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冬至

・今日は冬至。
 夜が長くなると気分が沈みがちになるが
 明日からは昼の時間が長くなると思うと、なんだかウキウキしてくるものだ。
 (むしろ私は、「あー、これから日が短くなるよ」と思わせてしまう、夏至の方が嫌いだ)

・10月に自転車で行った、夕張「ユーパロの湯」がさりげなく営業停止していたことにショックを受ける。
 すいていて、カレーそばもうまくて、いい温泉だったんだけどねえ・・・。
 私は人がいない、すいているところが好きなのであるが
 どういうわけか、そういう好きなところはよくつぶれてしまう。
 困ったものだ。

・岡田斗司夫「フロン」読了。
 21世紀の新しい結婚観として、著者は以下のことを挙げている
 
 「基本的に夫婦は別居すべし」
 「夫婦は婚前に約束事を取り決め、お互いに苦痛な状態がないようにすべし」
 「育児のリーダーは妻が握るべし」
 「夫は妻が必要とするときだけ、妻のルールに従って育児に協力すべし」
 「妻は自分のネットワークを用いて、育児のサポートをしてもらうべし」
 「夫、妻問わず、浮気は自由」

 まあ、かいつまんで説明するとこんな感じ。
 それぞれにきちんとした理由はあるのだが、長くなるのでここでは説明しない。

 こういうのは、社会コミュニティや家父長制度が崩壊した
 首都圏などの大都市では機能するのかもしれないが、地方では単なる机上の空論なのだろうなあ。
 閉鎖的な社会で、こういう「自分の気持ち至上主義」を貫く、自由な生き方は
 社会的プレッシャーが許してくれないような気がする。

 理論的には、ある意味理想的な、現代の家族のあるべき姿なのかもしれないが
 所詮は、共産主義者が唱える「ユートピア」のようなもので
 これが現実になるのはどーよ?って気もする。
 (実際、岡田氏もこのような生活形態をとるようになってから離婚しています。
  要は、妻が「これだったら一人で生きていける」って思っちゃうんでしょうね)

 ただ、極めて結婚に対してネガティブな考えを持っている
 「自分の気持ち至上主義」の申し子である私としては
 「これなら自分も結婚してもいいかも」とちょっと思えてしまうんだよねえ。
 「責任」とかシチメンドクサイことからは、永久に逃れたい私にとって
 「これだったら自由を維持したまま、家族を持つことができるんじゃないかなあ」
 とか、ちょっと思ったりしたわけです。

・そんなわけで、万が一「こういう束縛のない形態なら、私と結婚してもいいかも」と思う女性がいたら
 悪いことは言わないから、もっといい男を探しなさい。

by gossy54200 | 2010-12-23 00:46 | 日記  

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