2017名古屋シティマラソンまであと1週間

早いもので、名古屋シティマラソンまであと1週間です。

そろそろアスファルトの上で、夏シューズで走りたいなあと思い、昨日サイクリングロードを調査したところ、なんと昭和から鶴野パーキングのところまでは完璧に除雪されているではありませんか!
ちっとも知らんかった。
こんなことなら、もっと早いうちからサイクリングロード走っておけばよかった。
来年からは冬のランニングはサイクリングロードを利用することにしよう。

そんなわけで、鶴野パーキングに車を停めて、走ることにします。

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すでに4シーズン目に入るadizero mana7。
そんなに重くなく、ソールの耐久性もよく、しかも安いといいとこづくめなんですが、久々に履くと幅がキツいなあ。
最近asicsのスノーターサーに慣れてきっていたのもあって、adidasのシューズは非常に狭く感じる。
もう一足持ってる室内用のadizero Bostonは、そんなに狭いなあと感じないんだけどね。
そろそろ新しいレース用のシューズ買って、mana7はトレーニング用に回そうかしら。

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サイクリングロード「湿原の夢ロード」は、釧路市昭和から阿寒までの約25kmの道なのですが、冬期間は昭和から鶴野パーキングまでの3kmしか開通しておりません。

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通行止め区間は、ご覧の通り雪に覆われていますが。

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それ以外の区間は、除雪されていて、バッチリアスファルトが出ています。

鶴野から昭和までは、信号とかあって、完全にノンストップで走れませんが、それでも、今までツルツル路面やガタガタ路面におびえていたことに比べたらチョー快適というものよ。
開通区間は3kmと物足りないけど、ランナーやウォーキングの方がたくさんいる中、2.5往復して15km走りました。
これだけの路面コンディションの中では、風速10m/sの風なんて、気にならないぜ!
(ウソ、かなり気にした。風強すぎるっちゅーねん)

名古屋に向けて死角なし!
一度、夏シューズで走れてよかったです。
多分、名古屋がmana7の引退レースになるでしょう。
4年前のとまこまいマラソン(1:38:39)を超える記録を、mana7にプレゼントしたいものです。

まだ、北海道内は雪に覆われているところが多いですが、釧路は着実に春が近づいているというお話でした。

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-03-05 22:41 | ランニング | Comments(2)  

みやすのんきのウォーキング本もすごい

最近のマイブームは、漫画家のみやすのんき先生です。

以前に「マラソン本がすごい!」ということで、このブログで紹介させていただきました。

で、去年の12月に第二弾が出るということで、かなり期待していたのですが、私の期待に反して、その本はマラソンの本ではなく「ウォーキング」の本でした。

あなたの歩き方が劇的に変わる! 驚異の大転子ウォーキング

みやす のんき/彩図社

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最初、本屋で見たときは、「なんだウォーキングかよ!俺は歩きたくなんかないんだ。走りたいんだよ。ったくガッカリだよ」ってことで、見向きもしませんでした。
明らかにこれは「ウォーキングよりもマラソンの方が偉い」という私の偏見です。
私のこういうところは改めなければいけないと思います。

そんでもって、今年の2月に満を持して「大転子ランニング」という、新たなみやす先生のランニング本が出版されたわけですが、買って読んでみると、イマイチよくわからんところが多いし、「まずは大転子ウォーキングありき!」と本にも書かれていたので、ここは謙虚な気持ちになって、「大転子ウォーキング」の本も買うことにしました。

以下、その感想。


《着眼点は面白い》

健康オタク的な視点から見ると面白いと思います。
「試してガッテン」とか好きな人にはすんなり読めるのではないでしょうか。
「あなたの歩き方は間違ってますよ、このままでは寝たきりになりますよ!」と脅して不安にさせたところで、「でも、この歩き方でもう大丈夫!」と安心させる手法は、新興宗教に近いものがあり、こういうとこも「試してガッテン」とか「あるある大事典」っぽいね。

《実体験からの考察は説得力がある》

なんて書き方をすると、インチキ本っぽく思えてしまいますが、内容は素晴らしく、マラソン本に並ぶ、いや、それ以上の力作だと思います。
みやす先生は、マラソン本でもそうですが、自分の実体験から考察して理論を書かれているので、すごく説得力があるのですよね。
しかし、逆に言えば、あくまでもみやす先生の経験の範疇でしか書かれていないという見方もでき、単に鵜呑みにするのではなく、実際にそうなのか、自分で体を動かして体験してみないことには始まりません。

《説明はちょっと冗長だが、イラストが最高にわかりやすい》

「ひぃこらサブスリー」でも、ちょっと説明が冗長な部分がありましたが、そこは漫画家の先生が書いた本ということで、イラストでそれ以上のものが補われていました。
この本も、説明自体は若干くどく、「ウォーキングのメイン層であるシニア世代には難しすぎるのではないか」という部分が見られまずが、それ以上にイラストが目からウロコです。
特に私にとって、「そうか!こういう意識で歩けばいいのか!」と思ったところは、P.121図37の「一本のライン」で、「自然に外向き」に着地するところと、P.125図38の「脚の根元」から動かすときと「骨盤」から動かすときでは、歩幅が10cmぐらい違うというところです。

《試してみました「大転子ウォーキング」》

私は冬の間、自転車は使えないので、片道2kmの徒歩通勤をしているのですが、歩くスピードが遅く、とぼとぼと歩いていました。
60ぐらいのおっさんや、メタボな女性にも抜かされるぐらいです。
ところが、「一本のライン」で「骨盤」から歩いてみると、スタスタと速いピッチで歩くことができ、ほぼお尻の筋肉しか使わないので、脚が疲れることもありません。
歩き方を変えてから、3~5分は通勤時間が短くなっています。
意識を変えるだけで、疲れずに速く歩けるのですから、これはおススメです。

《エリートランナーはめちゃくちゃなことを言う》

「マラソン経験ゼロの人が、元エリートランナーをコーチに東京マラソンを走る」なんて企画がWeb上にありました。
実際、その素人ランナーさんはコーチと伴走する形で東京マラソンを走りましたが、途中歩き始めたところで、コーチに「大またで歩け」なんて指導をされていました。
「大またで歩く」意識だと、骨盤主導ではなく、脚の根元主導になってしまい、ただでさえ疲労で筋肉がボロボロなのに、余計に筋肉に負荷がかかる歩き方になってしまい、その方は3kmぐらいに一度ストレッチをしなければ動けないレベルになってしまいました。
こういうときこそ、大転子ウォーキングで、ストライドではなくピッチを上げた脚に負荷をかけない歩き方をすべきじゃないかと思いますが、エリートランナーは競技中に「歩く」なんて経験をしたことがないから、こんな指導になってしまうのでしょう。
単に普段の歩きだけではなく、フルマラソンやウルトラマラソンで、「もう走れない」ってなったときにも、「大転子ウォーキング」は有効だと思います。

《で、これ誰向けの本?》

内容は素晴らしいのですが、じゃあ一体どういう人をターゲットに書かれたのかが、表紙や帯では見えてこないのが残念です。
私が買った本屋でも、マラソン本の中に紛れ込んでいました。
恐らくこの本を買った人の大半は「ひぃこらサブスリー」の読者で、本当に正しいウォーキングが必要なシニア世代が、パッと見て買うかというと疑問がつきますね。
そういう世代は、デュークなんちゃらさんとか知名度のある人の本を選んでしまうのではないでしょうか?

だからこそ、私がここでこの本の宣伝を強くする必要があると思います。

こんな過疎ブログで力をこめて宣伝してもしょーがないような気がしますが、全ての歩く人におススメします。
間違いなくこの本は「ウォーキング革命」となる本でしょう。

《歩こう歩こうどんどん歩こう》

自転車もいいんですが、やはり冬乗るのは危険ですし、「自転車の教科書」で堂城賢さんが指摘されているように、着地衝撃のない自転車では筋肉や骨は強くなりません。
私自身、「別に俺、走ったりロードバイクに乗っているから、わざわざ歩かなくてもええやん」と、通勤以外の普段の移動はほとんど車に頼っているのですが、「運動していればいいというわけではなく、運動している時間以外で寝たり座ったりしている時間が長いと、その効果は帳消しになる」とのことですので、半径1~2kmぐらいの距離なら、車や自転車使わんで、もっと「歩く」という行為を取り入れんとなあと、すっかり「ウォーキング新興宗教」に洗脳されてしまったワタクシなのでありました。

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-03-03 22:32 | ランニング | Comments(6)  

月間走行距離300km突破

2月は走りました。
今まで人生の中で最高の走行距離です。

心がけたことは
・休足日を設けない。
・ロング走はしない(長くても15km)

ということで、まあ結果的に16km走った日もありましたが、コツコツと10km走を積み重ねて、月間310kmと、ついに300kmオーバーを達成しました。
もちろん1ヶ月で300km走ったからといって、すぐにタイムに直結するものではないということはわかっているのですが、それでも300という数字は300勝投手「草魂・鈴木啓示」を連想させる。
正に「投げたらアカン」の精神なのである。
このネタがわかる人がどのくらいいるかわからないが。

あるランニング本を読むと「月に200km以上走ると故障に直結する」なんてことが書かれていて、それを鵜呑みにして、というか言い訳にして、自分で勝手に限界を設けてきたが、そういうことはもうやめようじゃないか。
何事もやってみないとわからない。
素質で劣る私は、まずは質より量をこなすことが大事なのだ。
今までの経験上、量をこなさない限りは質は生まれない。
ということで、とりあえず4月までは月300kmペースで走りこみ、それで体に不調がなければ徐々に増やしていく方向で行こうと思う。

ランニングフォームに関しては、「ゼロベースランニング」や「みやすのんき先生の本」を参考にしてきましたが、練習メニューについては、ミズノランニングクラブの福澤潔さんの本を参考にしていこうと思います。

「3時間切り請負人」が教える! マラソン<目標タイム必達>の極意 (SB新書)

福澤 潔 (ミズノランニングクラブ監督)/SBクリエイティブ

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この本のフレーズで惹かれたところは「辛い練習はしなくていい」というところである。
根性なしの私にはピッタリだ。

スポーツのメンタルコーチをしている西田文郎さんの本にも、「苦しい努力はしなくていい」ということが書かれていた。
成功するためには脳を「不快」な状態にさせてはいけないということだ。
まずは走ることに対して「快」の感覚を叩き込もう。
「快」の感覚が「ツキ」を呼び込むのである。

面白いほど成功するツキの大原則―ツイてツイてツキまくる頭の使い方教えます

西田 文郎/現代書林

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ちなみに、福澤さんの本に書かれているサブ3練習メニューはこんな感じだ。

月曜 休み or 60分ジョグ(1km6分)
火曜 60分ジョグ(1km6分)
水曜 10kmビルドアップ走(1km5分30秒→4分30秒)
木曜 60分ジョグ(1km6分)
金曜 60分ジョグ(1km6分)
土曜 60分ジョグ(1km6分)
日曜 15kmビルドアップ走(1km5分→4分)

ホントにこんな軽いメニューでサブ3達成できるのか?というレベルの内容だ。
ほとんどが10kmを1km6分ペースでという内容であるが、サブ3って「1km4分15秒ペース」で「42.195km」を走らなくてはいけないんだぞ。

軽いとか言っておきながら、今の私は全力で走っても1km4分で走れないレベルであるが、まあ、そういう細かいところはここでは置いておこう。
福澤さんのメニューでは30kmのロング走とか、疾走→レストを繰り返すキツいインターバルトレーニングも一切ない。
というか、むしろ「やるな」と書いてある。
これでサブ3達成できるなら、私でもできるのではないか?
まず大事なのは、ウソでも「できる」と思うプラスのイメージなのである。

そんなわけで、3月も原則「キツイ練習はしない」を守って、自分の気持ちいい「快」のペースで、コツコツと10kmランを積み重ねていく計画です。
そもそも「200kmを超えると故障する」なんて都市伝説は、200kmという距離よりも、30km以上のロング走や、無理なインターバルトレーニングが原因なのではないか?
例え月間走行距離が長くても、コツコツと低負荷のトレーニングを積み重ねることによって、「故障に負けない脚」を作れるんじゃないかと勝手に思っている。
医学的根拠はないが、こういうのは「こうだ」と思い込んだもの勝ちだ。
思考は現実化するのである。

マラソンはメンタルのスポーツである。
「ホントにできるのか?」ではなくて、「絶対できる」の精神で、日々の練習から取り組んで行きたいものだ。
それで結果が出なかったら、そのとき考えればいいではないか。

そんなことを考えながら、本日も気持ちいいペースで10km走りました。
キツイ練習メニューを課して、「できなかった」とマイナスイメージの気持ちになるよりも、できることをしっかりやって、「今日もできた」というプラスのイメージをコツコツ積み重ねていきましょう。
「○○しなければ○○できない」と一般に言われていることが、必ずしも自分に当てはまるとは限りません。

ちなみに食生活も見直して、夜のおやつは禁止にしました(今のところ平日のみ)。
これには、楽しみのおやつは朝に取っておいて、憂鬱な朝を楽しくする作戦もあります。

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-03-01 21:10 | ランニング | Comments(0)  

サブ3までの道のり(妄想編)

ビリギャルを見た流れから、なんとなくサブ3宣言してしまったので、それを実現すべく休足日なしで走りこむ日々が続いています。
サブ3宣言に対する反応は今のところゼロですが、ここまで来たら一歩も引けない!不退転の決意なのである!




とは言え、単に宣言しただけではいけない。
明確な目標を持つ必要がある。
「いつまでに、どこで」というのを、ここで明確にしておきたいと思う。

すでに私のランニングの心の師匠となってしまった、漫画家みやすのんき先生は、本気でサブ3を目指してから2年で達成しているので、私もマネをして2ヶ年計画で考えていこうと思う。

《レースを絞る》

あの瀬古利彦さんも12年の現役生活で、15回しかフルマラソンのレースを走っていなかった。
多くても年に2回で、年3回以上フルマラソンは走っていない。
トップアスリートでもこの程度の頻度であるわけだから、私のような素人が年に3本も4本もガチ記録狙いでフルマラソンのレースを入れるのは無謀であろう。
いやいや、毎週のようにレースに出ている公務員ランナー川内優輝選手がいるじゃないかという意見もあるかもしれないが、川内選手にしても「ガチレース」は、せいぜい年に1~2本で、他のレースは練習の一環に過ぎないであろう。
まずは目標を絞ろう。

《では、どのレースにするか》

北海道はマラソンシーズンが本州とは逆で、5月~10月がオンシーズンで、雪の降り出す11月からオフシーズンになりますね。
北海道で行われるフルマラソンレースは

5月 洞爺湖マラソン
6月 千歳JAL国際マラソン、奥尻ムーンライトマラソン
7月 函館マラソン、豊平川市民マラソン
8月 北海道マラソン
9月 オホーツク網走マラソン
10月 別海パイロットマラソン
11月 真駒内マラソン

の9本です。

うち、千歳はアップダウンが激しく記録狙いには向いていない。
奥尻、函館は釧路から行くのがめんどくさい。
豊平川市民マラソンと北海道マラソンは、夏マラソンとなり気候的に記録は狙えない。
網走は別海の一週間前にあるので日程的にキツイ。
真駒内マラソンは、雪が降って寒すぎる可能性がある。

ということで、道内大会で記録狙いに走るなら

洞爺湖か別海

でしょう。

この2つは陸連公認大会でもある。
どうせ記録目指すなら公認大会でしょう。

《2017年参加予定レース》

・10/1(予定) 別海パイロットマラソン
・11/3(予定) 真駒内マラソン

洞爺湖も考えましたが、さすがに5月までには仕上がらないと思い見送り。
2016年の勝負レースは別海。
まずはサブ3.5を目指します。

真駒内マラソンは、公認大会でもないし、去年は雪の降る悪コンディションで行われ、これを勝負レースにするにはどうかとも思ったが、この大会の特長である

ペースメーカーがつく

というのが魅力的である。
ガチレースというよりは、むしろキロ4:30のペースメーカーに42.195kmついて行けるのか?という実験的なレースにしていくつもりだ。
ペースメーカーについて行けた暁には、サブ3.15を達成することができ、次の年に向けて大いに自信になることでしょう。

《2018年参加予定レース》

・5月 洞爺湖マラソン
・10月 別海パイロットマラソン

洞爺湖マラソンは、気温が20度ぐらいに上がることもあるし、途中に結構激しいアップダウンがあるので、ここを勝負レースにしないで、3~4月の本州のレースに参加することも視野に入れていたが、3月まで雪や氷に閉ざされた北海道では、4月のレースまでにアスファルト用の脚が作れるのか?という疑問があり、あえて洞爺湖を1本目の勝負レースにすることにした。

そして、夏場でも20度ぐらいしか気温が上がらない釧路の恵まれた気候を利用して、じっくりを脚を作り、10月の別海でVictory!と勝利の美酒を味わいたいものだが、私は酒が飲めないので美酒は味わわなくてもよい。

ああ、見える見えるぞ!別海で45歳となった私がサブスリーでゴールを駆け抜ける姿を!(誇大妄想)

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イメージトレーニングは終わったので、明日からまた練習頑張ります。
大好きな北海道マラソンを2年連続で見送ってでも、この2年は記録にこだわりたいと思います。

なお、あくまでもこれは計画であり、コロコロ心が変わりやすい私のことなので、勝手に計画が変わる可能性大です。

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-02-26 20:59 | ランニング | Comments(2)  

すべてのマラソンランナーに伝えたいこと

せっかく道東にいるんだから、一回ぐらいは流氷を見に行くのもいいだろうと、JRで網走まで行った。

行ったはいいのだが、私の行った日は強風が吹いていて、氷はすっかり沖に流されてしまっていた。
たかが風ぐらいで軟弱だぞ、流氷よ。
流氷って、もっと海岸にべったりと張り付いているものだと思っていたが、そういうものではないらしい。

「流氷を見られる駅」で有名な北浜駅からの眺めはこんな感じで。

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氷の残骸がちょっとあるだけの残念な流氷でした。

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一応、沖には流氷あるんで、観光船に乗って見ようと思えば見れたが、別に3000円以上払ってまで見たい気分じゃなかったから、流氷はあきらめてラーメンを食べることにした。

味軒網走店で、みそカレーラーメン。

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相変わらず野菜がこんもりで、なかなか麺までたどりつけない。

壁に貼ってある有名人のサインを見ていたら

「心で走れ 瀬古利彦」

と書かれている色紙があった。
こんなマイナーなラーメン屋に瀬古さんが来たことにビックリだ。
彼は一体何を参考にして、こんなガイド本にも出てこないようなラーメン屋に入ったのだろうか?
網走七不思議のうちのひとつである。

しかし、これも何かの縁である。
ここは瀬古イズムを私に投入する絶好の機会ではないか?
機は熟したのである。
実力はまだまだ伴わない私であるが、「心」でサブスリーをもぎ取ってやろうではないか。
走るために必要なのは、まず「心」なのである。

そんなわけで、kindle版の「すべてのマラソンランナーに伝えたいこと」をダウンロードしました。

瀬古利彦のすべてのランナーに伝えたいこと (中経の文庫)

瀬古 利彦/KADOKAWA

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軽い感じの文体で一時間もあれば読める内容だった。

「勝つためには、自分で決めたことをしっかり守る」

「不安ならば、不安が解消されるまで走ればいい」

「マラソンは自信で決まる」

「レースでは途中棄権はしない」

「我慢をしてこそ精神が鍛えられる」

さすが、色紙に「心で走れ」と書いただけのことはある。
精神論のオンパレードで、技術的なことはほとんど書かれていない。
しかし、持久戦のフルマラソンでは、レース中だけではなく普段の練習から、いかに「己を律する」ことが大事なのかということがひしひしと伝わってくる。
フルマラソン15戦10勝という実績だからこその重みがある。
同じ内容のことを、例えば猫ひろしが書いたとしても、重みはさっぱり伝わってこないだろう。
猫ひろしに対して失礼で申し訳ないが。


ただ、ある合宿で夕食前にビスケットを食べている選手を見て、「こいつには勝った!」って思うのは人として小さいのではないだろうか。

あと、「日本人はアフリカ勢に比べて、スピードで負け、素質で負けている。だから練習量では勝たなきゃいけない」というのはどうなんだろうか?
私なら「量もそうだけど、まずは質だろ。もっと頭使え」って思っちゃうのだが。
良くも悪くも「昭和の体育会」って感じですな。
早稲田大学で瀬古さんが監督をやっていたとき、当時のエースの渡辺康幸が「瀬古さんのやり方とは違う方法で強くなります」って言ったのもわかるような気がする。
アテネオリンピック代表の国近選手について、「私のやり方で強くなった」と書いているが、最終的に故障したのは、結局やり方がまずかったのでは?などと思ったりするし。


まあ、解説のときと同様にツッコミどころ満載の本なのであるが、横浜DeNAベイスターズをこよなく愛する私としては、DeNA陸上部も瀬古監督でニューイヤー駅伝で一回は勝ってほしいねえ。
自分で「名選手は名監督にあらず」と、はっきり認めていることころがいいじゃありませんか。
なんかベイスターズの中畑前監督っぽい感じで、応援したくなるんだよねえ。

強引にまとめると、効率的かどうかということよりも、とにかく自分の決めたことを自分の納得行くまでやり切るってことが大事なんでしょうなあ。
「こんなのは意味ない」って言って何もしないぐらいなら、まだうさぎ跳びをしていた方がよろしいのかもしれません。

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-02-20 22:50 | 読書 | Comments(4)