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言い方が変わると、すっと楽になることもあるんだね

柴村恵美子「斎藤一人の不思議なしあわせ法則」


ブックオフで半額セールをやっていたので
「一人もの」が好きな私はなんとなく立ち読みしてみた。

大体、私は本を立ち読みするときは、まず目次をパラパラと読みますね。
でもって、興味のありそうなテーマだったら、そこから読んでいきます。

すると「一人さんは落ち込んでもハッピー」なる項目があるので
「なんじゃそれ?落ち込んだらツライに決まっとるやろ!」
とツッコミを入れながら、該当ページを開いてみた。

私は極めて落ち込みやすい性格だ。
自分で言うのもなんだが、ストレスに弱く、神経が細く、デリケートなのだ。
そんでもって、一度落ちるとなかなか復活しない。
一ヶ月ぐらいの時間がかかる。
その一ヶ月ぐらいの時間というのは、何が苦痛なのか説明できないのであるが
何もしていないにも関わらず、非常に苦痛だ。
その場からいなくなって、自分の存在を消してしまいたいぐらいに苦痛だ。

そんな苦痛な状態を、どうすれば「ハッピー」に思えるのだろうと
本を読んでいくと、こういうことなのね。

要は「落ち込む」と考えるから、ダメなのです。

「内に入る」と考えましょう。

「落ち込み」、それから重力に逆らって、「這い上がろう」と思うから苦しくなる。
「内に入る」と考えれば、「外に出る」だけでいいのだと考えればよい。
何も重力に逆らう必要はないのである。

いや、むしろ、今の季節だったら、寒い「外」なんかに出るよりも
暖房のきいた「内」でぬくぬくしていた方が気持ちいいぞ。

そうかそうか、「落ち込んでもハッピー」ってそういうことだったのか。
しんどい「外」に出るよりも、ぬくぬくした「内」にいた方が気持ちいいということか。
そんでもって、春になって自然と「外」に出たくなったら、今まで以上にハッピーになれるということね。

恐らく「落ち込む」も「内に入る」も、心の状態は同じなんだけど
言い方が変わると、すっと楽になることもあるんだね。
「内」は「内」で楽しんじゃえばいいんだよ。

ということで、そのまま本棚に戻すのもなんなので
レジに持って行って、感謝の気持ちを込めて、400円払ったわけなのさ。
うん、この5ページぐらいの内容だけでも、お金を払う価値がある。

このブログは、基本「誰の役にも立たない自己中日記」というスタンスで行こうと思っているのであるが
どういうわけか「これを読むと、仕事の悩みを忘れて励まされる」という声が、ごく一部にあるので
たまにはこういう内容のことを書いてもいいだろうと思いつつ、今月最後の日記を終わる。

by gossy54200 | 2011-01-31 21:58 | 読書  

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