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「なんちゃってやまめポジション」を試してみる

昨日のブログで、「自転車を速く走らせるコツはないのか?」と疑問を投げかけたところ
店員Aさんとmasaさんより丁寧なご返答をいただき、大変感謝しています。

店員Aさんの推奨する「エンゾ早川」さんの乗り方は
骨盤を立てて、背中を丸めるフォーム。

かたや、masaさんの推奨する「やまめポジション」は
骨盤を前に傾けて、お腹を突き出して、背中を反らせるという、エンゾ氏とは正反対のフォームです。

今まで、私はエンゾ氏の推奨する背中でアーチを作るフォームで乗っていたのですが、ものは試しです。
とりあえず、「やまめポジション」について、YouTubeで動画を見て
こんな感じかなあという「なんちゃってやまめポジション」で
フラフラと夕方の札幌+石狩市内をロードバイクでさまよってみました。


「やまめポジション」については、自転車雑誌「ファンライド」でたまーに特集が組まれるということで
ブックオフ屯田店に、「ファンライド」のバックナンバーを求めに行くが
そんなマイナー雑誌が、そう簡単に置いているわけないわな。
「なんちゃってやまめポジション」を試してみる_a0156548_22523818.jpg


さて、やまめポジション。
今までの、背中を丸めたポジションと比べると、以下の利点がある。

1.背中が起きた感じで、肩や背中が疲れない。
2.体の軸が左右にぶれない。
3.足に余分な力を入れなくて済むのでラク。

一方、欠点。

1.巡航スピード自体は、背中を丸めたときと大きく変わらない。
2.走行距離が20kmを過ぎたあたりから、少し腰が痛くなってくる。

長距離をラクに漕げるかなあと、最初思っていたのだが
20kmぐらいで、早くも腰が痛くなるのはちょっと厳しいかなあ。
正しい「やまめポジション」ではないことが原因なのかもしれないが。
でも、今まで苦しんできた、肩や背中の痛みはかなり軽減されると思います。

足の回転としては、背中を丸めたよりも、背中を反らせたほうが回りやすいですね。
背中を丸めて地面を後方に蹴るよりも、背筋を伸ばして蹴り上げたほうが、力強く蹴ることができるわけで
これを自転車に応用したのが「やまめポジション」なのだろうなあ。
(この辺の力学的な裏付けは、誰か数学や物理が得意な人に任せます)
GIANTのOCRシリーズやFELTのZシリーズのような、コンフォートモデルのロードバイクには
こういう背中の起きた「やまめポジション」が威力を発揮するのではないかと思います。

今度はママチャリで、両方のポジションを試してみましたが
これは圧倒的に「やまめポジション」の勝ちですね。
引き足がつかえないママチャリでは、押す力が強い「やまめ」の方がぐいぐい踏み込める。
日曜日は「やまめポジション」で勝負をかけようと思う。

と、まあ、なんとなくこんな感じだろうと、「なんちゃってやまめポジション」を試してみたわけだが
まずは「やまめポジション」の特集が組まれている、ファンライドのバックナンバーを
Amazonで注文することから始めようと思いつつ、今回の日記を終わる。

by gossy54200 | 2011-06-16 23:21 | ロード  

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