いい言葉は、いい人生をつくる ラストメッセージ
何気ない言葉で、元気になったり、落ち込んだり、感情が左右される。
言葉というのは、人間だけが持っている不思議なものだなあと。
んでもって、同じ言葉を使うんだったら
自分が元気になって、かつ、他人も元気になるような言葉を使いたいものだなあと。
ということで、斎藤茂太さんの「いい言葉は、いい人生をつくる ラストメッセージ」
出張時の暇つぶし用に購入。
いいですねえ、名言というものは。
茂太さんのちょっと力の抜けた文章の中に、名言がどどんと突き刺さる。
「力強く、頑張るんだ!」って、疲れるような前の向き方ではなくて
「ゆったりと前を向こうよ」と、ちょっとほんわかした感じがいい。
限界が見えてからが勝負だ - 野村克也
とは言え、「ゆったり=ダラダラ」というわけではない。
やるときは100%の力でやる。
でも結果は80%でよしとしようよ。
それが茂太さん流、80%主義。
私を振り返ってみると、100%と80%が逆なようが気がした。
80%、いや50%ぐらいの力しか使っていないのに100%の結果を求めようとする。
そりゃあうまく行かないわけだと。
物事を行うに当たって、過程は全力で行い、結果は80%できれば上出来。
きっとこれが充実感を味わい、かつ、結果が出ないときの落ち込みを防ぐコツだと思う。
やるだけやって、結果が出なきゃしゃーないと。
世の中うまく行かないことの方が圧倒的に多い。
でも、「うまく行かないから、どーせやっても無駄だ」などと思わず。
やれることは全力でやっていこうよ。
そんな気持ちにさせられるオススメの一冊。
by gossy54200 | 2011-11-01 00:22 | 読書