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ブロンプトンで行く道道740号線(その6 大成編 大成側始点まで)

プロローグ その1
北檜山編 その2 その3 その4 その5

さて、道道740号線の北檜山側を十二分に堪能した私は、今度は大成側からアプローチしてみることにした。
一応、北檜山~大成間にバスは走っているのだが、一日に上り3本下り4本しか走っておらず、時間帯が合わないので、車にブロンを載せてひとまず大成の道の駅「てっくいランド大成」を目指すことにした。

ローソン北檜山店で、眠気覚ましドリンクと眠気覚ましキャンディーを買って、国道229号線を大成方面に車を走らせます。
北檜山と大成の間には太櫓越峠(ふとろごえとうげ)というちょっとした峠がある(標高227m)。
峠の名前に太櫓の文字が入っているのだが、その2で紹介した太櫓の集落にはかすりもしない。
看板に偽りありだろ、太櫓越峠。

峠道の途中にある看板。
ブロンプトンで行く道道740号線(その6 大成編 大成側始点まで)_a0156548_22561613.jpg

「ゴッペカエス」とは地元の人によると「ひっくり返す」という意味があるらしい。
それを聞いたときは「へえ~、なるほど~、ひっくり返すかあ」と納得したが、冷静に考えると車を走らせているときに「ひっくり返すな」というのは意味がわからない。
まあ、この場合は常識の範囲内で「事故っちゃやーよ」という意味で解釈してあげるのが大人の対応だろう。

檜山トンネルで峠はてっぺんとなり、トンネルを抜けると大成区(旧大成町)に入る。
せたな町は瀬棚、北檜山、大成の3町が合併してできた町だが、瀬棚~北檜山はそんなに距離もなく、まあ合併してもしょうがないかなあと違和感がないが、峠を挟んだ大成区はせたな町の中でも特に辺境度が高いという印象はぬぐえない。
実際、私がせたな出張に行くときも、大成区に立ち寄ることはほぼ皆無である。

なぜ、こんな離れたとこと合併したのかは疑問であるが、そこは大人のいろいろな事情があるので、精神年齢が14歳である子供の私が口を挟むことではない。
(地理的には大成と南隣にある熊石が合併した方がいいような気がするが、熊石は熊石で、日本海側のくせに、わざわざ太平洋側の八雲と合併しているのだ。そのため熊石と八雲が合併したNew八雲町は日本海と太平洋の両方に囲まれた全国でもただひとつの自治体となっている)

まあ、合併話はどうでもいい。

大成区に入ってからは桜並木が非常に鮮やかなのであったが、写真には撮っていない。
自転車だったら気楽に停めてあっちこっち写真撮れるんだが、車だとそうはいかんのよね。
車とは不自由な乗り物である。

北檜山から30分ぐらいで、道の駅「てっくいランド大成」に到着。
ブロンプトンで行く道道740号線(その6 大成編 大成側始点まで)_a0156548_2321870.jpg

もう、ここがビックリするぐらいショボ…、いや簡素な道の駅であって、ここで何か買い物しようなどという気は起きなかったが、別に道の駅は車を停めるだけに利用するのであって、特に支障はない。
まあ、駐車場もガラガラだし、しばらくの間停めさせてもらうぜ、てっくいさんよ。
(てっくいは「ひらめ」という意味らしい)

で、駐車場で車から自転車を降ろし、展開作業に入ったが、特に誰にも注目されることはなく、ひっそりと道道740号線探検第二部のスタートが切られたのであった。
誰にも注目されなくて悲しかったので、ワーワー、パチパチパチと自分の頭の中で効果音を発生させて、気分を盛り上げた。

で、道の駅から1kmぐらいのところに、道道740号線に向かう三叉路があるので、ここを左に向かいます。
ブロンプトンで行く道道740号線(その6 大成編 大成側始点まで)_a0156548_233099.jpg

(つづく)

by gossy54200 | 2012-06-04 23:33 | ブロンプトン  

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