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おしゃまんべ

せたな出張。
スーパー北斗で長万部まで行こうと思ってたんだが
指定が売り切れだったので、頭にきて1日散歩きっぷを使って、鈍行で長万部に行くという暴挙に出た。

冬の日本海。小樽周りで行きます。
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雪深き銀山駅。
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コソさんが銀山駅を求めて、毛無峠に迷い込んだことを思い出し涙する(ウソ)。

家を出てから5時間ぐらいかけて、長万部到着。
おお、まんべ君復活したか!
早くTwitterでもその毒舌ぶりを復活させてくれ!
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跨線橋から見る長万部駅。
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温泉街に向かいます。駅から徒歩10分ぐらいかな。
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どこの旅館でも日帰り入浴はやっていたのだが
とりあえず一番大きそうな「長万部温泉ホテル」を選択。
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中身は私がせたな出張時に利用する「きたひやま温泉ホテル」より、8ランクしょぼい。
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誰も人がいなかったので、金払わんでそのまま風呂入ろうかと思ったけど
私の良心が許さないので
「こんにちは~、すいませ~ん」を連呼して現れた、人のよさそうなおばちゃんに420円を払う。
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風呂は狭い内風呂のみ。
温度は熱め。
ケロリンの湯桶に固定された使いにくいシャワーと、昔の銭湯風情である。

風呂はボロいが、湯はすばらしかった。
外に出てからもしばらくポカポカで、めっちゃ気持ちよかった。
これで420円なら十分納得。

しばらく一人で風呂を占領していたが、知らないおっさんがやってきて
「うーむ、知らないおっさんと二人きりで、狭い湯船につかるのは、何か間違いが起こるんじゃないか?」
と、あってはいけないことをついつい想像してしまい、そそくさと退散することにした。
もうちょっと長くいてもよかったのだが、まあ30分も満喫すれば十分だろう。

休憩所に「おしゃマガジン」なる観光ガイドがあった。
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「あやめちゃん」なる若い女性が、長万部をひとり旅するという設定だが
若い女性がひとり旅の目的地として長万部を選ぶ確率は
ロト6で4等が当たるのと同じぐらい少ないと思う。
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「おしゃマガジン」の表紙を見て、突発的に「かにめし」が食いたくなり
駅前の「かなや」に入店。
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「かにめし」は駅弁で有名だが、容器に米がひっついて取れなく、非常に食べにくいので
時間に余裕があるときは、店舗で食べることをオススメする。

かにめし(1050円)。
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いただきます。

む。

しまった、よーく考えると、俺はそんなにかにめしが好きでなかったんだ。

隣のテーブルのあんかけ焼きそばがうまそうに見えて
「あー、そっちにすりゃあよかった」と後悔する。
「長万部=かにめし」という固定概念が、私の判断力を狂わせたようだ。
「観光ガイドに騙されてはいけない、自分の信じた道を貫くが吉だった」ということを学習した。

今度、長万部のマチをフラフラする機会があったら
「おしゃマガジン」に出ていた「植木蒼悦記念館」に行こうと思いつつ、今回の日記を終わる。

by gossy54200 | 2011-12-26 07:07 | 日記  

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