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オホーツクサイクリング

ブックオフでサイスポの先月号が早くも古本で売られていたので、買ってみた(400円)。
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別冊付録のロングライド&ヒルクライムイベント参加ガイドBOOKより、オホーツクサイクリングの紹介。
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レース色も薄いし、一度は出てみたいなあと、ずっと思っていたのだが
今年は休みも確保できたし、思い切って参加してみることにした。
オホーツク沿岸は、まだ自転車では走ったことがないので楽しみだ。

2日間で212kmの長丁場。
当然、長い距離を走るわけだから、それなりの自転車が必要だ。

そこで、私が今回チョイスするのは、もちろん・・・・・・


16インチの3段変速ブロンプトン


に決まっているのであった。

おいおい、なんでロード、せめてはMTBを選ばないんだという意見もあろうが
ブロンプトンをチョイスした理由は以下の通りである。

1.輪行が容易だ。
スタート地点となる雄武町までは、JRが走っていない。
当然バスでの移動になるわけであるが
バス輪行においてはロードよりも、小さく折りたためるブロンプトンが圧倒的に有利である。
(一応、網走から大会バスが出ていて自転車の搬送も可能であるが、結構高いんだよなこれが)

2.雪上MTB大会の戦友、おかず汁粉さんもブロンプトンで参加する。
おかず汁粉さんは、非常にかよわき女性である。
かよわき女性のおかず汁粉さんを差し置いて、私がロードで楽をしようなど、言語道断だ。
やはりここはマゾ的自転車乗りとして、ブロンプトンならではの苦しみを共有することが肝心なのである。

3.ブロンプトンで佐渡島一周もしたし、羽幌から稚内まで一日で行ったしなんとかなるんじゃないか。
ブロンプトンを大事に使いたい気持ちはやまやまであるが
甘やかして、ちょっとした距離で音を上げるようなブロンプトンにはなってほしくない。
年に一度ぐらいは限界まで鍛え、更なる酷使に耐えうるような、強い心をブロンプトンには持ってほしい。
私のブロンなら、このぐらいのことはきっとできるはずである。
良識のある人にとっては「ブロン虐待だ」と思われるかもしれないが
ブロンプトンに対する愛情ゆえに、このような試練に立ち向かわせるのである。

4.どーせなら人がやらないようなことをやりたい。
212kmのオホーツクサイクリングをブロンプトンで参加することは
この前のブログに書いた
高野秀行氏のオンリーワンになるための10か条のエッセンスがギュッとつめられている。
せっかくだから、正しいことより楽しいことをしようじゃないか。
はっきり言おう、「212kmをロードで走りました」などという記事は大して読みたいとは思わないが
「212kmをブロンプトンで走りました」という記事だったら
「折りたたみ自転車で212kmなんてアホじゃないか」と
興味深くその記事を読みたくなること間違いなしなのである。

私のブロンプトンの師匠であるたけながさんという方が、ブロンプトンでめちゃくちゃな旅行をやっていて
彼の旅行記を読んで
「おお、俺もこんなハチャメチャで自由な旅をしたい!」とブロンプトンを買うきっかけとなったのである。
(たけながさんの自転車旅行記は→9349 何回読んでも飽きない面白さです。たけながさんは最近はブロンプトンに乗られていないようで非常に残念です)

私もオホーツクサイクリングでめちゃくちゃな経験をして
より一人でも多くの人にブロンプトンのよさを伝えられればいいなと思いつつ、今回の日記を終わる。

by gossy54200 | 2011-04-26 00:13 | 自転車  

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