2017別海パイロットマラソンまであと1週間

大会1週間前の本日は、レースペースで10km走。

などと思っていたのですが、前日「ああ、たまには自転車乗らなきゃなあ」と、発作的にロードバイクで60kmほど走ってしまい、更に、「うむ、やはり今月300kmの距離は踏んでおきたいな」と、ただの距離稼ぎ16kmジョグを敢行してしまったのであった。
もうビホロは終ったというのに、なんでこんなときにひとりデュアスロンをやってるんだ?

まあ、30km以降の疲労をシミュレーションするためには、このぐらい前日に体を酷使してもいいだろうというのは、今日になって発作的に思いついた言い訳。


「ああ、今日は本気で走らなければならないのか。疲れるなあ、嫌だなあ」と思いながら運動公園へれっつらゴー!
ビホロ以来の本気モードで走ります。

キロ5分の感覚がよくわからないので、時計も見ないまま、うりゃーっといきなりエンジン全開で走り出します。
最初の1kmのラップが4:28!
うむ、速すぎる。
速すぎるが、もうスピード調節するのも面倒なので、全力で行っちゃおう!


と言うわけで、ビホロの第一ランレベルで全力で行きました。

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サブ3.5のレースペースよりもキロ30秒ぐらい速いです。
しばらくスピード練習なんてしてないのに、むしろ7月のスピード練習より速くなっています。

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ラスト1kmはサブ3ペースよりも速いペースでひぃこら言いながら走ってました。
なんだかんだで、数ヶ月前よりも地力がついてきているなあと感じました。

なんとなく思うことは、「スピード練習をしたからスピードが上がる」と言うものではなく、普段のジョグ+プチビルドアップ走で地道に走力をつけた結果、ついでにスピードも上がるものなのかもしれません。
スピード練習は、スピード向上の手段というよりは、「このくらいのスピードで走れる確認」として位置づけたほうがいいような気がします。

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心臓は酷使しました。
ガーミン先生から、3日間のリカバリータイムを取るように指示されました。
(でも、守らない)

また、スピードを上げるときは、ピッチは一定にストライドを伸ばそうと思うのですが、なかなかうまくいきません。
大体、普段のピッチは195、ストライドは0.9mぐらいなのですが、ついついシザース動作をしっかり入れなきゃと思い、ピッチまでが上がっていきます。
ピッチだけなら高橋尚子さん(ピッチ209)レベルです。
もうちょいピッチ落とせれば、心肺もラクになるのでしょうがね。
ストライドはレースでも1.1m程度で、今後、更に速くなるには、キレのある前後の脚のはさみこみでストライドを伸ばしていかなくてはいけないのでしょう。
(以前はストライドを伸ばすために後ろ足で蹴っていましたが、これだとピッチが落ちた間延びした走りになるし、なにより30km以降の足のダメージが半端ないので、去年から「蹴らない」ことをテーマにしています)


しばらくキロ5:30~5:50ぐらいのゆるジョグしかやってなかったんで、レースペースで走れるかなあと、ちょっと不安はありましたが、思った以上にスピードがあることが確認できました。
と言うか、ちょっとやり過ぎたか、現在、全身がガクガク来ています。

今週は、疲労抜きのゆるジョグ+1回だけキロ4:45~4:50ぐらいの短いペース走を入れて、別海に向けて万全の体制で臨みたいと思います。
待ってろよ、鮭一本!

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-09-24 21:05 | ランニング | Comments(2)  

2017別海パイロットマラソンまであと9日

そんなわけで、2017年別海パイロットマラソンまで、残すところあと9日となりました。
7月、8月と、美幌対策でランとバイクの二刀流生活を送っておりましたが、9月に入って、ほぼランニング一本の生活を送っております。

多くのマラソン教本で推奨されているように、レース3週間前は30km走でスタミナの確認です。

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コースは「仮想別海」として、ほぼ直線で、かつ前半が緩い上りで後半が緩い下りである「湿原の夢ロード(鶴野P~桜田往復)」をチョイスしました。

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本来ならレースペース(サブ3.5ならキロ5分)でやるものなのでしょうが、まあ、そこまでして疲れることしなくてもいいだろうと、ちょっと緩めのペースから入って、徐々にスピードを自然に上げていきました。
キロ5:40から5:20ぐらいにじわーっと上がって行った感じです。
30km地点でも余裕があったので、ラスト3kmはキロ4:40ぐらいでダーッと行っちゃいました。
若干、余裕を残して終った感じで、これなら42.195km走るスタミナは十分にあるかなあと。

30km走の翌日も、あえて休足日にはしないで13kmランニング(キロ5:30ペース)。
特に大きなダメージもなく、距離に関する不安は、この2日のセット練で解消されました。

となると、後はキロ5分でひたすら押していくスピードの確認ですね。
これまたマラソン教本に書かれているように、レース2週間前に「ひとりハーフマラソン」で、先週よりも若干ペースを上げ目に走ります。

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この日は台風の影響で、「湿原の風アリーナ」で室内ラン。
ガーミン235Jの室内ランモードを使いましたが、1kmにつき25mぐらい誤差がありますね。
実際は、これより500mぐらい多く走っていて、ペースもキロ5:10ぐらいです。
先週よりもちょっとレースペースに近づいたでしょう。
順調すぎて自分が怖いぐらいに、ここまでは順調に調整が進んでいます。

残りは次の日曜にレースペース(キロ5分)で10km走、レース4日前にレースペースよりも速いペース(キロ4:50)で6km走と刺激を入れて10/1の本番に臨みたいと思います。

体重の方も、順調に減量が進んでおり、昨日測ったところでは「体重54.1kg、体脂肪率10.2%」と、いい感じのマラソンボディに仕上がっております。
前年の北海道マラソンのときは、きちんと体重測ってませんが、多分体重58kg、体脂肪率15%ぐらいだったと思います。
過酷な夏の道マラで3時間40分ぐらいで走れたわけですから、「1kg減量で3分速くなる」の法則に従うと、もう別海のサブ3.5は約束されたようなものであり、いやー、ついに念願のサブ3.5達成だと、走る前から大いに油断しすぎている私なのであった。

更に、ダニエルズさんのVDOT理論によると、名古屋ハーフのネットタイム(1時間38分)から推測されるフルのタイムは3時間25分ぐらい。
でもって、湿原マラソン10kmのタイム(42分)から推測されるフルのタイムは3時間14分ぐらいと、ダニエルズさんを全面的に信頼すれば、サブ3.5を通り越して、3時間20分切りも夢じゃないところまで来ているのである。
気分は、大学入試直前の模試でA判定を出して、本番前にすっかりダラけきった受験生なのである。


私をフルマラソンの記録への挑戦へたきつけたみやすのんき先生は、8年ぶりのフルマラソンである板橋CITYマラソンを、ほぼ3時間半で走っています。
私もみやす先生同様、まず別海は3時間半を目標にして、あわよくば11月のつくばで3時間20分切りを果たし、次の年の更なる記録短縮に挑戦していきたいと思います。
スピード系の練習が足りないような気がしますが、みやす先生も、板橋CITYの前は怪我で走れない時期があったり、練習ではキロ5分40秒よりも上がらなかったと著書に書いている割には、「いきなり速くなっている」とAmazonでお叱りを受けるぐらいに本番では速くなっているので、なんとかなるのではないかと希望的観測。

みやす先生の著書の中では、クラブのインターバル走やロングのレースペース走で記録が伸びたってことが書かれていますが、3時間22分を記録した「かすみがうらマラソン」以前は、ジョグ中心の記述だったので、サブ3.5ぐらいならスピード練を意識しなくても行けると思います。
私のようなおっさんランナーは、まずジョグで「壊れない脚」「故障しにくいフォーム」をしっかり作ってからスピード練に移行した方が、長い目で見ればいいのではないかと。


岩本式「ソツケン(15kmビルドアップ走で、最初5kmはレースペース、次の5kmはレースペースマイナス1分、ラスト5kmは更にマイナス1.5分で走る)」はやりません。
私のチェックしているブログで、「ソツケン」クリアしても、後半撃沈しているランナーがそこそこいらっしゃいますので。
(ちなみにそういう人は、ジョグやロング走を軽視して、スピード練習ばっかりやってる傾向があります)

岩本氏の本では「ラストの5kmが30km以降の無酸素状態の対策になる」と書かれていますが、私の感覚では30km以降でも心肺機能が低下しているなと思うことはあんまりなく、むしろ足が着地衝撃に耐えられなくて30kmの壁にぶち当たることが多いです。
まだ足がフレッシュな状態でペースアップしたところで、それは30km以降の対策にはならないのではないかと。
(まあ、岩本氏の本では「峠走の下りで着地衝撃に耐えれる足を作れ」とは書いてますがね。岩本式ビルドアップ走を実行しているブログは多く見られるが、峠走実行しているブログはほとんど見ませんね。移動時間とか考えるとハードル高い練習だからね)


そんな、つい最近まで岩本信者だったのが、あっさりみやす信者に宗派換えしたワタクシなのでありました。

ごきげんよう。

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# by gossy54200 | 2017-09-22 22:35 | ランニング | Comments(0)  

ブロンプトンで佐渡のトライアスリートを応援してました(その3)

その1 その2

かくして、私は佐渡の田舎道で

「上り坂は錯覚です」

と書かれた応援ボードを持って、ヒルクライムでひぃこらしているトライアスリートを応援することにしたのであった。

最初のうちは照れがあるのか、ボードを掲げるだけで、声も何も出せなかったのであった。
それでも、選手たちから「うん、そうだ!その通り錯覚だ!」とか「ありがとう」とか反応が返ってきたり、苦痛に顔をゆがめていた選手がボードを見て、にやっとした表情を見せると、こちらも100円ショップで材料を集めて、数時間かけてボードを作った甲斐があったと言うものよ。

反応が出てくるにつれて、こちらも元気になってくる。
徐々に「頑張ってください!」「もう少しで上りは終わりです!」などと、声を出して応援するようになっていったのであった。
最初は、20デシベルぐらいの蚊が鳴くような声しか出せなかった私であったが、そのうち90デシベルぐらいの声で

「頑張って!上りはもう少し!」

などと言えるぐらいになってしまい、これぐらいの度胸があれば、今の仕事辞めても、キャバレーの呼び込みとして食っていけるのではないかとすら思った(元ネタ「めぞん一刻」)。

更に、ペットボトルで、停めてあるブロンプトンのベルをガンガン叩いて音を鳴り響かせたりして、ひとりでにぎにぎしく応援していた有様なのであった。

さて、小一時間ぐらい応援していたところで、知人が現れ、160km走った後の上りにしてはめっちゃ元気やんと思いながら、知人を追っかけるために応援ポイントから撤収することにした。

撤収しようと、来た道を反対方向へ進もうとしたときに、選手の方から「うわぁ、これからブロンプトンで、この坂上がるんですか!」と驚かれてしまったが、いえいえ、この程度のことは選手の皆様の苦労に比べたらどうってことないです。
月並みな表現ではありますが、選手を応援して元気を与えようと思ったら、逆に選手の皆様から暖かい反応をいただいて、こちらの方が大いに元気をもらったバイク応援でありました。
私もミドル(国際B)でいいから、絶対に佐渡に出よう。
そう心に決めた今回の佐渡旅行でありました。
(その前に、まず、泳げるようになれよ)

今度はランの応援に移ろうと思うのだが、少し時間に余裕があるので、電池の切れたiPhoneをどうにかしようということで、佐渡のネットカフェを求めてさまようのであった。
佐渡島にも「自遊空間」は存在するのであって、いやはや、今回の道中ではネットカフェに救われました。

自遊空間に入って、iPhone充電したり、佐渡のランコースの地図チェックしたり、せっかく来たんだから元を取ろうと、冷たい飲み物をガブガブ飲んでいるうちに、ネットでレースの途中経過チェックしていると、知人はハーフ地点をすでに通過したことが判明したので、私はあわてて32km地点の畑野ASにブロンプトンでダッシュで行くことにしたのであった。

畑野ASに到着すると、選手たちは明らかに疲労の色を見せながらも、しかし、しっかりとした足取りで走っている。
これが4km泳いで、190km自転車に乗って、更にフルマラソンを走っている人なのか!
何と言うか、人間の可能性というか、限界というか、うまく言葉にはできないが、「ああ、人間ってすごい生き物なんだなあ」と、応援するはずの私が、ただただ選手たちに圧倒されているのであった。

「ここが勝負」と書かれた応援ボード掲げて応援していると、「あ、上り坂は錯覚の人ですね」なんて声をかけられ、存在を覚えられてしまい、ちょっと恥ずかしい思いをしたのであった。
知人は30km過ぎても、ハイピッチのリズミカルな走りでぐいぐい進み、「後はゴールで待つ!」とハイタッチをして別れ、私はゴール地点へ向かって激チャリするのであった。

18時を過ぎて、辺りはすっかり暗くなりました。
国道350号線バイパスを走っていると、前にクロスバイクがいたので、うりゃーっと一気に抜かして、一目散にゴール地点へと急ぎます。

んで、信号待ちで、さっき抜かしたクロスバイクに並ばれて、いきなり話しかけられました。
「あのー、本部はどこでしょうか?」

私は思わず「何の本部やねん!」と突っ込みたくなったが、常識的に考えてトライアスロンの大会本部のことを言っているんだろうと0.2秒で判断して、「すいません。私も北海道からの人間なので、よくわからんです。多分、この道真っ直ぐであってますよ」と答えておいた。
しかし、今考えてみると、このクロスバイク乗りはきれいな女性だったので、「そうですか、では私と一緒に行きましょう」と、デヘデヘしながら、見知らぬ土地で見知らぬ女性とのサイクリングを楽しむべきだったかもしれない。
これだけが、今回の旅の唯一の心残りである。
クロスバイクの女性が、無事に本部に到着したことを願う。

で、ゴール地点に先回りして、知人のゴールを待ちます。

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朝の6時から、こんな暗くなるまで動きっぱなしだもんなあ。
どれか一種目だけでもお腹いっぱいだと言うのに、三種目を一日で一気にやるんだもんなあ。
200kmブルベやった後に、フルマラソン走れと言われたらできますか?
と言うか、私はフルマラソン以前に、200kmブルベだけでも嫌だってなると思うが。

無事、知人は五体満足でゴールいたしました。
パチパチパチパチ。
私も選手たちの苦労をほんのちょっとでも味わえてよかったです。
旅ラン10km+応援追っかけライド約80kmの一日なのであった。

これで、めでたしめでたしとなればいいのだが、ホテルにたどり着くまでがトライアスロンです。
ホテルはゴール地点から10kmぐらい離れたところにあるんですわ。
しかも、この10kmがそこそこの山道で、真っ暗な中、無心にペダルを漕ぎます。
お化けが出そうな道でしたね。

無事にホテルにたどり着き、夕食を食べるが、あまりの疲労に味も何も覚えちゃいねえ。
結構いいもの出されたような気がするが、昼間食べた薄皮パンの味しか覚えていない。
所詮、私の舌などそのレベルだ。

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ブロンプトンに乗ってるときは、一枚も写真撮れんかったので、せめて一枚ぐらいは佐渡の海の写真をと、翌日ホテルの部屋からパチリ。
この日の佐渡もいい天気でした。
できれば、一日ゆっくり佐渡観光したい気もするが、せわしないサラリーマンの私としては、ひたすら釧路への移動だけで終った一日なのであった。

帰りは新潟へのジェットフォイルに乗って、そっからタクシーに乗って新潟駅に行き、空港行きのリムジンバスにダッシュしたわけだが、ブロンプトンを持っての万代口からバス停のある南口への移動がキツかったでござる。
コロコロ輪行しなかったら、ブロンプトンの価値などほとんどないですね。
ちび輪バックに入れたブロンプトンはただのクソ重い自転車なのであった。

輪行に使える折りたたみ自転車が欲しいと思っている方で、コロコロ輪行しないんだったら、ブロンプトンなど買わん方がいいですよ。
もっと軽い10kg以下の小径車を買うことをお勧めします。
ブロンプトン買う金あったら、DAHONのヘリオス辺りがいいんじゃないでしょうか。
なんてこと言いながら、ブロンプトンが大好きな私ですがね。

帰りの飛行機とJRはほとんど寝ていた記憶しかないですが、なんだかんだで佐渡への2泊3日の旅行は終わり、「いつかは私も国際B(ミドル)でいいから佐渡へ」という思いを強くしたのでありました。
その前に泳げるようになるという、エベレスト級に高いハードルがあるのですが。

そんでもって、例え年に一度しか使わんくてもブロンプトンは旅用の自転車としてはベストだなあと再認識した、今回の佐渡旅でありました。
(逆に言えば、普段使いのチョイ乗りには、ブロンプトンは不適である。ブロンプトンは見知らぬ土地で長い距離をゆっくり走ってナンボのものだ)

佐渡から帰ってきて、ブロンプトンはたたまれたままで、指一本触れていない状態が続いております。

おしまい。

(このシリーズ終わり)

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# by gossy54200 | 2017-09-18 23:30 | ブロンプトン | Comments(4)  

ブロンプトンで佐渡のトライアスリートを応援してました(その2)

その1

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新潟からジェットフォイルが出て、小一時間ぐらいで佐渡島に到着です。

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フェリーターミナルの両津港では、佐渡おけさの人が「ようこそ、佐渡へ!」と出迎えてくれます。
ただの人形だけど。

そんでもってブロンプトンで走り出したい気持ちはやまやまなのだが、まずはブロンプトンをフェリーターミナルに置いて、足慣らしに軽くランニングすることにした。


ランニングでは思わぬ土砂降りの雨に遭い、どうなることかと思ったが、両津港に戻ったころには雨がやんでいて、ブロンプトンを走らせるには支障がない。
さあ、ついに今回の旅でブロンプトンを持っていった本領を発揮するときが来たのであった!

今までひた隠しにしていたが、今回の旅の目的は、知人が佐渡のトライアスロンのロングコース(国際A)に参加しているので、それの応援のためなのであった。
一応、応援用のバスが大会本部で用意されているが、そんなものに頼るのはつまらない。
どうせなら、トライアスリートの苦労をほんのちょっとでも味わいながら、折りたたみ自転車の機動力を生かして、神出鬼没に応援するのが筋というものじゃないだろうか?

レースは朝の6:00から始まっているのであるが、最初のスイムは海の中だし、はっきり言って陸の上から見たところで、誰が誰だがさっぱりわからないので、応援していてもつまらない。
ということで、スイムは応援しなくてもいいだろうということで、バイクから応援活動を始めることにしたのであった。

佐渡トライアスロンのバイクコースは以下の通りです(公式HPより拝借)。

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国際Aでは島一周を190kmぐるっと回る感じですね。
にしても、自転車で島一周するだけでも大事業だと言うのに、その前に4km泳いで、更に自転車のあとにフルマラソンが控えているわけですから、想像するだけでも恐ろしいですね。
美幌の10kmラン+80kmバイク+10kmランごときで、ひいひい言ってる場合じゃないですよ。

でもって、コースの高低図はこんな感じです(これまた公式HPより拝借)。

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ポイントは2つですね。
まずは、56km地点の岩谷口からのところにある上り坂(通称「Z坂」)。
そして、161km地点の小木から続く、Z坂よりもキツイと言われている激坂である。

バイクの応援のポイントとしては、平地や下りでは、バイクはかなりのスピードで走っていて、あっと言う間に見えなくなってしまうので、割合スピードの落ちる上りの方が、じっくり選手を応援できてよい。
でもって、どうせ応援するなら、選手にとって一番苦しいところの方が応援のしがいがあるだろうということで、小木からの上り坂のところで応援することに決めました。
もし、自分が選手だったら、こういうところで応援されたらうれしいなあと思うわけで、自分がされたいことを人にやってみたらどうなるかということを実験してみます。

というわけで、こんなコースで小木方面へと向かうことにします。

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距離にして、大体40kmぐらいでしょうか。
まあ、ブロンプトンの速度でも3時間あれば間違いなく到着するでしょうから、のんびり行きましょう。

まずは県道65号線をひたすら進みます。
3kmぐらいすすんだところで、また雨に降られたので、屋根のあるところで雨宿り。

んでもって、ここでiPhoneをチェックしようとポケットから出すと、電源が切れていて、電源ボタンを押してもまるで電源が入る気配がない。
おかしい、島に到着したときは80%ぐらい電池が残っていたのに、これはどういうことなんだ?
ズボンのポケットに入れていたので、きっと雨が影響したのかなあと、今となっては思うわけだが、この時点で私はかなり狼狽した。
なぜなら、佐渡の地図はPDFファイルに落として、全てiPhoneの中に入れていた状態だったからである。
見知らぬ地で、地図を頼りにできないのは、かなり厳しい展開である。

とは言え、所詮は狭い佐渡島だ。
きっとテキトーに行けば、「小木」と書かれた看板があって、それを頼りに進んでいけばなんとかなるだろう。
こうなることも予想して、私は小木までのルートを事前に頭に入れていたのだ。
さすが私だ。

もっとも小木までのルートは「県道65号線をひたすら道なりに進み、国道350号線にぶつかったら、そっからひたすら南下する」と、小学生でも3分で覚えられるような単純な道のりなのであるが。

道の問題はいいとして、こうやってブログを書いている身としては、道中の写真が一切撮れないというものは困ったものだね(カメラも完全にiPhone頼りだった)。
せっかく佐渡の海岸線の魅力を余すところなく伝えようと思っていたのに、非常に残念だ。
わたしゃ、ライトなiPhoneユーザーなので、今までモバイルバッテリーの必要性を全く感じなかったのであったが(旅行時もホテルで充電すれば事足りていた)、やはりスマホユーザーにとってモバイルバッテリーは必需品なんだなあと思ったのであった。

そんなわけで、写真ゼロで、文章だけで佐渡の様子を伝えていきます。

8年前、佐渡の海岸線を一周したときは、コンビニすら見かけることなく、一体どこに人が住んでいるんだろうと思ったが、佐渡の内陸部はそこそこ人がいるのですね。
途中「セーブオン」というコンビニがいくつかあった。
私が見た限り、佐渡にはセーブオン以外のコンビニは存在せず、まあ、セーブオンは北海道で言うところの「セイコーマート」的存在なのであろう。
離島でも店を構えているセーブオンに幸あれ。

途中、そこそこ大きいドラックストアがあって、薄皮パンが20%引きで売られていたので、昼飯として補給。
わたしゃ、佐渡に来ても、本当に食に無頓着な男だなあ。
せっかく佐渡に来たからには「ブリカツ丼」ぐらいは食いたいなあと思っていたが、思っていただけで、どこで食えるとか、そういう情報は一切調べていなかったのであった。
ちなみにブリカツ丼は、玉井雪雄氏のマンガ「じこまん」で覚えた。
「じこまん」読むと、佐渡に行きたくなりますよ。

じこまん 1

日本文芸社

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国道350号線に出ました。
こっからトライアスリート達が、私の進む方向とは反対方向にバイクを走らせます。
真野の市街地では、応援の人もそこそこにいましたね。
応援の人たちは、選手と反対方向に進む、16インチのちっこい自転車を見て、何を思ったことか。
ついでに選手の人たちも、反対方向を激チャリするブロンプトンを見て、何を思ったことだろうか。

海岸線に入ると、スプランディッドなビューがスプレッドします。
思わずルー大柴語を使いたくなるぐらい、海はとびぬけて碧く、空は果てしなく青く、「ああ、佐渡に来てよかったなあ」という風景が広がります。

でもって、釧路を出るときは、あれだけ「ダルい」と思っていたブロンプトンの走行感覚が、急に気持ちよく感じます。
そうだ、うっかりしてた!

ブロンプトンのよさは、チョイ乗りではなくて、距離が長くなってから味わえるのだ!

こんな、今までのブロンプトン生活で、イヤと言うほどわかっていたことをすっかり失念するぐらいに、私はブロンプトンから遠ざかっていたのであった。

ブロンプトンは、やはり普段使いの自転車ではない。旅に出てナンボだ。よそ行きの自転車なのだ!

道はアップダウンが激しくなってくるが、それとはうらはらに、こっちはようやくブロンプトンと一体化して、旅が楽しくなってくる。
反対方向から、レースのためにびゅんびゅん走るロードバイクやTTバイクも美しいが、こうやって、メーターもつけずに無目的に走るブロンプトンも、また美しい。

ああ、いい。
すごくいい。
全てよい。

佐渡最高!

ブロンプトン最高!

このまま、どこまでも走っていたい心境であったが、今回の目的を忘れてはいけない。
小木からの坂の途中に陣取って、トライアスリートを元気づけようではないか!
こんな応援ボードを持って。

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昔、大阪マラソンを走ったとき、「その痛みは脳の仕業」とか書かれたボードを見て、「せや!せや!」と思ったもので、こういうボードを見れば、一番苦しい坂も乗り越えられるのではないかなあと。
もっとも小心な私のことなので、「錯覚のわけねーだろ!ざけんな、ボケ!」と、ボトルを投げつけられたらどうしよう、なんてことを3%ぐらいは思っていたわけですが。

さすがに、こんな応援バスも来ないようなところで、応援している阿呆は私一人である。
しかし、一人でも多くの人を元気づけられればいいなと思い、恥ずかしさ90%の中、ヒルクライム中のトライアスリートに声をかけようと決意したのであった。

つづく

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# by gossy54200 | 2017-09-17 23:06 | ブロンプトン | Comments(2)  

ブロンプトンで佐渡のトライアスリートを応援してました(その1)

そんなわけで、9/2~4の間、ブロンプトン携えて佐渡島へと行ってまいりました。
ブロンプトン持って佐渡島へ行くのは8年ぶり2回目ですね。
と言うか、佐渡島に行くこと自体8年ぶり2回目のわけであったが。
すなわち、私が佐渡島に行くとき、ブロンプトン率は100%なのであった。
だからどーしたと言われれば、それまでであるが。

さて、今年に入ってブロンプトンには1mmも乗っておらず、というか10ヶ月の間、指一本触れることなく、たたまれたまま放置してあったのだ。
本来なら前もって整備しておくべきであったのだが、色々忙しく、というか忙しいのは言い訳であって、正直なところめんどくさかったので、出発の日の朝まで放置していたのであった。

ブロンプトンを広げます。
うむ、きちんと広がるな。
大丈夫、大丈夫。

チェーンを掃除してオイルでも差すか。
むむ!

たたんだままずっと放置していたので、チェーンが折れ曲がったまま真っ直ぐにならん!

ペダルを回しても、チェーンの折れ曲がった部分で引っかかり、うまくプーリーにかみ合わん。
こんなんで佐渡まで行って大丈夫なのか?

それでも、数十回ぐらい回転させたら、それなりになじんで、引っかからずにチェーンが回るようになった。
プーリーからの音がカチャカチャとうるさいが、乗れないレベルではないだろう。
試しに家の周りを1kmぐらいぐるっと回ってみよう。

なんだ!このダルダルな乗り心地は!

しばらく、ロードとMTBにしか乗ってない影響もあるのか、ものすごくダルい。
ブロンプトンは、こんなコシの全くないふにゃふにゃなうどんのような自転車だったっけ?
もっと乗るだけで、夢と希望があふれ出てくるような自転車だったような気がするが。
もう、私はブロンプトンに対してときめきを感じることはないのだろうか。

ダルダルで乗るのが苦痛なレベルであったが、まあ、乗れないことはないし、今回の旅行はブロンプトンなしでは成立しないので、見切り発車で強引に持っていくしかないのである。

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釧路駅から今回の冒険は始まります。
まずはJRで新千歳空港まで行くのだ。

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特急列車の車内には荷物置き場があるので、フレームを固定して、私は指定席でひたすら寝ていれば勝手に目的地に到着するのである。
ああ、輪行楽チン。

そんで、新千歳空港で荷物として輪行袋に入った自転車を預け、私は機上の人となったのであった。

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新潟空港に到着しました。
新潟空港は割合市街地から近いところにあるので、そのまま自走でホテルまで行っちゃいましょう。

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ここが新潟空港だよということをはっきりさせるために、ズームでもう一枚写真を撮ってみる。

朝はダルダルのブロンプトンの乗り心地が気になったが、新潟に到着すると、見知らぬところを自転車でさまよう喜びの方が勝り、あんまり乗り心地がどーだとか、そういうことは気にならんくなった。
やはり自転車旅は、ロードでビューンと行くより、ブロンプトンの時速15kmぐらいのスピードが心地よい。

ホテルまでの道のりをあまりきちんと調べていなかったので、軽く迷子になったが、まあそのうち着くだろうと鷹揚に構えていたら、まるでホテルの方がこっちへやってきたかと錯覚するぐらい、いきなりホテルがどーんと目の前に現れた。

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ほう、新潟シティマラソンなる大会があるのか。
多分、一生出ることはないと思うけど。

今回の旅の本来の目的は、新潟ではなく佐渡にあったので、新潟は軽く流していいかということで、ブロンプトンにはホテルでゆっくり休んでもらい、以下の旅ランをしたり、コンビニ弁当を食ったり、テレビでベイスターズ戦を見たりして、新潟での時間を過ごしたのであった。



翌日。

7:55発のジェットフォイルに乗るために、早朝にホテルをチェックアウトして、フェリー乗り場へとブロンプトンで向かいます。

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新潟の街には、このような立派な自転車レーンがあって、自転車乗りに優しい街なのであった。
もう少し新潟を堪能したかったような気もするが、もうこの段階で私の心の中はすっかり佐渡に奪われていたので、とっととフェリーターミナルに行っちゃいましょう。

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フェリーターミナル到着。
もう少し、ここがフェリーターミナルだと一目でわかるような写真が撮れんものかと思ったが、「ここで自転車を停めてはいけません」とか窮屈な張り紙があったりして、まあ、めんどくさいからここでいいかってところでテキトーに写真を撮った。

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待合室で船を待ちます。

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ジェットフォイルで輪行するときは、乗船券の他に、手荷物料金(510円)がかかります。
はて、8年前ジェットフォイル使ったときは、そんなもの取られなかったような気がしたが、記憶違いだろうか。

まあ、510円ぐらいケチケチすんなってことで、乗船して、係員に輪行袋を預けて、指定された席に座り、佐渡への出発のときをしばし待つのであった。

つづく

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# by gossy54200 | 2017-09-13 21:03 | ブロンプトン | Comments(0)