私はきちんと勉強しているのか、自分でも気になるところですので、ここまでの取り組みを書いていきます。

・まずは公式問題集

色々なTOEICブログや、2chのTOEICスレを見ると、「何が何でも公式問題集」という意見が圧倒的多数でしたので、一回りした後も、リスニングパートのスクリプトの音読や、リーディングパートの問題の解き直しを、気が向いたときにしています。

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>

Educational Testing Service / 国際ビジネスコミュニケーション協会



正直、あまり面白い作業ではないので、他のTOEICテクニック本を使って、「俺はてっとり早く結果を出すんだ」とはやる気持ちになることもありますが、テクニック本は、ある程度量をこなした後に、「なるほど、そういえば公式問題集でもこのパターンがあったな!」と有機的に知識を結びつけ、記憶を強力にするためにあると思いますので、まずは「このページのこの部分にこの表現があった」とか「Part4のこのスクリプトは、こんな話題で、この単語が聞きにくいんだよなあ」というのを、一瞬に思い浮かべることができ、「もう、公式本は全部暗記して飽きた」と言えるレベルまで、やり込む必要があると思います。
何事もそうですが、質を求める前に、圧倒的な量をこなすことが大事なのではないでしょうか?
量をこなさない限りは、質は見えてこないような気がします。
例えば、自転車に乗るときも、たくさんの距離を乗り込んで、自分の肌で感覚をつかむことによって、「こうした方が、効率的にペダルを回すことができるのではないか」と質が向上してくると思います。
「やまめ乗り」だろうが「らくだのこぶ」だろうが、ちょっと本を読んで、ちょっと乗ってみて、「何だ、全然速くならんし、楽にならんではないか!こんな乗り方はダメだ!」と本に文句を言っているうちは、永遠に質は向上しないと思います。
と、思いっきり話がずれてしまいましたね。


・単語は「金フレ」で

正式な書名は「新TOEICTEST出る単特急金のフレーズ」という長ったらしい名前ですが、TOEIC界では「金フレ」と略称が使われていることが多いので、このブログでも略称を使うことにします。

新TOEIC TEST 出る単特急 金のフレーズ

TEX加藤 / 朝日新聞出版



公式問題集をやり込むにも、肝心の単語の発音や意味が全く分からないと、学習が進まないので、今のところは「金フレ8:公式2」ぐらいの割合でやってます。

堀江貴文氏が「ゼロ」で書いていましたが、「受験英語とは、とにかく英単語を極めることに尽きる。文法に惑わされてしまうのも、すべては単語の意味を取り違えているからだ。単語力の強化が、そのまま英語力の強化に直結する」のです。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

堀江 貴文 / ダイヤモンド社



特にTOEICは、大学受験と比べても、とにかく量が多いので、「わからない単語は前後の文脈から推察」などと悠長なことをやっているうちに日が暮れてしまいますので、つべこべ言わずに、語彙力の強化を図ったほうがいいでしょう。


・スマホアプリzuknowで覚えよう

今やスマホというものは、勉強のツールにも使えるのですね。
便利な世の中になったものです。
これで、どこにいてもTOEICの勉強ができますね。

アプリの内容は、自分で問題と解答を打ち込んで、テストをするというものです。
平たく言えば、スマホを使った自作単語帳というところでしょう。

一応、zuknowアプリには、「金フレ」の内容も有料でダウンロードでき、入力の手間を省くこともできるのですが、無料版で試したところ、イマイチ私には合わない内容だったので、自分で勉強しやすいように、全て手打ちで入力しました。
めんどくさい作業ではありますが、「入力作業も覚えるための一環」と考えれば、耐えられない作業ではないです。


と、えらそうに勉強法を語ってみましたが、まだ結果を出していないので、これがいいのかどうかなんてわかるわけがありません。
まずは、金フレと公式を、飽きるまでやり込むことですね。
これが一番難しいことなのでしょうが。

まあ、TOEICの試験なんて、年に何回もありますので、色々と試行錯誤しながら、ダラダラとやっていきたいと思います。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2015-10-31 11:15 | TOEIC | Comments(0)  

パワーマックスでオフトレ

私がトレーニングで通っている「湿原の風アリーナ」には、パワーマックスという最強の自転車パワートレーニングの機械がある。

コンビウエルネス パワーマックスV3

コンビウエルネス



サイクリングは「有酸素運動」というイメージがあるが、このパワーマックスは「無酸素」「高負荷」トレーニングで自分の限界を超えてペダルを回し続けなければならず、競輪選手以外お断りと言わんばかりのマッチョなマシンなのである。
何も知らずにうっかり使ってしまうと、目の前が星でちかちかし、マシンから下りた瞬間に吐き気をもよおし、天にも昇るような気持ちで地獄行きという気分が味わえ、女子供はすっこんでろ、おとなしくエアロバイクを回しとけという、極めて敷居の高いマシンである。

そんな恐ろしいマシンであるので、めったに使う人などいるわけがない。
一応、3台あるのだが、現在、1台は故障中であるが、恐らく直す気はないんじゃないだろうか。


ただ、一応、このマシンは低負荷にも設定することができるんで、住宅事情でローラー台が使えない私としては、この殺人マシンでオフのトレーニングをしていこうじゃないかと思ったのである。

女子ロードレーサーの第一人者、西加南子さんの本で、「ローラー台を使ったインターバルトレーニングがよい」と書かれていたので、その本を参考にトレーニングメニューを考えることにした。

より速く、より遠くへ! ロードバイク完全レッスン 現役トップアスリートが教える市民サイクリストのトレーニング法 (ソフトバンク新書)

西 加南子 / ソフトバンククリエイティブ



まずは本に書いているように、「3分ひたすら回す」というのを3セット行うことにした。
セット間のインターバルは2分。
負荷は、300W、400Wとかなり高い負荷をかけることができるのであるが、西さんクラスでも、160~200Wで練習されているということなので、1.8kp×100rpm(180W)で設定。
2ちゃんのパワーマックススレを見ると、みんな恐ろしいほどの高負荷で回しているが、人は人、俺は俺、鬼は内、福は外。
あれ、何か違うな?

まあ、とりあえず、どんなものかやってみよう。

スタート5秒前、4、3、2、1……

はじめ。

うげげ、何だこのペダルの重さは?
全体重をかけても全然回らんじゃないか。
と、最初は思ったが、一旦勢いがつくとスムーズに回る。

3分が長いですね。
時計を見ながらやると、心が折れそうなので、残り時間は見ないようにして、真っ直ぐ下を向いて、一心不乱にペダルを回す。
もう1分は経っただろうと、残り時間を見ると、まだ30秒ぐらいしか経ってない現実を知り、愕然とする。

とにかく、心を無にする。
俺は人間じゃない、ペダルを回す機械なんだと、自分を納得させる。

とにもかくにも、最初の1セットが終わった。
すごく時間が長く感じたが、負荷はそんなに重くないので、脚は何とかもっている。
まあ、あと2セット何とかなるだろう。
というか、機械で自動に設定されているので、やらざるを得ないのである。
恐るべし、強制インターバルトレーニングマシン、パワーマックス。

2分間のハッピーな休憩時間が終わり、また、心を無にしなければならない3分が始まる。
さすがに2回目になると、「これはこういうものなのだ。仕方がない」と、後ろ向きなのか前向きなのかよくわからない、悟りの境地に達した。

2セット目終了。
これほど、休憩の2分がありがたいとは思わなかった。

しかし、夢のような休憩時間はあっという間に過ぎていく。
明らかに、ぶん回しているときと時間の経ち方が違うぞ。

3セット目。
もう、これで終わりだ。
最後はやけになって、120回転/分ぐらいで、鬼のように回す。

こうして戦いは終わった。
マシンから下りると、小鹿のように脚がぷるぷる震えていた。
…と、言いたいところであったが、意外とピンピンしていて、その後トレッドミルで5km走ったのであった。

んなわけで、殺人マシンと思っていたパワーマックス。
低負荷だったら、思ったより回せますね。
とりあえず、春までには200Wで7分3セットぐらい回せるようになれば、来年の美幌のAve30km/hも夢ではないんじゃないかと思ったりする。

そんなわけで、パワーマックス。
どれほどの効果があるかわからんが、とりあえずは自分の決めた方法でやり続けるってことが大事だと思うんで、週に2~3日はダラダラと回していきたいと思います。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2015-10-28 22:36 | 自転車 | Comments(0)  

阿寒横断道路(その2)

その1

いよいよ峠道に入ってきます。
ダラダラと長い峠道ですが、平均勾配は3%弱、Maxでも8%と、そんなに急ではない坂ですので、10~12km/hぐらいのスピードで、ゆるゆると上っていきましょう。
坂を上るときは、ついつい、「おりゃー、上るぞぉ~」とガシガシ行きたくなりますが、ゆるゆると上っても、そんなにスピードは変わんないということが、だんだんわかってき始めたので、無駄な体力は使わんように「脱力」を心がけます。

これはあくまで私の感覚であって、万人に通じるものかどうかはわかりませんが
・サドルの後方に座る
・ハンドルはブラケットポジション(余裕があれば下ハン)、できるだけ前傾を保つ
・ケイデンスは低めで、ペタペタと一定のリズムで
・11時から1時方向に回すときだけ、前方に滑るようにペダルを進ませる意識で、ちょっと力を入れる
・1時まで行けば、あとは重力で勝手にペダルが落ちる(ような気がする)ので、だらーんと脱力

以上の感覚でペダルを回していくと、坂道も楽に(≠速く)漕げるような気がしますが、あくまでも気がするだけで実際は違うかもしれません。
もう少し坂を乗り込んで、この感覚が私にとって合っているのかどうか検証したいところですが、今シーズン自転車で峠越えをする機会は、もうないでしょうから、来シーズンへの宿題にすることにします。

大体、感覚をつかんだところで、余計なことは考えず、ずんどこ上っていきます。

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下手にアップダウンが続くより、峠道の方が、覚悟を持って上ることができていいね。
アップダウンが続くと、「やったー」、「うげぇ、また坂か!」と、メンタルの部分でもアップダウンしてしまい、よろしくない。

釧路市のカントリーサイン。

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大体、峠というものは、自治体の境界線で終わりを迎えるものと相場が決まっておる。
「これで、もう下りも近いな」と、ちょっと気が緩んだ。

しかし、この峠はカントリーサインが出てきても、上りがまだまだ続くのであった。

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一瞬、ぬか喜びをしただけに、カントリーサインを過ぎてからがちょっとキツく感じる。
峠道は、下り坂が見えるまで、気を抜いてはいけないのである。
(たまーに、途中で下って、また上る峠もあるのだが)

で、この永山峠の頂上は「双岳台」と呼ばれる、ちょっとした展望台です。
13:53到達。

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「双」岳台と言っておきながら、山がひとつしか見えないのはどういうことなんだ?
一応、こっからは、雄阿寒岳と雌阿寒岳が見えるってことになってるが、どの角度から見てもひとつしか見えないんだが。
しかも、写真の山は雄阿寒岳か雌阿寒岳かもわからんし。

双岳台からは、ずっと下り道。
14:05、途中、「双湖台」ってとこがあったので、ちょっと寄り道。

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これまた湖はひとつしか見えないんだが、何ゆえに「双」湖台?
一応、パンケトーとペンケトーの二つの湖が見えるってことになってるんだが。

まあ、細かいことはどうでもいい。
急がないと、冗談抜きで日が暮れてしまうので(この時期の道東は16時30分ぐらいには日が暮れる)、とっとと阿寒湖に行こうぜ。

坂を豪快にギュイーンと下っているときに、逆方向から上っている赤いブロンプトンの人がいた。
「うわー、この人チャレンジャーだなー」と、半分尊敬、半分ちょっとおかしいんじゃないかという目で見ていたが、よーく考えたら、3ヶ月前にブロンプトンで知床峠を越えた俺に、おかしいんじゃないかと思う権利はない。

途中で、国道240号線にぶつかり、5km程北上したところで、14:44、阿寒湖到達。

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湖畔にあるセブンイレブンで買ったおかしをむしゃむしゃ食べながら、ひとりスナフキンのようにたそがれる。
海や湖を見ながらボーっとしているのは、かなり好きだ。
沖縄に行くと、海を見て一日中過ごすという人が結構いるみたいだが、何となく沖縄の人の気持ちが分かるような気がする。

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遊覧船も出たし、行くか。

時刻はすでに15:00を回っている。
阿寒湖と阿寒の道の駅は、そんなに離れていないんじゃないかと思われるかもしれないが、実際のところ40kmぐらいの距離があり、同じ阿寒でも、えらい離れているのであった。

日没時間が気になるところ。
こっからはほとんど下りなので、1時間半もあれば戻れるかなあとは思っていたが、16時を過ぎて、徐々に暗くなっていくと、芥川龍之介の小説「トロッコ」の主人公のように、落ち着かない気持ちになってきましたね。
当初の予定では、100kmぐらい走って、14時には戻れるだろうと思っていたのだが、コースの予習をきちんとしなかったもので、気がつけば、サイコンの数字は120km、130kmと走行距離が増えていくのであった。

16:27、阿寒の道の駅到着。

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何とか日の暮れる前に、たどり着くことができました。
143.1kmと、久々にたっぷり走りましたね。
獲得標高は約1700mと、かなりタフなコースでした。



久々にたくさん自転車に乗って、へとへとになったので、メシでも食いに行こう。

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豚丼の店「ぶた福」。
地元では結構有名な店らしいが、釧路中心部からかなり距離が離れているので、なかなか行く機会がなかったんだよなあ。

店の正面の看板には「豚丼780円」となっているが、別のところでは「880円」となっている。
どっちが正しいんだ?

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結局、880円が正解ということで、消費税が8%になったときに、便乗値上げでもしたのかしらん。
まあ、100円ぐらいの違いなんか気にしないで、バラ豚丼を頼むのだ。

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これが、肉が二段重ねになっていて、めっちゃ量が多い。
腹が減っていたので、大盛を頼もうと思っていたが、普通盛にしておいてよかったよ。
非常にウマーな豚丼で、食にあまりこだわりのない私も、満足、満足なのであった。
ごちそうさまでした。

そんでもって、締めは風呂だろうと、まだ行ったことのない「山花温泉リフレ」に行きます。

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キレイで広くて混んでなくてよいのだが、入浴料がちと高い(620円)のと、サウナにテレビがないのが不満なのであった。
釧路市内の日帰り温泉・スーパー銭湯では、「ふみぞのの湯」(440円)が圧倒的によいなあ。
ちょっと混んでいるのが難点だが。

最近テレビで見かけなくなった有名人が泊まっていることが判明した。

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もしかしたら、一緒の風呂に入っていたのだろうか?
もし、テレビで見ているような派手な髪形だったらすぐわかるのだが、多分、髪の色を落としていたら、どこにでもいる普通のじーさんにしか見えないんだろうなあ。

んなわけで、走、食、湯と大いに愉しみ、2015年最後のロングライドは幕を閉じたのであった。
あともう一回ぐらいは、80km程度ロードに乗れる機会があればいいな。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2015-10-25 00:35 | ロード | Comments(2)  

阿寒横断道路(その1)

10/17(土)

8月の美幌のデュアスロン以来、自転車イベントに出ることもなく、なんとなくロードに対するモチベーションが下がっていたんだが、この日は天気はいいし、最高気温は17度ぐらいと、この時期にしては高めということで、2015年最後のロングライドをするにはこの日しかないだろうと、出動することにした。

ただ、朝は気温一桁で寒いんで、気温が上がってくる9時ぐらいを出発時間にすることにした。
こういうところが、ブルベに参加されるライダーとは違って、気合の入ってないところなんだよなあ。
ブルバーブログの皆様の防寒対策を拝見すると、「すげーなー」という感嘆の気持ちと同時に、「めんどくさくて、ワシはそこまでやりたくない」という怠惰人の私の本性が出てしまうのだった。

さて、今回は、今まで走ったことのない「阿寒横断道路」を走ることを目的とする。
ほんで色々検討した結果、朝9時出発で、自宅から阿寒横断道路を走るとなると、私の脚力では日没コールドゲームになる恐れがあり、翌日順延というめんどくさい結果になりそうなので、ズルをして車に自転車を積み、ビューンと阿寒の道の駅まで走らせることにした。

9:07、阿寒の道の駅到着。

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この時点で、気温は2桁あったので、そんなに寒さは感じないですね。
どうせ、動けば暖かくなることだ。
ビューンと、行っちゃえ行っちゃえ。

当初の予定では、国道240号線を北上し、まずは阿寒湖に行こうと思ったが、やっぱり阿寒湖は最後のお楽しみにして、最初に弟子屈に向かおうと発作的に思い、実行した。
走行中にひらめくものがあったら、とりあえず実行することが大事なのである。

国道274号線との交差点を右折して、鶴居村方面へと向かいます。

牧草地が広がり、よい眺めですわね。

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都会的な生活スタイルを好む私であるが、週に一回ぐらいは、こうして自然あふれる風景に身をゆだねるのも悪くない。
天気もよいし、まずは好調な滑り出しである。

景色はいいのだが、この国道274号線は、アップダウンが激しく、ほとんど平らなところがないという欠点があった。

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それでも、最初のうちは元気があったし、坂の波状攻撃が待っているとは知らなかったので、ガシガシと全力で坂を上って行った。

「牛横断注意」も珍しいと思わんくなったなあ。

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牛。

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牛の他にも、道東の道らしく、当たり前のように鹿が道路を横断してましたね。
もう、鹿ぐらいでは全く驚かんがね。
でも、一ヶ月前にヒグマ発見という看板には、さすがに恐怖を感じた。

10:24、鶴居村到達。
もう坂道ヤダ。

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50~100mの標高差を上っては下りるってのを10回ぐらいは繰り返した。
はっきり言って、こんなのだったら、一回で1000m級の峠を上った方がマシのような気がする。
坂のインターバルトレーニングでしたね。
いつまで続くかと思いましたよ。

弟子屈市街まで約10kmというところで、ようやく平らな道になった。

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何も予習しないで行ったものだから、弟子屈までの65km、コンビニはおろか、自販機すらないという状況に目まいのする思いがした。
つーか、弟子屈まで65kmもあったのかよ。
せいぜい、40kmぐらいだと思ってたよ。
きちんと事前にルートラボで予習しとけよ。
ちなみに、事前の準備の甘い私は、もちろん補給食など持ってきてなかったでござるよ。

900高原。

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確か、今年のグランフォンド摩周の1日目のコースに900高原があったなあ。
わたしゃ、2日目しか出なかったので、ようわからんが。
900高原は、弟子屈町の「隠れた名所」ということで、どんなとこか見てみたいような気もしたが、すでに激しいアップダウンで体力を消耗しきった私は、一刻も早くコンビニに駆け込みたかった。
高原ってことは、当然、たどり着くまでに坂上んなきゃならんってことだろ。
そんなの無理無理。

さようなら、900高原。
もしかしたら、来年のグランフォンド摩周で会うことになるかもしれないので、そんときはよろしく。

12:04、北海道のサイクリストの味方、セイコーマート到着。

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わたしゃ、補給食はあまりガッツリ食わない人なのだが、さすがにこのときは、あまりの腹ペコに身の危険を感じ、どーんとホットシェフのチキン南蛮重を食らうことにした。

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このコンビニにはイートインスペースなどというものはなかったので、コンビニ前に座って、ひたすら弁当をかっ食らう。
他人の視線が痛かったような気もするが、自転車乗りを長くやっていると耐性ができて、恥も外聞もあったもんじゃなかったのである。

さて、メシも食ったし、本日のメインイベント「阿寒横断道路」に向かいますか。

牧草地帯は続きますよ。

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阿寒湖畔まで36km。

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峠道もあるので、こっからあと2時間ぐらいってとこですかね。

道東の地に来て思ったことは、夏から秋にかけ、一気に気温が下がっていくことがあるのかもしれないが、葉っぱの色の変化が緑から赤や黄色ではなく、くすんだ茶色に変わっていき、これじゃあ「紅葉」じゃなくて「茶葉」だろうということだった。
そう言えば、道東で紅葉の見所って、あんまり聞かないような気がするなあ。

なんとなく暗い葉の色取りの中でも、ここだけはキレイだったなあ。

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さて、こっからいよいよ「阿寒横断道路」のハイライトである永山峠(標高747m)に入っていきます。

つづく
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by gossy54200 | 2015-10-23 23:07 | ロード | Comments(0)  

2015別海パイロットマラソン参加記(その7)

その1 その2 その3 その4 その5 その6

35kmを過ぎて、ちょっとタイムを意識するようになりました。
サブ3.5は無理だとして、3時間40分切りは何とかなるかなあ。
35km地点で3時間4分29秒だから、残り7.195kmを35分ぐらいで走らなくちゃいかんわけね。
現状のペースはキロ5分20秒ぐらいだから、ちょっと無理かなあ。

じゃあ、自己ベスト3時間46分22秒の更新はどうだろうか?
これだったら残り7.195kmを40分以上かけてもOKなわけだから、また、不測の事態が起こらない限り大丈夫だな。
そんなわけで、こっからはあんまり時間気にしないで、楽しく走ることに専念しよう。
いや、トイレタイム2回の時点で、既に時間は気にしないようにしていたのだが。

ひたすら殺風景の中を走り、都市型マラソンのお祭り気分とは無縁の世界であった、この別海パイロットマラソンであったが、残り3kmの辺りから、再び別海の市街地に戻り、沿道がにぎやかになってきた。

それにしても、応援の温かいことよ。

「ドラえもん、お帰りなさい。ずっと待ってたよ」

なんて声をかけられると、うれしさもひとしおですな。
ああ、この方たちは3時間以上もずっと沿道にいて、応援してくださったんだ。
往路でランナーがいなくなってからも、復路で戻ってるのを待っていてくれたんだと思うと、涙がちょちょ切れる思いですよ。

今までのマラソン大会では、35km以降って、ほとんどが苦しい思い出しかないのですが、今回、初めて35km以降が「楽しい」と感じました。
これも、ひとえにたくさんの温かい応援のおかげです。
特に、小さな子供の応援はパワーになりましたね。
別海の子供たちに幸あれ。

40km地点通過。
タイムは3時間31分3秒。
5kmのラップタイムは26分34秒。
おお、最後になってタイムを上げてきたではないか!
恐るべし、別海町民の応援パワーなのであった。

さて、自己記録更新は間違いありません。
かみしめるように、残りの2.195kmを走りましょう。
最後は陸上競技場に戻り、トラックを一周してゴールです。

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ゴールの横断幕すらなく、華やかのかけらもない、素朴なゴール地点がよい。
途中、思わぬアクシデントもありましたが、思う存分42.195kmを満喫いたしました。

ゴール!

タイムは3時間43分11秒。
自己新記録達成です。

ただ、ネットタイムでは去年の大阪マラソンで3時間41分11秒という記録を出しているので、今回はそれには足りないな。
正式なネットタイムは出ていないけど、スタートロスが30秒弱ぐらいだったんで、ネットでも3時間42分台ですな。
まあ、更なる記録更新は来シーズンの楽しみにとっておくことにしよう。
あんまり大幅に記録更新すると、かえって今後のモチベーションが下がると思うんで、棒高跳びのセルゲイ・ブプカのように、ちょっとずつ更新していけばいいだろう。


努力目標は「サブ3.5」だったのだが、どうも潜在意識の中で「絶対無理、でも、できると思わないとできないしなあ」と無理矢理目標にしていたところがあり、その否定的な内なる意識が、思わぬ腹の不調を招いたのかもしれない。
一方、「自己ベスト更新」は、根拠はないのだが、「こんなのは更新して当たり前」という潜在意識があったのがよかったのか、結果的に、どうにか帳尻合わせで自己ベストを更新することができた。

ここで言いたいのは、「これできるかな?どうかなあ?」などと思っているうちは、目標など達成できるわけがなく、「これはできて当然だ」と、潜在意識が「当たり前」と認識することによって、目標は達成されるのじゃないかと思われる。
もちろん、潜在意識が「当たり前」と認識するに至るには、それ相応の練習をして、自信をつけなければならないことは言うまでもないが。
これって、マラソンなどのスポーツだけではなくて、仕事とかにも当てはまるんじゃないかなあ。
目標達成のためには、その目標が「自分にとって当たり前」というレベルまで落とし込むことが大事なのかな。

余談ではありますが、潜在意識を高める方法論を知るには、マーフィー博士の本をどれか一冊読めばいいのではないでしょうか。

眠りながら成功する―自己暗示と潜在意識の活用

ジョセフ・マーフィー / 産能大出版部



私は一時期狂ったように読んでいましたが、結局、「潜在意識などインチキだ!」という結論に達し、全部売りましたがね。
でも、今回の経験を通じて、もう一回読み直してもいいかなあという気もする。

思うだけではもちろんダメで、かと言って、やみくもに行動するだけでもダメで、思考と行動が一致したときに、目標は実現するのではないかと、我ながらいいことを思いついたような気がするが、冷静に考えると、そんなもん当たり前なんだよなあ。
しかし、その「当たり前」が潜在意識の正体なのかもしれない。


話はそれましたが、完走賞として、鮭一本もらいました。

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会場に「ゆうパック」サービスがあったので、魚をさばくことのできない私は、当然のように実家に送りましたよ。
発泡スチロールの中を見ることはなかったので、本当に鮭なのかどうかも怪しかったが、実家から「鮭ありがとう」メールが来ていたので、多分、本当に鮭がどーんと丸ごと入っていたのだろう。

クルマに戻って着替え、再びゴール地点に向かい、しぃさんのゴールを待ちます。

膝に不安をかかえていたしぃさんでしたが、脚をひきずりながらの激走で、見事に鮭一本!じゃなくてゴール!
いや、鮭一本でもあってるか。
しかし、しぃさん、根性あるなあ。
ワシなら、きっと棄権していたと思う。
腹を下した程度で、わたふたしていた自分がちょっと恥ずかしく思った。

そして、最後はyosiさんとも合流し、しばし3人で雑談し、解散。
yosiさんしぃさん、札幌から遠路はるばるお疲れさまでした。
帰りの運転もお気をつけください。
久々にお会いできて、本当にうれしゅうございました。

今回の別海パイロットマラソン。
走る前は、そんなに期待はしていなかったのですが、走ってみると非常によい大会でしたね。
ぶわーっとドーパミンが出てくるような興奮はなかったのですが、じわじわとセロトニンが脳内から分泌され続ける感じで、かみしめるような幸福状態がふわふわと続いていたような感じであります。
別海の大自然や、人の温かさに包み込まれた、よい大会でした。
道東に住んでいる限り、出続けたい大会ですね。
札幌在住のラン仲間の皆様も、ちょっと遠いですが、是非、一度は足を運んでくださればと思います。
例年、「札幌マラソン」と同時開催ですので、「わざわざ別海まで?」という思いもあるでしょうが、都会のマラソン大会では味わえない何かがあります。

最後に、この大会に携わったすべての皆様に、心より感謝の意を表し、今回の参加記を締めくくらせていただきます。
来年こそはサブ3.5。

ごきげんよう。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2015-10-21 22:35 | ランニング | Comments(4)  

2015別海パイロットマラソン参加記(その6)

その1 その2 その3 その4 その5


さて、すったもんだがありましたが、幸い、体のダルさや脱水症状などはなく、体調はそんなに悪くないです。
むしろ、体の中から余計なものが出てきて、幾分軽くなったような気がします。
折り返し地点を過ぎて、国道243号線を市街地方面へと逆戻りしていきます。

相変わらず沿道は、給水ポイント以外では、ほぼ人気がないのですが、牧草ロールに書かれている応援メッセージに心がなごみます。
どんなメッセージかは忘れましたが。

とりあえず、自分とペースの合うランナーにひっついていくことに専念します。
記録への関心が薄れたため、時計はほとんど見てません。
ガーミンのログを調べると、「追い風+ゆるい下り」と条件がよくなっているにも関わらず、順調にタイムは落ちていたようですね。
ただ、割合、心が「無」になっていたようで、いつものフルマラソン時に感じる、「辛い」とか「しんどい」とか、そういうネガティブな感じはなかったです。
ひたすら、腕を振り、脚を進める作業に専念した感じで、思考がお留守になっているというか、無我の境地で悟りを開いたというか、よくわからん気分でした。
ランナーズハイとか、そういう高揚感はなく、フラットな気分で、修行僧のごとく、淡々と距離を伸ばしていきます。

25km地点通過。
タイムは2時間11分6秒。
5kmのラップタイムは28分12秒。
トイレロスの割には、そこそこ走れていますね。
こんな感じで、残りも頑張っていきましょう。

そう言えば、ロキソニン持っているんだから、飲まなきゃ損だなあと発作的に思い、2錠を口にする。
どっか痛くなってから飲んでも手遅れだし、痛くなる前に予防的に飲んでおこう。
今から飲んでおけば、ゴールまでは効果があるだろう。
しかし、錠剤を口に入れてから、水がないことに気づき、飲みにくいったらありゃしない。
ボリボリ噛んで、強引に喉の奥に流し込みましたよ。
やっぱ、思考能力が落ちているのかねえ。
ロキソニンは水のあるところで、飲まなアカンな。

延々と牧草地を走っていましたが、28km地点でようやく市街地が見えてきました。
中西別の皆様の応援が神様のように、輝いて感じます。
人数は少ないながらも、本当に温かい応援に力をいただけますね。
北海道マラソンのように、ずーっと人だかりのある大会もいいですが、別海は、逆に人だかりが少ないからこそ、余計にありがたみを感じます。
一人の応援が、10人分ぐらいに感じますね。
ホントに。

中西別の皆様に、感謝の気持ちを持ちながら、30km地点通過。
タイムは2時間37分24秒。
5kmのラップタイムは26分18秒と、サブ3.5ペースからは、かなり遠ざかってきましたな。
緊張の糸が切れたのもあるかもしれませんが、やはり、これが現時点での実力なのでしょうな。

補給食にバナナと梅干をぺロリ。
疲れた体に梅干のクエン酸が心地よく感じた。
ここからが真のフルマラソンの始まりです。

今までは、30kmを過ぎてから心理的なものもあって、どっか痛いだの、疲れただの、色んなネガティブな要素が沸き起こってきますが、今回はタイム的なものはあきらめただけに、妙にリラックスしていて、走りを楽しんでいたような気がしますね。
今までだったら、「残り8km」、「残り5km」とか、先のゴールのことばっかり考えていましたが、今回は、「今、ここを楽しむ」って感じで、ゴールの距離は考えずに、今の走りに集中することだけを心がけました。
あまり先のことを考えないで走る方が、精神衛生上よろしいのではないでしょうか。

そんなこんなで、35km地点通過。
タイムは3時間4分29秒。
5kmのラップタイムは27分5秒。
タイムは順調に落ちていますな。
30kmを過ぎても疲れをあまり感じなかったのは、単にペースを落としたからという単純な理由なのかもしれません。

いよいよ、ゴールまであと7kmちょっと。
「今を楽しむ」とか、偉そうなことを言っておきながら、やっぱ、35kmを過ぎると残り距離を意識してしまいますな。
体調は問題ないので、あとはゴールまで何とかへらへらとやっていくのみです。

つづく
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by gossy54200 | 2015-10-18 21:26 | ランニング | Comments(0)  

2015別海パイロットマラソン参加記(その5)

その1 その2 その3 その4


さて、17.5km地点で出すものを出し切って、一点の曇りのない、晴れやかな状態で走り出したと思ったら、1kmちょっと走っただけで、第2弾の波がやってきやがった。
これは一体どういう嫌がらせなのか?

朝飲んだ「飲むヨーグルト」が悪かったのか?
それとも、前日まで、3日前に作った鍋の中に入れっぱなしのカレーを食べ続けたのが悪かったのか?
あるいは、前日、「カレーにはナンだろ!」と100円ショップで買った「ナンの素」でナンを作ったとき、オーブンレンジで焼く時間が足りず、ちょっと粉っぽかったかもしれない。

私のテキトーな食生活を考えると、下痢の原因はいくらでも思いつく。
しかし、ここで重要なのは犯人探しではない。

今、この現状をどうするかだ。

確か20km地点にトイレがあったはずだから、あと1kmは持つだろうと、さっきよりはちょっと楽観的に、尻の穴に力を入れながら、テケテケと走っていた。
経験というのは人を強くする。
2度目のピンチでは、さほど動じなくなったのだ。

20km地点到達。
ここまで1時間42分54秒。
走りにあまり集中できてないので、1kmのラップタイムは5分33秒と遅め。
15km~20kmのラップタイムは29分15秒と、15kmまでのタイムに比べ5分近くかかっている。
まあ、事情が事情だし、しゃーないわな。

さて、給水とかもありますが、まずはトイレです。
先ほどと同様に、簡易トイレは一つしか設置されていませんが、運よく空いていたのでありました。

中に入り、至福のひとときを過ごします。
しかし、そんな私の静寂タイムを乱す奴がいた。

ノックの音がけたたましく聞こえ、「早く、早くぅ~」と切羽詰った声が外からする。
わかる、気持ちは痛いほどよくわかる。
しかし、私もいろいろ格闘している真っ最中なのだ。
本当に申し訳ない。
何とか2分以内に闘いを終えるよう、前向きに善処するので、ご不便おかけしますが、少々お待ちいただけますか?

戦いは無事に終わった。
後は水に流し、何事もなくレースに復帰するのみだ。
ん?
んん?

水が流れん!

これは非常に困った。
しかし、待っている人もいるし、私も可及的速やかにレースに復帰せねばならぬ。
テキトーにトイレットペーパーをドバドバ入れて、物体が見えないようにして、最低限やるべきことはやったということにしておこう。

ドアを開けて、「お待たせしました」と声をかけたが、ドアの外には誰もいなかった。
きっと待ちきれないと、他の場所へ移動したのだろう?
私のせいで、トイレが使えなかった方の運命は、どうなったのだろうか?
その結果は知る由もない。
多分、このブログを読んでいないことと思いますが、20km地点でトイレを待っていた方に、心よりお詫び申し上げます。


「大」問題を解決し、ふっと冷静になる。

はあ、終わったか。

終わったな。

サブ3.5の夢は終わった。

などと、自分の記録のことしか考えていない脳みそが語りかける。



そこで

バカモーン!

と、第二の人格の脳みそが渇を入れた。

まだ、レースは半分も終わっていないじゃないか!
ここであきらめてどうする!
過ぎたことは過ぎたこととして、また、ここから頑張ってゴール目指さんかい!


渇を入れられたところで、とあるランナーに話しかけられる。

「お、ドラえもんですか?普段の大会でも仮装で走ってるんですか?」
「ハイ、たくさんの応援がもらえますので、ちょっと目立つように走ってます」

そうなのだ。
自己記録という点では、もう多くは望めないが、それでもドラえもんとして一生懸命走って、沿道の皆さんに喜んでもらえることはできる。
心を無にして、今できることをしっかりやろうではないか。
さあ、余計なことは考えず、がむしゃらに走り出そう。

21km通過タイム、1時間50分54秒。

ここから、ハーフマラソンのスタートを切るつもりで、残り半分、折れない心でやっていこう。

つづく
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by gossy54200 | 2015-10-17 23:32 | ランニング | Comments(0)  

2015別海パイロットマラソン参加記(その4)

その1 その2 その3


16kmを過ぎた辺りから、何かがおかしかった。
私の腹の中で、夜の校舎窓ガラス壊してまわり、更に盗んだバイクで走り出す、尾崎豊のような虫が暴れていた。
腹の中の虫は、結託して、私の尻のダムを決壊させようとしやがるのである。

いかん。
これは、いかん。

もう、サブ3.5どころの騒ぎではない。
私の全神経は脚ではなく、尻の穴に集中していた。
うっかりしていたら、全てのモノをコース上にぶちまけんるんじゃないかというぐらい、私の腹はゆるみきっていたのであった。

モソモソしながら、そろりそろりと脚を進める。
このまま私は、コース上にウ○コをぶちまけ、人間としての尊厳を失うのか?
そして、ブラックリストに載り、来年以降、別海は永遠に参加禁止になるのではないか?

嫌だ!
そんなのは絶対に嫌だ。

コースの周りは、ほとんど牧草地であったが、民家が点在としていたので、最悪、どっかの民家に押しかけて用を済まそうというぐらいに、私は切羽詰っていた。

17km地点通過。
1kmのラップタイムは5分32秒まで落ちたが、そんなことは走行中にウ○コを漏らすことに比べたら、些細な問題だ。
もうタイムはどうでもいい。
というか、完走できなくてもいいから、ウ○コだけは漏らしたくない。
ただただ、その一念だけであった。

うー、トイレ、トイレ。
と、頭の中の90%以上をトイレに支配されながら走っていると、ようやく17.5km地点にトイレを発見した。
ありがたい。
これで、私は人間としての尊厳を取り戻し、何事もなかったようにレースに復帰できるのである。

しかし、ここで問題はまだ残されていた。

設置された簡易トイレはわずかひとつしかなかったのである。

ここで、もしトイレが使用中だったら、私は完全に詰んでしまう。
トイレを見つけた安堵感からか、若干、尻の穴に緊張感が欠けてきた。
この緊張感の欠けた尻が、あと数分持続するとはとても思えなかった。
勝負は今だ!
今しかない!

さあ、トイレは空いているのか?














空いててよかった。


道マラのような参加人数の多い大会でなくてよかったよ。
さすが、別海までマラソンを走りに来るような人は、皆さん自己管理のできている人ばっかりで、こんなところでトイレ休憩を取るような人はいないのであった。

トイレと格闘すること3分。

途中棄権まで覚悟していたのがウソのように、私は晴れやかな表情で戦いを終え、レースに復帰したのであった。
このくらいの遅れなら、まだまだ挽回できる。
トイレがちょうどいい休憩になったと、ここはプラスに考えよう。

再び走り出し、18km地点通過。
1kmのラップタイムは8分1秒って、これはトイレタイムのためしょーがないよな。
しかし、トイレタイムを3分とすると、実質、この1キロを5分で入っていることになるから、ここはそんなに悲観すべきところではない。
折れない心で、サブ3.5ペースに対する2分の借金を少しでも縮めていこうではないか。

19km地点通過。
1kmのラップタイムは4分58秒と、華麗に復活。
ここからだ。
ここからが真の勝負なのだ。















などと安堵したところで、まさかの第二のビックベンが爆発しそうになったのであった。

つづく
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by gossy54200 | 2015-10-14 21:40 | ランニング | Comments(0)  

2015別海パイロットマラソン参加記(その3)

その1 その2

さて、ゆるやかに走りましょう。
スタートラインまでのロスタイムは、わずか23秒。
ローカル大会は、スムーズに走り出すことができて、いいですわね。

まずは、陸上競技場を一周します。
美幌の第一ランと同じような感じですね。
途中で、浅井えり子さんがハイタッチでランナーの皆さんにエールを送ります。
私はコースの外側にいたので、ハイタッチを受けることはできなかったが。

で、陸上競技場を出て、別海の市街地を走ります。
都市型マラソンに比べると、沿道の応援は少ないですが、それでも暖かさを感じる応援です。
「ドラえもーん」の声援に応えながら、ゆったりとペースを上げていきましょう。

ガーミンの計測で、最初の1kmが5分14秒。
2kmのラップタイムが4分40秒。
「うーん、早いか?」とも思ったが、ここは攻める走りで、強気にサブ3.5を目指そう。
流れに従って、黙々と進んで行きましょう。

3km過ぎた辺りから、殺風景になってきましたね。
市街地を抜けて、沿道にも人がいなくなりました。
どこまでも真っ直ぐな道を、ひたすら進んでいきます。
時計はあまり見ないで、周りのランナーのペースに合わせることに全神経を集中します。

5km地点で給水。
ここまで24分43秒。
サブ3.5ペースに対して、若干の貯金あり。
多分、無理はしていないはずだ。
今までのマラソン大会でもさんざん感じてきたことだが、「このペースで最後まで行けるんじゃないか?」と、学習機能のない私は、大いに勘違いしたのであった。

7.5km地点で、スポンジをもらう。
市街地以外は、沿道にほとんど人がいないので、この2.5kmごとにある給水なりスポンジポイントが、オアシスのような存在でしたね。
スタッフの皆様に感謝をしながら、淡々と歩みを進めます。

10km地点で給水。
ここまで48分58秒(5kmラップタイム24分15秒)。
美幌の第一ランよりも速いペースですな。
しかし、今回は美幌と違って、走りに専念すればよい。
自分が気持ちいいと思うペースで、どんどん前に進んでいこう。

給水でびっくりしたのは、水とスポーツドリンクの他に、オレンジジュースがあったことだな。
オレンジジュースは斬新であった。
とりあえず飲んでみたが、やはりマラソン大会にオレンジジュースは合わないような気がした。
おいしかったけど。

15km地点通過。
ここまで1時間13分39秒(5kmラップタイム24分41秒)。
少しペースは落ちてきたが、まだ、サブ3.5に必要な「キロ4分台」ペースは保っている。
向かい風なので、とにかく風をモロに受けないように、周りのランナーに離されないようにということだけ心がけた。
「向かい風でゆるやかに上っている前半でこれだけ走れているから、後半はもっとスムーズに走れるんじゃないか」とか、30km以降の疲労を考慮していないおバカな私の脳みそは、ムシのいいことを考えていたのであった。

16km地点通過。
ラップタイムが5分9秒と、ちょっと落ちてきた。
前のランナーとの距離が開きつつあり、しんどい展開になっていた。
「なんとかペースを上げていかねば」と思っていたところで、これまでの好調さから一変、今までのマラソン大会以来最大のピンチが待ち受けていたのであった。

つづく
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by gossy54200 | 2015-10-12 21:53 | ランニング | Comments(0)  

2015別海パイロットマラソン参加記(その2)

その1

この日は天気はよかったのだが、外は寒くてねえ。
ランウェアで外をうろつくには寒いので、車の中で、ぬくぬくとうたた寝をしておりました。
駐車場とスタート地点が近いのはいいですなあ。

9時過ぎになって、ようやく外に出て、スタート&ゴール地点である陸上競技場へと向かいます。
相変わらず気温は15度ぐらいとそんなに高くないが、日差しがあるので、半袖のランウェアでも、何とか耐えられます。

ここで、今回の持ち物を整理しておきます。

・塩タブレット5個
・ツルハドラッグブランドのアミノバイタルの類似品4袋
・パワージェル4個
・ロキソニン2錠
・釧路湿原マラソンでもらった、顆粒状のVAAM1袋
・前日、スポーツDEPOへ買出しに行ったときに目に入った「アミノバイタル パーフェクトエネルギー」(30km過ぎてもパフォーマンスが落ちないという宣伝文句に、まんまと引っかかった)

ミズノ(MIZUNO) アミノバイタル パーフェクトエネルギー130g 16AM6200

ミズノ(MIZUNO)



陸上競技場は、事前のウォーミングアップに余念のない、ランナーで溢れかえっていた。
お祭り気分の北海道マラソンと違って、美幌のようなストイックな雰囲気でしたね。
まるで、「初心者お断り」というような、ピンと張り詰めた空気が流れていたのであった。

そんなピンとした空気の中、私の気分を和ませてくださった二人組がやってまいりました。
2年前の千歳JALマラソンで、横断幕を作って私を応援してくださった、yosiさんとしぃさんのお二方であります。

2年前の滝川コスモスマラソン以来でしょうか?
久しぶりに見知ったお顔を拝見でき、非常にうれしゅうございました。
ワタクシ、道東の地でも、元気にやっております!

スタート前の、気合の入ったワタクシを、yosiさんが撮影してくださいました。

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私はカメラに向かって、チョキさんサインを出すキャラではないのですが、ついついカメラマンyosiさんに乗せられて、その気になってしまいました。
このまま、あと5分ぐらい撮影会が続いたら、yosiさんに乗せられた私は全裸になって、関係者につまみ出されたかもしれません。
更には、「サブ3.5を目指しましょう!」とyosiさんに言われ、ついつい「よーし、やったるで!」と思ってしまったのでありました。

写真が出たついでに、今回の服装を。

・ドラえもん被り物
・Zoffのサングラス
・SEVのネックレス
・半袖ランシャツ
・ポケット付きの短パン
・CW-Xタイツ
・アルペンブランドの5本指ソックス
・シューズadizero mana7
・ニューハレテーピング、腰、膝、ふくらはぎ、足首と
・乳首に絆創膏(これ大事)

今までフルのときは、ウェストポーチにマイボトルを忍ばせて走っていましたが、気候的に涼しく、給水も十分あるということで、水持って走んなくてもいいかなあと。
ボトルあると、ゆっさゆさして走りにくいしね。

さて、スタートラインに着きましょう。
北海道マラソンみたいに、きっちりと事前にA~Fのブロックに分かれているなどということはなく、「サブスリー目指す人」「サブフォーを目指す人」「ゆっくり走る人」の3つの立て札に従って、各自が勝手に並んでいくという、ゆるいものでありました。
サブ3.5を目指す私としては、とりあえず「サブフォーを目指す人」の前の方に陣取ることにしました。

スタートラインに着いたら、VAAMとアミノバイタルパーフェクトエネルギーで補給です。
こういう遠いところまで遠征されるランナーの皆さんは、大会慣れしているようで、スタート前独特のふわふわした雰囲気は感じませんでしたね。
フラットな気持ちで、スタートまでの時間を過ごすことができました。

でもって、「ゆっくり走れば速くなる」のマラソンアドバイザー浅井えり子さんのご挨拶。
浅井さんには失礼だが、どことなく質実剛健とした中途半端な大物って感じが、別海らしくていいような気がした。
こういうどしっとした落ち着いた場に、例えば増田明美さんのような方がいると、なんとなく浮くような気がする。
根拠はないが。

浅井さんによると、風は行きは向かい風で、帰りは追い風ということなので、後半、グイッとスピードを上げて行けるのではないかと。
後半は緩やかに下り基調のコースだけに、余計ね。
今までのような「後半失速」のパターンは、なんとしても避けたいものだ。

そして、10:00。
カウントダウンも何もなく、ピストルの音だけが、突発的に「パーン」と鳴って、第37回別海パイロットマラソンのスタートは切られたのであった。
今までのマラソン大会の中で、最もゆるいスタートだなあ。
まあ、そういうゆるい感じが、雄大な別海らしくてよかったのだがね。

つづく
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by gossy54200 | 2015-10-08 21:09 | ランニング | Comments(2)