伊達ハーフマラソンに出た(その1 スタートまで)
気になる結果については、まあ、そんなのどーでもいいじゃないかとゆーことで
いつものごとく、長ったらしく引っ張っていきます。
時間は戻り、昨日の夜。
3ヶ月前にAmazonで買って、1回読んでほったらかしにしていた
金哲彦「3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから」を風呂の中で読んだ。
この本の中に、「レースマネジメント」という項目があったので
その部分を読みながら、当日注意すべきことをまとめることにした。
1.周りに引っ張られて、オーバーペースにならない。
2.もし、オーバーペースになったときは歩幅を狭めて調整する。
3.もし、ペースが遅すぎる場合はピッチを少し早くして調整する。
4.最初の5キロはウォーミングアップのつもりで走る。
5.給水ポイントでは、必ず給水をする。
6.朝食は炭水化物を多めにとる(炭水化物はすぐにエネルギーに変わる)
でもって、先月行ったブロンプトンでの試走を元に、目標タイムを設定してみた。
~5キロ 30分(まずはウォーミングアップ)
~10キロ 28分(徐々にペースを上げよう)
~15キロ 30分(上り坂もあるので無理をしないことにしよう)
~ゴール 32分(15キロからは下り坂なので、ここでスパートをかけよう)
まあ、これでうまく行けば2時間切れるかなあという感じだけど。
これはあくまで目安で、本番は自分の体と相談して、気持ちのいいペースで走ることにしよう。
最初にも書いたように、オーバーペースだけは気をつけよう。
作戦を立てたところで、前日から炭水化物をとっておこうと、大福餅を食べて、寝た。
起きた。
午前5時。
外はみぞれ混じりの雨が降っていて、めちゃくちゃテンションが低くなった。
寒いし、今日はずっとふとんでぬくぬくしていたいなあとも思ったが
ここまで練習してきて、今更やめるのもなんだろうということで、薄皮あんぱん4個とバナナで朝めし。
そんでもってドリンクは、おかず汁粉さんも雪中MTB耐久レースで使用した「メダリスト」を採用。
クエン酸パワーで疲労を回復するぜ。
JRで札幌駅まで行って、駅前のサンクスで
大福餅と羊羹と、クエン酸とアミノ酸の入ったゼリー飲料を買う。
シャトルバスに乗ります。何と10台もあったのだよ(多分)。
世の中には、わざわざバスに乗って遠くまで走りに行く暇人もたくさんいるものだ。
私も人のことは言えんが。
バスでプログラムとゼッケンが渡されます。
タイム測定のICチップは、ゼッケンに装着されています。
でもって参加賞はこれ。個人的にはTシャツとかの方がよかったな。
バスは7時半に出発して、高速道路をひたすら走ります。
有珠SAでトイレタイム。写真は有珠山と昭和新山。
「ここでトイレに行かないと、大変なことになりますよ」とバスガイドにそそのかされた愚民どもが
長蛇の列を作っており、トイレは枯れ木も山のにぎわいなのであった。
言うまでもないが、私も愚民の一人であり、たかだか小便をするのに10分ぐらいかかった。
有珠SAを出てから、15分ぐらいで会場到着。
人・人・人で、来た瞬間にすでに帰りたくなっていた。
ここは東京かニューヨークかってぐらい人がたくさんいて
自分の荷物を置くところを探すだけで、嫌になった。
伊達市の人口37000人に対して、参加者3700人だもんなあ。
そりゃあ市民の人口の1/10が集結すると、足の踏み場もなくなるわ。
人ごみの大嫌いな私は、もうこれだけで「出るのやめればよかった」と思った。
でも、私の目指す「北海道マラソン」はもっと人が多いんだぞ、大丈夫か?
貴重品をあずかってもらい、ウインドブレーカーを脱いで、スタート地点に向かいます。
(デジカメもあずかってもらってるので、こっからは写真なしです)
うっ、さ・・・、寒いっ!(この時点で気温は5℃ぐらい)
ホントにこのくそ寒い中、21kmも走るのですか。
人ごみの件もあり、スタート前で完全にテンション下がりまくり。
テキトーにストレッチとアップをして、スタート地点へ。
スタート地点は持ちタイム別に分かれていて、2時間ぐらいの私としては
「1時間40分~2時間」と「2時間~2時間半」のどちらに陣取ろうかちょっと迷ったが
オーバーペースを防ぐために、後ろの「2時間~2時間半」のところにつくことにしよう。
正直、人ごみと寒さであまりやる気もなくなったし、ゆっくり行くか。
ただ、スタート地点も人が密集していたため、寒さはあまり感じなくなりましたね。
日差しがあると、ちょっと暖かいぐらいの感じ。
よし、ちょっとやる気出てきたかな。
人ごみもたまには役立つことがあるもんだ。
スタート地点で10分ぐらい待った後、ピストルがパーンと鳴らされた。
(つづく)
by gossy54200 | 2011-04-17 21:05 | ランニング