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氷雨のブロンプトン(その2)

その1

環状夢の橋に到着したとき、既にいたメンバーは
最近ブラックトークが冴え渡ると、ごく一部で評判のOさん。
実はゴスペルのky58さんと同じ会社にいるということが判明したYZさん。
そして、Twitterで今回の走行会参加への背中を押してくれたMarieさんの3名であった。

夢の橋にBD-1やFRETTAやBromptonが佇んでいる姿は
好きな人にとってはたまらない風景であるが
そうでない人にとっては、こんなところに自転車停めてるんじゃねーよという感じだろうと思う。

まあ、でも、晩秋の雨で人はほとんどいなかったので、特に通行の妨げとなることもなく、問題なし。

えっ、あの人はどうしたのかって?

そりゃあ、もちろん今回の走行会の主役でありますので、そんな簡単に現れるわけがありません。
真打は最後に登場するものと相場が決まっております。
私たち脇役は、主役が来るまで雨の中、ひたすら待つしかないのであります。

とは言え、この時期の雨に濡れるのはかなり寒いということで、近くのマンションの軒下を借りて雨宿り。
結構な雨じゃのう。
ホントにこんな雨の中、北広島まで走る気なのか、我々は。

15分程待って、真打であるPPSさん、おかず汁粉さん
そして、赤平からお疲れさまです!YOさんの登場です。

今回は赤平からお越しのYOさんの歓迎ライドということで
PPSさんのブロンプトンをYOさんにお貸しして、PPSさんはルックMTBで参上です。
せっかくのYOさんの歓迎ライドなのに、残念な天気というか
普通の走行会なら「雨天中止」という判断がくだされることと思いますが

この天気でも中止にならないのがHECCジュニアクオリティです!

※ HECCジュニア・・・HECCの会員番号40番台の人たち。HECCの新参者という意味で「ジュニア」を名乗っているわけであって、別に実年齢とは全く関係がない。今回のメンツで言えば、おかず汁粉さんがNo.41、PPSさんがNo.42、そして私がNo.44なのであった。

そういうわけで、YOさん、悪天候ではありますが
しばらくの間、雨ニモ負ケズをモットーとするHECCジュニア軍団にお付き合いください

冷たい雨の降りしきる中、小径車軍団が白石サイクリングロードを駆け抜けます。

「雨よやめ!」とテルテル坊主に扮して走っている(ウソ)おかず汁粉さんの後ろ姿。
(ポンチョが白だったら、まんまテルテル坊主だよな。ヘルメットも白だし)
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上野幌を過ぎて、「エルフィンロード」に入ります。
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あずまやで休憩。
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「Sapporo Eniwa Cycling Road」と英語で書かれているのに
日本語では「きたひろしまサイクリングロード」となっているのは、これ如何に?
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実はこの北広島まで続く「エルフィンロード」
将来的には恵庭までつながるということで、現在工事中とのことですが、いつごろできることやら。
これでサイクリングロードが恵庭、更には千歳まで伸びれば
ブロンプトンで新千歳空港まで走って、そのまま飛行機輪行なんて遊び方もできるんだけどね。
自転車ブームと言われている昨今ではあるが、裾野を広げるために
まずは、こうした安心して自転車が通れるインフラづくりが重要なんだよなあと思う。
(初心者でいきなり公道の車道走行はキツいように思われる)

皆さんの自転車を並べて撮影。色とりどりの自転車を見ているとゴレンジャーを連想させる。
(そんなこと思うのは俺だけだろ)
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左から、YZさんのBD-1、PPSさんのルックMTB、おかず汁粉さんのPハンドルブロンプトン
そして、私のSハンドルブロンプトン、MarieさんのMハンドルブロンプトンである。
Marieさんのターコイズカラーのブロンプトン、初めて見る色だけどいい感じだな。
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でもって写真が小さくてアレだが、残りの2台。
一番右がOさんのFRETTA、右から2番目がYOさんが乗っているPPSさんのブロンプトン。

雨が降っているということは、冷たいし、水は跳ねるし、自転車は汚れるしという欠点があるが
逆に言えば、こんな天候の中で自転車に乗るようなキ○ガイはほとんどいないということで
普段はそこそこ混雑しているこのサイクリングロードが、ガラガラで走りやすいというメリットもある。

そんなガラガラメリットを利用して、更にサイクリングロードの真ん中で、皆さんの自転車を撮影します。
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こうやって改めて写真で見ると、「おすわりスタイル」のブロンプトンっていい味出してるな。
「おすわり」をして並んでいる犬のように見えなくもない。
ブロンプトンには小動物の持つかわいらしさも兼ね備えているのである。

晴れた日の中、爽やかな空気を浴びて走るサイクリングもよいものだが
こうして、晩秋の雨の中
本格的な冬を迎える前に、自転車に乗れる喜びを噛み締めながら走るのもまたいいものだ。
北海道に住んでいるサイクリストに与えられた特権と言ってもいいだろう。

なんてカッコいいことを言ってみたが
実際のところは、防寒手袋を履いているにも関わらず
(北海道人は「手袋を履く」と言うのだ)
雨で手袋が濡れたため、指先がすっかり凍えてしまう、我慢のサイクリングが続いていたのであった。
(寒い時期のサイクリング服装にも気を使うのであるが、それはまた次回に)

(つづく)

by gossy54200 | 2011-11-28 23:03 | ブロンプトン  

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