おかずだんごと行く「小樽激坂ツアー」(その3)
商大へと続く「地獄坂」、更に旭展望台へと続く坂道の合計約2.5kmのヒルクライムを楽しんだ(?)後は、まったりモードに入ります。
まずはメシを食いましょう。
小樽老舗のそば屋「藪半」。長崎屋の裏にあります。
メニューを見るも、字ばっかりのメニューでイメージがさっぱりわかない(YZさん談)。
料理の写真がないと選ぶのにも時間がかかります。
あーでもないこーでもないとだらだらしゃべり、注文を取りに来たおねえさんに「まだ決まってない」と追い返したり、いつまで経っても何を食べようか決められない。
腹はそれなりに減っているのだが。
よくわからんので、カレーそばを注文(並粉麺850円)。
いただきます。
うーむ、熱い。
麺は並粉麺(外国産とのブレンド)と地物粉麺(北海道産のみの蕎麦粉。ちょっと高い)が選べるのであるが、並粉麺でも、十分うまい。
何がどううまいのか、私のおバカな舌では説明できないのは残念であるが、こうしたうまい麺は、カレーよりもざるやもりで食った方が、より味わうことができたのかもしれない。
カレーそばだと、どうもカレーが強すぎて、麺の印象が薄くなっちゃうのだよなあ。
ごちそうさまでした。
さすがちょっとしたラーメンよりも高いそばだけあって、高級感あふれるそばなのであったが、それは単に「高いそばなんだから、これはきっとありがたいそばに違いない」という思い込みも手伝っているかもしれない。
正直、目隠しして、その辺の立ち食いそばと、藪半のそばを食べ比べて、どっちが藪半のそばなのか当てられる自信は私にはない。
食事の後は、おかずだんごクンのリクエストにより、運河の方をぷらぷらと。
やたら自信満々なコロッケ屋を発見。
コンクールで金賞を受賞したので「金賞コロッケ」という安易なネーミングはどうよと思ったが、みんなが「金賞コロッケ」を買うので、メシを食ったばっかりでそんなに腹は減っていないが、私もマネをして買ってみた(180円)。
じゃがいもと牛肉のひき肉が入っている正統派のオーソドックスなコロッケです。
まずは、料理評論家のおかず汁粉先生に感想を尋ねてみました。
「うーん、イモと肉の味がする・・・」
以上、「おかず汁粉のグルメ好き」のコーナーでした。
っつーか、そのまんまでひねりも何もないやんけ、おかず汁粉さん。
仕方がないので、私の方で感想を書いていくと
「イモと肉の味がするが、びっくりするほどうまい」
なんだかおかず汁粉さんと五十歩百歩の感想のような気がしないこともないが、さすが天下のNHK様が金賞を授けたことのだけはある。
これに関しては目隠しして、そこら辺のスーパーのコロッケと金賞コロッケを食べ比べてみても、当てる自信がある。
そのくらい違うのわかる金賞コロッケなのであった。
小樽に行く機会がありましたら、是非お試しあれ。
小樽のマチは人力車が多かったですね。
自転車で引っ張る形の人力車(自転車力車って言うのかな?)なんてのもあって、PPSさん達と「脱サラして自転車力車屋でも開きましょうか?」なんて話になったところで、ついつい私は
「そうですね。でも、他との差別化を図るには、地獄坂を上る自転車力車屋とか、そう言った他の人がやらないことをやる必要があるんじゃないですかねえ」
なんて言ったら、皆さん黙ってしまい、自転車力車屋のお話はお開きになってしまいました。
小樽の坂を駆け巡る自転車力車、カッコイイと思うんだけどね。
まあ、オレは絶対やりたくないが。
夕方になって、雨がポツポツ降ってきたところで退散します。
おニューになった小樽駅。
自転車は畳みます(左に写っているのはおかずだんごクン)。
走っているときは頼りない感じがする折りたたみ自転車も、こういうときに威力を発揮しますね。
フルサイズの自転車のおかず汁粉さんとFMさんの自転車バラシは結構大変そうでした。
自転車軍団JRに乗り込みます。
夕方だが、日曜なので車内はガラガラでよかったです。
ラッシュ時にこれやられたら、他の乗客にとってはたまったもんじゃねえからなあ。
そして、無事札幌に到着し、今回の激坂ツアーは終了!
主催されたPPSさんを始め、参加されたみなさん、お疲れ様でした&ありがとうございました。
またご一緒できればと思います。
そーいや、タイトルに「おかずだんご」と思いっきり書いておいて、おかずだんごクンのことについてはほとんど触れていないなあと思いつつ、今回のレポートは終了。
(このシリーズ終わり、明日からは丁未峠シリーズです)
※ おかず汁粉さん視点からの記事はコチラから→Vol1、Vol2、Vol3、Vol4
※ PPSさん視点からの記事はコチラから→その1 その2
※ タクランケさん視点からの記事はこちらから→スイーツ編 (近日続編更新予定)
by gossy54200 | 2012-05-04 01:35 | ブロンプトン