# by gossy54200 | 2019-02-20 21:40 | 日記 | Comments(0)
# by gossy54200 | 2019-02-20 21:40 | 日記 | Comments(0)
# by gossy54200 | 2019-02-19 22:19 | 日記 | Comments(0)
そんなわけで、何を血迷ったのか6月30日に行われる「サロマ湖100kmウルトラマラソン」に申し込んでしまった私なのであった(もちろん100kmの部)。
「勝算はあるのか?」と聞かれれば、「根拠はないが、多分あるんじゃないかなあ」って気がする。
これを読んで、「根拠もないクセに何をエラそうに」と思う人もいるかもしれないが、ここでハッキリ言っておこう。
マラソンで一番大事なのは根拠のない自信である
と。
フルマラソンで35km過ぎで猛烈に苦しくなったとき、支えられるのは「まだ行ける」という自信だけと言っても過言ではない。
でもって、その「根拠のない自信」を生み出すのは、多分「今までこれだけやってきたんだ!」という努力であると思う。
多分、私自身、サブ3.5を達成する前と、達成した後で、根本的な走力に大きな変化はないと思っている。
ただ、サブ3.5を達成する前は「月200kmぐらいしか走ってないし、こんくらいでしょーがないか」と後半あきらめモードになっていたが、達成してからは「この日のために月300〜400km走ってきたんだ。こんなところで終わるわけがない」と、30km過ぎてからも失速する気がしないようになってきた(まあ、実際は失速するのだが、あくまでそこは気分だ)。
まあ、そんなわけで、今の段階では「(練習さえすれば)100kmも十分行ける。なんならサブ10も狙える」と、今時期のプロ野球球団の監督のように希望に満ち溢れているのであった。
ペナントレースが始まるまでは、どこのプロ野球チームも優勝候補の一角なのである。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」ということで、まず私の戦力分析から始めよう。
走歴は17年。
こう書くと、すげーベテランのように思えるかもしれないが、走歴2年目の2003年に初めてフルマラソンを走ったとき、「こんなしんどいことはもうタリラリランだ!」とバカボンのパパになってしまい、そっから空白の7年があった。
なので実際の走歴は10年程度なのであるが、記録目指して本気出して走り出したのは、みやす本に触発された2年前からであるので、実質2年としておこう。
フルのベストは、2018年つくばの3時間14分36秒。
ハーフのベストは、2013年苫小牧の1時間38分39秒。
ハーフの2倍よりもフルの方がタイムがいいというおかしなことをやっている典型的な「スタミナ型」のランナーです。
(しかも、2013年の苫小牧ハーフは競技場周りの工事の関係で、実際のハーフよりも129m短かった)
スピードは全然なく、一応サブ3.15ランナーですが、本気出して1km走っても4分切れません。
でもって、ピッチ190オーバーで、ストライドは100cm前後の「ピッチ型」。
体型は170cm55kgと、体重の軽い、俗に言う「マラソン体型」である。
フルより長い距離は走ったことがない。
でも、なんとなくフルよりもウルトラの方が向いているのかなあと、都合のいいことを考えているし、上記のスペックを見る限り、これを読んでいる皆様も「ウルトラで戦える」と思ってくださるのではないだろうか。
ウルトラを走るに当たって、私の中で鍵となるのは以下の2点であると思う。
1.着地衝撃の少ない、コンパクトな省エネ走り。
2.後半になっても固形食を食べることができる強靭な胃袋。
1については、特に言うこともないだろう。
フルの2倍以上の長い距離を走るわけだから、無駄な筋肉を使わずに、そろりそろりと着地衝撃の少ない走りをすることが第一である。
そのためには、フォームの修正も大事なのであるが、私としてはてっとり早く道具に頼ろうかなあと思っている。
その道具とは
今をときめく、流行のNIKE厚底シューズである
自慢ではないが、私は流行モノに疎い。
というか、流行モノを憎んでいると言っても差し支えない。
子供の頃から、主流から外れたパッとしない生き方をしてきた私としては、「流行などクソ食らえ、ワシは我が道を行く」とずっと思い続けてきた。
しかし、年末に試し履きしたNIKEの厚底シューズ「ズームフライ」の感触が忘れられないんだわ。
もう、これは恋をしたのと同じレベル。
やはり流行っているからには、流行っているなりのよさがあるのである。
もっとも、試し履きをしたと言っても店内を5mぐらい歩いただけで、一歩も走っていなく、何がよいのかさっぱり説明できないのであるが、よいものはよいのである。
これは、もうフィーリングというか、ズームフライの神が私に舞い降りてきたレベルなのである。
まだ「ズームフライ」を買ってもいないくせに、「サロマはこれで走る!」とすでに決めている思い込みの激しい私なのであった。
ちなみにシューズに詳しい方なら知っていると思うが、NIKEの厚底シューズは、一般の厚底シューズと違って「着地衝撃をやわらげる」というよりも「推進力を生み出す」働きが大きく、そういう意味ではウルトラに向いてないんじゃないかという気がするが、惚れてしまったものは仕方がない。
所詮、アマチュアスポーツなど「自己満足」の世界なので、自分が気に入った道具を使うのが一番いいのである。
なんか「着地衝撃の少ない走りをする」と矛盾するような結論になってしまったような気がするが、えーい細かいことは気にするな。
これからズームフライでも100km持たせるような省エネフォームを身につければいいわけよ(どうやって身につけるかは知らない)。
2について。
長時間の運動は、脚がまずやられるんじゃないかと思うかもしれないが、意外とやられるのは「胃袋」なのである。
自転車のイベントで200km以上の長距離を走る「ブルベ」というイベントがある。
私が初めてブルベに出たとき、脚もさることながら、先にやられたのは「胃袋」の方なのであった。
クタクタに疲れていて、身体は栄養を欲しているのに、胃袋が全く受け付けず、固形物を摂れない。
とにかく吐きそうになって、食欲が全くなくなるのである。
ウルトラランナー岩本能史氏曰く「マラソンは食べるスポーツである」というのに、食べられなくなってはお話しにならない。
70km、80km走って、ガス欠状態なのに、ガソリンを入れられなくなってしまっては、それはもうリタイア以外の選択肢はなくなるのである。
対策としては
1.スポーツドリンクを飲まない(理由は知らんが、スポドリは胃がやられる。ブルベのベテランの方に教えてもらった)
2.胃が揺れないような上下動の少ない走りをする
3.それでも胃がやられてしまったら、ジェル飲料で栄養を流し込め
まあ、そんなこんなで、なんとなくこんな感じで行こうかなあということは、おぼろげに頭に浮かべているのであるが、全ては「ズームフライ」を手に入れてからですね。
心変わりの早い私のことなので、ロング走で「ズームフライ使えねえ」ってことになったら、あっけなく他のシューズに浮気することと思います。
100kmを走るに当って、フルと違って嫌いなスピード練習はしなくていいので(と言うか、フルでもスピ練などほとんどやらない私であるが)、どっかお気楽で油断している私なのであった。
きっと直前になったら、試験前の学生のように「どーしよー、ドラえも~ん!」と、やかんと枕を持って走り回り、暗記パンでも使いたくなる心境になるのだろうがねえ。
まあ、そんときはそんときだ。
と言うか、こんなくだらんこと書いてる暇あったら練習しろよ、俺。
ごきげんよう。
# by gossy54200 | 2019-02-05 22:59 | ランニング | Comments(4)
ウルトラ。
その言葉の持つ魔力に私は子供の頃から引き込まれていた。
ウルトラと聞くだけで、なんか普通とは違う「特別なすごいもの」というデラックスな気分に浸ることができる。
私が「ウルトラ」という言葉を好きになった原点は、昔、日本テレビで放送されていた「アメリカ横断ウルトラクイズ」にある。
今の若い人は知らないかもしれないが、ウルトラクイズは視聴者参加型のクイズ番組で、東京の後楽園球場(東京ドームができる前の話だ)で予選が行われ、それを勝ち抜いたものが、アメリカ本土に上陸することができる。
決勝のニューヨークに到達するまでに、各チェックポイントでクイズが行われ、敗れたものには「罰ゲーム」が課せられ、問答無用で東京に戻されるというサバイバルなクイズ番組なのであった。
司会の福留功男さんの軽妙な語り口、アメリカ大陸の広大なスケール、個性豊かな参加者たちが織りなす人間ドラマに、当時小学生だった私はすっかりとりこになってしまった。
この番組を見ていると、あたかも自分がアメリカ大陸を旅している気分になり、「よーし、俺も大人になったら、ウルトラクイズにチャレンジするぞ!」と思いつつ、無情にも私が大人になったときには、番組が打ち切りになってしまい、ウルトラの夢は叶わなかったのであった。
月日は流れウン十年。
私はクイズではない「ウルトラ」の存在を知るのであった。
それは「ウルトラマラソン」。
私が昔勤めていた会社の偉い人がマラソン好きで、「サロマ湖100kmウルトラマラソン」について熱く語っていた。
車で100km走るのも疲れるのに、世の中にはそんなバカみたいな距離を自分の脚だけで進む物好きがいるのかと、当時、42.195kmはおろか、42.195mも満足に走ることのできない私は、異星人を見るような目で彼のことを眺めていたのであった。
しかし、20代の頃インドアぐーたら人間だった私は、どういうわけか、気がつけば自転車マンとなり「100km自転車で走るのが当たり前」の世界になっていた。
でもって、「えーい、自転車なんていらん。ワシは自分の脚で進むのだ」と、更にエスカレートして、フルマラソンを10回以上完走するぐらいのマラソンマンになってしまったのであった。
自分でもどうしてこうなったのかわからない。
わからないが、ひょっとしたらこれって
子供のころ叶えられなかったウルトラの夢を、クイズではなく、マラソンで果たすべきなのではないか
という神のお告げなのかもしれない。
そう、私は「ウルトラ」の持つスケール感が好きなのである。
「ウルトラ」の持つ「知力、体力、時の運」が好きなのである。
「ウルトラクイズ」が「知力」だけでは勝てないように、「ウルトラマラソン」も「体力」だけでは走れない。
装備やペースメイクなどの作戦を立てる「知力」や、当日の体調や気象条件などの「時の運」の要素も大事なのである。
「知力だけでは勝てない」「体力だけでは走れない」というのが、「ウルトラ」のいいところなのではないだろうか。
あるのかないのかわからない「時の運」をつかむために、人間は途方もないことにチャレンジできるのである。
2019年1月23日 20:00。
私は何かに取り憑かれたように、パソコンの前に座り、「第34回サロマ湖100kmウルトラマラソン」に申し込んでしまった。
申し込んだ瞬間、福留アナの声が頭の中に聞こえてきた。
「サロマへ行きたいかぁ〜」「オーッ!」
「どんなことをしてもゴールまでたどり着きたいかぁ〜」「オーッ!」
「罰ゲームは怖くないかぁ〜」「…いや、100km走るのがすでに罰ゲームだし」
もう後には引けない挑戦が始まるのであった。
「完走は天国!」「リタイアは地獄!」
「体力知力」「時の運」
「早く来い来い」「6月30日」
「史上最大」「第34回」
「サロマ湖100km」「ウルトラマラソンで」
「お会いしましょう!」
(高島忠夫、石川牧子アナ調で)
# by gossy54200 | 2019-01-28 20:22 | ランニング | Comments(4)
# by gossy54200 | 2019-01-12 20:55 | ランニング | Comments(0)
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