多分、今年最後の手稲山
午後になって、天気はいいし、気温もこの時期にしては暖かい方だしということで
自転車で出かけようかなと。
今日は「鍛える」系で行きたい気分だったので、久々に手稲山タイムトライアルに挑戦。
この前ロードで走ったときが39分52秒だったので、今日は38分切りを目標に。
そこそこ暖かいのでウインドブレーカーはいらないかなとも思ったけど
下りになるとめちゃくちゃ寒そうなので、ウインドブレーカーを着込んで出発します。
まあ、手稲山への道に入る「富岡3-7交差点」で脱げばいいだろう。
ということで、富岡3-7の交差点を左に曲がって、ヒルクライムが始まります。
あー、ウインドブレーカー脱ぐの忘れた!
自転車乗りとして
「坂を上っているときに、足をついたら負け」
というルールに洗脳されているので、ウインドブレーカーを脱ぐことなく、坂を上ります。
ぐー、暑い、暑いぞ!
「ウインドブレーカー脱げよ、脱げば楽になるぞ」
と、内なる悪魔が囁いていたのであるが
ここは来年の北海道マラソンの暑さ対策を兼ねて、ボタボタ汗を流しながら、歯を食いしばり上ります。
(恐らくウインドブレーカーを脱いでフレームにくくりつけるロスタイムを考慮しても、おとなしく脱いでおいた方がよかったな)
千尺スキー場まではそこそこのペースで行けたが、そこで息切れ。
というか、自転車の漕ぎ方を忘れてしまったのか、力が入る割には全然前に進まず。
サドルを水平に戻して、平地は楽になったのだが
やっぱり上りでは前下がりの方がいいな。
あっちが立つと、こっちが立たずという感じだ。
オリンピアの辺りで、「このままでは38分はおろか、40分も切れない」ということに気づき
やっと自転車の漕ぎ方を思い出す。
あー、そっか、こうやって漕げばペダルはくるくる回るのか。
「こうやって」の部分は企業秘密であるので、ここでは教えることはできない。あしからず。
・・・というか、どうやって漕いだのか、今となっては自分でもさっぱり思い出せん。
ハイランド手前の辺りで、「よし、コツは掴んだ!」って思ったんだが、錯覚だったな。
ロープウェイ山麓駅でゴール。
札幌の自転車乗りにとってはおなじみの写真。
タイムは39分24秒。
前回より30秒ほどしか縮めることができず。
「やまめの学校」とかで、5ヶ月前よりはパワーアップしていると思ったんだが
どうやら錯覚だったようだ。
ただ、自転車で手稲山に上るときにいつも思う
「もう、手稲山はコリゴリだ。二度と行かんぞ!」
という気持ちはなく
「くそー!また来週挑戦してやってもいいかな?」
と思えたところに成長の跡がうかがえるのではないかと。
今後の私の進歩に大いに期待したい。
ロープウェイ駅のところで休んでいたら
ラジオを大音量で流しているロードバイク乗りがやってきた。
「お、野球か。日ハム勝っているかなあ」
と思っていたら、ロードバイクの主はラジオの音量を絞りやがった。
嫌がらせか?
まあ、ロードの主に話しかけて、途中経過を聞くという手もあるのだが
人見知りの私にそんなことはできるはずもなく
というか、そこまでして途中経過が知りたいほど野球に興味もなかったし
そのまま、バハハーイとひたすら坂を下ることにした。
さようなら、ラジオを流しながら走るロードバイクの人。
寒い、寒いっす((((;゚Д゚))))。
上りでかいた汗が、下り坂で冷えるんだよね。
(辺境作家の高野秀行さんは、下り坂で汗が冷える様子を「瞬間冷凍」と言っていたような気がする。言い得て妙だ)
40分ぐらいかけて上った道を、10分ぐらいでシャーっと下りていったのであった。
でもって、そのまま帰るのも面白くないので
銭函までぐるーっと遠回りして帰って、終了。
もう日の入りの時間も早いし、こんなもんだろう。
今シーズン、あとどれくらいまともに自転車に乗れるかわからないが
自転車に乗れるときを大切にしていこうと思いつつ、今回の日記を終わる。
走行距離 52.0km
平均速度 23.7km/h
最高速度 54.4km/h
走行時間 2時間11分33秒
by gossy54200 | 2011-10-29 21:05 | ロード