俺チャレ2012~はるばる行くぜ函館(その9)

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えーっと、森の道の駅まで来たんですね。
函館まで残り約40kmで、今の時間がAM5:00だから、時速18kmペースでも、函館発8時半のスーパー北斗には間に合いますね。
いやー、よかったよかった、もうすぐゴールだよ。
空はすっかり明るくなったし、雨もやんできたし、もう大丈夫だよ。
フルマラソンで言うと40km地点を過ぎたときのような満足感ですな。

もう大丈夫なのだが、森から大沼までの上りが地味にしんどかったですね。
調べてみると、標高差にして130mぐらいあったのね。
ここまで300km近く走ってきて、まだ上りが続くと思うと、精神的にズシンと来ますね。
心の準備ができていなかっただけに、余計にうげぇと思う。
長万部~函館は平坦ってイメージがあったんだけど、八雲の辺りから地味にアップダウンがあったのだなあ。

国道5号線沿いにある、函館中心に店舗を持つハンバーガーショップ「ラッキーピエロ」の森町赤井川店。
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さすがに朝の5時半からやっているわけがないので、ここはパスだ。
函館に行くからには「ラッキーピエロ」でハンバーガーを食いたい気持ちもあったが、今回は観光的要素は一切排除して走りだけに専念する目的なので、それはそれで後悔はしていない。
どーせ、もう固形物はほとんど受け入れられない胃袋だし。

湖らしきものが左手に広がってきた。
曇天の早朝の湖は、どこはかとなく幻想的な感じがしてよい。
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多分、これが大沼なんだろうなあ。
これだけ広かったら「沼」じゃなくて「湖」にしてあげればいいのにとか思っていたのだが、地図で調べてみると、なんとこの湖らしきものの正体は「大沼」ですらなく「小沼」であったのだ。
広い北海道では、これくらいの大きさでは小さい沼扱いなのであった。
恐るべし、北海道!
多分、本州に行ったら「○○湖」と名づけられただろうに、北海道にあるが故に「小沼」扱いされているこの大きな沼に幸あれ。

さて、大沼トンネルを過ぎたら、後はほとんど下りです。
残り距離は20kmぐらいですね。
時刻はAM6:00ぐらい。
多分、この辺りで300kmに到達したと思うのだが、前述のようにサイコンが動かない時間があったので、サイコンの表示は260kmぐらいになっていた。
そんなわけで、残念ながら視覚的に300km到達の感激を味わうことはできなかったのであった。

300km到達の感激は味わえなかったが、下り坂の感激は思う存分味わえた。
しかし、ずっと雨の中を走ってきたため、ブレーキの効き目は晴天時の30%ぐらいで、慎重にブレーキをかけながら30km/hを超えないように、そろそろと坂を降りるのであった。

トンネルからの坂を下りきった辺りで、函館新道と旧道との分かれ道があったが、新道は自動車専用道路だったので、自転車である私は旧道をテロテロと進むしか選択肢がなかったのである。

旧道は通称「赤松街道」と言われており、街路樹の赤松が非常に見事な道である。
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この時点で、すでに雨はやんでいて、路面も乾いていましたね。

函館ローカルのコンビニ、「ハセガワストア」。
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ここのコンビニの「焼き鳥弁当」がすごい。
何がどうすごいかってゆーと、店内に調理場があって、焼き鳥弁当を注文すると、調理場で焼き鳥を焼いてくれ、焼きたてホヤホヤの焼き鳥が温かいご飯の上にのっかって出されるのである。
初めてこの弁当を食べたとき、私はいたく感動したものである。

ただ、この「焼き鳥弁当」、「焼き鳥」と銘打っておきながら、何故か「豚串」が出されるのが謎と言えば謎である。
余談であるが、函館出身のジュディマリのYUKIはラジオ放送で、「北海道で焼き鳥というと豚串のことを指す」と発言して、函館以外の道民に「違うぞこら!」とさんざんツッコまれたのであった。
「ハセガワストア」で「焼き鳥」を覚えたことによる弊害であろう。

と、さんざん「焼き鳥弁当」について語ってきたわけであるから、当然私は「焼き鳥弁当」を食べただろうと、読者の皆さんは推測されるかもしれないが、そんな朝の6時から脂っこい豚串など食う気にならないわけであり、ここも華麗にスルーしたのであった。
何度も言うようだが、今回の私は観光的な要素や、グルメ的要素は一切排除することに決めていたのである。
何故かはわからないが。

七飯町の赤松街道をひたすら走ります。
まだ、函館市には入らないのね。
いつになったら函館に入るのかしら。
七飯町って、思ったよりも広いのね。

あー、早く函館入んねえかなあ。
七飯はもういいよ。
俺は七飯なんか走るためにここまで来たんじゃねえんだよ。
あー、クソ七飯めえ、とっとと函館に入らせろや。

などと、七飯町民に俺は後ろから刺されるんじゃないかというようなことを思いながら、前に進みます。

進みます。


どんどん進みます。



そして……。




ついに……。






函館キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

キタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
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ゴールの函館駅まで約10km。

(次回、最終回につづく)
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by gossy54200 | 2012-07-10 00:05 | ロード | Comments(6)  

Commented by siro_pug at 2012-07-10 00:30 x
函館、いいなーと思っておりましたが、かなりのハードコアなのですね・・・何だか腰が引けてきた。。
Commented by gossy54200 at 2012-07-10 00:43
今回は夜走行中心&雨でハードなものとなりましたが、天気がよくて、昼間の時間を狙えば楽しめると思いますよ。
朝3時ぐらいに出て、小樽→稲穂峠→岩内→黒松内→長万部→函館と行けば260kmぐらいで、高低差もそれほどでもないですので、パグさんなら日が沈まないうちに函館到着されるのではないでしょうか。
Commented by pen at 2012-07-10 00:43 x
函館オメデトー! 
Commented by gossy54200 at 2012-07-10 06:33
報われたと思った瞬間でした。
Commented by waltz_t at 2012-07-10 07:52
ちょうど同じ頃僕は東北にいてゴシさんの状況はツィッターで確認してたのですが(自分のことで精一杯で読むだけだったけど)、こうして記事になったのを見るとあまりにも違った世界で、なんというか、とても不思議な感じがするものですね。
ロングもソロもナイトライドもどんなものかわかっていますが、雨の峠、それも夜はねぇ、さすがに経験ないわけで本当に恐怖だと想像できます。

誰もがオホサイの記事を読みたがってると推測されますが、僕はこの俺チャレシリーズをまだ楽しんでいたいです。
Commented by gossy54200 at 2012-07-10 19:31
これを逃すとしばらくは300km走れないと思って、強行出発したわけですが、普段のサイクリングだったら千歳で雨降り出した辺りで帰ってましたね。
苫小牧からは「室蘭で帰ろう、まずは室蘭まで」と思いつつ、雨の中を耐えているうちに、室蘭で奇跡的に雨が上がり、じゃあ行っちゃうかと進んでいくと、また雨トラップにだまされ、暗闇を延々と進む………。
やめときゃよかったんですよね。
ホントにやめときゃよかったと思っています。

でも、やっといてよかったです。

詳細は本編にて。

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