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2016釧路湿原マラソン参加記

今年も参加いたしました、釧路湿原マラソン。
この時期の30kmレースは、北海道マラソンの調整にはもってこいなのではないでしょうか。

今年は去年を上回る2時間25分切り!
…と、行きたいとこですが、去年より練習量少ないし、2時間半切れれば御の字ってところでしょうかね。
まあ、てげてげ頑張ります。

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スタート前は土砂降りの3乗ぐらいのすさまじい雨が降っていて、会場に着いた瞬間帰りたくなった。
7〜8時の降水量19.5mmって、マラソン大会なんてやってる場合じゃないでしょ。
車から受付まで歩く間で、すっかり濡れて、シューズとソックスはぐしょぐしょになり、やる気マイナス100%。

世の中の色々なことがどうでもよくなり、車の中でふて寝。
しかし、雨がひどかったのは7時台だけで、スタートの9時半が近づくにつれて雨脚が弱くなり、スタート前には完全に雨は上がってました。

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スタート地点付近。
あちこちに水たまりがあるが、土砂降りよりはマシだろう。

15分ぐらい前にスタート地点に並んでいたら、会社の人に発見される。
今回も安定の「くまモン被り物」で、私の存在は一際目立つ存在なのであった。
待ち合わせに便利だね。

スタートまで適当に雑談しているうちに、パーンとピストルが鳴ったような気がして、さりげなくスタート。
スタートラインをまたぐまでのロスタイムは50秒。
まあ、こんなもんでしょう。

去年は初めの方から、キロ4分台でかっ飛ばしてましたが、今年はキロ5分5秒ぐらいのペースでそろそろと。
初めゆったり、ラストで上げていこうと。

今年も湿原横断道路の気が狂いそうになる直線は健在であるが、川内選手をはじめとする復路のランナーを見たり、ハイテンションな給水ボランティア学生スタッフに元気づけられ気が紛れ、思ったほど苦痛ではない。

10km通過タイム、51:47。
こっからキロ5分ペースに上げていきたいが、ちっとも上がっていかん。

直線区間が終わり、折り返し。
この辺りから、私の前を走っているプリンの被り物をしているランナーが目についた。

18km地点辺りで、プリンに追いつき、二人で併走。
ボランティアスタッフから「プリン、くまモン頑張れ!」と熱い応援を受ける。
私が年に1回だけ釧路市民に応援される貴重な時間です。

しかし、プリンはバテてしまったか、後方に去ってしまい、我慢の一人旅が続く。

20km通過タイム、1:42:45(ラップタイム50:58)。
よし、ここまで脚は貯めてきた。
一気にスパートだ!

と、気持ちだけでは思うのだが、すでに脚は動かず。
いや、脚がしんどいというか、体全体がだるいと言うか、とにかく思うように体が動かない。

向かい風の河川敷で心が折れかけたが、市街地に入って、沿道に人が増え、「くまモン」コールで元気付けられます。
ペースは上がらないにせよ、25km地点からペースの落ちたランナーをちょぼちょぼ抜かしにかかります。
応援の力って大きいよね、ホント。
自意識過剰の私としては、変な格好をすることによって、多くの人の注目を集めるからサボれないってのは正直あると思う。

運動公園に入って、さすがにもう無理と思ったが、どういうわけか競技場に入るとスイッチが入る。
ゴールが競技場のトラックの大会って、何故かテンション上がるよね。
テレビ中継のあるマラソン大会みたいな気分になるのだわ。

タイム的には去年より大幅に遅れているが、それでも一つでも順位が上の完走証をもらいたいではないか。
最後の30mぐらいのところで一人交わして、指を突き上げゴール!

タイムは2:34:36(ラップタイム51:53)とイマイチでしたが、ゴール後、プリンのランナーに挨拶され、お互いの健闘をたたえ合うと共に、来年の再会を誓ったのであった。

変な格好で一生懸命走り、応援を力にするのが私のマラソンスタイル。
応援してくれる人がいるから、頑張れる。

大会に関わった全ての皆様に感謝し、今年の走行レポを締めくくりたいと思います。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2016-07-31 19:43 | ランニング | Comments(0)  

BRM730釧路湿原400kmお見送り

本日、釧路発着の400kmブルベがあるということで、ふむふむどんな様子かなあと、釧路駅にお見送りに行ってまいりました。

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俺チャレ以来のブロンプトン。
旅先でGIANTのIDIOMについつい心を奪いかけられたが、ブロンプトンのマイルドな乗り心地も捨てがたい。

車に例えると、IDIOMは昔のスターレットGTで、ブロンプトンはベンツAクラスって感じでしょうか。
ベンツは乗ったことがないけれど、あくまでそこはイメージだ。

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この時期の釧路らしい、ちょっと残念な天気。
雨が降ってないのが救いですがね。

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ブリーフィング。
エントリーは34名でしたが、雨予報のためDNSが多く、20名ぐらいの参加。

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泥人形さんのタルタルーガ。
ブルホーンハンドル仕様の「ブルタ」です。
今回の小径車でのチャレンジは、泥人形さんだけでしたね。
他にもファットバイクが一台ありました。

グランフォンドきよさとのロングコースでは、クロモリはワシ一人だけで肩身の狭い思いをしたが、ブルベはクロモリ愛好者が多い感じですね。
クロモリロードの真の力が発揮されるのはブルベなのかなあとか思ったりして。

以前、ブルベのお見送りに行ったときは、「よーし、今度は俺も!」なんて思ったものですが、久しぶりのブルベの空気は、何だか自分とは関係ない別世界のような気がしますね。
下手にコース知ってるもので、夜中に、コンビニが全くなく、かつ、霧やら鹿やらアップダウンやらで苦しませてくれる北太平洋シーサイドラインを走ることはノーサンキューなのですよ。
あそこは秋の天気のいい時に走るところでしょ。

何はともあれ、現在も走られているブルバーの皆様のご健闘を祈りつつ、私は明日の湿原マラソンに備え、さっさと寝たいと思います。

おやすみなさい。
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by gossy54200 | 2016-07-30 20:56 | 自転車 | Comments(2)  

やまめポジション考察(2016改訂版)について

このブログは、「やまめポジション」をキーワードに検索してやってこられる方が多いです。

過去にそれとなく「やまめ乗り」っぽいことをやっていたときの記事に、未だにアクセスがあって、感謝感激雨アラレなのですが、今読み返してみると、あまりにデタラメなことが書いてあって、読むに耐えないと共に、「やまめポジション」について間違った印象を持たれるのではないかと、堂城さんにも極めて申し訳ない気がします。

まあ、あんときはバイブル「自転車の教科書」は販売されていなく、今は亡き雑誌「ファンライド」の5ページぐらいの特集でしか概要をつかむことはできんかったからな。
あれから、1回ロードの学校に行ったり、1回座学を受講したりして、当時の考えはいかに浅はかだったのかと、イヤと言うほど思い知らされる結果となったのだが。

そんなわけで、2016改訂版の記事を書いてみました。

やまめポジション考察(2016改訂版)

しかし、あくまでこれは、本の内容や、実際に受講したことを元にして、私なりに乗ってきたことの感想に過ぎず、真の「やまめポジション」(今は「おじぎ乗り」って言うのでしょうが)からは遠いものであると言うことを、考慮に入れていただきたいと思います。

自転車など、100人いたら100通りの乗り方があるわけですから、「この乗り方が絶対!」と盲信するのは、かえって自転車生活が不自由になるんじゃないかと、私は思うわけですがね。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2016-07-27 21:48 | 自転車 | Comments(0)  

GIANT IDIOMが思ったよりもいいんじゃないかという話

7/16~18。
私は秘密の旅に出ていた。

家の近くのバス停で、空港行きのバスを待っていたら、どういうわけかバスはブレーキを全くかけることなく、私のことを無視して通過して行った。
バスに無視されたのは生まれて初めてのことであり、ひょっとしたら、乗る予定のバスは駅から空港への直通便で、このバス停は停まらないんじゃないかと思ったが、バス停の時刻表を見たら、思いっきり停まることになっている。

いやー、仕方ないなあ、ここはダッシュで家に帰って車で空港に行こうかと思ったが、冷静に考えたら私は1mmも悪くなく、全てバス会社が悪いので、温厚な私にしては珍しく、バス会社にTELして文句を言うことにした。

「どうなってんだ!バカヤロー」という内容をめちゃくちゃソフトに言ったら、こういうことはよくあるのか、手馴れた感じで「タクシー手配するので、バス停で待っててください」と言われ、3分ぐらいでタクシーが来た。

「やった!タダでタクシーで空港に行けるのか!」と、一瞬私はラッキーマンに思えたが、バス会社から電話が来て、「空港のバス会社のカウンターで、バス料金分だけは払ってね」と言われてしまった。

バカヤロー、迷惑料として空港までタダで行かせんかい!というか、バス会社にかけた電話料金分ワシ損しとるやんけ!

しかも、空港に到着して、バス会社のカウンターで料金を払おうとしたら、係員に

「ああ、乗り遅れたお客さんですね」

って、ワシが乗り遅れたんじゃねー!
バスに無視されたんじゃごるぁ!

と、カウンターに向かって、包丁をつきさしたい気分になったが、気の小さい私は黙ってバス料金を払い、こんなバス会社は二度と使うかと、固く決心したが、空港への公共交通機関は、この会社のバスしかなかったので、仕方なく帰りもこのバスを使わざるをえなかった。

これから空港に行くときは、車か自転車にする。
もうバスは使わん。


と、いきなりバス会社への不満をぶちまけてしまったが、今回の本題はそんなところにはない。
旅先でレンタサイクルを使った話である。

当初はブロンプトンを持ち込んで、「飛行機輪行ひゃっほーい」と決め込もうと思ったが、どうも旅先の天気予報がよろしくないのと、めんどくさくなったので、ブロンプトンは家に置いていくことにした。

飛行機輪行だったら、自走か車で空港に行ったから、バスの悲劇は起こらなかったのにね。
これは置いてきぼりにされた、ブロンプトンの呪いかもしれない。

まあ、そんなことはどうでもよくて、旅先に着いたら、予報に反して天気はよかった。
ブロンプトンを置いてきたことが悔やまれたが、事前に、旅先にはレンタサイクルがあることを調べていたので、大きな問題はない。
さあ、レンタサイクルで知らない街をさまようのだ。

ここのレンタサイクルはスポーツ自転車も取り扱っており、おとなしく700Cのクロスバイクを借りればよかったものなのだが、小径車好きの私がチョイスしたのは、GIANTのIDIOMであった。

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※ 画像はGIANTのHPより拝借

小径車であるが、折りたためない。
いや、一応折りたためるのであるが、ステムだけが折りたたみ可能と、ものすごく中途半端な折りたたみ機構なのである。

ホイールは20インチであるが、20インチの中でも451ホイールと、ちょっと大き目の特殊なホイールを使っている。
ロードに負けない走りが持ち味の、走りに特化したミニベロなのである。

「さあ、乗ろう」と思ったが、ほとんど利用されていないのか、空気がほとんど入っていない。
スタッフの方が空気を入れてくれたはいいが、5気圧ぐらいで入れるのをやめてしまった。
「おいおい、7気圧ぐらいどーんと入れんかい!」
と、言いたかったが、気の小さい私はそんなことを言うわけもなく、「ありがとうございました」とお礼を言って、ポタポタと乗り始めたのであった。

おお!軽い!

漕ぎ出しがものすごく軽い。
ブロンプトンはもちろんのこと、GIOS号に比べても、最初のひと漕ぎがスーッと滑らかに進む。
これが軽量アルミフレームの力なのか!

クロモリのブロンやGIOS号と違って、もさもさする感じがない。
めっちゃキビキビ進む。
あー、面白いぞこれ。
タイヤ幅も25mmと、これはクロスバイクというよりは、フラットバーロードって感じだね。

上り坂も軽く進む。
念のためフロント2枚のIDIOM1の方を借りたが、5%ぐらいの坂ならインナーいらんな。
ずっとアウターで上っておりました。

小径車だとホイールが軽いので、スイスイと上れる気がする。
ただ、上りの軽さの割にはスピードは出てないんじゃないかなあ。
サイコンついてないから、速さはわからんけどな。

IDIOMの評判をネットで調べると、「ガチガチのアルミフレーム、アルミフォークで、ものすごく硬く、疲れる」というインプレが多いようだが、タイヤの空気圧が若干不足気味なことが幸いして、思ったよりもマイルドな乗り心地だった。
アルミフレームの場合は、規定の空気圧マイナス1気圧ぐらいにしたら、ちょうどいい乗り心地になるのかもしれないですね。
レンタサイクルのスタッフが、ここまで狙って、少なめに空気を入れたかどうかはわからない。

70kmぐらい乗りましたが、軽い!速い!と、かなり堪能させていただきました。
アルミフレームの力を見直しましたね。
どうも普段乗ってるクロモリだと、「あれ…、声が…、遅れて…、聞こえてくるよ」って感じで、いっこく堂の腹話術のごとくペダルの力が遅れて反応するような気がするが、IDIOM号はふんと踏んで、ドワーっと進む反応のよさである。

あえて欠点を挙げれば、テクトロブレーキの効かなさっぷりですね。
所詮小径車なんだから、テクトロブレーキで止まれないぐらいのスピードは出すなってことかもしれんが、これだけスピードの出る小径車で、こんなショボイブレーキをつけるのはあんまりのような気がする。
だったら、もっと走行性能落とせと。


しばらく、自転車関係の物欲はなかった私であるが、思ったよりもIDIOMええわ。
少なくとも、走行フィーリングはKHSのP-20Rシリーズよりも好み。
ニセコヒルクラ、これで出ると面白いかもしれん。

今、通勤で15kgのMTBを、4階の自室から階段で上げ下げしてるんだけど、IDIOMなら10kg以下だから、自転車の上げ下げ作業楽になるなあ。
ブロンプトンとMTB処分して、IDIOMにしてもええんじゃないかぐらいに、IDIOMに心を奪われつつある。
幸い、近所にGIANT扱ってるショップもあることだし。

ついでに言うと、そこのショップ、CannondaleのCAAD12の試乗できるから、一度試してみようかしらん。
試したが最後、GIOS号に嫌気がさすような気がして、それはそれで恐ろしいことなのであるが。

そんなわけで、クロモリ教であった私が、「アルミも悪くないんじゃね?いや、むしろいい」と思った、今回のIDIOM試乗なのであった。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2016-07-26 22:18 | 自転車 | Comments(4)  

携帯ポンプについて考える

とある土曜日。

朝、ロードで阿寒方面をふらふらしていたら、いきなり後輪にずびずびずびーと引きずる感じがあったので、どーなっとるんだと後輪を見たら、見事にぺちゃんこにパンクしていた。

おお、何たることよ!
私にはパンクの神様がついていて、ロードでは絶対に出先でパンクしない自信があったのに、よりによって阿寒の何もないところでパンクするなんて、全くパンクの神様も意地悪なことよ。

でもって、後輪を外して、チューブを取り出すと、見事に後輪とチューブがかんでいる状態で、こいつがパンクの原因なのであった。

そうなのだ。
グランフォンドきよさとで、振れ振れだった後輪を直してもらおうと、ショップに持ち込んだ際に、「タイヤ外さないと正確な振れ取りはできないよ」ということで、タイヤを脱着したのであった。
もちろん、タイヤを脱着したのは私である。
すなわち、タイヤをつけ直した際に、チューブとかませるようにつけてしまったのは私であり、今回のパンクの全責任は私にあり、パンクの神様は全く関係がないのであった。

あー、私のバカバカバカ。
と、自分の頭を20回ぐらい殴りたい気がしたが、そんなことよりも、この状況では可及的速やかにパンクを直す必要がある。

ロードで出先でパンクしたのは8年ぶりぐらいだ。
確か8年前は、きちんとチューブ交換することができ、その後、普通に走ることができたので、今回もなんとかなるだろう。
8年前にできて、今できないことはない。

んなわけで、サクッとチューブを交換し、今度はタイヤとチューブがかまないように、慎重にタイヤをはめた。
もう大丈夫だ。
我ながら完璧なチューブ交換っぷりだ。
これであとは空気を入れれば完成だ。

さて、空気を入れよう。
携帯ポンプでシュコンシュコンと。

ん?

んん?

チューブのバルブとポンプの口金が合わない!

なんだこれ、全然固定されないじゃないか。
空気入れた先から、シューシュー抜けていって、ちっとも空気入らんぞ。

おかしい、6年前利尻島でブロンプトンパンクしたときは、このポンプできちんと空気入ったのに。
このときは空気を入れることはできたが、ブロンプトンの後輪をはめることができず、結局、レンタサイクルを使った)
というか、6年間このポンプは全く使われていなかったわけで、その間、雨ざらしにしたこともあったし、色々劣化していたのだろう。

それにしても困った。
とりあえず、最低限の空気を入れることはできたが、手で触ってもぷにぷにする感じで、これで走るのはためらわれる感じだ。

そうだ!
こんなこともあろうかと、私はCO2ボンベをサドルバッグに忍ばせていたのだ。
しかし、使ったことは一度もない。
果たしてきちんと使うことができるのか?

とりあえずやってみよう。
むむ、これもポンプの口金とチューブのバルブが合わない。
おかしい、ポンプの口金はきちんと仏式に合わせているはずなのに。

まあ、いいや。
とりあえず、入れてみよう。

プシュー。

ああ、タイヤに空気が全く入らず、全部漏れていく……。

万策尽きてしまった。
私はこれからどうすればいいのか?

阿寒から40kmぐらい自転車を押して帰るのも現実的ではないので、時速20km行くか行かないか程度で、恐る恐る進みます。
もう行くしかないだろう!
頻繁に後輪チェックしながら。

なんとか、再びパンクすることなく、家にたどり着くことができ、めでたしめでたしであったのだが、家で空気圧チェックすると、たったの0.5気圧しか入ってなかった。



そんなわけで、この日以来、私の最重要課題は「携帯ポンプをどうするか」ということであって、携帯ポンプに比べたらポケモンGOなどゴミのような存在である。

色々とGoogle先生に尋ねた結果、私がポンプに求める条件は以下の3点あるという結論に達した。

1.延長ホースがついている。
2.口金がねじ込み式になっていて、きちんとバルブと固定されること。
3.安いこと。


んなわけで、私がまず目に付けたのは、Amazonでもランキング1位になっているこれである。

パナレーサー 空気入れ ミニフロアポンプ 米式/英式/仏式バルブ対応 [フットステップ装備] BFP-AMAS1

Panaracer(パナレーサー)



Amazonで1800円ぐらいと安く、ホースもついていて、仏式バルブ対応のねじ込み式の口金もついている。
フットステップ付きなので、フロアポンプのように空気も入れやすい。
完璧だ!これは完璧なポンプだ。

しかし、弱点。

でかい。

そうなのだ。
でかすぎるのである。
一応、フレームにつけるためのアタッチメントはついてるが、ものすごくネジを回しにくく、つけにくい構造になっていて、なんとかトップチューブにつけたはいいが、ブレーキワイヤーと干渉してあずましくない(北海道弁)。

ブロンプトンやMTBで出かけるときに、リュックに忍ばせるにはいいが、ロードでこれは使えないなあと。

ということで、第二の選択。

air bone(エアボーン) スーパーミニポンプ ブラック

air bone(エアボーン)


TRISPORTS(トライスポーツ) お助けチューブ(米式アダプタ→仏式バルブ延長チューブ) 2701031

TRISPORTS(トライスポーツ)



ホース付きのポンプを買うのではなくて、ホースとポンプを別に買えばいいのではないかと。
で、ホースについて調べてみたら「お助けチューブ」がでてきて、「お助けチューブ」をAmazonでチェックすると、「これと一緒に購入したもの」でエアボーンのミニポンプがでてきたので、ついでだからえーい一緒に買っちゃえとポチリ。
これもポンプとチューブセットで2500円ぐらいと、そんなに高くない。

で、届いた物を見ると、すげーちっこい。
サドルバッグに余裕で入るぐらいちっこい。
ホントにこんなので空気入るのかと。

そんなわけで、実験してみます。

まずはお助けチューブの口金をバルブに合わせます。
これもねじ込み式なので、漏れることなく安心。

で、チューブをミニポンプにつないで、シュコンシュコンと。
やってるうちにポンプ本体が熱を持ってきて、これホントに大丈夫かと思ったが、ゆっくりながら確実に空気は入っていく。
やはり、口金がきちんと固定されているのは心強い。
500回ぐらいポンピングして、5気圧ぐらいだったが、緊急時の応急処置としては5気圧も入れば十分であろう。


んなわけで、とりあえず

ブロンプトンやMTB → パナレーサーポンプ
ロード → エアボーンミニポンプ+お助けチューブ

ということで、携帯ポンプ問題は解決したことにしたが、やはりCO2ボンベはあった方がいいのか?
(これだけ豪快に失敗すると、トラウマになり使う気をなくす)
いや、レザインの高いポンプだったら7気圧ぐらいは余裕って記事をどっかで見たので、5000円以上払ってでもレザインポンプにすべきなのか。
普段、だらだら乗ってる分にはいいんだけど、肝心の美幌でパンクしたときのことを考えるとエアボーンは心もとない。

まだ、もう少し携帯ポンプ問題は続く。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2016-07-24 22:36 | 自転車 | Comments(2)  

第5回グランフォンドきよさと参加記

ちょっと古い話になりますが、7/2に清里町で行われた「グランフォンドきよさと」に参加してまいりました。

日程がせたなライドやオホーツクサイクリングと被ったため、去年と比べ参加者が減ってるんじゃないかと思いましたが、むしろ去年よりも参加者が増えていて、地味ながらも、着実にこのイベントが地域に根付いてきているものと思われます。
それ以上に、オホーツクサイクリングの参加者が700人を切ったことに寂しさを感じたのだが。

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新しくできたばっかりの施設、「きよーる」で開会式。

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太鼓の演奏があったり

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ゆるキャラ「きよっぴ」が現れたりして、開会式は終わります。
「きよっぴ」は一見元気そうに見えますが、階段の上り下りには付き添いが必要なぐらい老化が進んでおり、過疎のマチはゆるキャラにも高齢化の波が押し寄せているのかと、暗澹とした気持ちになった。

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6月の北海道の週末は雨ばっかりでだな。
ロードに乗るのは一ヶ月ぶりなわけよ。
最近読んだ宮澤崇史氏の本に影響を受け、発作的にサドルを下げて後ろに引いて、ポジションをいじってみた。
これがどのように走りに影響するのか?

宮澤崇史の理論でカラダを速くするプロのロードバイクトレーニング

宮澤 崇史 / 日東書院本社



ちなみにこの本は立ち読みしただけで買ってません。

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さて、157.5km走ってきますか。

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前回はコースの最後の方だった裏摩周への激坂が、今回はいきなりのっけからやってきます。

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去年はインナーローでへろへろになった激坂も、今年はギア2枚余しで余裕がある。
ポジションをいじった効果というよりは、体力の消耗度の違いのように思われる。

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着きました。

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今年は霧で湖は全く見えず。

裏摩周の激坂で、ああ、今年のコースの一番キツイところは終わったなどと、そんな風に考えていたときもありました。

今年のコースは裏摩周から、中標津の養老牛温泉へと進み、そっから開陽台へと向かいます。
しかし、その開陽台に行くまでのラスト1kmが鬼のような激坂なこと。
Max15%ぐらいはあったんじゃないでしょうか?(裏摩周でMax8%ぐらい)
私の前の人は、蛇行戦法を使いながら、えっちらおっちら上っておりました。

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苦労して到達した開陽台はいいものでしたよ。

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開陽台は初めて来ましたが、展望台から360度、どこを見ても地平線が見えることに、道東の広大さを感じました。
まだまだ私の知らない北海道はたくさんありますね。

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展望台を降りたら、道はどこまでも真っ直ぐでした。
道東最高!

ほんで、開陽台からは国道244号線に出て、そっから根北峠へ。
大した峠じゃないだろうと、たかをくくっていましたが、なんのなんの結構しんどい峠でした。
今回は基本ずっと曇っていたのですが、根北峠の上りのときだけカンカン照りって、それどういう嫌がらせ?

恐怖は根北峠の下りでやってきました。
下っていると、いきなり後輪がフレだしてきて、ハンドルがガタガタと上下に震えて、全然制御が効かん。
ホイールをアクシウムに替えてから、下りが怖く感じたことはなかったのだが、久々に下りの恐怖を感じた。
私の挙動不審なホイールの動きを見て、スタッフライダーさんに「ホイールすごく振れてましたけど、大丈夫でしたか?」と心配されたレベルだったからな。
途中でサイコンのセンサーが緩んで、激しくカランカランとスポークと干渉したのが原因かもしれません。

前日、どうもサイコンのセンサーが緩いなあと締め直したはいいが、私の人並みはずれた低い工作能力では、かえって緩さに拍車をかけただけの結果に終わったのであった。
頭来たので、サイコン自体をクビにして、取り付けの簡単なフロントフォークセンサー固定のサイコンに切り替えたのであった。
2ヶ月ぐらいですぐ電池切れるレベルまでサイコン自体劣化していたので、この戦力外通告は妥当であったと言えよう。

キャットアイ(CAT EYE) ベロ ワイヤレス [CC-VT235W] ブラック Velo Wireless バックライト搭載

キャットアイ(CAT EYE)



ローラー台使わんし、ケイデンスなんて見ないし、CATEYEのワイヤレスで一番安い前輪測定タイプので十分だ。

ちなみに、ホイールは後日一晩ショップに入院させて、完全復活いたしました。
丈夫さと安定性がとりえのアクシウムなのであった。

振れ振れホイールで、最後の方はテンション激低の私でありましたが、最後、清里町内の真っ直ぐな道には心が洗われる思いでした。

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私のひねくれた曲がった心までもが、真っ直ぐになったような気分でした。
このイベントは、毎年コースが変わるので、飽きなくていいですな。

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完走後のお楽しみはピザとソフトクリーム。

今年も十分満喫させていただき、スタッフの皆様には感謝感謝なのですが、私自身、正直、この手の「おいしいもの食べていい景色見て、みんなで仲良く走りましょ」的なイベントに飽きつつあります。
知り合いいるといいんだけど、ぼっち参加だと、ちょっとキツイね。

今後は達成感を得るために、ブルベ路線に鞍替えしようかしらと思ったり思わなかったり。
と言うか、その前にまず美幌だな。

ごきげんよう。
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by gossy54200 | 2016-07-20 22:38 | ロード | Comments(2)  

俺チャレ2016~日本一長い普通列車に乗るために300km以上自転車を漕ぐ男の熱いメッセージ(その14)

輪行編
その11 (滝川駅にて)
その12 (滝川~富良野)
その13 (富良野~帯広)

帯広駅も堪能したし、そろそろ列車に戻ろうかなあ。
駅の中にセブンイレブンあるんで、そこで食料調達しようと思ったら、帯広名物「豚丼」の弁当を売ってるところがあって、「せっかく帯広来たんだから、豚丼ぐらい食っとかなきゃなあ」と、弁当売り場へてけてけと。

650円の弁当を買って、1200円を出して550円のつり銭を受け取ろうと思ったら、「500円玉がないから、1000円で払ってくれ」と。
じゃあ、200円を引っ込めて1000円札を出したら、今度は「50円玉がない」と。
ここの売り場のつり銭管理はどーなってんだ?

しかし、弁当売り場のおばちゃんはサービス精神旺盛で、「おつりがないから600円でいいよ」と、電子レンジで温めてくれた弁当と共に400円を渡してくれた。
私は世界一ついている人間じゃないかと思った。
この50円の差は大きい。
どう大きいのかは、よくわからないが。

さようなら、弁当売り場。
50円値引きしてくれたのはいいが、つり銭は余裕を持って用意しといた方がいいと思うよ。

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弁当を持って、列車に戻ります。
乗客は帯広で大量に降りて、ガラガラになったので、一人で自転車と共にボックス席を占領することにしよう。

さて、ここで弁当でも食うか。
オリジナルのたれがかかってる豚肉がめちゃくちゃうまそうだ。

肉を食べる。

う、うまい。
やはり、旅先では名物と呼ばれるものは食っておくものだ。
肉はやわらかく、たれは絶妙な甘辛さである。

んでもって、たれのまんべんなくかかっている米に箸をつける。
これもまたおいしそうだ。

モグモグモグ。

パサパサパサ……。

ああ、せっかくの肉にこのタイ米みたいな米はあんまりだ。
弁当を買ったときは、「おつりサービスしてくれてラッキー」と思ってたけど、ここは「おつりがないので売りません」ぐらいの強硬な態度をとられた方が幸せだったような気がする。
これなら、セブンイレブンでカルビ丼を500円で買った方がよかったよ。
というか、帯広駅で30分ぐらい停車時間があったので、駅の中に入っている豚丼屋「ぶたはげ」で豚丼を食べればよかったですね。
丼ものは弁当よりも、店で食べた方が絶対に良い。

ごちそうさまでした。

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マンガ「20世紀少年」に出てくる宗教組織のシンボルを思い出させるようなオブジェ。

定刻通り、PM2:47に列車は釧路に向けて出発します。
まだ2時間半ぐらい旅は残っているのである。
眠気覚ましに缶コーヒーをゴクリと。
私は異常にカフェインの効く体質で、夜9時以降にコーヒーを飲むと、ほぼ一睡もできないぐらいである。
一時期、不眠に悩んでいたとき、コーヒー出されると、どうすればいいか非常に困りましたね。
私はこういうときに、「すいません、コーヒー苦手なんです」と言い出せないぐらいに、気の小さい人間である。

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帯広周辺は線路が高架化されていて、「ああ、都会だなあ」と感じましたね。
私の中で、線路の高架化は「都会のシンボル」なのである。

帯広~釧路間は昼間の列車で移動するのは今回が初めてなんで、車窓の景色が新鮮な感じがして飽きなかったねえ。
私は知らない道を無目的に自転車を走らせたり、知らない土地で車窓を眺めながらゴトゴトと普通列車に揺られるのがたまらなく好きなのである。

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何の変哲もない景色も、車窓から見ると、グッと旅情が増すんだよね。

途中に「とおふつ」という駅があった。
「とおふつ」は感じで書くと「十弗」となり、「弗」の字が「$」に似ていることから、この駅は「10$の駅」ということで金運がアップすると、これってめちゃくちゃ苦しいこじつけなんじゃない?

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PM3:55、浦幌駅到達。

浦幌は「失踪日記」を描いた漫画家吾妻ひでお氏の故郷。
「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる氏の故郷境港では、「鬼太郎列車」を走らせているぐらいだから、この浦幌でも、吾妻さんにちなんで、乗ったが最後、もう戻ることができないという「失踪列車」を運行させればいいのに。
そんな列車、乗りたくないけど。

失踪日記

吾妻 ひでお / イースト・プレス



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浦幌を過ぎて、厚内の辺りから、鉛色の太平洋の海が見えてきます。

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でもって、音別の駅を過ぎると、列車は国道から大きくそれて、原野の中をひた走ります。

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そのうち、鬱蒼とした森の中を進んで行き、この列車はどこへ行ってしまうのかと思ったところで

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どういうわけか、どーんと駅が現れた。

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民家のようなたたずまいの駅舎であるが、もちろん誰かが住んでいるわけではない。

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周りに民家など一軒もない。
なんでこんなところに駅が?
駅へのアクセスは、どっから通じているのかもよくわからない砂利道を進むしかないのである。

この駅は「秘境駅マニア」の中では、そこそこ有名な「古瀬駅」というところである。
北海道の秘境駅といえば、室蘭本線の「小幌駅」が有名であるが、あまりに有名になりすぎて、ちょっとしたマニアの聖地っぽくなって、ホームに人だかりができる現象も起こったりして、秘境っぽさは薄れているのであるが、この古瀬駅は、ひっそりとしたたたずまいで、「King of 秘境」という雰囲気をかもし出してる。
しかし、いくら人の少ないところが好きな私でも、ここの駅に降りたら、一瞬で「来なければよかった、帰りたい」と思ってしまうのであろうなあ。
そのくらい人を引き寄せない魔力が、この古瀬駅にはある。
機会があったら、MTBで探検してみたいところだね。
熊とか野犬とかが出てきそうで、恐ろしそうなところだけど。

秘境駅である古瀬駅を見たところで、なんだかもうどうでもよくなりましたね。
白糠からは見慣れた風景を眺めて、PM6:01、釧路駅着。
途中、3分ぐらい記憶を失いかけた場面はありましたけど、熟睡することはありませんでしたよ。

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二日間にわたる、自転車と普通列車での壮大な冒険は幕を閉じたのである。

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…と、言いたいところであったが、家に到着するまでが「俺チャレ」である。
もう一度自転車を広げて、家までキコキコ帰りましたとさ。
こうして見ると、ブロンプトンは、小径車なのにホイールベースが長くて乗りやすい自転車だね。

そんなわけで、一年に一度は、こういうわけのわからないことに挑戦するのもいいのではないでしょうか。
次の俺チャレを作るのは、このブログを読んでいるあなたです。

では、2017年の俺チャレまで、みなさん、ごきげんよう。
さようなら。

ちなみに俺チャレ以降、ブロンプトンには1mmも乗っていません。

(このシリーズ終わり)
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by gossy54200 | 2016-07-18 21:12 | ブロンプトン | Comments(6)  

俺チャレ2016~日本一長い普通列車に乗るために300km以上自転車を漕ぐ男の熱いメッセージ(その13)

輪行編
その11 (滝川駅にて)
その12 (滝川~富良野)

前日は南富良野から富良野に行くのに樹海峠を通って行きましたが、JRは樹海峠は通らずに、峠の南にある「かなやま湖」を経由して、南富良野へと向かいます。

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さすがに3時間以上も普通列車に揺られて飽きてきたので、行きと違う風景を味わえるのは新鮮でよいね。

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なんか知らんけど、湖が見えると、「アヒャオ」とテンションが上がるなあ。
1200kmのブルベでは、この辺通るのかあ。
自転車で釧路~滝川でも十分しんどかったのに、札幌から根室の納沙布岬に行って、そっから折り返してからのかなやま湖なんて想像もできないね。
ブルバーの皆様のご健闘をお祈りいたします。

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幾寅駅到達。
この辺りは眠気との戦い。

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落合を過ぎたら、いよいよ狩勝峠に入ります。
上り勾配になっていくにつれて、ディーゼルエンジンの音がゴゴゴゴゴと力強くなってきます。
全く昔の人はこんなところに線路を通すなんて無茶なことをしたもんだ。

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富良野までめっちゃいい天気だったのに、狩勝峠からいきなり霧がかかって、どんよりした天気になってきましたね。

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なぜか知らんが、狩勝峠越えた辺りから、あんまり眠くなくなってきた。
滝川で飲んだ眠気覚ましドリンクがようやく効いてきたか。

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峠を下ってPM0:52、新得駅到着。

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昭和の国鉄時代を思い出させるようなホームの案内だね。

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石勝線との分岐駅なので、人口7000人ぐらいの町の割には立派な駅です。

新得と言えば「そば」ということで、わずか5分の停車時間の間に途中下車して、駅そばをゲットして持ち込んでいた人がいたなあ。
そうか、そういう手があったか、今度その戦法を使ってみよう。
その今度は永久に来ないと思うけど。

ああ、そばうまそうだなあと思いながら、新得駅を発車。

こっから先は石勝線経由の特急列車も併走するところです。

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いくら特急列車優先とは言え、こんな駅でもなんでもない信号所で、列車待ち合わせのため10分ぐらい突然停車するのはいただけない。
これは私を眠らせようとして、JRが仕掛けた罠に違いないが、こんなことぐらいで俺は寝ないぞ。

列車は帯広へと近づくにつれ、高校生が大量に乗り込んできます。
休みなのに、部活とかで高校生も大変だねえ。

大量の高校生の乗車により、この「日本一長い普通列車」は、単にマニア御用達の列車ではなくて、日常の足としての役割もあるんだなあということに気づかされる。
私は旅などの非日常的な空間の中で、こういった日常的光景を垣間見るのが好き。
特急列車や高速バスでは、こういったローカルな日常感は味わえない。

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PM2:11、帯広駅到着。

わたしゃ、「乗り鉄」のクセして、あんまりJRの切符のルールのことはよくわかっていなく、「列車というのは一度乗ったが最後、目的地の駅まで改札を通り抜けてはいけない」と思い込んでいたのだが、普通列車でも100kmを超える区間の切符では、途中下車は自由なんだね。
30分ぐらい停車時間があるので、改札を抜けて、駅周辺をうろうろすることにします。

改札で駅員さんに「帯広 途中下車」と書かれたハンコを切符に押してもらって、つかの間の列車からの自由を味わいます。
ああ、この開放感はすばらしい。
5時間ぐらい列車の中に缶詰にされると、ちょっとした時間の下車でも、一皮むけたような開放感と清潔感を感じるのであった。

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釧路と人口規模は同じぐらいなんだけど、駅前だけ見ると、帯広の方が都会のように感じるな。
というか、釧路駅前が寂れすぎているという話もあるが。

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1996年に高架化して、立派な駅舎になりました。
なんかつい最近、リニューアルしたばっかと思っていたら、もう20年も経っていたんだなあ。
年を取ると、「つい最近」だと思っていたことが、「思ったより昔のこと」と気づかされることが多い。
そのうち老人になったら、グリコ森永事件とか、ペレストロイカとか、そういったことも「つい最近」と思うようになるのだろうか。
つーか、グリコ森永事件の犯人って、結局誰だったんだろね。

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前日は25度を超える夏日だった帯広も、この日は打って変わって14度と、震えるような寒さであった。
欽ちゃんの仮想大賞基準で言うと、不合格ですね。
ポッポッピポパロパロパポピポピポピッ!カーン~!
ポワァーーウーーーーーーーーン・・・・・
仮装大賞の不合格音って、何であんなに切ないんだろうね。



さて、帯広の駅前も十分堪能したし、そろそろ列車に戻るか。

つづく
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by gossy54200 | 2016-07-14 22:11 | ブロンプトン | Comments(0)  

俺チャレ2016~日本一長い普通列車に乗るために300km以上自転車を漕ぐ男の熱いメッセージ(その12)

輪行編
その11 (滝川駅にて)

酒井順子さんの本では、「滝川からは一両編成で、途中、富良野からもう一両連結される」ということが書かれていた、この日本一長い普通列車でありましたが、この日は私の日ごろの行いがよかったのか、最初から二両編成で、車内には余裕があり、デカい荷物を持った私もそんなに迷惑な存在ではなかったですね。
後ろの車両の誰も座っていないロングシートに、自転車と共に陣取ります。

乗車率は30~40%ぐらいだったでしょうかね。
前の車両の様子はよくわかりませんが、後ろの車両ではボックス席は全て埋まっていた感じです。
埋まっていたと言っても、4人がけのボックスに1~2名程度座っていたぐらいですが。
少なくとも、私の嫌いな「一眼レフ持って、落ち着きなく車内をウロウロするマニア」がいなかったのはよかったです。

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さようなら、滝川。
滝川まで行って、何をするということでもなく、一体私は何しに滝川までこんな苦労して来たんだろうか。
この列車に乗る以外の目的は全くなかったのであった。

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自転車で走った道のりを、車窓から眺めるっていいもんだね。
こうやって座っているだけでも移動できるのに、何であんなしんどい思いして走っていたんだろう、アホやなあと感慨にふけりながら、20時間近くの自転車移動を回想します。

北海道のローカル線は、基本「ワンマン列車」で、有人駅以外では先頭車両の前の扉しか開きません。
でもって、運賃を払うときは、バスのように、運転席近くの料金箱に運賃やら切符やらを入れるわけだな。

しかし、赤平で降りようとしていたおばはんは、ワンマン列車が初めてだったのか、後ろの車両から降りようとしてもドアが開かないことに、かなり狼狽していた。
ここは、親切心を発揮して、「前の扉しか開きませんよ」と教えようと思ったが、そのときはもうおばはんは一目散に前の方に駆け出していたので、多分降りれたのだろう。
実際、発車してから駅舎を見ると、あわてていたおばはんの姿を発見できたので、「ああ、よかった」と私はほっと胸をなでおろしたのであった。
これで、このおばはんもワンマン列車の仕組みについてラーニングしたことであろう。
これからは気をつけるのだぞ、と、「はじめてのおつかい」に出てくる子供を眺めるような心持ちで、おばはんのことを見ていた。

赤平を過ぎ、芦別方面へと列車は進んで行きます。

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住宅街からさりげなく見える巨大観音様は、存在感があるようでないようで、なんだかもの悲しげな雰囲気を漂わせ、涙を誘う。
「なぜ、私はこんなところにいるんだろう」という観音様の心のつぶやきが聞こえてきそうである。

芦別を過ぎたところに、昔は「滝里」という駅があったんだが、今は滝里ダムの完成によって、水の底に沈められ、仕方なく今はひたすら長いトンネルで滝里地区をショートカットしている。

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フラッシュがたかれた写真なので、妙に明るい感じでトンネルっぽくないんだが、真っ暗闇のなかを5kmぐらいごとごとごとごと揺られます。
暗い中、心地よい振動に揺られると、気持ちよくなってくるね。
気持ちよさの…、あまり……、記憶が……………、遠ざかり………………。

ガタン(←首がカックンと垂れる音)

ピクッと意識が戻る。
ん、俺寝てたか、いや寝てない、寝るというのは3分以上記憶を失うことだ。
今の俺は2分52秒ぐらいしか記憶を失っていない。
こんなのは寝たうちに入らない。
そうだ、俺は寝てないのだ。
大体、こんなところに長いトンネルがあるから悪いのであり、むしろ、よく3分以内で復帰できたものだと自分を褒めてやりたい気分ですらある。
正直、この辺りが一番深い眠りに陥りそうなところでしたね。
トンネルというのは、景色がさっぱり見えなくてつまらなく、列車の旅行の敵だ。

そういや、高校の修学旅行で青函トンネルに初めて入ったとき、最初は「おお!」って気分になったが、ものの5分で飽きましたね。
ガラス張りのトンネルにして水族館チックにするとか、海の上に線路を通すとか、そういった企業努力をJR北海道にはしてほしかった。

そんな私は、中学の修学旅行で青函連絡船を使い、高校の修学旅行で青函トンネルを通った微妙なお年ごろ。
当時は「両方経験できてよかったあ」と思ったものだが、今だったら、「そんなトンネル通らんで飛行機でビューンと飛ばんか」と思うがな。
あれはものすごい時間の無駄だった。

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AM10:48、富良野駅到着。
ここで30分以上停車時間があるので、列車を降りてふらふらと。

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「長~~い」んです。

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テキトーに写真を撮ります。

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この日もいい天気でしたね。

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ああ、山だなあ。

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駅名標。

富良野からは美瑛方面に乗り換えることができます。
そういや、この日は「びえいヘルシーハーフマラソン」の日だったなあ。
私が青レンジャーコスチュームでテレビ出演した思い出の大会だ。
来年の「俺チャレ」は釧路から美瑛まで自転車で走って、サクッとハーフマラソン完走して帰るってもいいよなあと、そのときは思ったが、今冷静に考えると、たかが2時間程度のハーフマラソンを走るために、その10倍ぐらい時間をかけて来る意味が分からない。

ホームをウロウロするのも飽きたので、列車の中に戻ります。

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前日の余りのカロリーメイトの類似品。
確か、これが最後の2本だった記憶がある。
しばらくはカロリーメイトの顔も見たくない。

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私は普段スナック菓子は食べないのだが、たまに食べるとうまいなあ。
もぐもぐもぐ。

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「お湯を入れるな」と書かれると、余計に入れてみたくなる。
私は試してみようとは思いませんが、もし、このスナック菓子にお湯を入れて食べた方がいらっしゃいましたら、どんな味がしたのか教えてください。

お菓子を食べているうちに、AM11:20、発車時間となりました。
ここから狩勝峠を越えるのであるが、昨日とは違って何もしないで座っているだけで峠を越えてくれるので、非常に気分が楽である。
長距離自転車ツーリングの後、同じ道のりを列車に揺られてのんびりするってのはいいもんだねえ。
酒が飲める体質だったら、ビールの3本や4本でも飲んでいたい気分だったよ。

つづく
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by gossy54200 | 2016-07-11 22:16 | ブロンプトン | Comments(0)  

俺チャレ2016~日本一長い普通列車に乗るために300km以上自転車を漕ぐ男の熱いメッセージ(その11)

長い連載でありました「2016俺チャレ自転車編」は前回をもって終了いたしました。
しかし、ありふれた言葉ではございますが、「家に帰るまでが俺チャレ」ということで、こっからは約8時間にわたる「日本一長い普通列車輪行編」をお送りいたします。
多分、この挑戦を熱心に読まれた方の85%ぐらいは純粋なサイクリストであって、「日本一長い普通列車なんて興味ねえよ」という方も多数いらっしゃると思いますが、つべこべ言わずに、まあ読め。


さて、滝川駅に到着したはいいが、まだJRの時間まで1時間ぐらいある。
どっかで朝飯でも食おうかなあと思ったが、駅前にはびっくりするぐらい何もない。
しょうがないんで、俺チャレは終わったのであるが、朝飯を求めて、まだブロンプトンを転がしますよ。

一応、滝川にもマクドナルドとかすき家とか、朝飯の食えるところはあるんだが、こんな人口密度の少ない駅前に、そんなものがあるわけもなく、仕方がないので、目についたセブンイレブンで朝飯とJRの中で食べるおやつを買うことにしよう。

メシも買ったし、駅に戻るかと、再び市街地をさまようと、朝8時から営業しているミスドを発見。
しまった、コンビニじゃなくて、ミスドでメシとコーヒーにすればよかった。

ああ、ミスド、残念だチクショーと思いながら、再び滝川駅前へ。

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ここまで活躍してきたブロンプトン君も、ここでお役ごめんだ。
ここからは邪魔くさい荷物として、列車の中でじっとしてもらおう。

ブロンプトン輪行は、写真のちび輪バッグ使って肩からかつぐよりも、上からカバー被せて、コロコロ転がした方が楽だってことは知ってるんだけど、確かJRではコロコロ輪行はダメになったのだよな。
「車体の一部が袋からはみ出しているのはダメ」とか、そんな理由で。

多分、駅員の裁量によって、その辺の厳密なルールはあいまいだと思うんだけど、小心者の私は、こういうつまらないことで駅員にいちゃもんをつけられるのがイヤなので、ルールには従うことにします。
「悪法もまた法なり」ということで、こういうことはきちんと守んないと、JRの職員や乗客に、「自転車輪行する人=傍若無人」という印象を持たれて、ますます輪行ルールが厳しくなると思うんでな。

ちなみに、この日たまたま改札で、ブロンプトンコロコロ輪行をしている人がいたが、駅員はその人に対して特に何も言ってなかったので、滝川駅ではコロコロ輪行はありなのかもしれない。
違う駅員だったら、また対応が変わるかもしれないが。

どちらにせよ、ブロンプトンの「コロコロ輪行」に関しては、正式な文章で、きちんとした見解を示してほしいところだな。
どこまでがよくて、どこまでダメかがはっきりしないと、安心して輪行できないし、本来NGであるコロコロ輪行が認められているのを見ると、何だか正直者がバカを見ているような気がするし。

ちなみに、私がブロンプトンを買うきっかけとなった旅行記のサイトの人は、袋も何もかぶせないで、「むき出し輪行」をしていたが、10年以上前はそれでも通用したのだよね(本当はダメです)。
輪行に対して、世知辛い世の中になったものよ。

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9:40発の、釧路行きに乗りますよ。
改札から出てすぐの1番ホームというのはポイント高い。

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鈍行列車で5720円って、めっちゃ高過ぎやんけ。
釧路~札幌の高速バスでも、これより安い料金設定しているとこあるぞ。

ケチな私は、普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」を使って、この普通列車に乗ろうかと思ったが、18きっぷの使える時期は限定されているし、18きっぷの使える時期は、「乗り鉄マニア」が多いだろうということで、あえて正規の料金でしか行けない、この季節に行くことにしました。
わたしゃ、列車内をマニアが一眼レフ持ってウロウロしているのを見ると、落ち着かない気分になるんでな。

駅の待合室で、輪行袋を置き、ベンチに座って、コンビニで買ったサンドイッチをもそもそ食べます。
隣のベンチに座っていた人たちが、私の輪行袋を指差して、「へえ、自転車、こんなに小さく収納することできるんだあ」と驚いたように会話していたが、会話に加わるのがめんどくさいので無視した。
俺に話しかけているような感じではなかったし。

別に隣のベンチに座っていた人たちが嫌いとかそういう理由ではなく、俺は単に人としゃべるのがめんどくさい奴なのだ。
今回の俺チャレで口を開いたのは、店で物を買うときと、ホテルのフロントぐらいだったような気がする。
私は旅に「人とのふれあい」とか、そーゆーの求めてないんで、これでいいんです。

「あー自転車邪魔だなあ」と思いながら改札をくぐって、いよいよ列車に乗り込みます。

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さて、ここで2016俺チャレ第二部「日本一長い普通列車編」のルールを発表いたしましょう。
ただ列車に乗るのにルールもクソもあるかと思うかもしれませんが、私がこの列車に乗るきっかけとなった書物、「女流阿房列車(酒井順子著)」の中で、酒井さんが滝川~釧路間の普通列車に乗車した際、自分に課したルールを採用することにしましょう。

女流阿房列車

酒井 順子 / 新潮社



そのルールとは



寝ない



果たして、300km以上自転車を漕いで疲れた体に、8時間を超える乗車時間、一睡もしないなどということができるものなのであろうか。
これはある意味自転車編よりもしんどいのではないかと、私は思うのである。

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とにかく俺は寝ないぞ。
寝ないったら寝ないもんね。
ひたすら、目を…、きちんと……、開いて…………、景色を……………、きちんと……………………zzz。

うわっ、危ない!
今、俺は寝てないぞ!
寝てないったら、寝てないもんね。

そんなくだらないルールを自分に課し、定刻通りに列車は出発したのであった。

つづく
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by gossy54200 | 2016-07-08 22:50 | ブロンプトン | Comments(6)